今回は遊戯王とFate/stay nightのクロスものです
投稿したものは海外のカードも含まれており、本作では投稿した現在までのカードとなっております
ではどうぞ
召喚されたときそこにいたのは1人の少年と、おそらく敵のサーヴァント。
そこに関しては問題ない。
召喚は唐突だし、敵がいるのも聖杯戦争というものに参加しているからだ。
問題というのは――――
「なんで
青タイツのようなものを着た敵のサーヴァントであるランサーを目の前にしならが、
そもそもなぜこうなったのであろうかと、セイバーは記憶を振り返ってみる。
聖杯戦争のため召喚されたまでは良い。
自分は英霊でありサーヴァントだ。
サーヴァントはマスターと契約して、聖杯戦争を勝ち抜く。
簡単に言えばそれだけの存在である。
「俺が先攻もらうぜ。ドロー!」
だが今回の召喚及び聖杯戦争は違う。
「突然ですが聖杯戦争のルールが変わりましたー」
そんな間延びした声が脳内に響く。
「はい?」と疑問を浮けべると次の瞬間には腕が突然光り、このデュエルディスクが装着されていた。
それと共に、今回のルールとカードゲームの知識が頭に入ってきたのも理解した。
だが理解と納得は違う。
前回の聖杯戦争では確かに生死をかけた真剣な戦いをしていたと覚えがある。
それは確実だ。
だが今回のは異常だ。
なぜこうなったのか考える暇もなく
「俺は『マンジュ・ゴッド』を召喚。効果で『覚醒戦士 クーフーリン』をサーチするぜ。あとは何もせずターンエンドだ」
(あれは儀式モンスターですか……ということは儀式デッキ……)
※1ターン目
ランサー
LP8000 手札6枚
フィールド上 モンスター マンジュ・ゴッド 魔法・罠 伏せ無し
セイバー
LP8000 手札5枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠無し
「私のターンドロー……じゃなくて!」
ついつい相手に乗ってしまったがこの状況がおかしいことに変わりはない。
だから目の前の相手――地面に相棒の槍が置いてあるのでランサーだろう――に単刀直入に聞いた。
「ランサー! ランサーはこの状況におかしいと思わないんですか!? 私たちは聖杯戦争をしに来たんですよね!?」
自分でも無茶苦茶に声を張っているのはわかっている。
だがこれは叫ばずにはいられないだろう、とわかって欲しい。
「あっ? いいんじゃねぇか? こういうのも楽しければな。それよりお前のターンだぜ、早くしろよ」
……正直わかっていた。
武器を地べたにポンと置くなど騎士ではありえないし、なぜかノリノリで決闘しているし。
それが元々こういう性格なのか、今回のルール変更の影響なのかわからないが。
マスターに関しても「おい、デュエルしろよ」と続きを催促をしてきている。
自分のマスターだが正直いらついている。
なぜ自分がこんな目にあっているのかさっぱりわからず理由を知りたいだけなのだから……
「くっ、わかりました……それならとことんやるまでです!」
それならと
そんな気持ちで半ばやけくそ状態で決闘に取り組んだ。
「(まずまず手札ですね。ならまずは……)私はレスキューラビットを召喚、そして効果発動。デッキからアレキサンドライドラゴンを2体特殊召喚します!」
「ちっ、このターンで結構なダメージ食らうな……」
「まだです! 自分フィールド上に光属性モンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。『ガーディアン・オブ・オーダー』を特殊召喚!」
この展開をしていると自分のマスターである士郎が、「出た!セイバーのマジックコンボだ!」と叫んでいた。
完全に決闘脳(デュエルノウ)ですね。
そもそも『魔法(マジック)』は使っていません。
セイバーはそう思うつつもランサーに攻撃を仕掛ける。
「行きます! まずはガーディアン・オブ・オーダーでマンジュ・ゴッドに攻撃です!」
秩序の守護者が千手観音ならぬ万手観音に攻撃を仕掛ける。
『ガーディアン・オブ・オーダー』 VS 『マンジュ・ゴッド』
ATK 2500 ATK 1400
LP8000→LP6900
「マンジュ・ゴッド撃破! さらに私はアレキサンドライドラゴン2体でダブルダイレクトアタックです!」
LP6900→LP2900
「くっ、なかなかやるじゃねぇか」
セイバーの攻撃でランサーは大ダメージを受ける。
ランサーも1ターン目からまさかここまで猛攻撃を受けるとは思ってなかったのか少々顔を歪ましていた。
「私は最後にメインフェイズ2でアレキサンドライドラゴン2体でオーバーレイ。光臨せよ、セイクリッド・オメガ! これで私のターンは終了です」
