トッキュウ・オンライン、トッキュウ6号VRMMOに行く、ここか…………俺の死に場所は! 作:ライダーファイト(ただいま療養中)
これが終わったら読者様に注文されたプログレッシブのキズメル編をやります!
感想メチャクチャ楽しみにしていますし欲しいです。アンケートにもどうかお答えください!お願いいたします!
感想に虹野明に突っ込みの感想もOKです!
「武器を投げ捨てるな!使え!」など
アキラ side
第二層 主街区《ウルバス》
今俺は背中に片手剣《シーケンソード》を掛け、ある奴との集合場所のレストランに向かっている。
ブロンズソード+5は第二層が解放されてから即座に売り払い、武器屋に寄り強化させたブロンズソード+5より強い片手剣《シーケンソード》を買った。
強化はまだしていないが。
「えーっと・・・・・・あったあった。 カイトラ」
レストラン《カイトラ》、ここがある奴との集合場所だ。飯の値段が安く料理も中々上手いという貧乏プレイヤーには助かる店だ。
まだ俺はそんなに金には困ってもいないがな!
カランカランカラ~ン♪
「いらっしゃいませ!」
レストラン・カイトラに入ると、NPCの店員が笑顔で俺が入るのを迎えられた。
回りを見渡すが奴はおらず、適当な席に座った。
奴が来るまで時間を潰そうと決め、店員にパスタとサラダにアイスコーヒーを頼んだ。
「かしこまりました。」
店員はそう言って、メニューを書いた紙をコックに渡した
10分ぐらい時間が経ち、俺が座っているテーブル席に料理が運ばれてきた。
「おっ、来たか」
「それではお客様。ごゆっくりどうぞ!」
店員は一礼すると、そのまま下がっていった。
フォークを持ってまずはパスタを巻き付け食べる。
「ソースとは完全に絡み合ってないが、中々の上手さを出してるな」
パスタを4回ほど口に入れ、次に俺はサラダを租借し始める。ドレッシングとよく混ざり合いサラダのシャキシャキ感がとても良い。
カランカランカラ~ン♪
パスタとサラダを別々にゆっくりと食べていくと、レストラン・カイトラにフードを被った奴が入ってきた。
店員はそいつを迎えたが、そいつは店員の言葉を無視して周辺を見回す。
そいつに見えながら手を上げ振る。
手を振っているのに気づいた奴は、フードで顔は分からないが口は人をからかいたいかのような笑みを見せながら、俺の元までやって来た。
「まったく、当の本人が呼び出したのに遅れるとは、情報屋なんだろ?・・・・・今日は依頼だが客より先に来ないと信用失うぞ。鼠」
「ニャハハハハ!悪かったナ、途中で3つの情報を手に入れたンダ。アキラン!」
俺だけの距離から分かるように、フードから顔を見せると頬に3本の青いペイントの髭が描かれていた。
そう俺が前言っていた。キリトに紹介された情報を取り扱う元βテスター、名を【鼠のアルゴ】だ。俺のことを《アキラン》何て呼ぶ奴は世界のどこを探しても、こいつだけだろうな。
青い髭の事は聞いても教えてくれなかったが、俺はとあることで知った
因みにアルゴは女らしい、キリトにアルゴを紹介されそれを聞いたときは流石の俺も驚いた。
「それで何の用だ?また風魔忍軍がしつこくお前のことを追いかけてきてるのか?」
「インや、あのデュエルのお陰で風魔忍軍の奴等は妙に大人イ。大人しすぎて逆に恐いがナ」
風魔忍軍とは第二層が解放された前よりアルゴをストーキングしていたギルドだ。まあギルドと言ってもたった二人しかいなかったが・・・・
第二層のアクティベートをキリトに頼み済み終わった時、俺は何の目的もなしで第二層主街区《ウルバス》を歩いていた。
時である。
いきなり転移門が光だした。そこから鼠のアルゴが慌てながら逃げるように(実際逃げていたんだが)現れ俺に気付かず走り出す。
すると、新たに二人組の男が現れキョロキョロと見回し鼠の後ろ姿を見ると、すぐさま追いかけながら走る。
「何やらかしたんだ、あいつ?」
鼠は情報屋だ。第一層のボスの最新版の攻略本もあいつが作った、だが第一層のボス攻略で攻略組を率いた男ディアベルが死んだ。アルゴもまったく知らなかった情報で、つまり情報の誤りだ。俺はあいつが恨まれないように何とかしたが・・・・・・・
(あいつ何かの情報で誤りがあって、それで追いかけられながら恨まれてるのか?)
