今回は遊戯王ととあるシリーズのクロスものです
今回の注意点として決闘シーンでは上条の一人称、それ以外では三人称となっておりますご注意ください
ではどうぞ
※この作品は元々小説になろうで掲載されてた作品を修正して投稿したものです
そのためこの話は2012年4月14日発売、RETURN OF THE DUELISTまでのカード群で構成されています
それはある日、唐突に、何の前触れもなく起こった。
「とうま、とうま! 私もこれをもらったんだよ! っていない……」
インデックスは玄関からものすごい勢いで部屋に入ってくるが当麻はいなかった。
よほど面白いものでももらったのか肩を落としてがっくりとしていた。
「う~、私も巷で流行ってるものを折角手に入れたのに。ルールもわかんないんだよ。当麻はやってるみたいだったから教えてもらおうと思ってたのに……」
インデックスはそれを手に入れて意気揚々としていたが、それ自体のルールは知らず頼みの綱であった当麻はいないためどうしようもない。
とそこに、
「おーい。誰かいるかー?」
玄関の方から隣の住人の土御門元春の義妹であり、メイド見習いである土御門舞夏の声がした。
もちろん当麻がいないため出るのはインデックスである。
「あっ、舞夏。お久しぶり」
「久しぶり、といっても3日ぶりくらいだがな」
舞夏はインデックスの挨拶を返す。
そこで舞夏はインデックスが手に持っていたある物を見つける。
「それは『遊戯王』か?」
「そうだよ……ってもしかして舞夏遊戯王わかるの!?」
「おー、わかるぞー。なんせメイドだからな」
メイドは関係ないのでは?と思ったが今はそんなことより、遊戯王がわかる人に出会えてそっちにしか目がいってなかった。
「じゃあじゃあ、ルールを教えて!」
「おお、いいぞ。ではその前に今持ってるやつを全部見せてろ。ふむふむ――」
遊戯王ができる楽しみから早く舞夏にルールを教えてもらいたかったが、その前に舞夏が現在持っていたカードを見ると言ってきたのでしぶしぶと見せた。
「何かあるの?」
何かに頷きながら見ている舞夏に少々疑問を持つインデックス。
しばらくすると舞夏はインデックスにこう言った。
「うん、これではダメだな」
「え? カードって40枚あれば遊べるんじゃないの?」
てっきり40枚あれば遊べると思っていたインデックス。
首を傾げて頭に疑問符を浮かべている。
「遊べないことはないんだがなー。だが楽しく遊ぶとなるとある程度の強さはいるからなー。強すぎるとそれはそれで萎えるんだが」
「うー、思ったより難しいかも……」
「でもそれは私が持ってるカードを足せばまともに戦える強さになるから問題ない。それよりルールだったかー?」
「うん、教えて教えて!」
そこからインデックスは舞夏からルールを学ぶと同時に自分のデッキの回し方、プレイングなどを磨いていく。
――――そして3時間後
「今日も酷い目にあった……」
どうやら今日も不幸な目にあっていた男、上条当麻。
何とか帰ってきた当麻だったが、部屋に入ってきて家にいる人物に気づく。
「あれ? 舞夏か?」
「お邪魔してるぞー」
「いや、それはいいんだが……」
「とうま!
