東方転生人録外伝~とある風妖精と超電磁砲~   作:白銀の勇者

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今回からシリアスパートです


第10風

~御坂side~

 

私の部屋で黒子が寝ている間に携帯がゲコゲコと鳴る

 

「はい、もしもし」

『お、御坂か。早速だが、風間の居場所が分かったぞ』

 

今度はあいつね

 

……ってか、ほんと何処から情報を入手してるのかしら……

 

「で、何処なの?」

『第7学区、○○の空き地の横にある廃ビルの中だ』

 

えっとぉ……

 

彼処ね

 

「ありがと。じゃ、今度ご飯奢るわ」

『あぁ…………御坂、お前は手を引いてくれないか?』

「は?何で?」

『こいつは暗部と接触している。だから、ここからは俺達に任せて御坂は結果を待っていてくれ。大丈夫だ。絶対に捕まえてみせる』

「嫌よ。これは私達の問題よ。私達がなんとかするわ」

『…………分かった。だが、無理はするな。暗部が出てきたらすぐに俺達が代役に回る』

「えぇ。それでお願い」

 

よし、風間は廃ビルの中ね

 

ボコボコにしてフウちゃんを元の世界に戻してHappy End。

 

もうこの事件も終わるわ

 

「……黒子達を関わらせるにはいかないわね。もしかしたら、裏の奴等が何かしてくるかもしれない。だったら、私が単体で攻め混んでぶっ潰してくるしかないわね」

「そう言うと思ってましたわ」

 

え?

 

「黒子!?起きてたの!?」

「はい。お姉様が油断した隙に襲おうと……」

 

電撃でいいかしら?

 

五億ボルト辺りの

 

……ま、今回は止めておくか。未遂だし

 

「……で、どうするの?」

「わたくしも行きますわ」

「……いいの?もしかしたら、死ぬかもしれないわよ?」

「死ぬときはお姉様と同じですの。お姉様が死ぬまで黒子は無敵ですわ」

 

ったく……こいつは…………

 

「…………今回だけよ?」

「はいな」

 

~佐天side~

 

「え?御坂さん、今日は駄目なんですか?」

『えぇ。フウちゃんをここに飛ばした犯人かもしれない情報が入ったから、それが本当か少し確認するから、今日はちょっと無理ね』

「そうですか……じゃあ、また今度。犯人は四人で捕まえましょうね」

『…………えぇ。そうね』

 

じゃあ、今日も練習だね!!

 

よ~し!目指すはレベル5!!!

 

「よし、じゃあ練習を……どうしたの?フウちゃん」

「……嫌な予感がする。それに、嫌な風も…………」

「大丈夫。気にしすぎだって。じゃあ、指導をお願いします!先生!!」

「…………うん」

 

まぁ、レベル5までいかなくても、フウちゃんと互角に戦えるようになりたいな~

 

限界何て無いんだし、頑張ろう!!!

 

~御坂side~

 

「ここね」

「そうですの。正に犯人の住みかって所ですの」

 

何か嫌な雰囲気がバリバリね

 

だけど、物凄い嫌な予感までするし……

 

まぁ、いざとなったら黒子のテレポートで帰って体制を建て直せるし

 

「黒子、こっちが不利になったら一旦帰って助っ人を呼んでくるわ。だから、その時は……」

「わかりましたの」

 

コインも十分、体調も万全

 

「よし、行くわよ」

 

中は…………電気すら点いてない

 

気味悪いわね

 

イヤイヤクトゥルフとか聞こえてきそうだわ

 

おぉ、こわいこわい

 

「……しっかし、足音が響くわね」

「そうですわね」

 

……居ない

 

もしかして、情報に誤りがあった?

 

「ったく、何でバレちゃうかなぁ」

『っ!?』

 

誰!!?

 

「自己紹介は必要ないかな?俺の事、色々と調べている奴がいるって聞いてたけど……まさか超電磁砲だったとはね。面倒くさいったらありゃしない」

「風間世一……あんたが何考えてるか知らないけど、私達の目的はただ一つ…………あんたが飛ばしてきた子を元の世界に戻しなさい」

「…………それならもう少し時間がたってからにしてくれるか?生憎、俺は忙しい身なんでね」

「駄目。今すぐ戻しなさい」

「………………いや、少し待ってくれるだけでいいんだ。ほんの数年……二年でいいからさ。俺の依頼が終わるまで待っててくれるだけでいいんだ」

「だったら、力づくで……!」

 

私の手のひらに紫電が迸る

 

黒子も鉄矢を構える

 

「はぁ……これを使うのは嫌なんだけどね。お引き取り願おうか」

 

ビル全体に甲高い音が響く

 

「……一体何を…………まさか!!この音!!?」

「そう……貴女達も知っている…………」

「ぐっ!?この頭痛……まさか!?」

「キャパシティダウンだ」




物語も終盤です
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