トッキュウ・オンライン、トッキュウ6号VRMMOに行く、ここか…………俺の死に場所は!   作:ライダーファイト(ただいま療養中)

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虹野明


プレイヤーネーム アキラ(Akira)



CV 長濱慎



現在のレベル13

武器 片手剣ブロンズソード+5




取得スキル


《片手剣スキル》 36
《索敵スキル》 25
《楽器スキル》(ハーモニカ) 223



エクストラスキル

《勝利のイマジネーション》


アキラにしか使えないエクストラスキル


アプリチェンジャーにビルドレッシャーを引くことで、トッキュウ6号に変身出来る。その力で全能力が上昇し戦場を覆すことが可能



トッキュウ6号 オリジナルソードスキル

《トルネードビーム》


(トッキュウ6号専用のオリジナルソードスキルを考えてみようと思います!)




何となくのサンプルボイス


「ここか、俺の死に場所は」


「人知れず戦い人知れず消える。それが俺だ」

「良い子でちゅね~お腹ちゅいてないか~?ん~?」

「そんなに焦ってどうする?俺達が生きている限り結局時は過ぎていくんだ。お前に何があるかは知らんが、生きているだけで充分だろ?明日へと続くレールは俺が作るお前らはそのレールを進むんだ。」


「虹が消えない限り・・・・・・・・・・・・・・俺は死なない!!!!!」



UAが2000越えに驚きました!?

そして更新遅くなってすみません!文字も多く何か訳分からんことになっています!


第5駅 ボス攻略戦

第一層のボス攻略戦を始めようとするディアベル達は、ボス部屋に向かうため森のフィールドを進んでいた。

 

 

 

ディアベル達の少し後ろには第一層の最強の片手剣持ちキリト、フードを纏ったプレイヤーアスナ、そして第一層ボスとの戦いを死に場所と決めたアキラ

 

 

キリトはアスナにボス戦の戦闘を話している。

 

 

 

「確認だ、あぶれ組の俺達の担当はボスの取り巻きを倒すことだ」

 

「分かってる」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

アスナは短く答え、アキラは黙っているが二人の話を聞いている。

 

 

「俺が奴等の武器をソードスキルで羽上げさせるから、すかさずスイッチで飛び込んでくれ」

 

アスナはスイッチの意味が分からず、キリトに顔を向けて聞く

 

 

「スイッチって?」

 

 

「スイッチ知らないって・・・・まさかパーティー組むのこれが初めてか?」

 

 

アスナは黙りキリトは聞いちゃいけなかったという顔をしてしまう、アスナそのまま黙り混み歩くスピードを早めた。

 

 

そこにアキラが入り、キリトの耳に囁いた

 

 

「どうやら図星みたいだな、何かあったら俺達で守ってやれば良い」

 

キリトは苦笑しながら「だな」と言う。

 

 

 

そしてアキラ達はボスがいる扉の前にいる。ディアベルは扉の目前に剣を床に刺して、ボス攻略をするプレイヤー1人1人を見ながら宣言する。

 

 

「みんな、俺が言うことはただ1つだ・・・・・勝とうぜ!」

 

「行くぞ!」

 

 

ディアベルは扉を押し開け慎重にボス部屋を入っていく、ボスの部屋は暗くて何も見えないが一番奥には何かがいるとアキラはわかっていた。

 

(今までとは違う・・・・強いのがいるな)

 

 

一番奥で2つ小さな赤い何かが光ると部屋が明るくなり、前方に豚らしきモンスター第一層のボス《インファング・ザ・コボルド・ロード》が迫ってきた。

 

4本のHPバーが現れ、斧とバックラーを装備していた。

 

 

『ブオォォォォォォォォォォォォオ!!!!』

 

インファング・ザ・コボルド・ロードが叫ぶと、取り巻きの《ルイン・コボルド・センチネル》が3体現れる。

 

 

それが戦闘の合図となり、インファング・ザ・コボルド・ロードとルイン・コボルド・センチネルはプレイヤー達に襲いかかる。

 

 

 

ディアベルもインファング・ザ・コボルド・ロードどもに剣を向ける。

 

しかし、ディアベルが大きく発言を終わらせる前に攻撃を仕掛けた者がいた

 

ディアベルの最後の発言は気が抜けたように聞こえる

 

 

そう、それはお分かりのように

 

 

 

「攻撃開「とおりぃやあっ!」しぃ~?」

 

 

アキラである!