情報屋は情報を取り扱うのが仕事、その情報に信憑性があっても誤りが少しでもあれば恨まれてしまう、何とも難儀な商売だがな。
俺は何故二人組がアルゴを追いかけていたのかは気にせず、また第二層の主街区ウルバスの周辺を見回る。
まだアルゴは二人組の男に追いかけられているの見掛けた。さすがに見ぬふりは出来ずあの男二人の間に入ろうとした時、聞いたこともないほどアルゴが声を荒げながら叫ぶ。
「……ンども言ってるダロ!この情報だけは、幾ら詰まれようと絶対に売らないンダ!!!」
その言葉に、二人組みの男の片方が叫び返す。
「情報を独占するつもりは無い。しかし売るつもりも無い。……それでは値段の吊り上げを狙ってるとしか思えぬでござるぞ!!」
・・・・は?、ゴザル?
「何か・・・・・・変な語尾のようなものが聞こえたんだが?」
奇妙な単語が聞こえたために、思わず俺は耳を疑ったな。
「だーかーらァ!値段の問題じゃ無いンダヨ!オレっちは、この情報を売った挙句に恨まれるのはゴメンだって言ってンダ!」
「何故、拙者達がお主を恨むのだ!?金は望みの額を払うし、感謝もすると言っているでござる!!」
今の鼠の言葉では、どうやらあの二人組が欲しい情報をアルゴが持っておりその情報を売って欲しいが、その情報を売りアルゴは無駄に恨まれるのはお断りみたいだ。
(本当に難儀な商売だな、情報屋ってのは)
俺は心の中で溜め息を付くが、見てみぬ振りは出来ないためアルゴと二人組の男が通った道を確認する。ウルバスの街をよく下見したため既に全ての道は記憶してある。
(あの道は確か一本道だったな?アルゴの走力を考えれば、家の屋根を走っていけば普通に辿り着けるな)
考えが終わった俺は屋根に登り走り出す、すぐにアルゴを見つけたため俺は屋根を飛び降り、アルゴと二人組の間に割って入る。
着地して二人組を見ると全身灰色の布防具に灰色のバンダナキャップと妙なマスク、武器は小型の刀の一種のシミター完全な忍者モドキと言うしかない・・・・・いきなり俺が現れたことに二人組は驚きながらも警戒をする。
「!? 何者でござる!」
♪~♪~~~♪~ ♪~♪~~~~♪~
俺はポケットからハーモニカを取り出し、左隣の男の声を無視して吹く。
「答えるでござる!!」
右隣の男が握り拳を作って叫ぶ。俺はハーモニカから口を離し言う。
「ここか・・・・俺の死に場所は」
「「死に場所?」」
「アキラン!?」
俺の声を聞いたかは分からんが、アルゴは驚きながら俺の名を言う。
「「お主、本当に何者でござる!」」
二人組の男が急かすように聞いてきた。何なんだこいつら?
