魔理沙「そろそろ、着くぜ」
魔理沙にそう言われ、前を見ると神社のような建物が見えた
樹(そろそろ着くって言ってるのに、スピードが下がってないような)
だんだんと神社が近くなってくる
樹(やっぱりスピードが下がってないよな、もしかして急ブレーキか?)
案の定神社の目の前で急に止まる
樹(く、首が)
痛みに耐えながら神社を見る
樹(みたところ普通の神社だな)
神社から誰かが出てきた、紅白の色をした巫女服を着ている、そこまでは普通なのだが一箇所のみ特徴的な箇所が・・・・・・
樹(なんで腋がでてるんだ?あの巫女服、まあ、きっと些細な疑問だろう、気にしちゃいけないよな、常識に囚われちゃだめだよな、うん)
出てきた巫女に魔理沙が話しかける
魔理沙「よう霊夢、客だぜ」
どうやらあの巫女は霊夢とゆう名前らしい
霊夢「客として来るならお賽銭くらい入れなさいっていつも言ってるじゃない、どうせ今日も何もないんでしょ?」
魔理沙「今日は私じゃなくてコイツだぜ」
霊夢「?誰よそいつ」
魔理沙「外来人だ、送り返してやってくれ、お前の仕事だろ?」
そう言われ、霊夢がこちらに近ずいてくる
霊夢「あんた、名前は」
樹「有里樹だ、今後とも宜しく」
霊夢「樹ね、貴方、神社に来たらまず何をすればいいかわかってるわね?」
霊夢が俺の前に手を差し出してくる、何かを要求するような手だ
樹(握手って訳じゃなさそうだな、さっきの魔理沙との会話の内容的に賽銭を渡せばいいのか?でもこっちの金なんて持ってないぞ、外の世界の金でもいいんだろうか)
考えていると、霊夢の手がさらに迫ってくる
樹「ああ、賽銭を入れればいいんだろ?俺外の金しか持ってないが、いいのか?」
霊夢「外のお金も金属でできてるんでしょう?なら換金しに行くだけよ」
樹「なるほどな」
俺は財布を取り出し、中身を見る
樹(小銭は・・・五百円玉が三枚か、二枚くらい渡せばいいだろ)
俺は霊夢に賽銭を渡す
霊夢「これでしばらくは生活できるわ」
樹(こっちで換金するとそんなに価値があるのか、五百円玉)
明らかに霊夢も機嫌が良くなっている
霊夢「じゃあ、あんたを元の世界に送り返せばいいのね、こっちに来なさい、すぐにやってあげるわ」
そういって霊夢は神社の中に向かう
樹(すぐにって、そんなに簡単に返してもらえるものなのか?)
俺が霊夢についていこうとすると霊夢は賽銭箱の前で止まっていた、急に霊夢が立ち止まったのが気になり、霊夢の視線の先を見ると、空間に裂け目のようなものが開いていて、そこから女性が出てきた
紫「待ちなさい、霊夢」
霊夢「なによ紫、私はこれからこの人を送り返す仕事をしなきゃならないんだけど」
紫と呼ばれた女性はこちらを向く
紫「あなたが、有里樹ね」
樹「あ、ああ」
紫「悪いけど、あなた元の世界には帰れないわよ」