セイバーのフィールドには秩序の守護者と神星騎兵と強力なモンスターが壮観に並んでいる。
その状態でランサーのターンに回った。
※2ターン目
ランサー
LP2900 手札6枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠 伏せ無し
セイバー
LP8000 手札4枚
フィールド上 モンスター ガーディアン・オブ・オーダー セイクリッド・オメガ 魔法・罠無し
「はっ、さっきのターンで殺せなったことを後悔するんだな。俺のターンドロー! 俺は手札からソニックバードを召喚して、効果発動!」
「これで儀式召喚条件が揃いますね……」
「ああ、その通りだぜ。俺は高等儀式術を手札に加える。そしてそのまま効果発動! 手札の儀式モンスターを選んで、効果でデッキからそのモンスターの同じレベルの通常モンスターを墓地に送り、そのあと選んだモンスターを特殊召喚する」
ランサーは手札に加えた高等儀式術を相手に見せながら律儀に説明していた。
セイバーはなぜ今さら説明するのかと思っているが、これは相手が自分の特別なモンスターを召喚するときの演出であるということは知らない。
ここら辺の知識は聖杯から受け取らなかったのだろうか。
「行くぜ。デッキからアレキサンドライドラゴンを墓地に送り、
「ちょ、ちょっと待ってください!」
ランサーの行動に違和感を覚えるセイバー。
ただモンスターを召喚しただけだが、明らかにそのモンスターの呼び方がおかしかった。
「なんだよ、今気持ちよく回してるところだろ。邪魔するなよ」
「いやそれはいいです。でも今クーフーリンのことをなんて呼びましたか!?」
「? だから
「な、なんで自分の正体ばらしているんですか!? ばれたら自分の弱点も同じようにばれるんですよ!」
聖杯戦争においてサーヴァントの正体がばれるということはその英霊の弱点がばれるということである。
例外はあるが基本的に隠すものだ。
「別に俺たち自身が戦うわけじゃねぇんだからいいだろ」
「……ああ、そうですね……」
確かに今回の聖杯戦争のルールでは英霊自身戦うことはない。
だが何か納得いかない。
セイバーはその時虚ろとした目をしていたという。
「じゃあ何もないようだし行くぜ。俺はクーフーリンの効果で墓地のアレキサンドライドラゴンを除外して攻撃力を2500にするぜ」
クーフーリンはアレキサンドライドラゴンの力を槍に込めてパワーアップする。
これでガーディアン・オブ・オーダーと同等、セイクリッド・オメガには100だが攻撃力を超えた。
「バトルフェイズ、クーフーリンでオメガを攻撃だ!」
『覚醒戦士 クーフーリン』 VS 『セイクリッド・オメガ』
ATK 2500 ATK 2400
LP8000→LP7900
「ソニックバードではガーディアン・オブ・オーダーを倒せねぇから、俺はカードを一枚セットしてターンエンドだ」
※3ターン目
ランサー
LP2900 手札4枚
フィールド上 モンスター ソニックバード 覚醒戦士 クーフーリン 魔法・罠 伏せ1枚
セイバー
LP7900 手札4枚
フィールド上 モンスター ガーディアン・オブ・オーダー 魔法・罠無し
「(あの伏せはいったい何でしょうか。しかし考えていては始まりませんね)私のターンドロー! E・HERO アナザー・ネオス召喚、おろかな埋葬を発動します」
まさかデッキにあなたが入ってるとは思ってませんでしたよ……
セイバーは心の中で呟きながらあるカードを墓地に送り、
「私はIgnoble Knight of Black Laundsallynを墓地に送り、そのまま効果発動。このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する光属性の通常モンスター1体を墓地へ送って手札または墓地から特殊召喚します。私はアナザー・ネオスを墓地に送り墓地から特殊召喚です」
(あなたはまた私のために戦ってくれるのですね……)
前回あった第四次聖杯戦争。
彼はその戦争で出てきた敵であった。
彼の恨み、願いともに語って消えていった騎士でもある。
そんな彼をカードゲームではあるが、また出会うとはどんな運命であろうか。
「さらに私はIgnoble Knight of Black LaundsallynにNoble Arms - Arfeudutyrを装備します!」
ランソロットに装備されるのはかつて愛用していた名剣「
聖剣でもあり魔剣でもある特別な剣だ。
それが今再びランスロットの手に渡った。
