魔法少女リリカルなのは~転生だろうが生きるだけ~リメイク制作中   作:蒼崎 夜深

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八神家に迎えられて数日……
はやてちゃんの誕生日がやってきた事をしった春兎はある計画を立てた


第十六話

俺が、記憶を失くしたまま八神家のみんなに迎えられて記憶が戻るまでの家族になったわけだけど、シャマルの料理を食べたときは死ぬかと思った。

 

シチューとシャマルは言っていたけど、とてもシチューとは思えない料理だった。しかもみんなはこの世の終わり的な顔をしていた。

 

しかし、ここに来てみんなは俺に優しく接してくれる。たまにシグナムに俺が魔導師ということで手合わせしてもらっている。

 

そんなふうに生活していたある日。俺ははやての体のことを見てもらっている石田先生と、はやてちゃんの話を付き添いで病院に行った時に重大な事を知った。

 

どうやら、昨日はやてちゃんの誕生日だったらしく。石田先生がはやてちゃんに誕生日プレゼントを渡したようだった。

 

誕生日か・・・この際にでも、記憶が戻るまで家にいらせてもらっている恩を少しでも返そうかな。

 

俺はそう思って、念話を使ってシグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラを呼んだ。

 

さきほど、はやてちゃんが寝たのを見計らっての行動だった為にみんな静かに集まってくれた。

 

「夜遅くにごめん。ちょっとみんなに手伝ってもらいたことがあるんだけどいいかな?」

 

俺は、うとうとしているヴィータを無理をさせないように本題に入った。

 

「実は、今日の付き添いで行った時に知ったんだけど、昨日がどうやらはやてちゃんの誕生日だって知ったんだ。だから、明日俺からとみんなに対してもだけどはやてちゃんの誕生日を喜んでもらえるような事を考えたんだ。だから、みんなにちょっと手伝ってもらえたらな思ってさ」

 

俺がそうヴォルケンリッターのみんなにそう言うとヴィータは眠たそうにしながらうなずいた。

 

多分、やるっていう意思表示なんだろう。

 

「ヴィータ以外の三人はどうする?」

 

俺はヴィータ以外の三人に聞いた。三人は頷いた。

 

どうやら三人もやる気のようだ。やっぱり、話を聞いた中での主の中で一番嬉しいんだろう。

 

俺も、記憶があった時はそんな家族が居たんだろうか・・・

 

「どうしました?春兎君?」

 

俺が考え事をしているとシャマルが心配してか、聞いてきた。

 

「いや、ちょっと考え事さ。よし、なら明日は、はやてちゃんにばれないように頑張ろう」

 

「ああ。主の為に私も頑張らせてもらう」

 

「はいはーい!私も頑張るわね!」

 

「シャマル、あまり大きな声を出さない。はやてちゃんがおきるだろ」

 

「そうでした」

 

シャマルにちょっと注意してザフィーラを見た。

 

いや、確認もしなくてもいいだろう。

 

「ザフィーラもするんだろ?」

 

「ああ。私は、主に悟られないようにすればいいのだろう」

 

どうやら、伝えようとしていたこともわかっていたようだ。

 

「そうだね。ザフィーラは、はやてちゃんにこの計画がばれない様にしてくれたらいいよ。シグナムとヴィータは明日言う。シャマルは・・・いつも通りに洗濯とか、料理以外の事をしていて」

 

「わかりました。それじゃおやすみなさい」

 

「明日か。ならば、私も明日に備えて寝る」

 

シャマルとシグナムはそう言ってから自分達の部屋に向かった。

 

「おやすみ・・・・・・ザフィーラもおやすみ。ヴィータは俺が運ぶよ」

 

「そうか。ならば、そうしよう。春兎もゆっくり休むといい」

 

「うん。それじゃ」

 

ザフィーラと別れて俺は、ヴィータを部屋まで運んで俺も寝た。

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

「う~ん・・・良く寝たな~。さて、起きてから顔を洗うか・・・」

 

俺は、寝癖がついている頭を掻きながら洗面所に向かった。

 

それに俺は寝ぼけていた為、途中途中で頭を壁にぶつけながら洗面所に向かったらしい。ザフィーラによると。

 

それから、はやてちゃんがザフィーラとシャマルと一緒に出かけたところを見計らって俺は計画を発動した。

 

「それじゃ、今からはやてちゃんたちが帰ってくるまでに、ケーキを作りたいと思います。作り方は俺が教えるから大丈夫」

 

「本当にそうか?」

 

シグナムが聞いてきた。どうやら記憶が戻ってないから作れないとでも思っているのかな?

