fate/にあのキャラ達がログインしたようです   作:ドーナッツ

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第二話ルールブレイカー

 

ゼウスたちが≪愚者(フール)≫を送り出す少し前…。

*****

side転生者1

俺の名前は小西健太。この『聖杯戦争』に参加したのは……。

 

「「「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」」」

 

もちろんハーレムを作るためさ!!

というのは冗談で、世界を知るためさ。

この世界というのは面白い。俺はいわゆる転生者というやつだが、この『Fate/』の世界にはまだ秘密がある。この世界を少ししか知らない俺にとってみれば謎の宝石箱みたいなものだ。

 

一際強い風が周囲に吹き荒れる。

段々と光が召喚のための魔方陣から漏れてきた。

そして、目が眩しいと感じるくらいの光量が部屋を満たす。

 

*****

 

あれから何時間たったのだろう。

召喚は無事終了した。

唐突だが俺の考える知る(・・)というのとは辞書とは少し違う。

俺の言う知るとは完全に理解して、その知識を応用することだ。

そこらへんの凡人は理解せずに暗記をして満足しているだろうが、彼たち秀才は違う。そして俺の考える秀才は凡人の上位互換ではない、秀才と呼ばれる中でも重要なのは努力の方向性だ。努力は裏切らないと言うが果たしてそうなのか。いや、違う。

確かに努力は報われることは多い。がその陰にはたくさんの努力したものがいて、その人は報われなかったということを忘れてはならない。

っと話がズレてしまったな。つまり何が言いたいかって言うと、

 

「う~ん、ここはどこだろう?」

「おい、どけ明久。さっさと俺の上から離れろ」

「まあまあ雄二、そう焦るでない。明久も雄二が苦しそうじゃからどいた方が良さそうじゃぞ」

「………二人ともうるさい」

 

努力ってなんだろうなぁ~

何故だろう、いやな予感がする。俺の直勘が囁いている。

見るな、見るな、見るな、見るな、見るな!!

しかし、人間というのは見たくなくても好奇心に負け、見てしまう人が多い。

 

「ここは、屋敷か?明久ちょっと探検してこいよ」

「いやいや待って待って!!ここは団体行動するべきじゃないの!?」

「確かにここを探索するには危険じゃの」

「………暗いからここからは動かない方がいい」

 

(ああ………やっぱり………)

さてここまでで、察している人も多かろうが、一応のため紹介しておこう。

 

No1

バ カ(吉井明久)

筋力:E(EX)

耐久:EX

敏捷:D(EX)

魔力:E

幸運:D+(E)

宝具:F(EX)

 

宝具

FFF団:ランクE(EX)

能力

異端審問会:幹部

ギャグ補正付与:E(EX)

生活力:F

 

FFF団ランクE(EX)

その名のとおりFFF団を召喚することである。EXになる条件は、リア充どもを見ること。

異端審問会

リア充どもを審問する会。FFF団を召喚するときにだけ発動する。相手のサーヴァントがリア充の場合、必ず勝利する。

ギャグ補正付与:E(EX)

EX時、仲間内の攻撃は死ぬかとおもったで済む。相手の攻撃はなんでもかわせる。

 

NO.2

霧島雄二(結婚おめでた)

筋力:c+(EX)

耐久:EX

敏捷:E-(EX)

魔力:E

幸運:E-

スキル

外道の策

味方をも切り捨て必ず勝利を掴もうとする。一種の未来予知。

 

 

NO.3

木下秀吉(男の娘)

筋力:E(EX)

耐久:EX

敏捷:D(EX)

魔力:E

幸運:D+

スキル

演劇:EX

相手になりきれる。やるかどうかは本人の意思によって決定する。

 

NO.4

ムッツリーニ(土屋康太)

筋力:E(EX)

耐久:EX

敏捷:A(EX)

魔力:E

幸運:C+

スキル

ステルス:A+(EX)

