「ふおおおおおおおおおおお!出来たああああああああああああああ!!」
一人の男が、ある地で奇声を上げていた。
彼は憑依者だった。
テンプレの如くトラックにはねられ、ふと気が付くとカプセルの中に入っており、そこは誰もいない、何かしらの研究所だと推測できた。
あちこち探した。
生活臭すら無い完全な無人だった。
「どうしよう」
思わずつぶやいたが、誰もいないその場で茫然と立ち尽くすことしかできず思はず頭を抱えていた。
そのときだった。
頭の中に技術・知識が入ってきたのは。
様々な技術・知識だった。
前世で学んだあらゆる技術・知識を超える、正しく超科学力を手に入れた瞬間だった。
前世で彼はアニメロボットオタクだった。
『ロボットを作るんだ』
このフレーズの元、色々学び科学の限界を感じた時の憑依だった。
感激だった。
その瞬間周りに人が居ないなんてどうでもよくなった。
そこから彼の研究・開発が始まった。
何年も何年もやり続けた。
彼の体は食料も睡眠も必要としなかったため、正しく不眠不休でやり続けた。
その地の名前がアルハザードだなんて彼には関係なかった。
その世界がリリカルなのはの世界だなんて彼には関係なかった。
彼は自分の夢のために、手に入れた技術を超え、知識を超えていった。
そして、
「ふおおおおおおおおおおお!出来たああああああああああああああ!!」
4つの宝玉を前に奇声を上げた。
4つのうちの一つをつかみ天へとかざし、彼は叫ぶ
「ギャレオン起動!」
『ギャレオン起動します』
「よっしゃあああああ、フュージョーン!!」
『融合型特殊バリアジャケット展開、フュージョン開始』
彼は白い閃光に包まれ、姿を変えていく。
「ガイッガーーー!!」
『ガイガー正常稼働確認、オールグリーン』
「俺は、ギャレオンの導きによりガイガーへと変身するのだ!!」
胸に金色に輝く白きロボットとなり、彼は叫ぶ。
更なる上を目指して。
「ガオーデバイス、起動!」
『ガオーデバイス各機サポート開始、起動します』
残り3つの宝玉が緑色に輝く。
その中から3機のメカが出現する。
「よしっファイナルヒュージョーン!!」
『各機ファイナルフュージョンへ移行』
3機のメカが宙を舞い、ガイガーへと集まっていく。
『各機、変形開・開・開・開・開・・・エラー発生』
「うっそおおおおおおおおおおおおお!!」
その瞬間爆音がその地に轟き、次元の裂け目が現れすべてが吸い込まれた。
そして、その地は完全に無人となった。
リリカルなのは、ガオガイガーを持つ男。
始まりません。
ちなみに、失敗原因は言い間違い。