ポケットモンスター・THE LEGEND 作:疾風のメガピジョット
朝日と風が心地よい朝。
少し向こうに、研究所のような施設が見えてきた。あれがオーキドの研究所なのかな?
<レッド、聞こえる?>
エーフィの声?ボールに入れた筈じゃ……?
<これはテレパシーよ。エスパータイプの基本的な技能だから覚えといて>
テレパシーか、ったく驚かすなよ。で、どうしたんだ急に?
<今から最初のポケモンイベントだけど、あたしはなるべくボールから出さないでね。そうじゃないと不審に思われるわよ?>
へいへい。そうしてる間に着いたな。
研究所の中には既に、オーキド博士とツンツン頭のイケメン、黒髪ロングの美少女の三人がいた。
「遅いわよレッド!」
「ったくいつまで待たせやがるんだ、ガキが!双子のリーフとは大違いだな。」
ガキにガキと言われてもな……
ん?待て。双子のリーフって誰?
「やっと揃ったのう。それではレッド、グリーン、リーフ、3人にはこの3匹のうち1匹ずつやろう。ほれ、好きなのを選びなさい。」
どうやらライバルの名前はゲーム通りグリーンで、そこの少女は俺と双子の兄妹という設定になってるらしい。そういえば、自分の隣の部屋が女子部屋みたいになってたな……
「レッド、お前から選べよ。俺は大人だからな。」
「でもそこで俺に有利なポケモンを選ぼうとしてるのは見え見えなんだよなぁ、でもまあ、先に選ばせて貰うわ。」
グリーンは焦ったが俺はその様子を気にせず、ヒトカゲの入ったボールを取った。
そしてグリーンはゼニガメ、リーフはフシギダネとなった。
「よし、俺と勝負だ!まあ、ピカチュウで俺のポッポに勝てない奴が俺に勝つわけないか。」
俺ってそんなに弱かったの?
「ゼニガメ、体当たり!」
体当たりがヒトカゲに当たるがその時ちょうど図鑑を見ていた俺はあることに気づいた。
(タマゴ技を覚えてる?なんかメチャクチャだけど、試す他ない!)
「ヒトカゲ、竜の舞!」
グリーンは何だあれ?と言い出しそうになっていたが、そのすきにドラゴンダイブでゼニガメを倒した。
「ちっ、たまたまだ。覚えてろよ。」
グリーンが行ったあと、リーフと俺の二人が残った。
「一旦一緒に家に帰ろっかママに見せないと。」
という訳でリーフと一緒に帰ることになってしんどいが、ランニングシューズを母さんから貰わないと。それに俺とリーフの関係も詳しく知らないといけない。
それから家に戻り、母にポケモンを見せた後、ランニングシューズを貰って家を出た。リーフは大の虫嫌いらしく、ニビシティまで同行することになった。
お昼過ぎ、俺とリーフはトキワの森を通っていた…………はずだったが、
「リーフ!どこ行った!?」
見事にはぐれた模様。
「レッド~?どこぉ~?」
レッドとはぐれちゃった……しかも何でこんな薄暗い森の中で……
すると、後ろからブーンという音が……
「スピスピッ!」
「キャッ!スピアーだぁ、来ないでぇ!」
しかしそれで余計に怒らせたらしく、針をこっちに突き出す。あたしは怖くて身体が硬直してしまった。
「スピスピッ!スピーッ!」
うっ……針がこっちに……
「ヒトカゲ、ひのこだ!」
ヒトカゲのひのこによってスピアーは逃げ出した。勿論ヒトカゲの隣には、
「リーフ、大丈夫か?」
「ええ、な、なんとか……」
あたしはようやくホッとした。が、
「まだ終わってない、集団で来る!」
今度はスピアーの大群があたし達を襲おうとした。その時、
「カゲェェェェッ!」ピカッ!
「リザーッ!」
ヒトカゲがリザードに進化し、炎の渦を使って大群を追い払った。
「よし、よくやったぜリザード!……本当に大丈夫かリーフ?」
「あ、あたしは、大丈夫だから気にしないで」
本当に、レッドには感謝してもしきれない。しかし、だいぶレッドに差を付けられてしまった。あたしはまだフシギダネとコラッタしか持ってないけど、レッドに迷惑かけないように頑張んなくちゃ。
レッドの手持ち
ピカチュウ Lv 18
電光石火
ボルテッカー
影分身
瓦割り
エーフィ Lv 20
金縛り
念力
瞑想
欠伸
リザード Lv 16
竜の舞
ドラゴンダイブ
炎の渦
メタルクロー