ポケットモンスター・THE LEGEND   作:疾風のメガピジョット

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ポケモンリーグ編は少し長めになりそうです。


ポケモンリーグ予選だそうです

サカキとの激闘からおよそ3ヶ月。

 

俺はカスミの家で寝泊まりしながらジムを手伝い、同時に新しいポケモンを捕まえながらカスミとの修行に励んでいた。

 

レッド「悪タイプ以外のポケモンはだいたい揃ったな!」

 

カスミ「しかし図鑑完成への道のりはまだまだ続くのであった。」

 

レッド「うっ、頭がっ……」

 

カスミ「何言ってんのよ。あたしの水ポケモンばっかり図鑑に登録しておいて!」

 

レッド「はいすみません……じゃあちょっとピカチュウとランニングしに行ってくるわ!」スタスタ

 

カスミ「全く……まあ、バトル一筋の方があいつらしいかな。さて、今日がリーグ前の最後の仕事の日だし、張り切って行きますかっ!」

 

そう、ポケモンリーグ主催のトーナメント大会が来週に開催されるのだが、開催日10日前でジムは一旦閉鎖、受付日は7日前で締め切りとなっている。当然俺やグリーンは受付開始直後に申し込んだけどな。そして意外だったのは、

 

カスミ「あたしだって大会に参加するに決まってんじゃん!ハナダのマーメイドの強さを世界中に響かせる数少ないチャンスなんだからね!」

 

と言ってカスミも大会に参加することだった。現役ジムリーダーは参加できないものだと思っていた俺は拍子抜けした。なんとジムリーダーは予選のシード選手(2回戦スタート)として全員参加だという。そこでの成績によっては四天王への昇格も可能らしい。まあ、四天王は決勝リーグ(ベスト16以上、四天王の四人を考慮すると予選からの枠は12個なので、実質ベスト12とも言われる)からの参加のため、そこまで勝ち残ることが前提だが。

 

レッド「なあピカチュウ、俺らはサカキを倒した。でも大会に集うトレーナーは同じようにサカキを倒したトレーナーばっかりだ。そんな奴らが数百人もいるんだ、その中の12人に、果たして入れんのかな?」

 

ピカチュウ「ピッカ!ピカピカ!」

 

レッド「そっか、お前はいつもやる気に満ちてるな!何だか頑張れる気がするぜ、サンキュー!」

 

ピカチュウ「チャァー!」

 

 

一方で同じく修行に励む者もいる。

 

グリーン「よし、こんなもんだな。」

 

リーフ「グリーン君!ご飯出来たよ!」

 

グリーン「おう、すぐ行く!」

 

こんなんであのレッドに勝てんのか?あいつは本気のサカキ、それにミュウツーを倒したんだ、あとの1週間も無駄には出来ない!それに、

 

 

グリーン「キーストーンやメガストーンなんて高価なもの……いいんですか、フジさん?」

 

フジ「ああ、レッド君にもあげたんじゃから、君らにも公平にな?」

 

リーフ「綺麗……!ありがとうございます!」

 

 

せっかくこの間フジ老人から貰ったキーストーン、全く反応しないのは何故だ?レッドのように土壇場になって発動するものなのか?これを使いこなせねぇと、あいつには勝てねぇ!

 

グリーン「目指すは優勝だけ。な、カメックス?」

 

カメックスは力強く頷いた。

 

 

 

それから5日後、俺らはトキワシティに集まりチャンピオンロードを抜け、セキエイ高原に到着した。

 

受付のジョーイ「はい、レッドさんとグリーンさん、リーフさんにカスミさんですね。チェックイン完了です。」

 

レッド「ありがとうございます。」

 

ホテルに入ると、見慣れた顔に何度も遭遇した。

 

タケシ「レッドか!たくましくなりやがって!」

 

レッド「そっか、タケシも参加者なんだな!」

 

エリカ「あら、リーフ様!」

 

リーフ「エリカさん!ご無沙汰してます!」

 

ナツメ「今年もあんたには負けないわ、カスミ!」

 

