玲を探し始めたは良いものの現在時刻は12時近く。そろそろ昼食の時間だ。朝から何も食べてない雪羽と凉は一旦探すのを中断しそれぞれの家に戻り昼食を摂ることにした。雪羽が守矢神社に戻ってくるなり早苗が怒った顔で雪羽の方に来た。しまった。今日は俺が家事やる日だった。
「どこに行ってたんですか?」
「・・・永遠亭だけど。」
「はいそうですか。で済むわけ無いじゃないですか!」
「ちょっと待て!これには理由があるんだよ・・・。」
少年説明中・・・
早苗は雪羽の説明を聞くと驚いた顔をして、しばらく固まっていた。雪羽は説明したらこうなる事は分かっていた。その時だった。雪羽の背後から無数の銃弾が飛んできた。雪羽は急いで早苗を庇うと、近くの木の陰に隠れた。その後ろに何故か凉と文がいた。
「なんであんたらがここにいるんだよ。」
「様子を見にきたらこんな状況だったんですよ。」
「なるほどねえ・・・。凉兄、刀で銃弾は・・・。」
「無理に決まってるだろう!?」
「だろうな。となると・・・銃を使った経験は?」
「無いよ。」
「じゃあ俺一人でやるしか無いか・・・。」
隠れてから雪羽も凉も銃弾が飛んできた事に疑問を感じていた。幻想入りして流れ着いたにしてもこの数の銃と銃弾を用意する事は外の世界との繋がりが無い限りできない。更に言えば幻想郷の住民が銃の使い方を何故知っているのか。答えは簡単だ。能力で武器を造れる者がおり、なおかつ銃の使い方に長けている者がいるのだ。雪羽はブレザーの内ポケットからブルーローズを出すと木の陰から飛び出し、的確に相手の頭に銃弾を撃ち込んでいく。他人を殺すのは気持ちの良いものでは無いが殺らなければ殺られるこの状況だ。殺すしか方法が無い。目に見える範囲全てにいる敵を片付けた所でブルーローズを回転させ内ポケットに仕舞った。そして三人の方を向くとこう言った。
「文と早苗は家に戻れ。お前等が危険な目に遭う必要は無い。」
「そうだね。これは僕等の問題だ。君らまで死に急ぐ事は無い。」
雪羽と凉がそう言い切ると文は下を向きわなわなと震えそのまま無言で雪羽と凉の方へ行くと二人の頬を叩いた。予想外の一撃に驚く二人。文は清々しい笑顔を見せると早苗の方を向き笑顔で言った。
「全く・・・お互い頑固な彼氏を持つと大変ですね。」
「そうですね・・・ってええ!?文さんと凉さん付き合っていたんですか!?」
「なんで言ってくれなかったんだよ!?」
「え!?いや・・・だって言う必要無いかな〜って。」
予想外のカミングアウトに驚く早苗と雪羽。文はしてやったりと言った顔をして凉の方を向き肩を掴む。
「二人だけで背負わせませんよ。私たちもいるんです。恋人ぐらい信用してもいいんじゃないですか?」
「そうですね。雪羽さん。わざわざ二人だけで危険な目に遭う必要は無いんですよ。危険な目に遭う時は一緒です。」
「・・・ありがとう。さて凉兄。彼女の言う事は聞かねえとな。」
「そうだね。本当は嫌だけどお互い譲らなそうだしね。」
全員が前を向く。永夜異変以来に人間と妖怪が異変解決に手を組んだ。果たしてこの四人はこの異変の裏に隠されたある事に気づくのか。それはまだ誰にも分からなかった。
はいというわけで第68話どうでしたか?性能は早苗は神霊廟の性能、文は緋想天をシューティング向けにした性能と考えてもらえば幸いです。
「なかなか強引な終わらせ方だったな。」
「そうですね。私の出番無いのは相変わらずですが。」
うん何かとごめん。正直前書きの雑談でネタ使いすぎて何も後書きのネタが浮かばない。
「メタいぞ。」
私が出ている時点でかなりメタいんですけどね。では次回も良ければ見ていってくださいね(見ていってくれ)