インデックスと舞夏が部屋にいたこと以外にも疑問を持った当麻だが、何か言おうとするもインデックスにより遮られる。
しかしその言葉に当麻は少し目を開いて驚いた。
「お前、カードなんて持ってなかっただろ」
「ふふーん、インデックスさんにかかればカードを手に入れることなんてわけないんだよ」
「多少私のもあげたがな」
腰に手を当ていかにも威張っているインデックス。
それに少し怒るというより呆れている当麻だが、それ以外にも疑問はあるのか他のことも聞く。
「まあカード……40枚あるみたいだしデッキは完成してるみたいだな。でもルールとか知らないだろ」
「それは私が教えたから大丈夫だぞ」
「細かいルールとかもか? コストと効果の違いとか」
「それも大丈夫だぞ。むしろかなりすんなり覚えたし」
当麻は舞夏の言葉に驚きを見せるがやはりどこか信じられないのか疑いの目をインデックスに向ける。
「本当か? 俺だって細かいルール覚えるのに苦労したんだぞ。それに新カードだって出るからカード1つ1つルールなんて覚えきれてないのに……」
「とうま、とうま。私が『完全記憶能力』ってこと忘れてないかな?」
「そういえばそうでした……」
そりゃあすんなり覚えるわなと当麻はインデックスの天賦の才に少し嫉妬、それ以上に肩を落とす。
しかし落ち込んでいても仕方ないとさっきのインデックスの言葉に返事をする。
「まあいいや。で、決闘だったな。今日は暇だし……やるか」
「やったー! ということで早速準備だね」
そういうとインデックスはデッキ調整により散らかっていたテーブルを片付け、決闘できるスペースを作る。
普段動かないインデックスだがこういうときだけ積極的なのはまだ子供だからだろうか。
そして2人はテーブルの上にそれぞれデッキを置くとアニメではお馴染みの掛け声で始める。
「「決闘!!」」
「先攻はそっちでいいぞ」
「ふふふ、私に譲ったことを後悔しないといいけどね。じゃあデッキから1枚ドローするんだよ。手札からモンスターカード『魔導書士 バテル』を召還するよ。バテルの効果でデッキから「魔導書」と名のついた魔法カード――『グリモの魔導書』を手札に加えるよ」
「って最新弾のパックで出てきたシリーズかよ……やばいな『魔導書』はまだ一度も戦ったことないぞ」
まあさすがに効果くらいは知っているがな…
「さらにグリモの魔導書を発動して、デッキから『ネクロの魔導書』を手札に加えるよ。さらに手札から『ワンダー・ワンド』をバテルにつけて効果発動! バテルをリリースしてデッキから2枚ドローするんだよ」
「ど、どんだけ動くんですか……」
やっぱり最近のデッキは回り方が早いな……
「最後に2枚セットしてターンエンドなんだよ」
※2ターン目
インデックス
LP8000 手札5枚
フィールド上 モンスター ナシ 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP8000 手札5枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠無し
「これまた1ターン目で凄く動いたなー(モンスターはがら空きだが……)」
「じゃあ俺のターンドローっと」
さてここからどう動くか……下手に強いの出して『奈落』とかされたらたまらないからな。ここは……
「手札から『E・HEROエアーマン』を召喚! そしてエアーマンの効果発動、デッキから『D-HERO ダイヤモンドガイ』を手札に加える」
「(ほう、上条のデッキはD-HEROかー。多彩な下級モンスターに上級・最上級モンスターの召喚サポートも多いカードだが)」
「(といってもこの手札だと動くのは次ターンからだな…)俺はこのままエアーマンで攻撃する! 何かあるか?」
「ないよ。攻撃は通るよ」
LP8000→LP6200
「通ったか……(ということは相手を妨害するカードじゃないのか?)メインフェイズ2で2枚セットしてターンエンド」
※2ターン目
インデックス
LP6200 手札5枚
フィールド上 モンスター ナシ 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP8000 手札5枚
フィールド上 モンスター E・HEROエアーマン 魔法・罠 伏せ1枚
「私のターンなんだよ。ドロー! 手札から『魔導戦士 フォルス』を召喚! そしてフォルスの効果で墓地の『グリモの魔導書』をデッキに戻してこのカードのレベル1と攻撃力を500上げるんだよ」
「これで上条の攻撃力は超えたな」
「このままバトルフェイズなんだよ! フォルスでエアーマンにアタァァァック!」
『魔導戦士 フォルス』 VS 『E・HEROエアーマン』
ATK 2000 ATK 1800
