調律師が異世界旅行をさせられるようです   作:隠された神話の白狼

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今回は完全にプロローグのみです。話は進みません……


プロローグ

                  「災いはいつも唐突だ。」

 

 

物語の書き手にとってそれは起こるべくして起こった事だが、読者や登場人物たちにとっては、当然舞い降りた事なのだから。      

 

 

                                  by隠されし神話の白狼

 

 

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これはどうも観客者諸君、しがない私めの劇をご覧に頂くために時間をいただき恐悦至極にございます。

 

 

今宵の劇は、一人の能力者が神様の暇つぶしのために異世界や世界線を渡り歩くと言うものでございます。

 

 

ありふれた転生ものに近いものがございますが、主人公の性格上その力を行使する事は少ないと思われます。

 

 

なぜなら、能力者にとって能力を行使すると言う場面は面白くない事だからです。

 

 

なら、能力者にとって面白い事は何でしょうか?

 

 

それは簡単な事です………その物語にいる登場人物たちの成長や進化でございます。

 

 

長々と話させていただきましたが、さてそろそろ開演の時間でございます。

 

 

では、良き読書時間となられることを、私は心から願う次第であります。

 

 

 

                              by物語の神理・ストリーテラー

 

 

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と行きたがった……文字数が足りないので追加でとある神話学の論文を抜粋しておこう…まだ乗せる予定は無かったのだがね………

 

 

 

私は、転生者について疑問がある。

 

主人公である転生者が、あれだけ暴れてよくその世界が歪まないだと。

 

例をあげると以下のようになる。

 

転生者は、優秀な人材をその世界から引き抜く。

 

転生者が、世界に存在するはずの歴史と言う名の物語を破壊しても万事うまくいく。

 

転生者が、その世界の仕組みを変えることが出来る。

 

私は、その世界がそのようになるように、修正したり、転生者を支援したり、している人物がいるのではないか……

 

その者たちは、人間いや宇宙が存在する前からいるのだと考えた。

 

では、その者たちが誰なのか……神様か?

 

いや違うだろう……

 

神様たちであろうと、動きが読めない転生者たちを導くことは出来ても指示を出すことは出来ない。たとえそれが力を与えた神様であろうと……

 

神様が出来るのは転生者を見つけ、力を与え、その世界に放り込むこと……言わば、賽を投げる事しかできない賭博師の様な物。

 

サイコロの投げ方で出る目を操ることは出来るが、渡されたサイコロが、イカサマ用のさいころなのか、そうでないは、持っている人間は、分からない。

 

故に第三者が関わっているのが、妥当だろう。

 

では誰なのか?

 

私は、とある神話を見つけた。

 

その神話には、一人の人間の男が神様たちと、時には笑い合いをしたり、時には殺し合いをしたりしているそんな神話だ。

 

そこに書かれていたある単語が気になった……

 

 その名を“星の見守り手《スターゲイザー》”と呼ばれていた。

 

 

                               著者:神話研究者・レオ

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さて、次からが本編です。
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