カスミ「いーや、今年はあたしが勝つからね!」

 

カツラ「皆燃え上がっておるのぅ!」

 

グリーン「あっ、はい!燃えてますよアハハ」

 

とまあこんな感じに2日間を過ごした。

のだが、開会式前日……

 

グリーン「来たか。」

 

レッド「1人で来いだなんて、一体何のようなんだよ?」

 

グリーン「黙ってリザードンのボールを構えろ。時間が無いから俺のカメックスとの一騎討ちで宜しく。」

 

レッド「急にバトルかよ、下手に今闘わせたくは……」

 

グリーン「時間が無いって言ってんだぜ?さっさと構えろ!」

 

レッド「くっ……出番だ、リザードン!」

 

リザードン「グオォォォォッッ!」

 

グリーン「来い、カメックス!」

 

カメックス「ガメィ!」

 

レッド「どういうつもりだグリーン!?」

 

グリーン「なぁに、お前が今の俺とまともに闘えるか様子を見させて貰おうってところだ。」

 

レッド「随分と余裕だな!リザードン、ドラゴンダイブ!」

 

グリーン「カメックス、龍の波動。」

 

リザードンのドラゴンダイブを龍の波動が弾き返す。

 

レッド「龍の波動だと!?……タマゴ技か!」

 

グリーン「ご名答。まあ、リザードンがメガシンカしてこない以上は弱点を突けねぇけどよ。」

 

レッド「生憎キーストーンは今カスミに貸してるから持ってないぜ?」

 

グリーン「じゃあこいつを試してみるか?」

 

グリーンがぶら下げるネックレスの先にキーストーンが付いていた。

 

レッド「お前……何処でそれを……?」

 

グリーン「お前と同じくフジ老人から、リーフも含めて平等に、だそうだ。」

 

レッド「成る程な。さあ来い!」

 

グリーン「言われなくても!カメックス、メガシンカァ!」

 

シーン……

 

カメックス「ガメェ……」

 

グリーン「……まだ駄目か。」

 

レッド「メガシンカはそう簡単には出来ねぇよ。リザードン、雷パンチ!」

 

リザードンの雷パンチ!

効果は抜群だ!

カメックスに45%のダメージ。

 

レッド「続けてドラゴンダイブ!」

 

リザードンのドラゴンダイブ!

カメックスに30%のダメージ。

 

グリーン「フッ、ハハハハッ!よく耐えてくれたカメックス!」

 

レッド「何が可笑しい?」

 

グリーン「カメックスがメガシンカ出来ないからって勝った気にでもなったか?見せてやるよ、カメックスの秘技、ハイドロカノン!!」

 

レッド「(だからわざと攻撃を受けて激流を発動させたってのか!それに接近は危険か。なら……)一か八かだリザードン、ブラストバーン!!」

 

グリーン「炎で水の塊を止められるかよアホレッドォ!」

 

グリーンの言う通り、ハイドロカノンはブラストバーンをあっさりと打ち消し、リザードンの腹目掛けて一直線に飛んだ。

 

レッド「リザードン!」

 

不意に俺のボールからエーフィが飛び出した。

 

エーフィ(お願い、間に合って!光の壁ぇ!)

 

ズドォォォン!

 

エーフィがリザードンを庇うようにして、共に横たわっていた。

 

カメックス「カッ、メ……」ドサッ

 

グリーン「カメックス……メガシンカしないと反動が大きい……か。」

 

レッド「お前の勝ちだなグリーン。」

 

グリーン「……済まない。リザードンやエーフィを大会前日にこんなにしちまって……」

 

レッド「ふざけんなお前、リザードンやエーフィよりも心配すべき奴が、お前の側にぶっ倒れてるだろうが!」

 

グリーン「……」

 

グリーンはカメックスをボールに戻し、去っていった。

 

レッド「助かったぜ、エーフィ。」

 

エーフィ(べ、別にあたしはただ後輩に大怪我してほしく無かっただけよ!)