普通に俺は答える。
「人知れず戦い、人知れず消える・・・・それが俺だ」
「侍魂を持ったプレイヤーか!」
「ここで拙者らが、排除するでござる!」
俺がそう言うと二人組は、勝手な自己解釈をしていた。
・・・・・・・・・・・・・・それにしても侍魂か、前にとある戦隊の金色の6番目の戦士に、何やら素晴らしい覚悟みたいな感じで尊敬の眼差しを贈られていたな。
「どう解釈するのかはお前らの勝手だ・・・・後ろにいる情報屋とはちょっとした縁でな。こいつにこれ以上迷惑掛けるなら」
鋭い目付きで二人組を睨みながら言い放つ。
「俺が相手だ・・・・・・・・・・」
俺が出したおぞましい殺気に後ずさったが、すぐに態勢を整え喋った。
「望むところでござる!」
「我ら風魔忍軍が完成されるには、その情報屋の情報が必要不可欠!邪魔をすると言うのなら容赦はしないでござる!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・デュエルで勝負だ。来い」
デュエルとはカードのデュエルではなく、武器を使って戦う一体一での真剣勝負のことだ。てな訳でメッセージが来て、俺はまず最初にコタローっていうプレイヤーと戦う事となった。
『デュエル申請を受諾しますか?』
ご丁寧に対戦者の名前も出ている。一体一と出ているが、もしかして二体一のデュエルも出来るのだろうか?出来るのならばそうして欲しい、時間は余り無駄に使いたくない。
「アキラン止めロ!そいつらも俺ッチやキー坊と同じβテスターなんダ!アキランが勝てるわけがなイ!!」
アルゴは叫ぶが無視し俺は了承のボタンを押してコタローとのデュエルを始める。
(ほぉ、こいつらもβテスターか?・・・・・・面白い!)
コタローはシミターを構え、俺は武器を出すが構えず力なくダランと垂らす。
デュエル開始の時間が減っていき、とうとう0になるとデュエルが始まった。その始まった瞬間にコタローはとてつもないスピードで俺の目の前まで来るとシミターを勢いよく斜めに振った。
※
「お、覚えていろでござる~!!?」
「こ、この屈辱は何時か必ず着けるでごさるからな!逃げるのではないでござるよ!?」
「さっさと失せろ」
忍者モドキ二人組は、それぞれの肩を組んで支え合いながら小走りで去っていった。
あのデュエルを一言で言うと、「簡単に勝てた」だ。
忍者モドキでありながらAGIに特化しており、かなりの素早さで俺にシミターを振ったが、見切れない早さでもなく俺は難なく避けシミターは空気を切った。
だがそれで止まらず、切っ先を変え斜め下から迫ってきたが俺はその斬激に対し手首に足裏の蹴りを与える。手首に痺れでも走ったのかシミターを手から離し、俺はその隙を見逃さずコタローの男の首元にブロンズソードを当てた。
静かに言う
「俺の勝ちだ・・・・・・・・」
デュエル勝利の《WINNY!》文字が出た。
「おのれ!コタローの仇は拙者が討つでござる!」
「いや、死んでないだろ」
コタローを瞬殺し早くもイスケとか言う奴がデュエルを仕掛けてきた。
(まったく、どっちか一人だけにすれば良かったな・・・・・・・)
俺は心の中で愚痴を呟き、少々めんどくさいと思う。ま、こいつにもすぐに勝てたんだがな
「行くでござるよ!」
イスケとか言う奴もコタローと言った奴と同じAGI型で走る。それとAGIと言うのは俺達にあるステータスらしい、ステータスには2つあり俺が先程言ったAGIは俊敏力らしい、他にはSTRと言われる筋力値にVITと言われる耐久値にDEXの器用度の4つがあるんだが、他にも2つのステータスや別のがあるらしい。知らんが・・・・・・・・・・
イスケは投擲スキルを持っており手裏剣のようにピックを3本投げる。
それに対し2本のピックを片手剣で弾き、最後の1本を左手で掴む。
イスケが目の前に消えており、いつの間にか俺の後ろを取りシミターを振った。
それに俺はブロンズソードで防ぎ、そのまま斬り合いになりちょっとの小さな火花を散らすが、イスケはソードスキルを発動し俺に当てようとするが俺は防ぎそのまま流れるよう上にシミターを反らすと思わせ力一杯上げた!
