「まず、ターンの初めはスタンドフェイズ。自分のユニットがレストしている場合、そのユニットすべてをスタンドさせる。その次がドローフェイズ。デッキの上から1枚を手札に加える。」
「私のターン、ドロー。」
「その次に、ライドフェイズ。自分の分身と同じかそれより高いグレードのカードを憑依させる事が出来る。」
「《スターライトユニコーン》にライド。」
虹色の毛並みの白馬に変わる。
「《りーばがる》は『先駆』と呼ばれる能力を持っているわ。このカードは被ライド時に自身をリアガードに移動させる能力よ。」
「じゃあ、ヴァンガードの後ろに移動。」
「メインフェイズはリアガードを呼べるけど、攻撃出来ないから他に呼ぶ必要はそこまで無い。バトルフェイズだけど…先行1ターン目の攻撃は許されていない。何も無ければターン、エンドね。」
「ターン、エンド。」
これがヴァンガード…
「《希望の火エルモ》にライド。《レッドパルスドラコキッド》は移動。」
火を纏った子鬼が現れる。
「《バー》をコール。《バー》の攻撃。」
鎧を着た悪魔が現れる。
そして、その悪魔が《ドラコキッド》の力を得て《スターライトユニコーン》を狙う。
「これが、バトルよ。前列のユニットを横(レスト)にする事で、アタックする事が出来る。パワーは自身のパワーを参照する。その時、同じ縦列に他のG1以下のユニットが居るなら、そのユニットを(レスト)してそのパワーを今攻撃しているユニットのパワーに加える。」
「ふむふむ。」
「一応、手札のカードをガードに出して攻撃を防ぐ事も出来る。その場合は左に書かれているシールドの値をそのままパワーに加算する。ガードする?」
「ノーガードで。」
《鎧の化身 バー》POW8000
《スターライトユニコーン》POW6000
「ダメージを受ける場合は受けるダメージ分デッキからカードを捲り、ダメージゾーンへ。基本的にダメージ(クリティカル)は1点。効果で増える事があるけど。」
「ダメージトリガー…チェック…。」
右上に引と書かれたカードが捲れる。
「これって、最初に言ってた…」
「当たりのカードね。場のユニット1体にパワー+5000を付与できる。そして、おまけで1枚ドローする事が出来る。おまけの効果はカードによって異なる。」
「じゃあ…《ユニコーン》にパワー、そして1枚ドロー。」
《ユニコーン》POW6000→11000
「《レッドパルスドラコキッド》のブースト、《エルモ》でアタック。ヴァンガードの攻撃にはドライブチェックが発生する。このドライブチェックはデッキからカードを捲り、そのカードを手札に。さっきの当たり…トリガーを引けばその効果も発動する。さて、現状、トリガーが出ない場合、通らないけどガードはどうする?」
「ノーガードで。」
《エルモ》POW6000+4000→10000
《ユニコーン》POW11000
「ドライブチェック。」
右上には☆のマーク…
その下には…+5000…
「トリガー…」
「クリティカルトリガー。与えるダメージを1点増やす。効果を全てエルモへ。」
《エルモ》POW10000→15000
「ダメージチェック…」
《断罪の騎士ボールス》《小さな賢者マロン》
「ターン、エンド。エンドフェイズにトリガーの上昇値は全てリセットされる。唯のターンだよ。因みに先に6点喰らった方が負けだから。」
ユミ 手札5 ダメージ0
エリカ 手札6 ダメージ3
「私のターン、ドロー。《ブラスターブレード》にライド。」
「《ブラスターブレード》…」
「《りーばがる》のブースト、《ブラスターブレード》でアタック。」
《ブラスターブレード》POW9000+4000→13000
《エルモ》ATK6000
「ノーガード…」
「ドライブチェック。《エポナ》…!ゲット、クリティカルトリガー!」
「ダメージチェック…」
《ネハーレン》《バーサークドラゴン》
「ターン、エンド。」
ユミ 手札5 ダメージ2
エリカ 手札6 ダメージ3
「私のターン、ドロー。《ドラゴンナイトアリフ》にライド!」
赤髪の少年に姿を変える。
「《槍の化身 ター》をコール。」
槍を持ったアラビア系の少年が現れる。
「《アリフ》のスキル。鎧と槍を装備し、真の姿を現す!魔装転生!」
《バー》の鎧、そして《ター》の槍が《アリフ》に装備される。
「現れよ、《勝利の化身 アリフ》にライド!」
「また、ヴァンガードが変化した…?!」
「これが《アリフ》のスキルだ。カウンターブラスト…ダメージのカードを1枚裏にしてリアガードの《バー》と《ター》をヴァンガードの下、ソウルに入れる事でデッキから進化形態の《勝利の化身》にスペリオルライドを行える。スペリオルライドは通常のライドとは別に行い、ターン制限は無い。似た感じで効果によるコール…スペリオルコールもある。スペリオルコールとスペリオルライドはライドやコールにかかるあらゆる制約を無視出来るのが特徴ね。」
