お待たせしました、7話目ですよ!え?待ってない?
そんなつれないこと言わないでゆっくり読んでって下さいね♪
お久しぶりの投稿です。
元々ない文章力が更に落ちて悲しんでいる碧兎がお送りします☆
そして待ちわびし父上のご帰還。
「お帰り、お・や・じ♡(暗黒微笑)」
「へっ……?」
さぁて覚悟しろ親父、事情聴取タイムの始まりだ☆
そして俺の取り調べが始まった……
「じゃあまずね、君、名前はなんていうのかな」
「あっ、はい神崎一郎です」
「一郎さんね、The昭和って感じの良い名前だね」
「ありがとうございます」
「じゃあ一郎さんね、なんでこんなにいっぱいお魚買ってきちゃったのかな」
「五十鈴が喜ぶと思って……っ!で、出来心でつい……!」
「わかりました……上に報告します……」
結論が出たので上(姉貴)に報告する。
「このお魚沢山事件は親父が姉貴を甘やかしすぎたことから発生した非常に理不尽なものでした」
「お父さん……私のこと解ってくれてるわ、嬉しいなぁ」
「おいそこ喜ぶな」
どうにか片付けようと大量の魚を外へ出していく。
姉貴が発狂してる気もしなくもないが気にしない。
なんならきっとこれは気にしたら負けなんだと思う。
「いやぁぁぁぁあっ!!!」
き、気にしない気にしない……っ!
「私のフィアンセ達を返してぇぇぇえ!!!」
「達って言っちゃってんじゃん!!せめて一匹に絞れよ一妻多夫制かよ!?」
あぁぁぁあっ!!思いっきりつっこんじまったよ……!
なんなんだよあの人……めちゃくちゃかよ……。
「全てのお魚を平等に愛す……それが私よ……!」
……あっ、今更だったわ。
そうこうしながらも全ての魚を外に出し終える。
それにしてももの凄い量だ。なんか、こう……
「……卸売市場みてぇだ」
そう呟いた時、道行くおばさま方が家の前ではたと足を止めた。
「あらっ、お魚いっぱいじゃない!どうするのこれ!」
「外に出してるってことは乾物にするのかしらっ?!」
どうするかはまだ考えてなかった俺は愛想笑いを顔に貼り付けて答えた。
「いやぁ、親父が沢山買ってきすぎて困ってたところです……よろしければお安くお売りしますよ」
「?!」
姉貴はぎょっとして俺を見ているが、
悪いな……これが一番手っ取り早く我が家を魚から守る術なのだ。
「まぁっ!!そんなの悪いわぁ。でも…困ってるのなら……ねぇ?」
「そうよねぇ、真君、いくらで売ってくれるの?」
勝った……!涙ぐましい主婦魂に感謝せねば……。
「大きいのなら900円でどうですか?小さいのは2匹で100円にしましょう」
「んー……大きいの、捌いてくれたら900円で買うわ」
しまった、俺……魚捌けねぇ……。
「奥様、私が捌きますね」
「あ、姉貴……?」
「お魚さん達とのお別れは寂しいけど、出会いは偶然別れは必然……
この子達とはきっとそういう運命だったのよ。だから良いの、私がやるわ」
「姉貴……」
俺は目の前で起こっている事実より、姉貴がまともなことを言ったという感動で胸がいっぱいだった。