顔面に左手の拳と腹に右手に持ったブロンズソードを止める。
「仇討ちは失敗だな。」
こんな感じで俺は風魔忍軍に勝った
風魔忍軍が消え去るのを見てアルゴの方を振り向こうとすると、いきなり後ろにいたアルゴが俺の背中に抱きついてきた
何やら背中に妙な柔らかい感触が感じられ、すると切なそうに微かな囁き声が聞こえる。
「・・・・・・かっこつけすぎだヨ、アキラン」
鼠のアルゴが何時ものような生意気なガキ口調ではなく、違う一人の女の声に俺には聞こえた。
(やっぱりこいつも、女なんだな。)と思っていると、鼠のアルゴが口を続けて喋る。
「そんなコトされると、“私”情報屋の掟第一条を破りそうになっちゃうじゃないカ?」
(・・・・・・・私?、掟?)
俺は初めて、アルゴが自分の事を“私”と呼ぶのを聞いた
アルゴの言葉に疑問を浮かべ、問う。
「アルゴ・・・・・・・その掟は約束か?それともルールか?」
アルゴは首を傾げるが答える。
「掟はルールに決まってるダロ?」
「そうか」
アキラは短く返すと、振り向きアルゴを抱き締めた。
「エッ!?アキラン!何を!?」
驚くアルゴだが、気にせずアキラはアルゴの耳元に口をギリギリの所まで近づけ同じく囁く。
「ならその掟のルールは何時か破れ、そんな掟に縛られたんじゃ楽しく生きていけない、それにその掟を破ってみろきっと見えない景色が見えるかもしれない」
「ッ!!?」
「でも約束は守れよ。大切な約束ほど守らなかったときの後悔は何よりも強く、心に痛みを与え残すからな」
「アキラン・・・・・・・・・・・・」
アルゴは頬を赤く染めてアキラの背中を強く抱き締める。
アキラとアルゴの抱き締め合いが10分ぐらい続き、二人は離れたが右にアキラ左にアルゴ、二人は何もかもピッタリに隣り合わせに街を歩きなりながら話し合っていた。
「そう言えばアルゴ。あの風魔忍軍ってやつらが知りたい情報ってなんだ?もちろんそれなりの金は払うぞ」
俺がそう聞くとアルゴは言いにくいことなのか、口をモゴモゴさせるが一言
「インやだから金額の問題じゃないンダ。ただ一つ約束してくレ、例えこの“それ”が失敗しても俺ッチを恨まないと!」
アルゴの強い言い方に俺は頷いた後に言う。
「情報をタダで教えられたんだ恨むわけないだろ、もしそれに失敗したら俺が弱いだけそこが俺の死に場所だ。むしろ恨んでるとしたら騙して攻略本を500コル売ったことに対してだ!」
アルゴは苦笑する
「ニャハハハハ、ゴメンナ」
「で、その情報は何なんだ?」
「それじゃあ付いてきてくレ、エクストラスキル《体術》の取得場所に案内してやル!」
「エクストラスキルだと!?」
エクストラスキルはいわゆる隠しスキルの事だ。特殊な条件を満たせば取得出来るらしい(キリト談だ)
アルゴは俺を手招きしながら誘導する。俺は普通に着いていくだけである。
(そう言えば俺のあのスキルとなったヤツはエクストラスキルと呼べるのか?)