 

 

アキラはブロンズソード+5をルイン・コボルド・センチネルに投げつけ、見事ブロンズソードはルイン・コボルド・センチネル1体に当たり転倒、アキラはブロンズソードを拾わずもう2体目のセンチネルに飛び掛かりマウントポジションを取ったが、左から3体目のセンチネルが掛かってきたが殴り飛ばし右からブロンズソードを投げつけ転倒させたセンチネルが掛かってくるが顔面に蹴りを与えた。

 

 

遠くまで転倒されたセンチネル2体、すかさずアキラはマウントポジションを取ったセンチネルを殴る!殴る!殴る!殴り続ける!

 

 

『ギュアアアアアアアアアア!?!』

 

 

だが殴られてばかりのルイン・コボルド・センチネルではない、叫び声を上げながら右手で棍棒らしき武器を振るうがアキラはその攻撃を簡単に避け腕を掴む、少しの間動かす動かしはしないの攻防が行われたが痺れを切らしたアキラはセンチネルの武器を持っている右手を太股で挟み込みそのまま全体重を落とし両手で右手を引っ張る。

 

 

「オラァァアッ!!!」

 

 

『ギィイイイイイイイイイ!?』

 

 

いわゆる、寝技である。

 

 

 

ボス部屋にいるプレイヤー全員はアキラの勝手な行動に唖然としていてボーッと突っ立っていたが、気を取り戻し女顔なキリトが叫ぶ

 

 

「ぬっおぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!」

 

「武器使えよ!アキラ!」

 

「ぬっうぅぅぅぅ!・・・・・・あ」

 

 

キリトの叫び声にアキラは剣のことに気付き、センチネルの右手を無理矢理破壊

 

『ギュオオオオオオ!!?!?』

 

 

 

「武器、武器、武器」

 

『ギィイイイイイイイイイ!!!』

 

寝技を解き起き上がり、ブロンズソード+5を取りに行く。右手を失い赤いエフェクトが漏れているセンチネルも起き上がり武器を拾いアキラを追う。

 

 

アキラに辿り着いたセンチネルは棍棒を振ろうとしたが、アキラはブロンズソードを拾い横転して飛び上がりセンチネルに蹴りを喰らわせ、着地しセンチネルが後退したのを見逃さず、アキラはブロンズソードでセンチネルに連続切りを与える

 

 

「はあぁぁっ!!たぁぁぁっ!うおりぃやあぁっ!!!」

 

最初は右に振り次は左に最後はセンチネルの胸に勢いのある強烈な斬撃。最初の素手の攻撃とブロンズソード+5の威力によりセンチネルのHPが着々と減っていく。

 

『グギィイィィィィィィィィィィィィイ!!!?』

 

 

そしてアキラはソードスキル発動の体制に入る。

 

「あぁぁぁぁぁぁあ、てえぇぇりぃやぁっ!!!」

 

 

片手剣ソードスキル《ソニック・リープ》を放つ、それが見事クリティカルヒットしたのか、センチネルは青い破片になり散った。

 

 

インファング・ザ・コボルド・ロードが来たためアキラは一旦後ろに下がった。

 

 

アキラの戦い方をボーッと見ていたプレイヤー達だが、エギルとキバオウは叫ぶ。

 

「何しとんねんアイツは!?」

 

「おい!早く助けるぞ!」

 

 

 

「攻撃開始ィ!!!!」

 

 

「「「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!!」」」」

 

 

 

ディアベルの声が上がり、ボス部屋にいる全プレイヤーが動きだし2体のセンチネルも襲う

 

 

 

キリトがアキラの元まで来て声を上げる。

 

