キノンの没作品シリーズ   作:いつのせキノン

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ちーちゃんと束さんのイチャイチャレズが見たかったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
因みにちーちゃんが総受け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヘタれ攻めでもいいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





真面目なこと言うと、ISが世に認められず束さんが危険人物として認定され、中東あたりから刺客に狙われていて、千冬はそれを助けて束さんと一緒に逃げ回るお話。
お互いがお互いに心配で気が気でならず、体の関係までもつれそうになる一歩手前で踏み止まってる状態。精神的に結構追い詰められてる感じ。


IS二次創作(タイトル未定)
【閲覧注意】タイトル未定【ガールズラブ】


「ねぇちーちゃん」

「なんだ」

「宇宙の向こう側ってさ、どうなってるんだろうね」

「…………さぁな。私が考えても仕方ないことだろう」

「私はさ、興味あるんだよね。暗闇の向こう、星々のアーチを潜り抜けた先。光も届かない場所。何か未知のものが、私の知り得ないことがあるんじゃないかって思うの」

「ロマンチストだな」

「ダメ?」

「いや。お前にも人並みに夢のあることを言うんだなと思ってな」

「酷いなぁ」

「だが事実だ。自覚はあるんだろう?」

「…………まぁね」

「なら仕方ない。私にだってどうにもできないからな。お前は取り敢えずそのままで良いだろう」

「んー……そっか。そうする」

「それで?」

「?」

「話の続きだ。私が水を差したからな」

「あぁ、そうだったね」

「お前は宇宙の先を見たいのか?」

「見たいかも。でも、見たくないかもしれない」

「曖昧だな」

「そーだね。でも仕方ないのかも。未知のことを知りたいのはあるけど、それを知って知らないことがなくなったらって思うと、怖い」

「お前は今この地球上のことを全て知っている、と?」

「そうは言ってないよ。私は知ってることしか知らない。でも、興味のないことは知らないの範疇には入らないよ。それはもう既に知り得る方法があるから。私が知りたいのは、知る方法すら確立されていない未知だから」

「それが宇宙だと?」

「そう。宇宙(そら)は有限なのか、それとも無限なのか。私が知りたいのはそれ。有限ならそれまでだし、無限ならまだその先に知らないことがあるってわかる」

「壮大な夢だな。寿命がいくつあっても足りないんじゃないのか」

「それをどうにかするために頑張ってるんだから。ちーちゃんも協力してよ」

「……そうだな。できることは気が向いたら手伝ってやる」

「やったー、じゃあ約束ね」

「覚えてたらな」

「大丈夫、束さんがしっかり覚えててあげるから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから何年の時がたったのか。よく、覚えていない。

 

 うとうととしていた思考を振り払うように私は(かぶり)を振って息を吐く。いかん、寝るところだった……。疲れが溜まりすぎて体が睡眠を欲してる。寝てはならないと言うのに。

 

 ここはとあるビジネスホテルの一室。2つのシングルベッドが並び枕元にはランプが。対面には少し型の古い薄型テレビが台の上に置かれ、極々小さな音量で深夜番組が流れていた。旅番組らしい。どこかはわからない、人の手のつけられていない場所をカメラがひたすら進むというだけの、静かなものだ。

 ベッドに座っている私は重いまぶたを必死にこじ開け、一振りの刀を抱きながらじっと画面を睨む。本当に何もない、自然の土地だ。緑豊かで、人工物は何も見えない。背の低い草原が丘となって静かに波打ち、地平線の奥には大地を突き破って出てきたような台地があった。岩肌には垂直な壁を必死によじ登るごとく木々が根強く張り付き、その横合いを上から降り注ぐ滝の雨が装飾する。

 

 ……あそこへ行けば、何も縛られずに生きてゆけるんだろうか。

 

 なんて、柄にもないことを考えて、自分は馬鹿かと下卑た。そんな妄想ができる世界なのだろうか、ここは。

 

「ちーちゃん」

「っ」

 

 突然の声で我に返りハッと顔を上げる。テレビと私の間に、バスローブを羽織った影があった。

 

「……あがったのか」

「うん。今度はちーちゃんの番。ゆっくり入ってきていいよ」

 

 そう言って暗がりで微笑んだのは、篠ノ之束だった。手入れのされたサラサラのロングヘアー。今はシャワーを浴びて出てきたばかりしっとり艶やかに濡れていた。浮かべる表情は憂いを帯びたような、疲れたような笑みだ。僅かに火照った頬が薄く染まっているのが色っぽい。垂れ目なのがよくマッチしているんだろうか。

 

「ちーちゃん?」

「っ、あ、あぁ……すまん」

 

 二度言われ、何をしているんだと自分に言い聞かせて重い腰をあげて立ち上がった。

 

「本当に大丈夫?」

「大丈夫だ。少し休めば、治る」

「……ごめんね、私ばっかり休んじゃって」

 

 束がゆっくりと歩み寄って来てそっと私の頬に手を当てた。顔の距離が近い。息がかかりそうなくらいに。

 

 やめろ、そんな、泣きそうな顔をしないでくれ。

 

「今日はちーちゃんが休んで。もう1ヶ月もまともに休めてないでしょ?」

「そんなことは……、」

「はいはい嘘は言わない。ちーちゃんが潰れちゃったら困るのは私もなんだからね」

 

 束に背を押されずるずるとユニットバスへ。刀はするりと取り上げられ入り口横に立て掛けられた。

 

「ほら、脱いで脱いで」

「言われなくても自分でできる」

「そう? 眠すぎて途中で寝落ちしりしちゃダメだよ」

 

 肩越しにくすりと微笑んだ束の息が耳元をくすぐり、思わず肩を震わせた。

 

「いっ、いいから離れてくれ……っ」

「ふふっ、ちーちゃん、顔が赤いよ?」

「っ、たっ……!?」

 

 脱ぎ掛けたブラウスの隙間から束の細い腕が滑り込んで肌を直接撫で上げる。体の芯からせり上がってくる震えるような感覚、きめ細やかな肌の感触に脳髄が麻痺するのだ。

 

「ぅ、ぁっ、たば、ねっ……」

「ちーちゃんてこういうとこ、弱いよね」

 

 気付けばズボンのチャックも外され、太腿の間に手が。細い指が艶めかしい手付きで内腿を撫でた。

 

「いいんだよ、私に身を任せて。気持ちよくなって、ぐっすり休めば、」

 

 ふぅ、と吐息が1つ耳にかかればゾクゾクとした快感が力を奪い去っていく。脱力した脚が崩れ、荒い息を吐きながら束に寄りかかった。

 

「ほらね。いつものちーちゃんなら振りほどくのに」

 

 しないでしょ? 束はそう言って私の服を脱がしていく。

 喋る気力すら起きない。時折肌にこすれる手の感触がなんと忌々しいか――なんと、気持ちの良いものか。




つづかせたかったけど無理だった。

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