そうなんだ…
ヴァンガード…面白そう。
「そして、G3からがこのヴァンガードの本番。《レッドパルスドラコキッド》のブースとした《アリフ》で《ブラスターブレード》を攻撃。」
《アリフ》POW10000→14000
《ブラスターブレード》POW9000
「ノーガード…」
「G3は一回の攻撃で2回のドライブチェックを行える。ドライブチェック」
《ビエラ》《ラクシャ》
「ゲット、ダブルクリティカル。効果は全て《アリフ》へ」
《アリフ》POW10000→20000
「3点…はっ…!」
「そう、このゲームは6点喰らえば終わり。つまり、これで、終わりよ。」
「そんな…」
《ギャラティン》《ガンスロット》
「最後のダメージだ。」
「ダメージチェック…」
《世界樹の巫女エレイン》
「こ、これは?」
「ここで、ヒールトリガー…?!ダメージを1点回復出来る…」
「耐えた?《ガンスロット》をドロップ。パワーは《ブラスターブレード》へ。」
《ブラスターブレード》POW9000→14000
「ダブルクリティカルを出した時点で私の勝ちかと思っちゃったよ。やるね。」
「そんな事無いよ…」
「ターン、エンド。」
ユミ 手札7 ダメージ2
エリカ 手札6 ダメージ5
「私のターン、ドロー。このカードは…《純真の宝石騎士 アシュレイ》にライド!」
「彼女は神聖騎士…ロイヤルパラディンに属する騎士団の1つ宝石騎士の騎士団長よ。貴方の内気な性格もこの子ならって思ってね。ヴァンガードは私達の可能性。イメージしなさい。《アシュレイ》のような立派な女性になった自分を!」
立派な…自分…
「ユミ、ありがとう。」
「イメージ出来たみたいね。だけど、この状況…どうする?」
「このカードに賭けるよ!《導きの賢者 ゼノン》をコール。その効果で、ヴァンガードのグレード…つまり、グレード3が捲れればスペリオルライド出来る!」
(狙い目は《ガンスロット》でクリティカルを盛ってのアタックかしら…)
《孤高の騎士 ガンスロット》
「来た、G3!《ガンスロット》にスペリオルライド!えっと、これで、《アシュレイ》の効果が発動するんだよね。」
「《アシュレイ》の効果は4ダメージ以上受けていて且つG3がこのカードにライドした時。つまり、条件は満たしているわね。」
「パワー+10000そして、クリティカル+1」
《ガンスロット》POW9000→19000
「更に、《ガンスロット》のスキル。ソウルに《ブラスターブレード》が居る時、カウンターブラスト2でパワー+5000、クリティカル+1。これを二回発動。」
《ガンスロット》POW19000→29000
「《りーばがる》のスキル。カウンターブラスト1、自身をソウルに入れてデッキの上から5枚を捲り、G3を1枚選び手札に。《ボールス》を手札に。《ゴードン》《ボールス》《リアン》《マロン》をコール。」
(35000、15000、18000…ちゃんと、全ラインで10000要求か…)
「《マロン》のブースト、《ゴードン》でアタック。」
《ゴードン》POW8000+8000→16000
《アリフ》POW10000
「ダメージチェック。」
《ドラゴニックオーバーロード》
「《ゼノン》のブースト、《ガンスロット》でアタック。」
「《ビエラ》《ラクシャ》《カラミティタワー》《ヘルクロアードラゴン》《ゲンジョウ》でガード。」
「届かない…?!」
《ガンスロット》POW29000→35000
《アリフ》POW10000→50000
「ドライブチェック。《ふろうがる》…また新しいトリガー?」
「スタンドトリガー…場のレストしたモンスター1体をスタンドさせる。当然、スタンドしたユニットはもう一度攻撃を出来る。」
「なら、効果は全て《ゴードン》へ。」
《ボールス》POW8000→13000
「セカンドチェック。《エポナ》。ゲット、クリティカルトリガーです。効果は全て《ボールス》へ。」
《ボールス》POW10000→15000
「これは…」
「《ゴードン》で《アリフ》を攻撃。」
《ゴードン》POW13000
《アリフ》POW10000
(手札は両方G3…ヒールが出なければ私の負けね。)
「ダメージチェック。」
《バー》
「《リアン》のブースト、《ボールス》でアタック。」
「ダメージチェック…1枚目…《ゲンジョウ》…まさかここで来るか。」
「ここでヒールトリがー?!次のターン、防げるかなぁ?」
「残念だけど、自分のほうがダメージが少ない場合、ダメージは回復しない。2枚目…《ロウキーパー》。私の負けね。」
私が…勝った?
「初ファイトどうだった?」
「すっごく楽しかった!ありがとうね。」
「それは良かった。そのデッキは私からのプレゼントよ。」
「良いの?!ありがとう。」