「そいつの攻撃時に罠発動!『サンダー・ブレイク』コストで1枚捨てて、インデックスのカードを破壊!」
とりあえずこれで……
「ふっ、甘いんだよ。フィールドの魔法カード発動! 『ディメンション・マジック』」
「なっ……」
「ディメンション・マジックは普通に使うとアド損するけど、こう使うと損しないんだよね。じゃあフォルスリリースして手札から『魔導法士 ジュノン』を特殊召喚するんだよ。さらに追加効果でエアーマンを破壊! そしてがら空きになったところにジュノンで攻撃なんだよ」
「くっ」
LP8000→LP5500
これが3時間で覚えたプレイングかよ……純粋に凄いな……
「おうー、これは痛そうだな。上条大丈夫か?」
「まだまだ序盤だぜ? 大丈夫さ(と言っても今のはちょっと痛かったがな……)」
「じゃあ1枚セットしてターンエンドなんだよ」
※3ターン目
インデックス
LP6200 手札4枚
フィールド上 モンスター 魔導法士 ジュノン 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP5500 手札4枚
フィールド上 モンスター ナシ 魔法・罠 ナシ
「ドロー……『デステニー・ドロー』を発動。『D-HERO ディアボリックガイ』を捨てて2ドロー」
まだ良いカードはこないか……ここは耐え時だな
「モンスターをセット、さらに2枚伏せてターンエンド」
※4ターン目
インデックス
LP6200 手札4枚
フィールド上 モンスター 魔導法士 ジュノン 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP5500 手札2枚
フィールド上 モンスター 伏せ1枚 魔法・罠 伏せ2枚
「む、守りを固めてきた……でも私にはそんなの効かないんだよ。手札から『魔導召喚士 テンペル』を召喚するんだよ。そして手札から『ヒュグロの魔導書』を発動するんだよ」
「確か魔法使い1体を1000アップだったか?」
「それだけじゃないんだよ。そのアップしたモンスターが相手のモンスターを戦闘によって破壊したときデッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができるんだよ。ジュノンをパワーアップさせるんだよ。まだまだ行くよ。さっき出したテンペルの効果発動! デッキからから光属性または闇属性の魔法使い族・レベル5以上のモンスター――――ジュノンを2体目を特殊召喚するよ。そしてジュノンの効果で墓地の魔導書を除外して相手のカード1枚破壊するんだよ。ヒュグロを除外して、とうまの右の魔法・罠ゾーンにあるカードを破壊!」
「おお、これは上条辛そうだなー」
ああ確かにこれはきついな。伏せカードに、脅威の展開力……だが
「このままとうまを倒しちゃうんだよ。1000上がった方のジュノンで伏せモンスターを攻撃!」
『魔導法士 ジュノン』 VS 『クリッター』
ATK 3500 DEF 600
「くっ……だがクリッターが破壊されたことによりデッキから『ゾンビキャリア』を手札に加える」
「こっちもヒュグロの効果で『グリモの魔導書』をサーチしてくるんだよ。さらにもう1体のジュノンの攻撃……と同時に『マジシャンズ・サークル』を発動! デッキから『ガガガマジシャン』を特殊召喚するんだよ。さっ、とうまも魔法使い族いるなら特殊召喚だよ。(もしいないならとうまのデッキ確認できるけどね)」
ちょっとこれは流れが悪いな……
「……『召喚僧サモンプリースト』を特殊召喚する」
「むっ、魔法使い入っていた。でもそんな攻撃力じゃ関係ないよ。サモプリにジュノンで攻撃!」
『魔導法士 ジュノン』 VS 『召喚僧サモンプリースト』
ATK 2500 ATK 800
LP5500→LP3800
「そして最後にガガガマジシャンで攻撃だよ。ガガガマジック!」
「その攻撃時に速攻魔法発動!『スケープ・ゴート』これで羊トークンを4体特殊召喚するぞ」
「む、じゃあ羊トークンの1体を破壊しておくよ」
『ガガガマジシャン』 VS 『羊トークン』
ATK 1000 DEF 0
「メインフェイズ2でさっき加えたグリモの効果発動。デッキから『トーラの魔導書』を手札に加えるんだよ。そしてガガガマジシャンの効果発動! レベルを7にするんだよ」
これはまずいかもな……
「とうまに私の最強カードを見せてあげるんだよ。私はレベル7のガガガマジシャンと魔導法士 ジュノンの1体をエクシーズ召喚するんだよ。魔導を示し現れろ、『魔導法皇 ハイロン』!」
ちっ、やっぱりでやがったか。って……
「なんでお前がそんな高価なもん持ってんだよ!? エクシーズモンスターって1枚当てるだけでも確率はかなり低いし、値段を見ても馬鹿にならないはずだろ!」
「ん? このカードは舞夏から持ってたんだよ」
なんだと……?
