今テストだからね、しかたないね。リメイクするのでアナウンスがあったらぜひもう一度読んでみていただけると嬉しいかもです。
「とりあえず、商店街を元気にするぞ、ってバンドなんだから、日向美、って文字は入れなきゃだよね!」
まり花がとりあえずの方針を決めると、口々に自分の意見を語りだす。
最初に口を開いたのは、紫吹だった。
「俺としては、略した時に四文字になる名前がいいと思うんだ」
「あー、それわかる、売れてるアーティストとかって、何かと四文字で略すこと多いし!」
「めう、萌えキュンで電波な感じがいいめう!」
「それ、町おこし成功しても来る層すごく限定されないか……?」
「ならいっそ、町おこしならぬ萌えおこしにするめうっ!これなら問題ないめう☆」
「お、おう……そうだ、日向美ちくわ連合とかどうだ?これなら名産のちくわもアピールできるだろ?」
「もっとありえないめう……」
「まりかちゃんはどんなのがいいと思いますか?」
「えー、私?えっとねー……ゆるふわで、スイーツな感じがいいよっ!」
「……日向美スイーツ?」
「ええー……イブとしては、もうちょっとオトナっぽいっていうか、こう、なんか足りない気がするんだけど……」
イブがそういうと、まり花は少し考え込んで
「……大人っぽい感じ、大人っぽい感じ……そうだよっ!ほろにがビターさんだよっ!」
大人=苦いという安直な発想であったが、まり花は自信満々に言い放った。
「それなら、日向美ビタースイーツ、ってとこか?」
「ビター……スイーツ……」
全員で顔を見合わせる。
「いいじゃん、ビタースイーツ!気に入ったし!」
「とってもとってもいい名前だと思います!」
「めうもさんせいーっ!」
「異論はないな」
「よーし、これから、私たちのバンドは『日向美ビタースイーツ』だよっ!」
「……しかし、略すとひなビタ、か。……ある意味、この商店街にぴったりの名前だよなあ」
「これからは、そんなことは言わせないように、イブたちがガンガン盛り上げなきゃね!」
「まさに、スタートライン、って感じめう?」
「がんばりましょう!」
「「「「「おおーっ!」」」」」
志を新たに、いよいよバンドが本格始動した――
その後、クリスマスパーティは全員で盛り上がり、この日のことを、いっそう強く思い出に残したのだった。
「……ところでめうめう、紫吹さんにメール送った時に追加で何か書いてたけど、あれって何を書いてたの?」
「……ちょっとした脅しなりよ」
めうが悪戯そうに笑う。
「脅しって?」
「ちゃんとこないと、しぶぶの秘密を大暴露めう☆って送っといためう、あれで来るのはわかってためう」
「秘密ってどんな!?めうめう、すごく気になるよっ!?」
「あんまりたいしたことじゃないめう、ただ単に、めうと初めてあった時に――」
「……おい、芽兎、それ以上はやめるんだ、いいな?」
「んきゅーっ!?しぶぶ、いつのまにっ!?」
めうの悲鳴が、商店街をこだました。
テストがリアルで終わる、どうしよう。おちついて小説でも書くか……