「なにやってんだアキラ!?俺達の役割はルイン・コボルド・センチネルを倒すことだが、いきなり戦闘開始しろだなんて言ってないだろ!!!」

 

 

「悪いが作戦を行うのは苦手だ。俺はこっちの方が合うんでな、それにルイン・コボルド・センチネルを一体倒したんだからいいだろ?」

 

 

「・・・・・・・・・頼むからもうちょい考えてくれ」

 

 

キリトは頭を抱えた。

 

 

 

センチネルがソードスキルを放ち、集団の中で一番戦闘のキバオウがソードスキルを放つ、センチネルと鍔迫り合いになったがすぐに後ろに下がる

 

 

 

本格的なボス攻略戦が始まった!

 

 

 

『ギュアアアアアアアアアア!!!!』

 

 

センチネルが叫び、激しい戦闘が続いている。

 

 

「A隊C隊スイッチ!」

 

「来るぞ!B隊ブロック!」

 

 

 

ディアベルの的確な指示により今の所ボス戦で死亡者は出ていないが、しかしこれはボス戦!普段の戦いより注意などが必要であるため、気は抜かないようにしなければならない

 

ボスのインファング・ザ・コボルド・ロードには曲刀カテゴリーのタノワールがあるのだから。

 

 

「D、E、F隊!センチネルを近付けるな!」

 

ディアベルはアキラ達にも指示を出す

 

 

「了解、セアッ・・・・スイッチ!」

 

「3匹目!」

 

 

キリトは応えセンチネルを羽上げアスナに言う。アスナは素早く走り出し細剣の突きを連続で放つ。そのスピードはかなりの手練れの証に見える。

 

 

 

かく言うキリトと同じくセンチネル担当のアキラは、キリトとアスナの戦いを突っ立っていながら見ていた。

 

 

 

(確実に俺はいらないだろ・・・・・・・・・・・それにしてもあのフードの奴が放った剣先速い。俺なら普通に見えるが)

 

 

 

戦いを見ながらそんな事を思っていると、キリトがまたデカイ声を出した

 

 

 

「アキラお前も戦えよ!」

 

 

「いや完全に俺の出番ないだろ。と言うかお前達二人で俺いらないだろ」

 

「それでも俺達二人じゃキツいんだよ!次ポップしたら、お前も戦え」

 

「分かった・・・・・・分かったからデカイ声出すな、耳が痛くなる」

 

 

 

再びセンチネルがポップしキリトに襲いかかるがキリトはセンチネルを羽上げ、そこにアキラが武器を投げた。

 

 

「スイッチ!」

 

 

「とおっ!!!」

 

 

「だから武器は投げるなー!!!!!!」

 

 

 

キリトの突っ込みを無視してアキラは走り出し、当たったブロンズソードをキャッチ、剣で斬らずにセンチネルを壁際に蹴り飛ばし《レイジ・スパイク》を胸に突き刺され、センチネルは壁際に張り付いて消滅した。

 

アキラはセンチネルが消える前に冷徹に言った

 

 

「・・・・・消えろ」

 

 

今のアキラの姿を見てキリトは少し恐怖し思った事はただ1つ

 

 

(えげつないな)

 

 

アキラの倒し方に引いたキリトだった。

 

 

 

『ブガァアァァァァァァァァァア!!!!!!』

 

 

すると、いつの間にかインファング・ザ・コボルド・ロードの四段のHPバーが赤となり叫び声を上げると、武器の斧とバックラーを放り捨てまだ叫ぶ。

 

「どうやら情報通りみたいや!」

 

ここまで来れば恐れることもない例え武器を変えたとしても、落ち着いて対処し全員で囲めば倒せるがディアベルがここで予想に反する行動に出た。

 

 

 

「下がれ、俺が出る」

 

 

(ここはパーティー全員で包囲するのが、セオリーのハズだ?)

 

(? 何故だ?確かにHPは赤になったが全員やった方が良いハズ 奴の視線はキリトにある・・・・昨日の視線はアイツのか)

 

 

キリトとアキラはディアベルの行動に疑問を浮かべたが、そのディアベルはアキラ達の方面を見て目線はキリトだった。

 

アキラはキリトに振り向くがすぐにボスに戻す。ディアベルはすでにソードスキルを発動させるが、インファング・ザ・コボルド・ロードが出したのは曲刀スキルのタルワールではなく刀スキルの野太刀であった

 

(βテストと違う!?)

