「それじゃあ、これで帰んな」
「本当にいいのか?」
「でぇじょうぶでぇじょうぶ、なんとかなるさぁ!」
ここは惑星ヤードラット。
今一人の男を見送りに何人ものヤードラット成人が集まっていた。
そして、その一人の男の名は孫悟空と言った。
彼、孫悟空は約一年前にここヤードラット星に事情があってやってきた地球人だった。
彼は傷つき、体はボロボロだったのだがヤードラット成人に手厚く保護され、友好を結び約一年の滞在期間を経て、今、地球に帰ろうとしていた。
「う~む、しかしなあ」
「でぇじょうぶだって、おめぇは心配性だなぁ」
だが、帰ろうとした孫悟空に問題が起こった。
孫悟空は最初、問題がなく帰れるだろうと楽観視し、ヤードラット成人に瞬間移動を教わりながら生活していて、ヤードラット成人も孫悟空の態度から帰る術があるのだと思い、気のいい悟空に瞬間移動を教えていた。
そして、帰る準備をしていた悟空はヤードラット成人にこう言った。
「で、地球の場所はどっちだ?」
ヤードラット成人達はこの一言に凍り付いた。
何故なら、彼らも地球の場所など知らなかったからだ。
慌てて悟空が乗ってきた宇宙船、通称『ポット』を調べるも、地球の場所など載っておらず、ポットに記載されていた星々をヤードラット星の優れた科学技術で調べるも、該当せず、当事者である悟空を除いて皆困り果てていた。
皆は『何でこいつはこんな能天気なんだ!!』と心を一つにしていた時、一筋の光明が差し込んだ。
それは、ある一人のヤードラット成人の発言だった。
「なんか、地球ってどっかで聞いた事があるんだよなぁ?」
皆(悟空は除いて)はその男の発言に食いつき、近辺を調べ上げた。
その結果そのヤードラット成人の隣の家から『地球』の座標が登録されているデータが見つかったのだ。
その結果を悟空は純粋に喜び、他の者達は皆頭を抱えた。
ヤードラット成人達は基本自分の星から外へは出ないのだが、その家の者はヤードラット成人にしては変わった趣味をしていて、他の星々の『探索』を趣味としていた。
最初はヤードラット成人達も喜んだのだが、そのデータを見ているうちに皆の顔は曇っていった。
何故ならそのデータに記載されていた『地球』は一つではなかったのだ。
通常星の名前はどんなに似通っていても2つあればいいほうなのだが、そのデータは違った。
『地球』はざっと20個ほど記載されていたのだ。
ヤードラット成人達は「おっ沢山あるなぁ!どれか一つは当たりだろぉ」等と言う悟空を当然の如く止めるのだが、聞き耳を持たず「でぇじょうぶでぇじょうぶ」と言うばかり。
そのデータの持ち主は星の探索に出ており、いつ帰って来るのかわからない。
その結果、今の惨状になってしまった。
「いいか悟空。困ったらすぐに帰って来るんだぞ?」
「でぇじょうぶだって」
そして、悟空は一番近場の『地球』に帰って?いった。
「しかし、このデータはどういう意味なんだ?」
「さあ?」
悟空が戻ってきたときのためにデータを調べるが、ヤードラット成人達にはデータの意味が解らなかった。
データにはこう書いてあった。
『彼』と一緒に廻ってみるリスト!!
地球 NARUTO
地球 ケンイチ
地球 エヴァ
地球 とらは
地球 絶対可憐
地球 GS
地球 ナデシコ
等々
最後の地球はこう書かれてあった。
地球 DB不明
因みにこのデータの持ち主の名前は
『クラト・イセテ・ブモ』
で、あった。
前々から思ってました!!
何故、悟空を他の世界とクロスオーバーさせるのにわざわざ、死後だったり、召喚だったりとまどろっこしいことをしているのかと。
ヤードラット星からの帰還と言うちょうどいいのがあるじゃないか!
と。
話自体はかなり前から考えていたんですが、どうも書く気にならなくてwww
さあ、この話の続きこうご期待(書かない可能性大!!)
このオリ主『クラト・イセテ・ブモ』の正体はいかに(笑)