~御坂side~
私の部屋で黒子が寝ている間に携帯がゲコゲコと鳴る
「はい、もしもし」
『お、御坂か。早速だが、風間の居場所が分かったぞ』
今度はあいつね
……ってか、ほんと何処から情報を入手してるのかしら……
「で、何処なの?」
『第7学区、○○の空き地の横にある廃ビルの中だ』
えっとぉ……
彼処ね
「ありがと。じゃ、今度ご飯奢るわ」
『あぁ…………御坂、お前は手を引いてくれないか?』
「は?何で?」
『こいつは暗部と接触している。だから、ここからは俺達に任せて御坂は結果を待っていてくれ。大丈夫だ。絶対に捕まえてみせる』
「嫌よ。これは私達の問題よ。私達がなんとかするわ」
『…………分かった。だが、無理はするな。暗部が出てきたらすぐに俺達が代役に回る』
「えぇ。それでお願い」
よし、風間は廃ビルの中ね
ボコボコにしてフウちゃんを元の世界に戻してHappy End。
もうこの事件も終わるわ
「……黒子達を関わらせるにはいかないわね。もしかしたら、裏の奴等が何かしてくるかもしれない。だったら、私が単体で攻め混んでぶっ潰してくるしかないわね」
「そう言うと思ってましたわ」
え?
「黒子!?起きてたの!?」
「はい。お姉様が油断した隙に襲おうと……」
電撃でいいかしら?
五億ボルト辺りの
……ま、今回は止めておくか。未遂だし
「……で、どうするの?」
「わたくしも行きますわ」
「……いいの?もしかしたら、死ぬかもしれないわよ?」
「死ぬときはお姉様と同じですの。お姉様が死ぬまで黒子は無敵ですわ」
ったく……こいつは…………
「…………今回だけよ?」
「はいな」
~佐天side~
「え?御坂さん、今日は駄目なんですか?」
『えぇ。フウちゃんをここに飛ばした犯人かもしれない情報が入ったから、それが本当か少し確認するから、今日はちょっと無理ね』
「そうですか……じゃあ、また今度。犯人は四人で捕まえましょうね」
『…………えぇ。そうね』
じゃあ、今日も練習だね!!
よ~し!目指すはレベル5!!!
「よし、じゃあ練習を……どうしたの?フウちゃん」
「……嫌な予感がする。それに、嫌な風も…………」
「大丈夫。気にしすぎだって。じゃあ、指導をお願いします!先生!!」
「…………うん」
まぁ、レベル5までいかなくても、フウちゃんと互角に戦えるようになりたいな~
限界何て無いんだし、頑張ろう!!!
~御坂side~
「ここね」
「そうですの。正に犯人の住みかって所ですの」
何か嫌な雰囲気がバリバリね
だけど、物凄い嫌な予感までするし……
まぁ、いざとなったら黒子のテレポートで帰って体制を建て直せるし
「黒子、こっちが不利になったら一旦帰って助っ人を呼んでくるわ。だから、その時は……」
「わかりましたの」
コインも十分、体調も万全
「よし、行くわよ」
中は…………電気すら点いてない
気味悪いわね
イヤイヤクトゥルフとか聞こえてきそうだわ
おぉ、こわいこわい
「……しっかし、足音が響くわね」
「そうですわね」
……居ない
もしかして、情報に誤りがあった?
「ったく、何でバレちゃうかなぁ」
『っ!?』
誰!!?
「自己紹介は必要ないかな?俺の事、色々と調べている奴がいるって聞いてたけど……まさか超電磁砲だったとはね。面倒くさいったらありゃしない」
「風間世一……あんたが何考えてるか知らないけど、私達の目的はただ一つ…………あんたが飛ばしてきた子を元の世界に戻しなさい」
「…………それならもう少し時間がたってからにしてくれるか?生憎、俺は忙しい身なんでね」
「駄目。今すぐ戻しなさい」
「………………いや、少し待ってくれるだけでいいんだ。ほんの数年……二年でいいからさ。俺の依頼が終わるまで待っててくれるだけでいいんだ」
「だったら、力づくで……!」
私の手のひらに紫電が迸る
黒子も鉄矢を構える
「はぁ……これを使うのは嫌なんだけどね。お引き取り願おうか」
ビル全体に甲高い音が響く
「……一体何を…………まさか!!この音!!?」
「そう……貴女達も知っている…………」
「ぐっ!?この頭痛……まさか!?」
「キャパシティダウンだ」
物語も終盤です