東方転生人録外伝~とある風妖精と超電磁砲~   作:白銀の勇者

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今回で最終話です

ちなみに、この暮羽は旅は長いほど楽しいから翌日の暮羽です


最終風

~フウside~

 

アレイスターってやつと暮羽が戦った翌日、私が元の世界に帰るときがきた

 

長いようで短いような時間

 

未来の町で過ごすのも今日で終わり……

 

「すまないな。こんな見ず知らずの男を泊めてもらって」

「いいんですよ。フウちゃんの家族なんですし」

「はは、ありがとう。君は優しいな」

 

何かあのふたり、いい雰囲気……

 

あ、携帯の着信音

 

「あ……もう時間みたいです」

「そうか……フウ、行くぞ」

「うん……」

 

もう涙子達とはお別れ

 

もう二度と会えない

 

「じゃあ、行くぞ」

 

暮羽が地面に次元を開く

 

そして、落ちたと思ったら、いつの間にか公園にいた

 

「着いたぞ」

「うわっ!?いつの間に!!?」

 

美琴……驚きすぎだってば……

 

まぁいいけど

 

「フウちゃん……もうお別れですね」

「うん……」

「あっちに戻っても忘れないでね」

「うん……」

 

あ、なんでだろ……涙が…………

 

「ほら、泣いたら可愛い顔が台無しですわよ?」

「うん……」

「短い間だったけど、私達はフウちゃんの事を忘れないわ」

「う゛ん゛…………」

 

一週間とかそこらの間なのに……涙が……止まらない…………

 

「えっと……神様と妖精さんか?あんたらにはすまないことをした。俺には頭を下げるしか脳がないが、これで許してくれ!」

「お、おい、顔を上げろ。俺は怒っていない」

「わだじも゛……」

「ありがとう…………今からあんたらを元の世界に返す。時間まで会わせるのは俺の力じゃ無理だ。そこは勘弁してくれ」

 

う゛ぅ…………

 

もう美琴達と会えないと思うと……涙が……涙がぁ…………

 

「うっ……ひっく…………」

「フウ……」

「すまない……悲しい思いをさせてしまった…………」

「気にじな゛いで……」

「あぁ……じゃあ、始める」

 

あ、風間が目を閉じた……

 

「まずは神様だ」

「あぁ。頼む」

 

あ……暮羽がシュンって音をたてて消えちゃった…………

 

「ハァ……ハァ……次は妖精さんだ」

「うん……じゃあね、涙子、美琴、飾利、黒子」

『じゃあね』

 

あぁ……もうこれで美琴達とは会えないんだ…………

 

「飛べ!!」

 

私の体からシュンという音がなった

 

そして、気が付いたら……

 

「百励……神社…………」

 

戻ってきたんだ…………

 

懐かしいな。この空気……

 

「うっ……美琴……黒子……飾利……涙子ぉ……!!」

「ほら、泣くな。フウ」

「へ?……暮羽?」

「出鱈目な所に転送されたみたいだ」

 

そうなんだ…………

 

~佐天side~

 

「……行っちゃった…………」

「えぇ……」

「これでよかったんです……」

「そうですわね」

 

そのあと、私のレベル1達成パーティーが行われた

 

だけど、私は心の底から楽しめなかった

 

何か、胸の中にポッカリと穴が空いたように……

 

そして、私は家に帰った

 

家に入るとき、部屋の中には笑顔でご飯を作っているフウちゃんがいて、笑顔でお帰りって言ってくれると少し期待していた

 

だけど、部屋の中には誰も居なかった

 

そりゃあそうだよね

 

フウちゃんは帰ったばかりだもん

 

はぁ……この部屋ってこんなに静かだったっけ……

 

二人で居るときはこんなに静かじゃなかったんだけどな……

 

「はぁ……あ、ご飯作らないと」

 

……あれ?材料、もうなかったっけ……買いに行かなきゃ…………

 

~少女買い物中~

 

……はぁ、何で二人分も買ってるんだろ…………

 

どうせ、一人でしか食べないのに

 

「ま、明日も同じもの作ればいいか!!」

 

……って、あぁ!!!

 

家の鍵しめてないじゃん!!!

 

い、急がないと!!!

 

~少女移動中~

 

「ハァ……ハァ……あっぶなぁ…………」

 

ったく、泥棒とかに入られたら冗談じゃすまないし……

 

「ただいま~って、誰もいるわけ…………え?」

「あ、おかえり。涙子」

 

……………………はい!!?

 

「へ?……フウちゃん!!!?何でここに!!!!?」

「うん、ちゃんと説明するよ」

 

~回想~

 

「暮羽…………」

「もう一回、あそこにいきたいか?」

「へ?」

 

いや、へ?

 

暮羽、何でそんなことを?

 

「開けゴマっと」

 

へ?

 

あ、壁に次元が……

 

「こいつを通ればあの公園に着く」

「え!?な、何でそんなこと……」

「まぁ、何て言うんだ?幸運な事に、あそこは次元世界っていう違う次元にある世界でな。それなら、どの世界か分かれば道くらいは簡単に開ける。じゃあ、こいつはお前の部屋にうつしておくからな。帰りたいときはあっちに次元を開いておくから、その中に入れ。諏訪子と神奈子に一言位は何か言っておけよ。じゃ、俺は旅に戻るぜ」

 

~回想終了~

 

「って訳で…………これから私にとってはほんの少しの時間だけど、これからもよろしくね!涙子!!」

「う、うん!!」

 

フウちゃんにとってはこれから生きていく中のほんの数分の一の時間かもしれないけど……

 

「じゃあ、ご飯作るね」

「待ってました!!」

 

この時は楽しかったと言ってもらえるように

 

「今日は洋食だよ!」

「やっほー!!」

 

フウちゃんと沢山遊ぼう!!




これにてこのお話は終わりです

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
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