雪羽が天子と戦って1時間後、霊夢は天子を見つけフルボッコにした後だった。異変は一応雪羽の中では解決したがまだ雪羽の中には大きな謎が残っていた。――姉の正体。それを聞くため雪羽は紫の家まで来ていた。雪羽は一応合鍵を持っているため簡単に入れる。入ってから少し歩くと藍の姿が見えた。
「雪羽じゃないか。紫様に何用だ?」
「少し聞きたい事があってな。所で藍姉今日はまだ橙は帰って来てないよな?」
「ああ。まだ帰って来てないがそれがどうした?」
「いや。一応聞いておきたかっただけだ。」
そう言って雪羽は藍の横を通り過ぎる。藍は少し心配そうな顔をしていたがすぐに前を向き仕事を再開していた。更に歩く事2分。雪羽はようやく紫の部屋に着いた。2回ノックし一声掛け部屋に入る。中では紫が椅子に座って本を読んでいた。
「あら久しぶりじゃない。私に何か用?」
「確かに久しぶりだな。単刀直入に言わせてもらう俺に姉はいるのか?」
「どうしたのいきなり?」
「俺が異変が始まってすぐに遭遇した女性と戦った後何故か頭にそんな映像が浮かんだんだ。」
「・・・そう。」
紫は俯く。雪羽は聞きたい事は多かったがあえて黙っていた。そして紫は読んでいた本を置くと立ち上がり雪羽の目の前に立ってこう言った。
「その女性はどんな見た目をしていたの?」
「金髪で紫の目・・・まるで俺や母さんみたいな見た目だった。」
「まさかあの子から会いにいくなんてね・・・。」
「どういう事だ?」
紫の言葉に疑問を持った雪羽は問い詰める。これがもしかしたら謎の映像の答えになるかもしれないからだ。紫は一度深呼吸をすると雪羽に向かってある事を話し始めた。
「いい?その女性は多分あなたの見た映像に映った姉と同一人物よ。」
「え・・・?」
「でも今はこれ以上は教えない。教えて欲しかったら成長した所を見せてもらおうかしら?」
「望む所だ。」
まさかの親子勝負。これを魔法の森や博麗神社でやっていたら大勢のギャラリーが来ていただろう。雪羽は連戦続きで少し疲れているが一応勝負にはなるだろう。紫が弾を放つ。それをスキマを使って雪羽は回避する。だが避けた先には紫のスキマが開いていた。それを避けようとするが、為すすべなく入っていってしまう。入っていってしまった雪羽は紫に足を掴まれ弾を大量に撃たれる。足を掴まれている為自由に動けない雪羽は4.5発は避けれたが残りの14発は直撃してしまった。
「その程度なの?」
「いや・・・まだ隠し玉がある!」
雪羽はスキマにスキマを開き、逆に紫をスキマに入れる。だがそれだけでは紫には何も効かない。すると雪羽は上から出てきた。意表を突かれた紫。そして雪羽は撃たれた倍の数の弾を放つ。紫は避けようとしたが動けない。足には鎖が絡みついていた。だが一発も紫には当たらなかった。それどころか雪羽の後ろに回り、蹴りを入れた。防げず雪羽は吹き飛ぶ。この親子勝負勝ったのは紫だった。
「爪が甘かったわね。」
「そんなに効かないとは思っていたがまさか効いてすらいないなんてな。」
「さて実力も見せてもらった事だし約束は守らないとね。」
雪羽は「あっ。」と声を出した。勝負に夢中で忘れていたのだ。紫は少し呆れた顔をすると雪羽に向かってこう言った。
「あなたの姉の名前は八雲 桜花(やくも おうか)あなたと500歳も歳の離れた姉よ。」
500歳も歳の離れた姉。その言葉を聞き雪羽はハッとした。そう500年前といえばまだ自分の父親冬哉が生きていた時である。雪羽は決意する。姉に真実を語らせる事を、そして姉を超える事を。
はいというわけで第39話どうでしたか?そう言えばこれ書いている時にもう締切来ちゃってましたね。
「ああーあの特別編(笑)の事か。」
(笑)ってなんですか!
「事実だろ?」
まあ確かに私の文章力じゃ(笑)になってしまいますけど・・・
「とりあえず俺は姉さんを倒さねえとな。」
いきなり主題に戻るのやめてもらいません?
「ということは冬華を持っているのは雪羽さんのお姉さんということですか・・・。」
まあそうなるね。血は争えないねえ。
「姉弟揃ってお前ら姉妹を使っているわけだしな。」
なんかそういう方が面白くありません?
「さあな。俺には分からん。」
何かひどい・・・では次回も良ければ見ていってくださいね(見ていってくれ)