 

 

「よせ!?全力で「後ろに避けろ!!!」

 

 

武器が違うのに気付いたキリトはディアベルに危険なことを叫ぶが、キリトよりもアキラが大きな声で危険を叫んだ

 

 

野太刀を装備した瞬間インファング・ザ・コボルド・ロードの動きは速くなる。飛び上がり壁際に足を付けまた飛ぶ。

 

 

 

その速さにディアベルは止まり、インファング・ザ・コボルド・ロードの動きに翻弄され・・・・・・・・・斬られた

 

 

インファング・ザ・コボルド・ロードは止まらず、さらに刀スキルをもう一撃与えられディアベルは吹き飛ぶ。

 

 

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!?!!?」

 

 

「ディアベルはん!?」

 

 

キバオウは斬られたディアベルに顔を向けるが、自分の目の前にボスが着地してきて汗を流しながら焦る。

 

『ガアァァァァァァァァァァァッ!!!!』

 

 

 

 

 

「ディアベル何であんな無茶を!?」

 

吹き飛んだディアベルにキリトとアキラが駆け寄ってきて、キリトは回復薬のポーションを取り出しディアベルを回復させようとするが、ディアベルはそれを阻んだ。

 

 

「何してる!?早く回復しろ!」

 

ポーションを阻んだことにアキラは驚く、着々とディアベルのHPは0へと近付いているのだから。

 

ディアベルは言った

 

「お前も・・・・分かるだろ?」

 

 

その言葉にアキラはディアベルに聞き、キリトはあることが分かった。

 

 

「・・・・ラストアタックボーナスによるレアアイテム狙い」

 

「こいつもキリトと同じβテスターか?」

 

 

 

ディアベルは微笑み、最後の最後まで力を振り絞り言葉を残す。

 

 

 

「頼む、ボスを・・・・ボスを倒してくれ・・・・・・みんなの、ために!」

 

 

そう言って、剣士ディアベルは映像が崩れるながら最後は青い破片になりこのSAOの世界からも現実世界からも・・・・・・・・・永久退場した。

 

 

キリトもキバオウ達他のプレイヤーもディアベルが死んだことに唖然とした・・・・・・

 

「俺はこの世界で、自分だけ生き残ることを考えていた。でもディアベルあんたはβテスターなのに他のプレイヤー達を見捨てなかった。みんなを率いて見事に戦ってくれた!俺にはできないことをやろうとした!」

 

 

「ディアベル・・・・・・・・・バカ野郎」

 

キリトの呟きにアキラの言葉が入る。しかし、アキラの言葉はディアベルを尊敬するわけでもなく、ただバカにする言葉だった

 

その言葉にキリトはアキラの胸ぐらを掴んだ。

 

 

 

「アキラ!お前何だその言葉は!?ディアベルは俺とは違う!ディアベルはお前達一般プレイヤーを導くために頑張ったんだぞ!!!それをバカにするのか!!?」

 

キリトの怒りの大声にアキラは通常の表情を見せ、キリトの手を振り払う。

 

 

「ああ、ディアベルはバカだアイツの死に場所はここじゃない・・・・なのにアイツの死に場所はここになってしまった。ここは俺の死に場所だ本当は俺が死ぬはずだったのにアイツが死んだ」

 

 

アキラは一旦口を閉じ、キリトに覚悟の目を向け喋る

 

 

「俺が身代わりになれば良かった。だがディアベルは死んだ!なら躊躇うのも後悔するのも泣くのも後にしろ!・・・・・・・・・“俺は誰かの死だけは無駄にはしたくはない”!!!!!」

 

「!?」

 

 

アキラは小さい声ながらも、キリトに聞こえるようにはっきりと言った。

 

「戦うぞ、キリト」

 

 

 

