巨大SC、チャスコ屋上のゲームセンター。
日向美商店街マスコットキャラクター、ひなちくんのテーマソングである、ひなちくんのうた、でも言われているように、一般的なSCから見ても、かなり大きな部類である。これだけの施設は、田舎にはなかなかない。
もちろん、そのゲームセンターも大きなつくりであり、多くのゲームが揃っている。
「よっし、着いたな」
「今日も叩きまくるめうーっ!」
めうと紫吹の二人は、慣れた様子で一直線に目当ての音楽ゲームへ向かう。
「しぶぶ、ギターの方やるめう?」」
「当然、お前ドラムやらなきゃ話進めないじゃん」
「一緒にやるのはけっていじこうだっためうっ!?」
二人は筐体にカードをかざす、IDカードで、自分のプレイデータを読み込むのだ。
「……芽兎、何の曲やりたい?」
「しぶぶにまかせるめう、何の曲でもばっちこいめうっ!」
「そう?……じゃあ、これだな!」
紫吹が曲を選択し、イントロが流れ始める。
それに、まり花とイブが反応した。
「ねえイブ、これって……」
「うん、『凛として咲く花の如く』だし……」
「みんなっ!ばっちりみててめうっ!」
この曲を聞いて、バンドを結成することを決意したまり花とイブにとっては一度演奏してみたかった曲であり、思い入れが強い。
―爪先であやす月の兎は踊り 星の間を飛び回る 口笛吹き―
既に、初心者であるまり花たちには、譜面が見えなくなっており、相当な難易度であることが見て分かった。
「……っし!フルコンだ!」
「こっちもフルコンめう!」
紫吹とめうがお互いの画面を見合う、達成率は、少しばかりめうが上だ。
「……あー、負けたか―」
「しぶぶ、腕を上げためう?」
前回セッションした時より、かなりスコアが上がっているのを見ためうが紫吹に言う。
「お前、それ勝って言っても皮肉にしか聞こえんからやめろ」
「ごめんめう」
「まあいいや、じゃあ、次の曲どうする?」
「ドラムとギター、交代してみるめう?」
「別にいいけど、お前のドラム見に来たんだぞ?」
紫吹が三人の方に目をやる。
すると、三人とも興味津々といった様子で見入っていた。どうやら、反対ではないらしい。
「……後悔すんなよ?」
「しぶぶじゃめうのスコアは更新できないめうっ!」
「言ったな?試してやろうではないか!」
「……うん、知ってた」
数分後、リザルト画面ではハイスコア表示が映っていた。
……めうの方に。
「お前……しっかりハイスコア更新すんなよ……」
「こりは勝負だからしかたないめう」
「お前のスコア更新すんの、結構骨が折れるんだからやめてくれよ」
「つぎも勝負するめう?」
「やめてくださいしんでしまいます」
その後、二人は元の位置に戻り、残りの曲を演奏する。
いずれも難譜面であり、それを二人はどんどんクリアしていく。
「……すごい」
目の前の紫吹とめうのプレイにあっけにとられたまり花が言う。
「すごいよめうめうっ!紫吹さんっ!」
「ねえねえっ!紫吹さんも一緒に、バンドやりませんかっ!?」
「……は?」
まり花の言葉は、想定外のものだった。
日常がひますぎて何も書くことがないです。
せっかくなので、内容に触れてみます。
本作では、町おこしに重点を置いております。ひなビタメンバーががんばる裏で、色々やる感じです。そのため、紫吹くんが表にでることはほぼないかと思われます。今回でバンドにオリキャラ追加かよと思った方もいるかと思いますが、でしゃばりはしません。
あらすじで書いた通り、主人公はあくまでひなビタの面々です。
あと、リアフレから「お前の使うネタが細かすぎてわからん」って言われたので、1000文字かけるくらいたまったら、解説集的なものがあってもいいのかもしれません。ついでに、キャラ設定もかけって言われましたので、やります。……1000文字かけるんだろうか、俺