まるでアサシンのような影の薄さを発揮する。EX条件はエロが絡むこと。

 

 

備考

なお、このサーヴァントは4人で一つのサーヴァントであり、宝具のFFF団は4人の誰からでも呼べる。

隷呪は一つ消費することで、4人に分配される。

 

「「「「何でだろう、とてもバカにされている気がする」」」」

 

「いや待てムッツリーニ!!お前はもともとムッツリーニだったろ!!」

「………!!(ブンブン)」

「そうだよ!!ムッツリーニはもともとじゃないか!!それより僕はバカってなんだよ!!」

「最適解だと思うんじゃが?」

「ひどいよ秀吉!!、そんなんじゃ僕がこの中で一番バカみたいじゃないか!!」

「今更だろそんなこと。そんなことよりなんだ!!霧島雄二(結婚おめでた)って!!俺は霧島じゃないし、まず結婚できる年齢じゃねえし、結婚するつもりはまだない!!」

「雄二の決まっている将来のことなんかどうでもいいよ!!」

「てめえの今更過ぎる残念な脳みそにかまけている時間はない!!」

「だいたい、雄二が明らかに怪しすぎる黒い本を開いてみようぜって言ったことがこんなところに来た原因じゃないか!!」

「はぁ!?お前だってノリノリで自ら開けたくせに責任転嫁するんじゃねえ!!」

 

「「表に出ろ!!ボッコボコにしてやる!!」」

 

「「「………はぁ」」」

ここまでの争いの通り、彼らは仲良しである。

 

「「どこを見て言っているんだ!!」」

その息の合った掛け声を見てである。

 

*****

「んで?ここは何処で今は何時でなんで俺たちを呼び出したかを聞こうじゃないか」

 

しばらくたち、いったんは冷静になったバカ(明久)「僕はバカじゃない!!」たち。

しかしながら現状は一向に変わらない。ということで、周りにいるやつの中で現状を理解していてなおかつ説明ができる人に聞いているところだ。

 

「ここは、冬木市。今はちょっと何時かわからないが、君たちを呼んだ理由は『聖杯戦争』を勝ち残り、『聖杯』を手に入れることが目的だ」

「っと、ちょっと待ってもらえるか?まず初歩的な質問だ。『聖杯』ってのはたぶんキリストのを指していると思うんだが、それはどんなものだ?」

「願望幾だよ」

 

ここで雄二は浮気がばれた夫のように驚愕する。

 

「待て!!だから俺は結婚していないと何度も…!!」

 

ここで雄二は浮気がばれた夫のように驚愕する。

 

「ッチ!!強引に話を進めるつもりか。まぁいい。願望幾ってことは、まさかそれを手にするだけでどんな願いもかなえるってことか!?」

「何それ?どこのドラ〇ンボール?」

「バカは黙ってろぉぉぉぉぉおおおおお!!」

 

明久に叫ぶ既婚者。果たして彼の脳の血管は大丈夫なのか。

 

「Foooo!!俺の胃がマッハでダメージを食らっているぜ!!」

 

奇怪な声を叫ぶ既婚者に今までの既婚者の会話相手だった小西は改めて説明をする。

 

「例え方はひどいけど、ドラ〇ンボールの認識で間違ってはいないかな。ただ七個集めるんじゃなく、相手、つまりは敵サーヴァントを全員倒さないとあらわれないし、魔術協会と呼ばれる組織に監視されているから。そこまで願いを叶える自由度は高くないかな」

「………次の質問だ。おい、おまえら心して聞けよ」

「失礼な。僕はちゃんと真剣に聞いているよ」

 

と語る明久の手にはPS Vitaが握られていて、耳にはイヤホンをつけていた。

 

「フンッ!!(バキッ!!)」

「ああ、僕のVita!!何するのさ雄二!!!」

「てめえは人の話を聞け!!」

「聞いてるよ。『聖杯』はドラ〇ンボールなんでしょ?」

「そこじゃねえよ!!今から聞く話をきけっていってるんだよ!!」

「はいはい分かった分かった。じゃ質問続けて」

「ふぅ。やっと話が進む。んで、」

 

 

『聖杯戦争』ってのは殺し合いなのか?