(俺はアキラの何を見てたんだ、アキラと居たとき他人の為なら自分の命なんて捨てる覚悟で戦う男だった)

 

 

キリトはアニールブレードを強く握りしめ、目を鋭くしてアキラに聞く。

 

 

「アキラ・・・・俺に力を、貸してくれ!」

 

 

アキラは頷き答える。

 

 

「ああ、任せろ」

 

 

 

キリトとアキラがボスに向くと、キリトの隣にアスナも来る。

 

 

「私も一緒に戦うわ」

 

「頼む」

 

 

「死ぬなよ・・・・これ以上誰も死なせやしない!」

 

 

アキラはそう宣言して慣れていない手つきなのにシステムウィンドウを開き、メニューからエクストラスキル《勝利のイマジネーション》を見つけ、握り拳を作り殴るように押した。

 

 

その瞬間アキラの左手元にアプリチェンジャーが現れ右手元にはビルドレッシャーとドリルレッシャーを持っていた。

 

 

アキラはアプリチェンジャーの変身アプリを起動させ線路型のレールリーダーを出現させると、妙なアナウンスが流れた。

 

 

『変身致しま~す。白線の内側に下がってお待ちくださ~い』

 

 

「・・・・・トッキュウチェンジ! はっ!」

 

 

ビルドレッシャーをレールリーダーに引くと、アキラの体中にオレンジ色のスーツが形成され胸には大きな6のマークが入る。

 

 

そしてビルドレッシャーがアキラの目の付近まで来て、小型のレールを作成しアキラの顔にはマスクが装着され、そのマスクにレールが装着した!

 

 

『トッキュウ6号 トッキュウ6号』

 

 

「たりぃやあぁっ!」

 

 

アキラが右手を突き出し左手は握り拳を作り腰に当てるポーズを作ると、その後ろにこのボス部屋に虹が掛かった。

 

 

 

今!このSAOに人を守り虹を守り続けた戦士!

 

 

トッキュウ6号が第一層ボス攻略戦に誕生した!!!

 

 

「・・・・・・・・・・・虹?」

 

「アキラ!?・・・・・・何だその姿は?」

 

 

アスナはボス部屋に虹が現れたことに驚き、キリトはアキラがトッキュウ6号に変身したのに驚く。

 

 

「話は後だ、今は奴を倒すイマジネーションを作れ!」

 

「イマジネーション?」

 

 

そう言ってアキラは誘導灯を模したロッド型のトッキュウ6号専用武器《ユウドウブレイカー》を持って、インファング・ザ・コボルド・ロードに向ける。

 

 

 

 

ボス戦は、ディアベルが死んだため指揮が崩れ一向にボスに大きなダメージを与えられていない、そこにアキラがインファング・ザ・コボルド・ロードにユウドウブレイカーを投げつけた。

 

 

「とおっ!」

 

『ブッガアッ!?』

 

 

「「「!??」」」

 

 

ユウドウブレイカーを顔面にぶち当てられたインファング・ザ・コボルド・ロードは倒れそうになるが態勢を整え前方を向く

 

しかし、目の前にはユウドウブレイカーを持ったトッキュウ6号がおり、インファング・ザ・コボルド・ロードをユウドウブレイカーを大きく振りかざし殴った。

 

 

『ブッオオオオオ!?』

 

「はあっ!たっ!おりぃやあぁっ!!」

 

 

 

アキラがインファング・ザ・コボルド・ロードにユウドウブレイカーの攻撃を与え下がる。後ろからキリトとアスナが突撃してきた

 

 

 

『ブオォォォォォォォォォォォォッ!!!!!』

 

インファング・ザ・コボルド・ロードは野太刀のソードスキルを放つが、キリトはソードスキルで弾き返し叫ぶ

 

 

「今だスイッチ!」

 

 

「やあっ!」

 

 

アスナはすぐさまソードスキルを喰らわせようとするがインファング・ザ・コボルド・ロードはまた態勢を整え、アスナを斬る

 

「アスナ!?」

 

 

キリトは叫ぶがギリギリの所で野太刀は当たらずフードが切り裂かれた。そこに現れたのは美しい茶色の髪をした女性であった。

 

キリトはアスナの素顔に見惚れていたが、アスナは止まらずソードスキルを喰らわせる

 

 

『ブゴォォォォォォォォォォォォオ!?!!』

 

 

アスナにまた野太刀が迫ってきたが、キリトがアスナの間に入り防いで弾く、だが次の一撃を弾こうとするがフェイントを取られ斬られた

 

(しまった!?)

