「ぐぅ……アァ!!?」
「やっぱりレベル5には効果抜群だな。それより、こんなのよりももっと安全に作業できる場所を提供してくれっての」
ぐっ…………何で……
「何で…………あんたは………………何ともないのよ!!」
「そりゃあ、こいつを付けてるからですよ」
風間が自分の耳に付けてる片耳イヤホンをコンコンと叩く
それが……何だって…………
「お二人共、それが何だって顔してるが、どうせなら教えてやる。これはノイズキャンセラー。まぁ、キャパシティダウンの効果を無効かさせるっていうアイテムなんだけどね。まぁ、未完成らしいから、俺も少しだけ頭が痛いんだけど、肩こりで起こる頭痛より軽いからな」
な、何てインチキ…………
「こな……くそぉ!!!」
使える範囲内での電撃を風間に向けて放つ
けど
「ふうん、流石レベル5。これを聞きながらも能力使えるなんてね」
電撃は横にそれて壁に黒い痕を作るだけだった
「ほんとはこんなことしたくないんだが、こっちも依頼をどうにかしないといけないから……」
「はぁぁ!!!」
「うわっ!?」
黒子が一気に近づいて格闘戦をしかける
「これ聞いてそんなに動けるのか!?……だけど…………」
風間は黒子の腕を掴み、懐に入って肘を鳩尾に当てる
「ぐっ!?」
「こっちも少し位なら格闘戦は出来るんでね。なめないでよね」
くそ…………一体どうすれば…………
「じゃあ、ほどよくボコボコにしたあと…………」
「御坂ァァァ!!!」
なっ!?あいつ…………!?
「る、類人猿!!?」
「か、上条当麻!?」
「一方通行!!御坂と白井を頼む!!」
「聞こえねェが、こいつらを回収する!!その後すぐに逃げてこい!!」
「了解!!」
ア、一方通行まで!!?
「な、なんで!?」
「音反射してるせいで何も聞こえねェが、お前らを回収する。大人しくしてろ」
何でこいつら、私達を!?
「上条!回収できた!逃げるぞ!!」
「おう!」
「そんじゃあ、また二年後、ここに来い。そんときは返してやるよ」
~少年等逃亡中~
「そろそろいいか」
「ちょっと!何であんなことを!!」
「黙れ!お前らはもう降りろ!!こいつはてめェらが関わっていい問題じゃねェンだ!!」
な、何を……
「さっき判明した事だ。こいつには上の奴等が絡ンでやがる。連れてこられた奴は気の毒だが、命が惜しければ、とっとと降りろ。てめェらみてェな闇に浸かったことのねェ奴等が関わっていい問題じゃねェンだ!!」
「ここからは俺達がやる。お前らは結果を待て。何とかしてやる」
で、でも!!
「えっと……わたくしはどうすれば?」
「お前は帰れ」
「……分かりましたわ」
黒子は転々とテレポートをして行ってしまった
「……で、何で?」
「さっき行った通りだ。それに、こいつにはある奴が絡んでいる」
「ある奴って?」
「アレイスター・クロウリー。学園都市の統括理事長だ」
「はぁ!?統括理事長!?」
それって、学園都市の中で一番偉い奴じゃない!
「そいつが何で?」
「こっちも半信半疑の状態なんだが、狙いは一つ…………異世界の神の力を手に入れるためらしい」
神様の力を手に入れる?
ハァ、馬鹿馬鹿しい
「で、何でその神様の力を手にしたいの?」
「さァな。どうしてそうするのか、何をしたいのか、それは分からない。だが、これだけは言える。アレイスターの野郎は、まともな事は考えてねェ。それだけだ」
まぁ、そんなもんよね
「と言うことだ。後は俺達に任せろ。大丈夫だ。フウちゃんが帰れる様にする。心配は……」
「だが断る」
『ハァ!?』
「じゃあ、後一回。チャンスを頂戴。負けたままだと嫌なのよ」
「オリジナル!てめェはさっきの……」
「分かった。後一回だけだ」
「上条ォ!!!てめェ、何寝惚けたことを……」
「アレイスターが出てきたら俺達が変われば良いだけだ。御坂も、それでいいな?」
「えぇ。アレイスターなりアタッチメントなりはあんたらに任せるわ。私達の目的はフウちゃんを元の世界に帰す。それだけなんだから」
「だとよ。まぁ、少しぐらいは好きにやらせてやろうぜ?」
「……チッ、だが、条件がある」
「何よ?」
「打ち止めのお泊まり会。あのガキが楽しみにしてンだ。死ンで魂だけになったとしても参加しろ!!いいな!!」
「はいはい。あんたも結構な親バカよね」
「アァン!!?」
「ははは、事実だろ」
「上条ォ……死にてェらしいな」
「え!?ちょっ、俺だけ!!?」
「ぶっ殺してやる!!!」
「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!不幸だァァァァァァァ!!!!!!」
さて、後はキャパシティダウンについての作戦を……
『御坂さん』
ガシッ!!っと誰かに両肩を捕まれる
「え……?初春さんに佐天…………さん?」
「途中で白井さんを取っ捕まえて事情を聞き出しました」
「え?ちょっ、」
『O☆HA☆NA☆SHI、しましょうか』
「あ、え?ちょっ、だ、誰か!!助けて!!!殺され…………ギャァァァァァァァァ!!!!!」
「ごめん、美琴。止められなかった」
それでは、また次回