ダンジョンで彼奴らが出会うのは間違っているだろうか 作:凪世界
更新が遅れてしまいほんとにすみません!
「ここが、オラリオか.....」
俺、桐ヶ谷和人は圧倒されていた。
アインクラッド開放に次ぐ、『ALO』の巨大アップデートが発表されたのはほんの2週間前。俺はユウキとの別れを経て、VRMMOの可能性と、開発者になるという夢を再認識した。
直後、やってきたのがこの『オラリオ』だった。
巨大アップデートで新しいエリアが追加されるということは聞いていたが、まさかここまでとは思ってはいなかった。
これは、俄然やる気が出てきた。
「す、すごいねキリトくん!」
「これは....凄いわね」
隣のアスナ、シノンもやはり驚いている様だった。
俺は興奮を抑えきれず、2人に言った。
「とりあえず街の中心の、ギルドに行ってみよう。『ファミリア』システムも気になるし」
「そうだね」「わかったわ」
俺が歩き出そうとすると、人とぶつかってしまった。
俺と同い年くらいの、真っ白な髪に真っ赤な美しい瞳の少年だった。
「あっ、すいません!」
少年は急いでいるようで、俺が詫びる間も無く走り去ってしまった。
ふと、少年が走っていった方を見ると、そこには俺たちの新たなダンジョンが、夕焼けの光に照らされて金色に輝いていた。
しばらく歩くと、ギルドに到着した。
そこには俺たち同様に情報収集に来たプレイヤー達でにぎわっていた。
俺たちは、とりあえず近くいたギルドのサポーターらしき女性にいろいろ聞いてみることにした。
「すいません、ちょっといいですか?」
「はい、何か御用でしょうか?」
眼鏡をかけた、ショートヘアーの美しい女性だった。
「俺たちは今日初めてこの『オラリオ』に来たんだけど、どうすればいいかさっぱり分からなくて」
「新しく『冒険者』になる為に来たというこどですね?」
「まあそんなところです」
「では、まず『ファミリア』について説明します。まず、『冒険者』は、ファミリアに入らないといけません。ファミリアは、そのファミリアの主神の眷属となることで入ることができます」
「なぜファミリアに入らなければいけないんですか?」
「簡単に言うと、死んでしまうからです。ファミリアに入らなければ、モンスターと戦うことができません」
「なぜ?」
「冒険者には、『ステイタス』というものがあり、それを更新する事ができないからです。まず、冒険者でない人にはステイタスが存在しないので、どんなに弱いモンスターに対しても傷一つつける事はできません。ファミリアに入り、神の眷属となることで、神にステイタスを更新してもらうことができます。ステイタスはモンスターを倒していくことで、少しずつですが上がっていきます。そして大きな『壁』を超えることで、レベルが上がります。レベルアップすると、全てのステイタスが大幅に強化されます。こうして冒険者たちは日々ダンジョンに潜り、強さを追い求めています」
「いやー、いろいろ聞けてよかったなー」
「そうだね、エイナさんが親切な人でよかった」
そう、俺たちはあの後色々とオラリオや冒険者、ダンジョンについて教えてもらった。俺たちに色々教えてくれたあの美人さんは、エイナ・チュールさんという。
「そうね、とりあえず今から私たちがやるべきことは、『ファミリア』探しね」
おもむろにシノンが切り出す。俺たちも同意し、まずはダンジョン付近に行ってみる事にした。
「エイナさんは、今オラリオで最強のファミリアは、『ロキ・ファミリア』と『フレイヤ・ファミリア』って言ってたよね」
「そうそう、どっちも北欧神話に出てくる神だな」
俺たちが雑談しながら歩いていると、シノンが急にダンジョンの方を指差しながら、
「キリト、アスナ、ちょっと見て!」
俺たちがそちらに顔をむけると、
「ロキ・ファミリアだー!」「『剣姫』はいるのー?」
人々の歓声とともに、一人の神と、その眷属達が優雅(?)に歩いてきた。
「今日はアイズたんおらへんからごっつう寂しいわー。ホームにもどったらいっぱい愛でるで!」
「ロキ様、人前でそれはおやめくださいといつも言っていますよね」
「り、リヴェータたんのいけずっ」
「あれが、オラリオ最強っていう『ロキ・ファミリア』?」
「周りの反応を見る限り、そうみたいね」
はっきり言って、俺たちは拍子抜けしていた。俺たちが抱いていた『神』のイメージは、万人を寄せ付けない、高貴なものだったからだ。
それが、一瞬で覆されていた
「ずいぶんと人間じみた神だな.....」
続きは明日ー
切り悪くてすみません!