 

 

後方に飛ばされたキリトはアスナを巻き込んでしまった。キリトのHPはまだ緑だが赤に迫るところまで来てしまう。二人の目の前にはインファング・ザ・コボルド・ロードが野太刀のソードスキルを発動させ振り下ろすアスナは防ごうとするが、ギリギリの所で斧使いのエギルが野太刀を弾いた。

 

さらにエギルの後ろから他4名のプレイヤーが来た。

 

 

 

「回復するまで俺達が支えるぜ!」

 

「あんた・・・・・・」

 

 

そう言って、エギルと4名のプレイヤーがボスにソードスキルを喰らわせるが全て防がれ、挙げ句の果てには全員弾かれ無防備となってしまう。ボスはそこを見逃さず飛び上がりソードスキルを叩き込もうとする。

 

 

今ここで食らえば5人全員お陀仏である。

 

「!? 危ない!」

 

 

キリトは立ち上がり5人を助けに向かうが、キリトよりも早くエギル達を助ける存在がいた。それはトッキュウ6号に変身したアキラである。

 

 

 

アキラの姿が見えないと思えば、彼は壁を走ってジャンプしインファング・ザ・コボルド・ロードより高く飛び上がり後ろにいた。

 

 

「でぇやあぁっ!!」

 

アキラは1回転しインファング・ザ・コボルド・ロードの背中をユウドウブレイカーをぶち当て、ソードスキルを発動中だったインファング・ザ・コボルド・ロードは発動に失敗の地面に叩き付けられ、かなりのダメージとなった。

 

 

 

『ブガァアァァァァァァァァァア!?!??』

 

 

着地したアキラはキリトに目を向け叫ぶ

 

 

 

「キリトォ!!!」

 

「!?」

 

 

アキラに呼ばれたキリトは驚いたが、何故かキリトはアキラの次の行動が分かった。マスクをしていて分からないと思うがキリトにはマスクからでもアキラの目で何を言っているのか分かった。

 

――――決めるぞ!

 

 

アキラの目はただそう言っていた

 

 

アキラはインファング・ザ・コボルド・ロードに振り向き、ユウドウブレイカーの持ち手部分を押しカバーが展開されアキラはそこにドリルレッシャーを取り出し挿入、カバー部分を閉じて上に放り投げキャッチ、ユウドウブレイカーからもアナウンスが流れる。

 

 

 

『オーラーイ! オーラーイ!』

 

 

「ハァァァァァァァァ」

 

ユウドウブレイカーにドリルレッシャーのエネルギーが溜まるのを待ち、溜まったのを確認しアキラは走り出す。そしてアキラの後ろからキリトも続いてくる。

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉお! オリィヤァァッ!!!!!」

 

 

この必殺技はかつて多くのシャドー怪人を倒してきたトッキュウ6号の必殺技・・・・《トルネードビーム》がインファング・ザ・コボルド・ロードを貫く!

 

 

『ブゴォォォォォォォォォォオ!!?』

 

 

インファング・ザ・コボルド・ロードに大ダメージを与えたがアキラは止まらず、すぐに向きを変え再び走り出し残っているトルネードビームをもう一度与える。

 

ボスの後方にはアキラ前方からはキリトが迫り完全な挟み撃ちとなり、先にアキラのトルネードビームが決まり最後はキリトが取得している全てのソードスキルをインファング・ザ・コボルド・ロードに斬り込んだ!