「そして私はArfeudutyrの効果を使います。装備モンスターの攻撃力を500ポイントダウンすることで、相手フィールド上にセットされたカードを破壊します。私はランサーのセットカードを破壊します!」
Noble Arms - Arfeudutyrの効果は相手のセットを破壊する効果である。
これで相手のカードを破壊し、攻撃を仕掛ける気なのだが――
「甘いぜ、チェーンして発動! ゴッドバードアタック!」
「なっ!?」
ランサーはその伏せていたカードを発動する。
その発動したカードはゴッドバードアタック。
鳥獣族最強のサポートカードとしても名が高い除去罠だ。
「俺はソニックバードをコストにガーディアン・オブ・オーダーとIgnoble Knight of Black Laundsallynを破壊するぜ」
「ランスロットォォォ!!」
感化されてしまったのか真に受ける騎士王。
Ignoble Knight of Black Laundsallynとガーディアン・オブ・オーダーは見事に破壊されNoble Arms - Arfeudutyrも不発に終わってしまう。
ランストロットは何しに出てきたのだろうか。
「(はっ、いきません。今は決闘に集中しないと……)私は一枚セットしてターンエンドします」
セイバーは2枚も破壊され状況が悪化していまった。
ライフ差は大きく開いているが、序盤大きく動きすぎたのが原因で手札は少なく今の状況ではすぐに逆転してしまうかもしれない。
今はセットカードで防ぎつつ、逆転策を練るのであった。
※4ターン目
ランサー
LP2900 手札4枚
フィールド上 モンスター 覚醒戦士 クーフーリン 魔法・罠無し
セイバー
LP7900 手札1枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠伏せ1枚
「はっ、追い討ちに気をつけるんだな。行くぜ、ドロー! まずは竜の渓谷を発動、そして効果で手札を1枚きって墓地にアレキサンドドラゴンを送るぜ」
送ったのはセイバーも使ったドラゴンのカード。
通常モンスターで、クーフーリンのコストにするのだろう。
「行くぜ、墓地のアレキサンドドラゴンを除外してクーフーリンを……」
「させません! セットカード発動! ヒーロー・ブラスト」
「ちっ」
ランサーは
様子から見るにランサーはこのカードを知っているようである。
「このカードの効果で、クーフーリンを破壊し、さらに墓地からアナザーネオス回収します!」
ランサーは破壊にさらにモンスター回収と、相手に追撃しようとしたが逆にアドバンテージを与えてしまい相手に悟られないくらいに顔を歪める。
「(やられちまったか……)だが俺はまだ通常召喚すらしてないぜ。まずは墓地のBF-精鋭のゼピュロス効果を発動」
(ゼピュロス……? 竜の渓谷のときですか……)
ゼピュロスが墓地に行ったことの記憶などなかったが、先ほどの竜の渓谷の効果を思い出し察した。
あの時手札コストとして送っていたのだろうと。
セイバーはヒーロー・ブラストで一矢報いたと思っていたが、やはり一筋縄ではいかないようだ。
「竜の渓谷を戻して特殊召喚するぜ。さらに簡易融合を発動し、エクストラデッキからマブラスを特殊召喚。そして手札からファランクスを通常召喚」
LP2900→LP1500
(これで相手のフィールドには3体のモンスター……いえ、ランサーのことですからまだ……)
「はっ、いくぜ。まずはファランクスとゼピュロスでシンクロ召喚、ドラグニティナイト-ヴァジュランダ! そしてヴァジュランダの効果でファランクスを装備、そのままファランクスを特殊召喚。さらにマブラスとファランクスでシンクロ召喚、ドラグニティナイト-ガジャルグ!」
「凄い展開力ですね……」
セイバーはただただ驚いていた。
1体除去されてからのここまでの展開力。
ランサーの腕が伺える。
ちなみにドラグニティナイト-ガジャルグのモデルである「ガ・ジャルグ(ゲイ・ジャルグ)」とは、ケルト神話に登場する騎士ディルムッドが使っていた刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す紅槍だ。
彼は第四次聖杯戦争のことを知らないが、同じケルト神話であり槍使いである騎士の使用していた槍をモデルにしているカードを使うとはセイバーと同じく因縁を感じる。
「行くぜ。ヴァジュランダとガジャルグでセイバーで攻撃、対槍(ダブル・スピア)!」
「グハッ」
LP7900→LP3600
ランサーの猛攻にセイバーのライフはあっという間に半分に減ってしまう。
今までのライフ差が一気に詰まってしまった。
士郎も『全くこの状況、イラッとくるぜ!!』と叫んでいた。
……それはこちらの台詞です。