アルゴに付いていきながら、俺はふとそんな事を思うのだった。
アルゴに付いていくとフィールドに出ることとなったが、現れてきたモンスターは俺が片付ける。もちろんアルゴを守りながらだ
アルゴを守りながら移動して45分が経つと、周囲が岩壁に囲まれ小さな空間を作り、そこには泉と1本の樹そして小屋が建っていた。
ふと俺は聞く。
「アルゴ、エクストラスキルの事なんだが体術ってことはつまり?」
「そ、アキランが思うように体術は武器なしの素手で攻撃するためのスキルだろうナ。きっと武器に何かあった時のための非常手段ダ」
「まあ、確かにそれは非常手段になるだろうな?」
「そしてそのエクストラスキル《体術》をくれるのがあのNPCだヨ。体術のクエストを受けるか受けないかはアキランの自由だけド。クエストを受けて例え失敗したら忘れないものが一生続く、そうなっても本当に俺ッチを恨まないでくれヨ!」
俺が顎に手を当て考えると、アルゴが指を指しながら言い、その方向を見るとそこにはボロボロの道着を纏い筋骨隆々のじいさんで頭がツルツルのハゲで口の周りには髭が豊かに生えていた。
頭上には金色の【!】が浮かんでいた。因みにあれはクエストの表示だとアルゴに今聞いた。
「貴重な情報をタダでくれたんだ。お前を恨むことはない」
俺は手を振って答え、小屋に踏み込みじいさんの前に立った。するとじいさんは俺に顔を向けて喋る
「入門希望者か?」
「ああ」
「修行の道は長く険しいぞ?」
「上等だ」
短く終わらすとじいさんの頭上にあった【!】が【?】へと変化し、受領のログが流れる。
じいさんは立ち上がり俺を連れていったのは、小屋の外、岩壁に囲まれた庭にある巨大な岩の前だった。高さは二メートル差し渡し一メートル半はあった。
「汝の修行はたった一つ。両の拳のみでこの岩を割るのだ。成し遂げれば、汝に我が技の全てを授けよう」
「・・・・・・・・・・フッ、面白い!」
俺は鼻で笑いながらもそう宣言する。じいさんは続けて言う。
「この岩を割るまで山を下りることは許さん。汝にはその証を立ててもらうぞ!」
そんな台詞を吐いてじいさんは道着の懐から筆を取り出し、左手には巨大な壺が存在した。
じいさんはとてつもない早さで俺の顔に落書きをしてくれた
アルゴの頬に描かれた青い3本の髭だ。
「は?」
「その証は汝がこの岩を割り、修行を終えるまで消えはしない。信じているぞ我が弟子よ!」
じいさんは俺の武器を奪い持っていきながら小屋へと戻った。
「おい鼠、まさか、お前、これは?」
「またまたアキランが思うようにオイラはβテスト時代にこのクエストを受けたンダ。でもクリアを諦めてこの髭が描かれたままプレイしたんダ!」
パッチンと指を鳴らし、βテスター時代の事を説明しながらパチパチと拍手する。
「良かったナ、アキラン!オイラのお髭の理由とエクストラスキルの情報を手にしたんダ!おっとそれともう一つその岩鬼だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「アキランもしかして怒ってル?恨んでル?にしても今のアキランは可愛らしいアキえもンだナ!にゃハハハ!にゃーーハハハハハハハ!!」
「フッ、フハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「!? ど、どうしたんダ、アキラン!?」
アルゴはいきなりアキラが大笑いしたことに驚く。
アキラは笑うのを止めて、握り拳を作り宣言する!
「面白い!この岩を割って静かに消える・・・・・・これこそまさに、俺に相応しい死に場所だ!」
「・・・・・・・・・・・あ~何ダそれ?」
アキラの宣言にアルゴは首を傾げながら思う。
(相変わらずアキランといると俺ッチの調子が狂うナ。でも嫌な気分にはならなイ。そして何故か胸がキュとなル、俺ッチは一体どうしたンダ?)
アルゴは後ろを振り向き胸の辺りを締めた。アキラはそれをまったく気にせず、と言うか気付いていなく岩を割るのを始める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして修行を始めた30分後には既に修行を終わらせた!