「私はあるお嬢様からもらっただけだぞー。なんか『私はこれ使わないからあげる』って言われてそのままもらった。まあ私も使わなかったんだが、ちょうどインデックスのデッキに入りそうだったからなー」
なんというブルジョアお嬢様だ……
※彼は気づいていないがそれは某レベル5のお嬢様だった。
「私は1枚新たに伏せてターンエンドなんだよ」
※5ターン目
インデックス
LP6200 手札3枚
フィールド上 モンスター 魔導法士 ジュノン 魔導法皇 ハイロン 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP3800 手札3枚
フィールド上 モンスター 羊トークン3体 魔法・罠 ナシ
ここで何か引かないとやばいな……
「ドロー……よし。墓地の『D-HERO ダッシュガイ』の効果発動!このカードが墓地に存在する場合、1度だけドローフェイズ時にドローしたモンスターカードをお互いに確認し特殊召喚する事ができる」
「ダッシュガイ……さっきサンブレで落としたんだね」
どうやら墓地を確認してなかったみたいだな。これならっ!
「そう、さっき『サンダー・ブレイク』のコストで送っておいたのさ。よってドローしたカード、『堕天使ゼラート』を特殊召喚!さらにダゼラの効果発動! 手札の闇属性モンスターを捨てて、相手のモンスターを全て破壊する! 邪悪なr」
「はい、『エフェクト・ヴェーラー』」
「「……」」
「……」
「「そこは空気読もうよ!?」」
「だって負けるの嫌なんだもん! そして舞夏までそっちの味方なの!?」
「いやさっきのはどうかと思うぞー? 上条も折角中二臭い台詞を吐こうとしていたところだったしなー」
「ギャァァァ、舞夏さん! 恥ずかしいからそういうこと言わないで欲しいのでせうが!」
俺の心が折れそうだ……色んな方向から……
「とにかく堕天使ゼラートの効果は無効なんだよ」
「お、俺の切り札的カードが……」
くよくよしても仕方ないな。さて、ここからどう逆転するだが……
「とりあえず俺はダゼラでジュノンに攻撃するぞ」
『堕天使ゼラート』 VS 『魔導法士 ジュノン』
ATK 2800 ATK 2500
LP6200→LP5900
「うぐっ、でもまだ私のフィールドにはハイロンがいるから大丈夫なんだよ」
「だがこっちにはダゼラがいるんだ。次のターンにはハイロンを破壊できるぞ?」
「そ、そんなことわかってるんだよ! でもダゼラを倒す方法なんていくらでもあるんだよ」
「わかった、わかった。こっちは1枚伏せてターンエンドだからそっちのターンだぞ」
※6ターン目
インデックス
LP5900 手札2枚
フィールド上 モンスター 魔導法皇 ハイロン 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP3800 手札1枚
フィールド上 モンスター 羊トークン3体 堕天使ゼラート 魔法・罠 1枚
「ドロー。(まずはその伏せた魔法カードを破壊すした方が良いよね)ハイロンのエクシーズ素材を取り除いて効果発動、自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードの数まで、相手フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊する。そのセットされたカードを破壊!」
「(にっ)残念だったな、それにチェーンして発動、『サイクロン』! インデックスの右に伏せてあるカードを破壊するぜ」
「(ああ、私のトーラの魔導書が……)むっ、もう容赦はしないんだよ。手札から魔法カード発動、『精神操作』!」