セイバーは痛みに耐えながらも律儀に突っ込んでいた。
「メインフェイズ2で、ガジャルグ効果でドゥクスサーチしてアキュリス捨てる。そして一枚伏せてターンエンドだ」
※5ターン目
ランサー
LP1900 手札2枚
フィールド上 モンスター ガジャルグ ヴァジュランダ 魔法・罠 伏せ1枚
セイバー
LP3600 手札2枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠伏せ無し
2人の状況から見るにライフではセイバーだが、場からは圧倒的に旗が悪い。
セイバーも顔を少し歪めている。
「私のターンドロー……(よし、これなら)E・HERO アナザー・ネオスを召喚します」
「はっ、そんな弱いモンスターでどうするっていうんだ?」
「こうします! 手札からNoble Arms - Gallatinを装備! これによりアナザー・ネオスの攻撃力は2900になります」
出てきたのはアナザー・ネオス。
さまざまなHEROに使われる万能なHEROであるが、今この状況では役に立たない。
だがアナザー・ネオスに装備魔法をつけた。
その武器の名は
アーサー王の忠義の騎士として名高く言われたガウェインの愛用していた剣だ。
(これもまた稀有な運命ですね……)
セイバーは思い出にふけるが、それも一時。
セイバーはランサーに向け、攻撃を仕掛ける。
「行きますっ、アナザー・ネオスでガジャルグを攻撃!」
だが――
「はっ、あめぇ。ヴァジュランダをコストに風霊術-「雅」発動」
「また除去カードですか!?」
「これでアナザー・ネオスをデッキの一番下に送るぜ」
ランサーは罠を発動して、攻撃をする。
ランサーの顔には狂犬の笑みが浮かべており、然もセイバーをあしらっているように見える。
「……私は一枚伏せてエンドです」
セイバーは反撃の足を止められ、ついには場と手札を合わせても一枚。
正真正銘ピンチであった。
※6ターン目
ランサー
LP1900 手札1枚
フィールド上 モンスター ガジャルグ 魔法・罠無し
セイバー
LP3600 手札0枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠伏せ1枚
「はっ、このターンで終わらせれやるぜ。ドロー! まずはドゥクス通常召喚……そこからは以下略!」
「まあ妨害するカードはないですからいいですけどね……」
ドラグニティのお馴染みの動き。
セイバーもいちいち確認がめんどくさいのか、通常召喚からの動きを何も確認せずそのままさせた。
もちろん発動するカードがないからではあるが。
「現れろ、俺のエースカード! 『ドラグニティナイト-ゲイボルグ』!」
現れたのは竜の騎士の1体。
ランサーの真名クーフーリン、そしてこのゲイボルグ。
それはランサーの師であるスカサハから貰い受けた槍、多くの戦場を共に戦ってきた槍なのだ。
セイバーもそれは察していた。
(これが彼の本命……)
最後にこれを出してきたこと。
彼の槍の名を冠しているカードなのだからとてつもない効果を持っていること。
そしてこのターン彼に殺気が増したことを。
「――終わりだ。ゲイボルグでダイレクトアタック」
そしてその時は来た。
「俺はその時ゲイボルグの効果を発動、このカードが戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、自分の墓地の鳥獣族モンスター1体をゲームから除外してこのカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、除外したそのモンスターの攻撃力分アップする。ゼピュロス除外しゲイボルグの攻撃力は3600にする」
「攻撃力3600!?」
その攻撃力は今回の決闘でもっとも高い数字で、その攻撃力ではセイバーのライフは一撃でなくなってしまうほどの物であった。
「その心臓、貰い受ける! 刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルグ)」
彼が行った真名解放。
心なしかカードであるゲイボルグだが、輝いて見える。
前回の聖杯戦争でもあった宝具というものが、自分の必殺武器ではなくカードに宿っているのだろうか。
「(これを食らうわけにはいけません!)伏せカード発動、スピリット・フォース! これでゲイボルグのダメージは0にします」
セイバーは
「ちっ、だがガジャルグで攻撃しておくぜ」
LP3600→LP1200
「俺はこれでターンエンドだ」
※7ターン目
ランサー
LP1900 手札1枚
フィールド上 モンスター ゲイボルグ ガジャルグ 魔法・罠無し
