東方境壊伝 【完結】   作:翠月茉弥

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執筆中日焼けのせいでずっと顔を冷やしていた翠月茉弥です。めちゃくちゃ痛いです。今回は梨花戦ラウンド2です。では本編の方をどうぞ~


第59話 残された月

雪羽は梨花に向けてブルーローズを撃ったが着弾点には梨花の姿は無かった。梨花は雪羽の目の前に現れたかと思うとすぐに雪羽の視界から消えた。すぐにその場から離れる雪羽。するとさっきまで雪羽がいた場所が抉れた。雪羽は舌打ちをするとブルーローズをコートの中にしまい刀華を刀にして持つ。そして霊夢達の方を見るとこう言った。

 

「皆少し離れててくれ。これは俺の問題だ。皆を危険に晒したからな。俺が姉さんいや梨花を倒す。」

 

そう言って雪羽は梨花に刀を向けた。すると梨花の手が赤く輝いた。雪羽は顔と動きには出してなかったが内心驚いていた。徐々に自分の体に力が入らなくなっていく。

 

「春香の能力か・・・!」

「そう。雪羽達の言い方にするなら私の能力は一度見た能力をラーニングする程度の能力って所かな。」

 

能力に苛立った雪羽は梨花の両手にスキマを開くとそれを壊した。梨花の腕が弾け飛ぶ。普通ならこれで決着がついただろう。だがそう簡単にはいかなかった。破壊した筈の梨花の腕が再生する。雪羽はそれを見て梨花が命ある存在とは思えなかった。すると紫が梨花の事をこう言った。

 

「彼女は精神体。そう簡単には消せないわよ。」

「そうこなくちゃ面白くない!」

 

雪羽が梨花に突っ込む。すると梨花の右手が刀に変化した。刀華の能力だ。何だよこのチートじみた能力は!完全に絆の能力の上位版じゃねえかよ!梨花の腕とつばぜり合いになる。雪羽は梨花の腹を蹴ると力を使った。

 

「Is the end!(終わりだ!)」

 

雪羽を中心に落雷が起こる。梨花は雷を全て切り払うと雪羽まで走る。雪羽はコートからブルーローズを出すと梨花に向けて撃ち続けた。ブルーローズの弾は妖力を使用する。しかも使用する妖力が一瞬で回復出来る程度しか使わない為事実上無限に撃てるのだ。しかも今の雪羽は雷を操れる。全ての弾に雷が付与される。だが梨花はそれをものともせず雪羽に突っ込む。雪羽は大剣に雷を付与し構える。そして梨花の腹に突き刺した。

 

「これがあんたに腹を貫かれたさとりの痛みだ!」

「なんで雪羽が知ってるのかな?」

「こいつらが教えてくれたんだよ。」

 

そう言うと雪羽は霊夢と魔理沙の方を見た。だがそんな事は一言も口にしていない。それどころか春香が治した為安心して少し忘れかけていた。何故雪羽がそれを分かったのか。それは雪羽の能力が進化した事にあった。雪羽はさとりに心を読まれた事により能力の性質が変化した。今までは表層心理だけしか読めなかったが今は記憶まで読める様になった。完全にその対象が忘れている事まで分かる。今の能力は人の心理と状態を視覚化する程度の能力では無く人の記憶と状態を視覚化する程度の能力と化した。一応今の能力でも大雑把に何を考えているかまでは分かる。雪羽は梨花の腹から大剣を抜く。すると梨花に大剣を弾かれた。雪羽の手から大剣が消える。雪羽は梨花の刀に変化している手を掴む。雪羽の手から血が流れる。だが雪羽はそれを媒介にして電気を流す。梨花の体が痺れる。この隙に雪羽は大剣を拾った。ふたたび睨み合う二人。果たしてどっちが勝つのか。簡単に消えない精神体の梨花か八雲の血を引く雪羽か。幻想郷の命運は雪羽に託された。




はいというわけで第59話どうでしたか?今回は雪羽の能力が強化されましたね。
「正直使い心地は変わらないがな。」
それに越した事は無いでしょ。どうでもいいですが私BFH初めてプレイした時L1が構えると思って押したらグレネード投げてしまいましたからね。説明見とくんでした。
「本当にどうでもいいですね。」
でしょ?では次回も良ければ見ていってくださいね(見ていってくれ)
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