 

「大丈夫だよ。頭はどうかはわからないけど体が覚えているはずだし、それに困ったときはアイリに聞くから大丈夫」

 

俺はそう言ってから、シグナムとヴィータにしてもらうことを言った。

 

「シグナムは生クリームを作ってくれ、ヴィータは果物を切ってくれ、アイリを渡しておくから、アイリの指示に従って切って行って。シグナムのほうは俺も手伝うよ。スポンジケーキを焼き上げたらだけどさ」

 

俺はそう言ってから、作業を始めた。

 

ヴィータのほうはアイリがうまく教えているから大丈夫だが、シグナムは、ちょっとてこずっている。

 

どうやら、難しいようだ。

 

「ちょっとシグナムごめん」

 

俺はそう言いながら後ろに回ってシグナムの手をとって生クリームを作るのを手伝った。

 

「な、ななな、何をしている!」

 

シグナムは恥ずかしいのか、一生懸命に逃げ出そうとしているが、そうは俺が許さないよシグナム。

 

「はやてちゃんの為のケーキを作ってんだろ?シグナム。これぐらいはちょっと我慢してもらえたらいいんだけど。俺も恥ずかしいんだよ・・・・・・」

 

シグナムの手をとって一緒に作ってんだが、俺もそうは言っても恥ずかしい。

 

それから、数十分ぐらいして生クリームが出来たが、シグナムは恥ずかしかったのか脱兎のごとく逃げた。

 

ははは・・・シグナム。俺も恥ずかしかったんだよ・・・

 

「春兎。こんなんでいいのか?」

 

俺が、ミキサーをなおしているとヴィータが切った果物をボールに入れて持ってきた。

 

「ん?いいよそれで。それじゃそれをなおしてからシグナムの方を見に行ってもらっていいかな?」

 

「わかったです」

 

ヴィータはそう言ってボールに入った果物をなおして、シグナムの方にいった。

 

それからは、俺一人でケーキを作ったが、俺一人で作ったわけじゃない。三人で作ったんだしな。二人には、差し入れでも作るかな。

 

前に、俺ようにちょこっと食材を買っておいたからな。

 

俺はそう思いつつ、二人の為にクッキーを焼いた。

 

「二人はどこだろう?」

 

『シグナムたちは、部屋に居るようです』

 

「そっか・・・。それじゃ、ちょっと行くかな」

 

俺は、焼いたクッキーを持ってシグナムたちがいる部屋に向かった。

 

「ちょといいかな?シグナム、ヴィータ」

 

俺がノックしながらそう聞くとヴィータの声が返ってきた。

 

『なんだよ春兎?』

 

「二人の為にクッキー焼いたんだけど中に入っていいかな?」

 

俺はそう言って少し待った。すると、シグナムが出てきた。

 

その表情はちょっと赤くなっていたけどやっぱりさっきのがまだあるんだろうな・・・

 

俺はシグナムが喋る前にさっきのを謝った。

 

「さっきはごめん」

 

「な!謝らなくてもいい!大丈夫だ!」

 

シグナムはそう言った。

 

「わかった。俺も今度からは注意するよ」

 

「ああ。私もすまなかった。それでクッキーだったかいただくとしよう」

 

シグナムはそう言って俺の手にあったクッキーが盛り付けてある皿を取った。

 

俺は、それを確認して部屋を後にしようと不意に腕を引っ張られた。

 

その引っ張られているさきを確認するとシグナムの皿を持っていない手で引っ張られていた。

 

「どうしたんだ?シグナム」

 

「お前も一緒に食べるぞ」

 

シグナムがそう言ったんだが、どうやら拒否権はないようだ。

 

「わかった」

 

俺はそう言ってシグナム、ヴィータと一緒にクッキーを食べてはやてちゃんが帰ってくる、一時間前まで過ごした。

 

はやてちゃんが帰って来る一時間前になって俺は、夕食を作った。

 

夕食を作り終えるのと同時ぐらいにはやてちゃんたちが帰ってきた。

 

「お帰り、はやてちゃん、シャマル、ザフィーラ」

 

「うん。ただいまや」

 

「はい、ただいま。春兎君」

 

「うむ。ただいま戻った」

 

「もうご飯できてるから席に座って」

 

俺はそう言ってから、手を洗うしぐさをしながらはやてちゃんが座るのを確認した。

 

