ぎるがめっしゅ叙事詩 ~よくわかる人間と星の乖離~ 作:檻@102768
「ギルとエンキの間に友情が芽生えました。」
今回友情タッグの出番はありませんがね!
エンキの存在で、前より少しだけウルクが平和になって。
それからしばらくしたある日、ギルはエンキに遠征の話を持ちかけました。
ギル「どっかの森にフンババとかいうヤバい獣がいるらくてさー」
ギル「ほっとくと社員に悪影響だし、ちょっと痛い目見せてこようと思うの。ついて来てくれる?」
エンキ「おっけー」
ギル「あーあと杉がいっぱい生えてるっていうし。倒したら持ってかえろー」
エンキ「りょーかーい」
そんな経緯で、彼らはフンババ倒して杉の木ゲットだぜ! と意気込んで森に向かいます。
流石ギルガメッシュ叙事詩、モンハンの原典でもあります。
とことこ……とことこ……と、二人は森を歩いていきます。
エンキ「そーいえばさー」
ギル「ん? どったのエンキ」
エンキ「いやさー君日々パワハラしながら社長してるじゃーん? 前よりかは控えめになったけど」
エンキ「それなのに『社員の為』でこんな遠出なんて不思議だなーって」
ギル「こっちはほっとくと本当に大変だからねー。流石に死んじゃうとどうしよーもないし。我は別に嫌がらせでパワハラしてるんじゃないから」
ギル「可愛い子は谷底へ突き落せ。強く生きるには、たまに試練を乗り越えないと」
ギル「優しくするだけが愛情じゃないのさー」
エンキ「なーる」
この説明でエンキはようやく納得がいきました。
この社長、感情表現が人と違うだけで、実は社員にメロメロだったのです。
流石ギルガメッシュ叙事詩、ツンデレの原典でもあります。
ギル「ま、人間なんて底は知れてるかもだけど、ちゃーんと最後まで見てるよ。そう決めたし」
エンキ「じゃー僕も付き合うよ。もともと道具だし死なないし、ずっと君と一緒にいられるよー」
ギル「てい!」チョップ!
エンキ「あいた!」ズビシ!
ギル「もー! お前はこの我の友なんだから、自分を道具とか卑下するの禁止!」プクー
エンキ「ご、ごめん」アワアワ
時に喧嘩も交え、やんややんやと語りつつ、森に辿り着いた二人は、このフンババとかいう悪いやつを倒さんと挑みました。
フンババ(森の番犬)「この森は神から任された俺の縄張りだー! 早く出てけー!」ワンワン!
ギル「犬っころが我に命令するな不敬だぞー!」アアン!?
フンババ「ぐぬぬ・・・・・・口で言ってもわからないなら、力づくで思い知らせてやるぅ!」カッ!
フンババ「だるまさんがこーろんだ!(物理)」セキカビーム!
ギル「鎧バリア! そんなの効きませーん! ざーんねーんでーしたー!」ヨロイピカァァ!
フンババ「えっ!? そ、そんなのズル……」アセアセ
ギル「我 が ル ー ル だ !」ドヤァ
ギル「よーし攻守交代! 嵐を纏う斧でダイレクトアタック!」ザクゥ!
フンババ「あばばばばばば」ガクガク
フンババ(死にかけ)「ナメた口きいてすみませんでしたorz」
フンババ「もう勘弁してください……あなたの家来になりますから!」ゲザァァ!
ギル(こんなこと言ってるけどどうしよ?)チラッ
エンキ「だめだよー。後腐れないよう一息でヤっちまいNA!」グッ!
フンババ「ヤメローシニタクナーイ!!」ガタガタガタ!
あんまりにぼこぼこにされて、今にも死にそうになったフンババは、服従するから見逃してくれと縋りつきます。
しかし命乞いの甲斐もなく、フンババは首チョンパされてしまいました。
流石ギルガメッシュ叙事詩、ポケモンの原典でもあります。
ただ今回は、自分からボールに入るとまで言ったのにひんしにされちゃいましたね♪
キャンキャンうっとうしい番犬もいなくなったので、その後杉の木も山ほどチョンパして持ち帰ります。
こうして二人は、ウルクに平和と更なる繁栄をもたらし英雄となりました。
補足です。
・フンババ:神獣。かませ犬。
評価・感想お待ちしてます~。