 

 

辺りがシンッと静寂に包まれる。それもそうだろう、なぜなら彼らとていつも危険物を口にしていて死が隣り合わせの生活をしているが、根本は一般人なのだ。いきなり殺し合えって言われてもハテナが浮かぶだけだし、そうすぐには決心もつかない。さらに言えば彼らの住む時代の若者は戦争というものは非日常だからだ。雄二がこの質問をしたのは自分のためでもあるが、いつものメンバーを傷つくのをためらったからである。やはり雄二はなんだかんだ言って仲間には優しい。

 

 

「その通りだ」

 

 

だからこの発言にも彼の気に障ったのだろう。

 

 

「君らには悪いが俺にも叶えたい願いがある。それに君らは確かに傷つくが、元の場所に戻ればその怪我は治る」

「へぇ~なら納得だ」

 

 

「というとでも思ったか?」

 

 

お人よしである彼は同時に阿修羅でもある。その阿修羅の怒気がこの部屋を蹂躙する。

 

「確かにお前の言う通りかもしれない。何故だが知らないが俺の知識にもそういったものがある。だがよ、」

 

 

理解と納得は違うもんだ。

 

 

(とは言ってもこいつの本音が見れないと俺は協力もしたくない)

 

彼は十分に理解している。ここから帰れる方法がない以上、小西に協力をするしかないと。しかし、納得できるかっていったら全くの別問題だ。だが最低限小西の腹の中をある程度把握しなければ、こちらからの協力はできない。いや、したくない。

なぜなら、小西の人と為りを見なければ信用に値しないからだ。

静寂が場を支配する中、小西は眼を鋭くさせながらゆっくりと閉ざしていた口を開けた。

 

 

「『知る』ためだ」

 

 

「知るためだと?」

「そうさ、この世にあるありとあらゆる物を知ることで俺は『凡人』から抜け出せる」

 

そして、と言いながら立ち上がり、ゆっくりと近くにある机の写真立てを手に取りこう続けた。

 

 

「そうすることでやっと両親に顔向けできるからね」

 

 

もちろん両親の前にこの世界ではないと注釈がつく。しかしこの時この部屋にいたこの4人には、嘘か本当かしかわからなかったが。

 

「お前の事情はよく分からんが俺たちはお前に協力しよう」

「本当か!?」

 

小西の顔が見事に輝く。

 

「ただし!!」

「何だ」

「俺たちには家がない。だからここに泊まることを許可することと、三食つけてくれればいい」

 

「「「!?」」」

 

「ああ、元からそのつもりだったからな。別にかまわないさ」

「助かる」

「ちょっと雄二名に勝手に話を進めてるのさ!!」

「どうもこうも、ホテル代わりにこの屋敷に泊まれるんだぜ?」

「『聖杯』はどうするのさ!?」

 

確かに願望幾である『聖杯』を見逃すにしては欲まみれの雄二や明久、ムッツリーニには考えられない。

 

「バッカ、明久!!この世界は俺たちの住んでいる世界とは価値観が違う。この世界で起こる奇跡は必ずしも俺たちの世界で起こるとは限らないだろう?」

「むぅ、言われてみれば確かに」

「ということで、これからお世話になる。俺は坂本雄二だ」

 

その手を小西は躊躇いなく手に取った。

 

 

 

 

 

 




はーいドーナッツでーす。
ナ、なんと2日でUA1000突破!!これっていい方なのですかね?
質問、意見、感想、誤字脱字報告お待ちしておりま~す!!
さ~て、艦これをやんなくては…
2015/5/8/22:07
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