おいおいマジかよ……これは本当にやばいぞ……
「奪うのはもちろんダゼラだよ」
「俺のダゼラが……」
「さらにダゼラの効果発動! 『ガガガガール』をコストに相手のモンスターを全て破壊!」
くっ……
「じゃあバトルだよ。ハイロンでダイレクトアタック!」
「それはさせない! 手札から『バトルフェーダー』を特殊召喚!」
「おお、このターンはなんとか耐えたなー」
といっても本当に1ターンだけだがな……
「これによりこのターンのバトルフェイズを強制終了させる!」
「むっ……私はこのままターンエンドだよ。でもとうまのフィールドには何もないんだよ。このままとうまが良いカードを引かなければ私の勝ちなんだよ!」
※7ターン目
インデックス
LP5900 手札1枚
フィールド上 モンスター 魔導法皇 ハイロン 魔法・罠 伏せ1枚
上条当麻
LP3800 手札1枚
フィールド上 モンスター バトルフェーダー 魔法・罠 ナシ
うっ、確かにそうだ……ここで俺が何もなければ俺は負ける。だが……ん? エクストラが光ってる? こんなカード俺は持っていたか? でもこれならっ!
「インデックス……俺は負けないぜ!」
「私もだよ!」
「行くぜ、ドロー!」
よし、このカードで!
「墓地のディアボリックガイの効果発動、このカードを除外してデッキから同名カードを特殊召喚! そしてフィールドのモンスター2体をリリース。手札から『光と闇の竜』をアドバンス召喚!」
「おお、これは厄介なカードが出たなー」
「このカードはな。フィールド上にこのカードがある限り敵・味方関係なく、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にするんだ!」
「うっ」
まあこの効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンするから発動できるのは実質4回までだがな……
「だが今使う効果はそこじゃない! バトルフェイズ、このカードでハイロンにアタック!」
『光と闇の竜』 VS 『魔導法皇 ハイロン』
ATK 2800 ATK 2800
「(え、そんなことしたらお互いがら空きに……けどこっちは『ネクロの魔導書』があるから断然そっちの方が不利なのに……)同士討ちだよ。でもこれでこっちのターンに回れば――」
「いやまだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ! ライダーのもう1つの効果発動! このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して自分フィールド上のカードを全て破壊する。そして選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する!!」
「なっ!?」
「墓地からダッシュガイを特殊召喚する!」
「(え、なぜダッシュガイ……攻撃したら守備になっちゃうのに、なぜ……?)」
「行くぜ、ダッシュガイの攻撃、ライトニング・ストライク!」
LP5900→LP3800
「ぐっ……(でも今度こそこれで終わりのはず。ならまだ私に勝機があるはず!)」
「俺がこのまま終わると思っているんだろうな……」
「!?」
「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す! 行くぜ、墓地のゾンキャリの効果発動! 手札のカードを1枚デッキに戻し墓地から特殊召喚!」
「(これはまさかシンクロ召喚!?)」
俺も見たことないカード。そしてなぜか俺の頭の中に台詞が流れ込んでくる……でもこいつは信用できる!
