ポケットモンスター・THE LEGEND   作:疾風のメガピジョット

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オツキミ山だそうです

エーフィに1日中ずっとポケセンの部屋で拘束されてたおかげでリーフは先に出発してしまったみたいだ。ロケット団に会ってなきゃいいが。

さて、久々の食事を済ませたところだし、そろそろ行こうか。

 

「皆待たせたな、次はハナダジムだ!」

 

俺の声を合図にピカチュウ達は支度を終え、ボールの中に戻った。

 

 

3番道路で大体のトレーナーを片付けて、オツキミ山の手前のポケセンでポケモンの回復を済ませたところで俺は思った。

近くに例のコイキング売りのオッサンが居るわけだが、ここで手に入れるべきか?

 

「おっ、少年。良かったらコイキング買っていかない?」

 

迷っているうちにあちらから声を掛けられたので、オッサンの方に近づいてみた。

 

「今ならこの金のコイキングを、通常価格の500円で売るぜ?どうだ?あぁ、勿論詐欺なんかじゃないからな?」

 

見るからに怪しいが、通常価格で買えるなら損は無い。本物に見せかけたロボットみたいな動きもしてないし、買うか。

 

「じゃあ、買い取ります。」

 

「毎度ありー!少年、君はついてるなぁ!」

 

 

色違い?のコイキングを買った後、いよいよオツキミ山に入った。途中、原作ではいたはずの野良トレーナー達が居ない。代わりに変な仕掛けがしてある。やはりロケット団の仕業だろうか?とすると、リーフは?

 

<レッド、ポケギアにメール届いてるわよ。>

 

何でエーフィが知ってるんだよ……?

メールはリーフからだった。ちなみに、ここはファイアレッド・リーフグリーン(金銀より後に発売)の世界だからか、何故か俺はポケギアを持っていた。しかもメール機能付きとは。

 

『オツキミ山越えたよ!途中でまたジムリーダーに会っちゃった!……そうそう、オツキミ山の中、何か不自然だから気を付けてね?』

 

良かった、無事に通り抜けてたか。しかし、リーフもこの状況を不自然だと言っている。

 

ザッザッ……

 

「誰だ!」

 

俺は聞こえてきた足音に反応し咄嗟に身構えたが、ロケット団ではなく、

 

「何だ、普通のトレーナーさんか。もう、驚かせないでよね?」

 

リーフが会ったと思われるジムリーダー、カスミだ。年は変わらなそうなのでさん付けはしないでおく。

 

「こっちもだいぶ驚いたぜ?ジムリーダーさん?」

 

「あ!あんたタケシが言ってたあたしと同い年のマサラのトレーナー、レッドね!」

 

そういう情報ってちゃんと伝わるんだな。

 

「あぁそうだぜ。ところでさ、この場所、何か不自然だと思わねぇか?」

 

「あら、察しがいいわね。あたしはオツキミ山の調査に来てるの。ハナダジムリーダーとしてね。」

 

「なら話が早い。そこに隠れてる奴らを制裁しねぇとな!」

 

すると、ぞろぞろと黒服の男達が出てきた。カスミは動揺しているが、構わず続けた。

 

「やっぱり俺の後をつけてたか。安心しろ、俺がお前らを片付けてやっからよ!」

 

「何だとガキ!お前ら、やるぞ!そこの女を人質に取れ!」

 

ロケット団員()が勝負を仕掛けて来た。

 

ロケット団員が出したのはズバット、コラッタ、ラッタだ。こいつらはカスミの方に向かうが……

 

「おい、何で止まりやがった!?あくしろよ!」

 

「ハッ!残念。3匹ともエーフィの餌だぜ?」

 

<久々にバトルできるわ。レッド、思いっきり遊んでいい?>

 

お好きにどうぞ?

 

<やった!待たせたわね。あたしと遊びマショウ?サイコキネシス!>

 

この後3匹は瞬時に倒れた。

 

「くそっ!だが、最終的にはこっちの勝ちだ!」

 

と言って団員の一人が取り出したのは、何かのスイッチだった。

 

「!まさか途中に合った仕掛けって、爆弾のことね!」

 

「ヘヘッ、そうだ。地下にマルマインが沢山いてな、こいつを押せばこの山ごとお前らは吹っ飛ぶぜ!」

 

「いや、俺らだけじゃなくて、おめぇらロケット団員も全員吹っ飛ぶが?」

 

「……そうだった……もう自爆テロでも何でもいい!……食らえ!」

 

「おい待て団員1!……って、あっ」

 

ポチっ!

 

「不味い、カスミ、逃げるぞ!ハナダ側の出口からしか出られない、急ごう!」

 

二人は出口に向かって走り出したが、辺りが急に大きく揺れ始めた。

 

「うわっ地震?もう爆発したの?」

 

さらに岩がカスミの頭上に降り注ぐ。

 

「危ない!」

 

ドサッ!

 

俺は咄嗟にカスミを突き飛ばしたが、俺の頭上には沢山の岩が……落ちて来ない……だと?

 

<もう、危ないのはあんたよレッド!>

 

どうやらエーフィのサイコキネシスで助かったらしい。はい、本当にすんません。

 

<このまま脱出するわ!>

 

俺とカスミはサイコキネシスを纏った状態でエーフィに出口の外まで送ってもらった。

 

「……はぁ、助かったわ。あ、ありがとね、レッド、エーフィちゃん。//」

 

「いや、俺は何もしてないから。それにしても、結構崩れちまったな、オツキミ山。」

 

山は一部が崩れ落ち、変形していた。爆弾のあった3番道路の方は大丈夫だろうか?

 

 

俺とカスミはハナダシティに到着した。

 

「どうするのレッド?ジム戦は?」

 

「もう少し鍛えてからにする。マサキの家に行く道で鍛えてから挑戦するぜ。なんてったって、カスミは一筋縄ではいかなそうだし。」

 

「そう、わかったわ。じゃ明日ね、待ってるから!(やった!これでまたレッドと会える!)」

 

「よし、絶対倒すから、待ってろよ!じゃ!」

 

カスミと別れ、俺はゴールデンボール()ブリッジに向かっていった。

 

 

レッドを見送って、あたしはジムに戻ったけど、

 

「あらカスミ、見てたわ。やっと彼氏が出来たの?」

 

「えっ?……ちっ、違うからねサクラ姉さん!///」

 

 




レッドの手持ち
ピカチュウLv.24
電光石火
影分身
瓦割り
ボルテッカー

エーフィLv.27
欠伸
サイコキネシス
シャドーボール
瞑想

リザードLv.23
龍の舞
ドラゴンダイブ
炎の渦
メタルクロー

コイキング(色違い)Lv.5
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