はやてちゃんが座ったのを確認して、俺は電気のスイッチの近くに居たシグナムの方を見た。

 

シグナムも俺の視線に気づいて、部屋の電気を消した。

 

「な、なんや!?停電か!?」

 

突然部屋が暗くなって慌てだすはやてちゃん。

 

いい頃かな。

 

俺は、部屋の電気が消える前に冷蔵庫から取り出したケーキを持ってテーブルに行った。

 

そして、俺はケーキに立ててあるろうそくに火をつけた。

 

「うわ~。綺麗やな・・・」

 

「そうでしょ、俺とシグナムとヴィータで作ったんだ」

 

「そうなんやな~。ちょっと待って、私誕生日の事言ってなかったと思うやけんど・・・」

 

はやてちゃんがそういうのを待っていたかのように俺は昨日の事を話した。

 

「そうやったんやな~。だから、ちょくちょくシャマルとザフィーラが挙動不審やったんやな~」

 

「そうなんだ。さて、今日の主役ははやてちゃんだ!シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ!」

 

俺がそう言うと、個人個人のテンポでバースデーソングを歌った。

 

歌い終わってから、はやてちゃんがろうそくの火を消して電気を点けてみると、はやてちゃんの目に涙が浮かんでいた。

 

「ありがとうな、みんな・・・。ホンマありがとうな・・・」

 

はやてちゃんがそう言ってから俺たちは、はやてちゃんの誕生日会を楽しんだ。

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

誕生日会が終わって、俺とシグナムで食器などを片付けていた。

 

「今日は、楽しかったか?シグナム」

 

「ああ。お前のおかげで主はやても喜んでいたしな」

 

シグナムはそう言いながら少し笑った。

 

なんだか、そうやって笑っているシグナムって可愛いよな」

 

「な!か、可愛いだと!?」

 

「へ?まさか、言ってた?」

 

『はい、はっきり声に出てたよマスター』

 

何だって!?

 

やべぇ・・・恥ずかしい・・・。

 

俺とシグナムの両方供黙った。

 

やべぇ・・・気まずい・・・ものすごく気まずい・・・。

 

俺は、食器を洗い終わってから、コーヒーをついで飲んだ。

 

コーヒーを飲んでいると、片づけが終わったシグナムが来た。

 

「隣いいか」

 

「あ、ああ・・・」

 

シグナムがそう言ったから俺は、頷いた。

 

シグナムが隣に座ったが、俺たちは黙ったままだった。

 

だが、その沈黙を破ったのはシグナムだった。

 

「何故だろうな・・・お前の隣にいると何故か安心する・・・」

 

シグナムがそう言って俺は一瞬コーヒーをこぼしそうなった。

 

突然そういわれたら焦るよシグナム・・・

 

俺は心の中でそう思った。

 

俺が黙っているのをみてシグナムが喋り続けた。

 

「何故だが、お前とは初めて会った感じがしない・・・。とても懐かしい感じがする・・・とても、とても昔にあった感じがとてもする・・・」

 

「そっか・・・。俺は分からないけど、そう言ってもらえるだけでも嬉しいな・・・」

 

「すまないな・・・今日は。私は寝る。お前も早く休めよ」

 

「ああ。お休みシグナム」

 

そう言ってからシグナムは部屋に言った。

 

まさか・・・あんな事を言われるなんてな。

 

ますます知りたくなったな。自分のことが・・・

 

 




影&マナカさん
「「あとがきコーナー」」


「マナカさん。いい話でしたね。といってもやっぱり、八神家のみなさんの口調が難しい・・・」

マナカさん
「そうじゃったな。しかし、最後のところは驚きじゃったな」


「あれ?マナカさんがやったんじゃないんですか?」

マナカさん
「知らん。それに私には、春兎以外の事は干渉する気はないからな」


「そうですか。しかし、早いですがそろそろ始めますかね・・・」

マナカさん
「?何を始める気じゃ?」


「さあ?これからですよ・・・これから・・・。みんながどう動くか楽しみだな・・・」

マナカんさん
「おっと、なんだか恐ろしいのう。影の事はほっといて次回予告でもするか」

マナカさん
「はやてちゃんの身に何かが起きるとき、春兎と守護騎士達は何を思うのだろうか・・・」

影&マナカさん
「「次回、魔法少女リリカルなのはA’s~記憶を失くした魔導師~十七話お楽しみに(じゃ)!!」」

マナカさん
「突然復活しおった・・・」


「いちよう作者ですから!!」


「コメントなどよろしくお願いします!!」
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