セイバー
LP1200 手札0枚
フィールド上 モンスター無し 魔法・罠伏せ無し
(良くも悪くもこのターンで決まりますね……)
先ほどはたまたま防ぐことができたが、次が上手く行くとは限らない。
また次もたまたま防げたとしても反撃の手にはならない。
だからこのターンで巻き返し、そして――
「(勝たなければなりません!)ドロォォォ! ……バブルマンを特殊召喚!」
「はっ、ここでさらにドローにかけるか? いいだろう、その勝負乗ってやるぜ!」
ここで来たのはE・HERO バブルマン。
手札がこのカード1枚だけの場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができ、自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合
彼女はここに来て運命を繋ぎ、そして次の2枚のカードに命運を託したのだ。
「(来てください。私のカード……)」
ただ祈る。
彼女はいつの間にか決闘に無我夢中になっており、否定的であった今回の聖杯戦争である決闘にのめり込んでいる。
この場にいるセイバー、ランサー、そしてマスターである士郎にこの一時の緊張が張り詰めていた。
そしてセイバーは静寂たる空間でカードを2枚引いた。
「――来ました! 私は
「ここで更なるモンスターを引いたか!」
セイバーは自身を召喚した。
もちろん姿は違うが正真正銘自分の名を冠するカードだ。
(まさか私も自分自身を召喚すると思いませんでしたよ。そしてこの
セイバーは自身とエクストラにあるカードを見つめ動く。
「私はバブルマンとArtorigusでエクシーズ召喚! 現れろ、H-Cエクスカリバー!!」
現れたのは巨大な剣を持った戦士。
セイバーの宝具の名を冠する最後の最終決戦に現れた
「エクスカリバーの効果発動! ORUを2つ取り除いてこのカードの攻撃力を次の相手のエンドフェイズ時まで元々の倍にします! そしてさらにガジャルグに対して禁じられた聖槍を発動。これでガジャルグの攻撃力を800下げます!」
(まさかこの土壇場でエクシーズ召喚するとはな……)
ランサーの魔法・罠ゾーンには伏せカードはない。
敗色濃厚、先が見えた状況だが彼が笑みを崩さない。
その笑みは騎士として最後まで崩さないつもりだろう。
ちなみに士郎は「強靭!無敵!最強!」とか叫んでいる。
お前は社長か、とセイバーだけでなくランサーまでもが心の中で突っ込んでいる。
最後の決戦で雰囲気台無しなどとは言ってはいけない。
「行きます! ガジャルグに攻撃、
『H-Cエクスカリバー』 VS 『ドラグニティナイト-ガジャルグ』
ATK 4000 ATK 1600
「今回はここまでだな……」
LP1900→LP0
決闘終了 勝者:セイバー
「見事な戦いでした」
セイバーは決闘後、勝利者としてランサーに告げる。
戦いを終え、消えるであろう彼に騎士の礼儀として伝えるのだ。
「ああ、良い勝負だったな。次に機会があればまたな」
「はい。では……」
「今日のところは引かせてもらうぜ」
「……今なんと?」
しんみりとした空気で彼を送ろうとしていたセイバーだが彼の一言で現実に戻された。
セイバーはランサーが今まさに消えると思っていたのだ。
とここで今まで空気&決闘脳だったセイバーのマスター士郎が話しかける。
「あれ、セイバー言ってなかったか? 決闘に負けたら令呪が1画消えるだけだぞ」
「……令呪は絶対命令権では?」
「それも
(……)
セイバーは心の中までもが真っ白になっていた。
決闘していて熱中していた自分が言うのもなんだが、そういうことは全くもって聞いていない。
知識としてもなぜかそういうのは入っていない。
とりあえずセイバーとしては1つ言いたかった。
「元の聖杯戦争に戻してくださぁぁぁい!!」
士郎とランサーは?マークを浮かべる中、彼女の声が夜の士郎の家に響き渡るのであった。
遊戯王あるある
・アニメだと一進一退の攻防だけど、リアルだと結構一方的なこと多いよね
ではデッキ紹介といきます
セイバーのデッキは【Noble Knight】
ランサーは【儀式ドラグ】かな
セイバーのデッキはこれしかないと思い作りましたw
まあアーサーがカード化されてましたからね
あと今回書いてる途中に出た情報ですが、カリバーンも出ましたね
最後がもちろんエクスカリバーですw
ランサーは現実でも持ってるデッキです
書くにあたり少し構築違いますが
現実だと安定性より、クーフーリンとゲイボルグを2,3ターン以内で同時に出す構築していますw
士郎は…なんでこうなったんでしょうかねぇ(笑)
では感想・評価・誤字等お願いします