拳や蹴りに頭突き、様々な格闘戦法で岩にダメージを与えヒビが入っていき最後の最後に踏み込みを入れた強烈な鉄拳を打ち込み・・・・・・・・岩を割るどころか岩を吹き飛ばし砕けながらもさらにはその岩が岩壁に激突!その岩は岩壁に激突すれば粉々に砕け散り!岩が当てられた岩壁もかなり崩れ落ちた。
「俺の死に場所となる場所じゃなかったか?」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえッ!?!?」
それを見てまだ笑っていたアルゴは今度は俺が一日で岩を割ったことに対し驚く顔と大声を上げた。忙しい奴だな
「ウソ!?どういうコトダ?β時代と違って岩の耐久性が変更されてるのカ!?」
「いや、普通に鬼のような固さだったが・・・・・・割れないことはなかったぞ?」
「・・・・・・・・・・・・アキラン、規格外すぎだヨ」
小屋から出てきたじいさんも目玉が飛び出るほど驚きながらも、俺に技を授けこれからも精進しろと言った。
「ああ、精進するさ。俺の死に場所が見つかるまでな」
そう言って俺はハーモニカを吹きながらアルゴと共に山を下りた。
まあ、これが俺とアルゴとの一介のプレイヤーと情報屋としての付き合いが本格的に始まった。
その2日後にキリトがアルゴに騙され体術クエストを受けたらしいが、3日も掛かったらしいアルゴは岩の耐久性を調べたかったらしい。
カイトラで食事を済ませコーヒーを飲みながらアルゴの話を聞いている
「この層の中ボスを倒さないと開かない部屋があるクエストなンダ。そこはボス部屋にも繋がっていル。アキランにしか頼めないことダヨ」
「何故俺だ?キバオウやリンドがいるだろ?あいつらが頼りなくてもキリトがいるだろ」
リンドという男はディアベルを慕っていた男でサブリーダー的存在だったが、ディアベルの死後その意思を継ぎリンドがリーダーとなり《ドラゴンナイツ》というギルドを造った。
キバオウも《アインクラッド解放軍》を作り沢山の仲間を増やし、現在はギルドのリーダーのように、いやリーダーとして仲間を率いている。
「それがあの二人でもかなり厄介な敵でナ、いや、むしろ戦闘の経験がちと低すぎるのが問題かもナ?・・・・コテンパンにやられて一度だけ協力しあって戦ったんだガ、HPはレッドまでいったんだけど最後の最後で隊列が崩される攻撃をされて退却。死亡者はでなかったもののこのままじゃ早速確実に攻略が進まなくなって攻略組の間で嫌な空気が纏うだろうナ。二人ともクエストを破棄したんでナ」
「そんな事になれば大変なんだヨそれにキー坊やアーちゃんはちょいと別件なんだヨ、だからアキランに頼みたいんダ?頼むヨ!報酬は貴重な情報をまたタダで提供するカラ」
アルゴの奴は珍しくパンと手を叩き合わせ頭を下げた。
「・・・・・・・・・分かった、その代わり条件を出す。そのクエストにアルゴお前も付いてこい。理由はお前がそのボスを調べさらに情報を流す。そして準備を整えボスの部屋まで行き一気に叩き潰す」
「それにレベルが上がればお前も助かるだろ。はっきり言ってパーティーを組むんだお前は裏方にいれば良い戦闘は俺に任せろ、どうだ?」
「分かっタ、アキランがそれで良いなら俺ッチもそれで良いヨ!」
俺は鼻で笑い高々に宣言する!
「そのクエストを受けて死ぬ。それが俺の死に場所だ」
アキラのその宣言に頭を抱えるアルゴだった。
てな訳でアキラが体術スキルを習得しました!これからアキラは武器を投げ捨てながら体術スキルを使うでしょう。
体術スキルの名前考えるのが辛い
それとしつこいようですが、感想とアンケート待っています!
「俺の狙いは、てめえのそのドロップアイテムだ!」
「アキラン、止めろ!?」
「あの人にまた合いたいな~。何してるんだろう?」
「死ねや」
「来い・・・・・・ここを俺の死に場所に出来るのなら殺しに掛かってこい」
第7駅 初クエスト終了
後ろには気を付けましょう