十六夜という男に連れられ世界を越えた雪羽。スキマを使ってもよかったのだが向こうの幻想郷は何があるか分からない為使うのをやめた。
「・・・着いたぞ。」
「ありがとうございます。ええ〜と十六夜さんでしたよね?」
「ああ。」
名前を確認し移動中に言われた場所まで地図を見ながら移動する。こっちの世界の母さんをフルボッコにできる実力を持つ者の息子。一体どれくらいの実力を秘めているのだろうか・・・まあ今日は戦いに来た訳じゃないし気にしない方がいいか。すると言われた場所に着いた。紅霊邸と言われている建物。そこに三人がいる。許可は貰っているのでドアノブに触れる。すると身の毛もよだつような感覚に襲われた。恐る恐るドアノブを見るとあったはずの右手が無くなっていた。
「ッ!?ってあれ?右手は・・・ある。」
何故そんな感覚に襲われたのかは置いとくとして三人がいるらしい部屋まで移動する。ドアを開くと霊夢そのものだが違う男性?と白髪の可愛らしい女性そして何故か笑顔の男性がいた。
「はじめまして八雲 紫の息子の八雲 雪羽と申します。」
「はじめまして博麗 琥珀です。」
「は・・・はじめまして・・・メアリー・・・フィラムです・・・。」
「はじめまして〜暗礁 夕闇だよ〜。」
あららまだフィラムさんに信用されてないらしいな当然といえば当然か。人見知りって聞いてたしなんとかしてみるか。雪羽はスキマを開くとそこから白いモフモフした布と糸と針そして黒いボタンみたいなのを出した。そしてそれらを縫い合わせる事五分。可愛らしい白いテディベアができた。フィラムの視線がテディベアに釘付けになる。それをフィラムに渡すとフィラムは笑顔でそれを受け取り撫でたりなど色々な事をする。そんなフィラムを横目に見ながら琥珀は雪羽に話しかけた。
「裁縫お上手なんですね。」
「妹や姉に色々作ってましたから慣れただけです。」
「雪羽が裁縫やってると思うと面白いけどね〜。」
「殴りますよ?」
少し黒い笑顔で夕闇の方を向く。だが殴りかかったら確実に大怪我するのは自分の方。それほどまでにここにいる人達は強いのだ。ふと横を見ると席が一つ余っている事に気づく。多分刀華の席だろう。刀華を腕輪から元の姿に戻すと席に座るなり寝てしまった。
「寝ちゃった。」
「寝不足だったんでしょうね。」
「まあそっとしといてあげましょう。」
刀華の尻尾が左右に揺れる。フィラムもそれにつられて顔を左右に動かす。毛並みが綺麗でモフモフしている刀華の尻尾は完全にフィラムの興味を引いてしまったらしくフィラムはずっと刀華を見ている。・・・起きてね?まあいいか。そっと刀華の頭を撫でる。普段こんなのやらないから少し恥ずかしいな。
「微笑ましいですね。」
「なっ・・・!何がですか!?」
「いやそんなに焦らなくても。」
「・・・触りたい。」
フィラムがとうとう触りたくてウズウズし始めた。その後フィラムが刀華に飛びつき刀華がびっくりして起きた拍子に机を吹き飛ばし大惨事になってしまったのは内緒。
はいというわけで特別編どうでしたか?正直私は物凄くこれじゃない感があります。
「今回はコラボしていただき本当にありがとうございました。」
本当にありがとうございました。久しぶりにコラボ回を書いたので他人のキャラを書かせていただくのがいつもより難しかったです。終わり方も何か変でしたしね。
「フィラムさんをオチに使っちゃいましたもんね。」
本当に悪い事をしたなあ・・・。全然夜桜さんのキャラ出番無い気がするし。
「まあお前はまだまだ未熟って事だ。」
そうだね。では改めて緋色の夜桜さん今回はコラボしていただきありがとうございました!良ければまたコラボさせてください!