 

「てえぇりぃやあっ!!!」

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉお!! でぇい! せえい! だあぁぁっ! はぁぁぁぁ・・・・うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!」

 

『ブグッオォォォォォォォォォォッ!?!?』

 

 

第一層のボス インファング・ザ・コボルド・ロードは青い光を発し破片となり消えた

 

 

Congratulations‼の文字が現れそれはボスへの勝利という証拠だった。

 

 

周りは「やったー!」と勝利を喜びながら全員レベルが上がった。

 

 

キリトは息を整えながら取ったラストアタックボーナスのアイテムを見て、アキラはまだトッキュウ6号になったままヘルメットを上げる仕草をしながらボス部屋に掛かった虹が消えるのを見ていた。

 

 

(またな・・・・・虹よ)

 

アキラは虹が消えるのを見届け、キリトはプレイヤー達から多大な拍手を貰っていると、キバオウがその雰囲気をぶち壊して言い放つ

 

 

 

「何でや!何でディアベルはんを見殺しにしたんや!?」

 

 

「自分はボスの使う技を知っとやないか!それを最初に伝えとったらディアベルはんは死なずに済んだんや!」

 

 

キバオウの言葉にキバオウの仲間が色々な事を言い、他のプレイヤー達は疑心暗鬼になるような状態だった。

 

エギルも弁護をするが、キバオウ達の言葉のせいで冷静な考えをする者は現れない。

 

 

(まずい!?このままじゃ)

 

キリトは焦る。このままではβテスターと一般プレイヤーに妙な壁が出来てしまい、攻略等が大変になるだろう。

 

 

キリトは唇を噛み締め、あることを思い付いたがそれよりも先にアキラが口を開いた

 

 

「下らないな」と

 

「な、何やと?・・・・・・何が下らないねん!ディアベルはんが死んだんやぞ!?」

 

 

 

変身アプリを押し変身解除して元の姿に戻ってアキラは冷徹に言う。

 

『変身解除いたしまーす』

 

 

「それが下らないんだ、人一人が死んだくらいで喚いて何なんだお前らは?あんなプレイヤー達を率いる強さを見せながら裏ではお前らに隠し事をしていた奴が死んで何を喚いている?」

 

「お前ディアベルはんをバカにするんか!?」

 

 

「フンッ お前が慕っているディアベルもな元βテスターなんだぞ?」

 

「!? な、何やと?」

 

 

アキラの言葉に後退りながら驚くキバオウ

 

 

「当たり前だろ?奴はHPバーが赤くなったとき一人だけ突っ込み強力なソードスキルを放とうとした。それは完全にラストアタックボーナス狙いであり奴がβテスターである証拠だ」

 

 

アキラは続ける。

 

 

 

「それでもお前はディアベルを慕えるのか?」

 

 

「ディアベルはんはそんな人間やない!ディアベルはんはそこにいるβテスターとも違う!」

 

「そんなにディアベルを慕いたいんだったら、勝手にいつまでも慕ってろ」

 

 

アキラは親指でキリトを指し説明する

 

「それにボスの使う技の情報を最初から伝えとけばとか言ってたな。あいつはボスが武器を変えた瞬間に気付いたんだそれを最初から伝えろだなんて無茶を言うな。」

 

 

「それやったらお前があの力を最初から使えば良かったやないか!」

 

 

キバオウはアキラが持つエクストラスキル《勝利のイマジネーション》を言う。他のメンバーも気付いてキリトではなくアキラに向けて言う。

 

「そうだ!お前があの力を最初に使っていればディアベルさんは死ななかったんだ!」

 

「そうだ!そうだ!」

 

「何なんだよあの力は!?」

 

 

「・・・・・・俺はディアベルの計画に気付いていたんでな。あの力を使っていたら即ディアベルの計画が失敗だ。ディアベルが俺を取り巻きを倒す方にやったんだ。お前らにとやかく言われる気はないんだがな」

 

「何やとぉ~!」

 

 

キバオウは歯を合わせ歯軋りをたてていた。

 

「第一ディアベルは見殺しにされたんじゃない、あの攻撃で既に手遅れだ助けることなんて出来やしない」

 

 

「そしてディアベルが死んだのは誰のせいでもなければ情報に誤りがあったせいでもない・・・・・・ディアベルが死んだのは弱かったからだ」

 