 

レッド「リザードン、あとエーフィもすぐポケモンセンターに連れてってやるから、待ってろ。」

 

全く、素直に大会前に俺に勝ちたかったって言えよなあのツンツン頭!

俺はその場を後にした。

 

 

翌日、

 

実況『第17回ポケモンリーグセキエイ大会、いよいよ開幕ゥ!』

 

開会式当日から、会場は熱気に包まれた。

 

実況『それではカントーポケモンリーグ理事長のワタルさんによる開会宣言です!』

 

会場にいた者は皆、壇上に上がった人物に目を配った。

 

ワタル「皆様おはようございます。今年もお陰様で無事に大会を開催することが出来ました。今大会の参加者は歴代最高となる、250名となりました。それだけの熱い魂を、トレーナーとポケモンが1つとなってこのセキエイ高原にて存分にぶつけてください。今大会がより良いものとなることを願います。手短ですが、以上を持ちまして私の挨拶とさせて頂きます。ご静聴ありがとうございました。」

 

レッド「250人もいる……のか。」

 

カスミ「去年は確か212人だったから、結構増えたのね。」

 

実況『さあお待ちかね、トーナメント発表の時間だァ!モニターにA B C Dブロックの順に表示されるぞ!』

 

結果、俺はB、カスミとリーフはA、グリーンはDとなった。

カスミ以外は皆一回戦スタートということで、それぞれのバトル場に分かれた。

ここで一度ルールを振り返ってみる。

 

※予選は1試合に付き2対2、予選決勝は3対3

決勝トーナメントは一回戦のみ3対3、以降6対6

両選手は初手は同時に繰り出す

ポケモンが自力で使える道具なら一匹につき一個だけ持たせても良い(但し手持ちの中での道具の重複は禁止)

トレーナーが薬やプラスパワー等のアイテムを使うのは禁止

1試合中に一匹のポケモンが使える技は4つまで

相手が交代中でもこちらは技を使ったり攻撃したり出来る(但し戦闘不能のポケモンを引っ込める場面では無し)

その他審判が違反と見なした行為についてはそのトレーナーの退場を宣告される

 

といったところだが、予選の始めの方はきりがないので初戦だけにしておこう。

 

実況『予選Bブロック第一回戦、続いてはマサラタウンのレッド選手対、モブ1選手!』

 

レッド「出番だピカチュウ!」

 

モブ1「行け、シードラ!(うわ、いきなり不利だぉ)先に仕掛けろ、煙幕!」

 

シードラの煙幕によりピカチュウの視界が絶たれる。

 

レッド「慌てるなピカチュウ、身代わりだ。」

 

モブ1「仕掛けてこないのか?なら突っ込めシードラ!ピカチュウを見つけ次第ハイドロポンプ!(命中率は関係無い、ピカチュウが動揺した隙に至近距離から狙う!)」

 

シードラがピカチュウを見つけ、ハイドロポンプを至近距離から命中させる。

 

モブ1「よしっ、いいぞ!……って何だ!?後ろだシードラ!」

 

レッド「遅ぇ!ピカチュウ、雷!」

 

ピカチュウの雷!

効果は抜群だ!

シードラは倒れた。

 

レッド「動揺した隙に至近距離から撃たせてもらったぜ!」

 

モブ1「(何だ……こいつ!?)5の島出身の俺を舐めんなよ、いけ、ワタッコ!まずは眠り粉!」

 

レッド「地面に全力で雷!」

 

ピカチュウは地面に雷を撃ち、眠り粉を分散させた。

 

レッド「よし今だピカチュウ、めざめるパワー(氷)!」

 

ピカチュウのめざめるパワー!

効果は抜群だ!

ワタッコは倒れた。

 

実況『決まったァ!勝者、マサラタウンのレッドォ!』

 

モブ1「強……過ぎる……」

 

ポケモンリーグはまだ始まったばかり。こんなところで苦戦してはいられないからな、待ってろよグリーン!




リーグ編はレッドの新規ポケモンについてのみステータスを記載する予定です。
次回から登場させようと思います。
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