雪羽が地上から消えて1週間。霊夢は相変わらず縁側でお茶を啜っていた。ちなみにこのお茶は茶葉を使い回して丁度今のが30回目だ。ここまでくるともはやお茶では無いがそんな事を霊夢は気にしない。味がしなくなってきたけど仕方ないわよね~・・・だってお賽銭無いもん。霊夢はため息をつく。そろそろ寒くなってきたのか霊夢は部屋の中へと入っていった。部屋の中には最低限の生活用品に炬燵。後は煎餅とかのお菓子と外の世界の雑誌が1.2冊置いてあるだけだった。この雑誌は紫が勝手に置いていった物で、雑誌の名前はC○n○amである。オシャレ関係の本など常に巫女服の霊夢には殆ど関係ないがたまには霊夢もこんな格好がしてみたくなる訳で。そこら辺はやはり女の子なのだろう。ちなみに魔理沙も似たのを持っているがその格好には憧れないらしい。確か名前はn○n-noだったかな?まあ私には関係ないけど。
「はあ・・・暇ね~。」
「おう霊夢。何してんだ?」
「あんた勝手に入ってこないでよ。」
「まあいいじゃないか。煎餅食べていいか?」
「言いながら食べてんじゃないわよ。」
魔理沙は炬燵に入りながら煎餅を食べる。もうこの光景も見慣れた物だ。全く魔理沙には女の子らしさってのが無いのかしら。霊夢に言われたくない台詞を心の中で魔理沙に言う。魔理沙が心を読めたら確実に「お前には言われたくないぜ。」と言っているだろう。そういえば何時からだったかしら魔理沙が~だぜとか言う様になったのは。大方あいつがいなくなってからでしょうけど。魔理沙慕ってたものね~。え~と確か名前は・・・。
「おい霊夢聞いてるのか?」
「え?ああごめんごめん聞いてなかったわ。」
「全くもう。しっかりしてくれよな?仮にもお前は博麗の巫女なんだからよ。」
「あんたの話に博麗の巫女って事関係ないでしょう!?」
「いーやあるね。」
「絶対無い!」
「いや絶対あるぜ!」
また言い争いが始まった。この2人をよく知る人物ならこの光景は見慣れた物だろう。神社の階段を登る音が聞こえる。今言い争っている霊夢にも魔理沙にも聞こえてはいなかったが。
「おーい霊夢ー。ってあれ?いないね。何やってるんだろう?」
珍しい事もある物だと白髪の男性は首を傾げる。そして帰ろうとすると魔理沙と霊夢に引き止められた。
「「ちょっと待って(待つんだぜ)霖之助さん。(香霖。)」」
「なんだいたのかい。」
「いたのかいは無いでしょう。で?どうしたの?」
「いや。たまたま近くを通ったから来てみただけだよ。」
「そうなの?ゆっくりしてけばいいのに。」
「いやいいよ。君ならゆっくりしてくとお金を置いてかなきゃならない事になりかねないからね。」
「霊夢ならやりかねないぜ。」
「うるさいわよ。流石に私でもそんな事はしないわよ。」
霊夢は腕を組んで文句を言う。すると神社の近くが爆発した。いや正確には水柱が立った。水柱はしばらくすると収まった。気になった霊夢と魔理沙は水柱の立った所まで飛んでいく。すると間欠泉が湧きだしていた。これがあればここに来る参拝客も増えるに違いない。そう考える霊夢の企みとは裏腹にこの間欠泉からは怨霊が出てきていた。これがどういう事なのか今の彼女達には分からなかった。だが少女達は戦う。異変を解決する為に。そして少年は悩む。どちらの味方になるのか。どちらが正しい選択かどうかは終わってからじゃないと分からない。地底での戦いが今幕を開けた。
はいというわけで第54話どうでしたか?久々に霊夢さん使いましたね。
「俺が出番無いっていうのも久々だな。」
まあたまにはこんなのも書きたくなりますよ。しかも原作の主人公を蔑ろにしちゃ駄目でしょ。
「まあそうですよね。」
でしょ?では次回も良ければ見ていってくださいね(見ていってくれ)