 

「どういう意味や!ディアベルはんは充分強かったろうが!βテスターの情報の誤りのせいでディアベルはん死んだんや!」

 

「そんな訳ないだろ。ディアベルは強い、だが奴は自分の強さに溺れていた挙げ句勝利のイマジネーションが出来上がっていなかったんだ!バカな奴だイマジネーションが出来上がらず自分の強さに溺れて死ぬなんて・・・・・・笑い者だな。ここは俺の死に場所だったのにディアベルが死ぬとはな」

 

 

最後は小さく呟いた。

 

 

「お前!ディアベルはんをこれ以上侮辱するなら、ワイが許さへんぞ!」

 

キバオウは言ってアキラに向かって片手剣を抜こうとするが、それより早くアキラはアプリチェンジャーの変身アプリを起動させる。

 

 

 

「やれるものならやってみろ。その前にお前らを永遠に黙らせるぞ」

 

アプリチェンジャーを向けながら静かに重く言いながら、キバオウ達を睨む。

 

「「「ッ!!?」」」

 

 

アキラのおぞましく一瞬で殺されそうな睨みに後ずさる。

 

 

「喚きたいのなら一層の街に戻ってボスが倒されたことを伝えるんだな、この世界はずっと死と隣り合わせだディアベルのようなことになりたくないのなら、宿屋に隠って死に怯えながらこの世界が解放されるのを待つんだな。死を覚悟していない奴に戦いの答えを見つけることはできない!」

 

 

プレイヤー達は一人残らず黙りこくり、そう言ったアキラは背を向け扉まで歩き出した。扉の目の前まで来るとキリトがアキラを呼び止めた。それにアキラは振り向く。

 

 

「アキラ!!待ってくれ!!!」

 

「何の用だ、キリト?」

 

 

「すまない、また俺達βテスターを守るためにお前が悪役を演じるなんて本当は俺の役目だったのに、ッ!」

 

 

アキラは溜め息を付いて喋る

 

 

「はぁー 別にお前が気にすることでもないし俺はお前を助けたわけでもない」

 

 

「嘘つくなよ。お前キバオウ達に言いながらも俺に目を向けてただろ?」

 

黙るが、すぐに口を開く。

 

 

 

「お前がどう思おうが勝手だがこれだけは言っておく。もう俺には関わるな俺に関わればきっとお前に絶望的な不幸が来る。それが来ないためにも俺には関わるな!じゃあな・・・・・・・・・」

 

 

「例え俺に絶望的な不幸が来ても。それはアキラに関わってなったことにはならない。アキラはこのSAOの闇を切り裂く存在だって・・・・・・・俺は信じてる!!!」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

キリトの言葉をアキラは無視しポケットからハーモニカを取り出し吹く

 

♪~♪~~~♪~、♪~♪~~~~♪~、♪~~♪~~~♪~♪~~~♪~

 

 

重々しい音を発ながら扉が開きアキラはハーモニカを吹き続けながら入っていく。

 

 

アキラが去るのを見て、キリトはアキラにまた会うことに微笑みながらキリトも一度第一層の街《トールパーナ》に戻ろうとするが、何故か扉から足音が聞こえて振り向くとアキラが戻ってきた。

 

 

「アキラ、何で戻ってきたんだ?」

 

 

 

アキラに戻ってきた疑問を投げ掛けると、アキラは戻ってきて開口一番こう言った。

 

 

 

 

「キリト・・・・第二層へのアクティベートのやり方を知らん。悪いがやってくれないか」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

アキラの言葉に頭を抱えながら黙るキリトであった。

 

 

 

そしてこれが・・・・・・虹野明である!




次回



「この層の中ボスを倒さないと開かない部屋があるクエストなンダ。そこはボス部屋にも繋がっていル。アキランにしか頼めないことダヨ」


「侍魂を持ったプレイヤーか!」


「コタローの仇は拙者が討つでござるよ!」


「そのクエストを受けて死ぬ。それが俺の死に場所だ」



第6駅 初クエスト開始


クエストは慎重に行いましょう。



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