「俺はフィールドのダッシュガイにゾンビキャリアをチューニング!地獄と天国の間(はざま)……煉獄よりその姿を現せ、『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』!」
「なっ、何そのカードは!?」
「私もこれは見たことないぞ……?」
インデックスも舞夏も見たことないようだな……まあ俺も見たことないからな。
「俺はこのカードで勝つ! 俺はこれでターンエンドだ」
※8ターン目
インデックス
LP3800 手札1枚
フィールド上 モンスター ナシ 魔法・罠 伏せ1枚
上条当麻
LP3800 手札0枚
フィールド上 モンスター 煉獄龍 オーガ・ドラグーン 魔法・罠 ナシ
「私のターンドロー!(よし、魔導書を引いた)手札の『ネクロの魔導書』を発動……」
「ここでオーガ・ドラグーンの効果発動! 自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する!」
「そんな!? 私のカードが……私は1枚伏せてターンエンドなんだよ」
※9ターン目
インデックス
LP3800 手札0枚
フィールド上 モンスター ナシ 魔法・罠 伏せ2枚
上条当麻
LP3800 手札0枚
フィールド上 モンスター 煉獄龍 オーガ・ドラグーン 魔法・罠 ナシ
「よし、ラストターンだ! ドロー、俺はメインフェイズにダイヤモンドガイを召喚! 行くぜ、ダイヤモンドガイとオーガ・ドラグーンでインデックスにダイレクトアタックだ!」
「……ここまでだね」
LP3800→LP0
決闘終了 勝者:上条当麻
「ありがとう、とうま」
「ああ、こっちこそ楽しませてもらったぜ」
「こっちもなかなか楽しませてもらったぞー」
2人が決闘を終えると場の空気も変わり舞夏も話に加わった。
「しかしまさか『魔導書』を使ってくるとはな……結構最近のカード群だったのに。まあインデックスにぴったりなカード群だったがな」
「まあね。負けちゃったけど私のプレイング凄かったでしょ?」
「ああ、素人であの動きはなかなかなかったぞ。そこらへんは舞夏が教えたのか?」
当麻はインデックスを褒めるのを忘れず、舞夏に質問をする。
「まあな。物覚えは良かったな」
「そりゃなぁ」
当麻は少し苦笑いしながらもまだ興奮が治まらないインデックスを見つめる。
するとそれに気づいたインデックスは当麻に笑顔でこう言ってきた。
「とうま、とうま! また決闘やろうね!」
「ああ、もちろんだ」
当麻も笑顔を向けながらそれに同意をした。
「(しかしエクストラに入っていた『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』はいったい……?)」
片手に『煉獄龍 オーガ・ドラグーン』を握り締め自分のデッキに入っていたことに疑問に思う当麻。
インデックスや舞夏も知らないというカードに不可解なカードであったが戦いの余韻に浸るため、そして他の2人の会話に参加するため今は考えないことにした。
そのとき彼がある運命の歯車の一部に組み込まれたことはまだ知らない。
――――不幸少年とカードゲームが交差する時、物語が始まる
やはり遊戯王ライフ計算とか難しいですね
さて後はとくに何もないのでデッキ紹介といきます(まあ本文見たらだいたいわかりますが)
上条さんのデッキは【デステニーライダー】
インデックスは【ガガガ魔導】です
上条さんのデッキをコレにした理由はライダーの打ち消しイメージと幻想殺しのイメージを重ねたのとD-HERO(D-HEROの『D』の意味は「DESTINY(デステニー、運命)」、「DESTROY(デストロイ、破壊)」、「DEATH(デス、死)」の3つの意味を持っている)は上条さんに合ってるかなぁって思ったからですね
オーガ・ドラグーンを出したのはライダーでは話の展開上フィニッシャーになりえなかったからです
だってハイロンと同じ攻撃力だとああするしかないんだもん…
ハイロンは絶対出したかったし、ああするしかなかったんだよ!www
そのため出したのがオーガ・ドラグーンでした
その都合に合わせるため『伝説龍』という後付け設定(もちろん今回だけの設定)をしましたねw
インデックスは…これはわかるでしょw
魔道書図書館なので魔導書ですw
今回この小説を書き始めた理由もここからのインスピレーションでしたし
ガガガを加えたのはハイロンを出しやすくするためです
舞夏はインデックスの指南役で出しました
だってインデックスの日常の交友関係ってあまりいないんだもん…w(ちなみにデッキは甲虫機装ですwww)
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