牙狼<GARO> 紅と金の乱舞   作:ダブルボイルダー

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GOLDEN STORM翔が始まって書きたくて堪らなくなったので書きました。私が書く牙狼の世界を楽しんでください。


漆黒の牙狼編
一誠


牙狼<GARO>

最強の騎士だけが着れる黄金の鎧にして希望の象徴

だが、今は主と黄金の輝きを失ってしまった

俺は、漆黒になってしまった牙狼に黄金の輝きを取り戻すためにその力を受け継いだ

俺には何の才能も無かった

だけど、俺は仲間達のお陰で強くなることが出来た

そして、俺自身の意思で強くっていった

俺はこれからも強くなる

そして、牙狼に黄金の輝きを取り戻すんだ!

俺『兵藤一誠』が

 

 

 

2008年 青の管轄

イッセーは魔戒剣の浄化の為に番犬所に立ち寄っていた

ジイル「兵藤一誠。これで百体ものホラーを封印しましたね。」

イッセー「ええ。ですが、牙狼に黄金の輝きが戻る気配が全く見られません・・・・・やはり俺では・・・・・・・・・・」

ジイル「焦ってはいけません。所で、貴方は今年で十六になりますね?」

イッセー「ええ。それがなにか?」

イッセーは魔戒剣をしまいながら聞く

ジイル「早いものだと思いましてね。まだ幼く見えた貴方がこんなにもたくましく、そして・・・・・・・・優しい魔戒騎士になりました。それが嬉しいのです。」

イッセー「ジイル様・・・・・・・・・」

すると

ジイルの手元に赤い指令書が届いた

ジイル「新たなるホラーの出現です。それも、厄介なホラーのようです。」

イッセー「厄介なホラー?」

ジイル「使徒ホラーの一体である『ゼドム』がたった今時空を越えて未来に向かいました。」

ザルバ「ゼドムだと!?」

イッセーの中指についている魔導輪ザルバが驚いた

イッセー「俺も話し半分では聞いている。ゼドムの種から出来たプラントにはソウルメタルを作ることが出来る筈だ。けど、ゼドムの体は法師たちによって各地に封印されて動けない筈だ、それがどうして未来に?」

ジイル「これは、法師やホラーの術の影響ではありません。別の何者かの力によって過去の遺物として召喚させてしまった可能性があります。」

イッセー「何者かの力?」

ジイル「とにかく、こちらでも調べてみましょう。ですが、未来に向かったゼドムをどうやって倒すのかを考えなければいけません。」

イッセー「騎士を未来に送ることは出来ないのですか?」

ジイル「まさか!?」

イッセー「俺が未来に行ってゼドムを倒します。それが、牙狼の称号を受け継いだ俺の使命の筈です。」

ジイル「・・・・・・・・危険な行為ですがそれしか道が無いようですね。早速、準備に入ります。」

ジイル様各番犬所に連絡し時間跳躍の準備を始めた

 

 

 

 

 

苻礼「イッセー、お前本当に未来に行くのか?」

イッセー「ああ。誰かが行かなきゃ未来がゼドムによって滅ぼされる。それにゼドムだったら・・・・・・・・」

苻礼「そうか、ゼドムの力を利用すれば牙狼の鎧に黄金の輝きを取り戻せるかもしれない。そう言うことか。」

イッセー「危険な賭けだがやるしかない。あんたが夢見た黄金の牙狼を必ず見せてやる。絶対にな。」

苻礼「・・・・・・・・死ぬなよ、イッセー。」

イッセー「死んでたまるかよ。」

イッセーは育ての親である魔戒法師『苻礼法師』に報告を終え番犬所に向かう

イッセーの親は魔獣『ホラー』に喰われ苻礼に助けられて以降彼に育てられた

その過程で法師の修行を積んでいくが黄金の輝きを失った牙狼を見て牙狼の輝きを取り戻すために騎士になることを決意し様々な場所を転々としながら修行を重ねザルバとの契約を果たし牙狼の称号を受け継いだ

イッセーは番犬所に入りジイルに会う

ジイル「イッセー、ゼドムは2015年の駒王町と言う町に召喚されました。しかし、未来に滞在できるのは四ヶ月が限界です。それを過ぎたら強制的に元の時代に戻されます。」

イッセー「四ヶ月・・・・・・・・それだけあれば十分だ。ザルバもそうだろ?」

ザルバ「まあな♪」

ジイル「イッセー・・・・・・・・・体に気を付けてください。」

イッセー「はい。行ってきます、ジイル様。」

イッセーは番犬所の近くに発生した時空の穴に向かって走った

 

 

 

 

 

 

2015年 駒王町

イッセー「ここか・・・・・・・・・」

イッセーは黒い魔導衣のコートを着込みボストンバックを片手に担ぎながら駒王町を歩き始めた

ザルバ「イッセー、ジイルが言っていた何者かってのは気になるか?」

イッセー「ああ。しかも、この町・・・・・・・ホラーの結界とは違うものが感じられる・・・・・・・・・何て言うか、変な物がごちゃ混ぜになっている感じだな。」

イッセーは歩きながら歩いているとメイド服を着た女性からチラシを貰った

ザルバ「これは・・・・・・・・魔方陣か?」

そのチラシには魔方陣のような物が描かれていた

イッセー「悪趣味にも程があるだろ?」

イッセーは魔導衣にチラシを入れ近くの公園のベンチに座る

ザルバ「まずは、金をどうにかしないとな。ホラーを一体斬れば二ヶ月は困らないがこの時代で通じるかどうか解らないしな。」

イッセー「気長に行くさ。」

そのイッセーの姿を黒髪の少女が見つめていた

 

 

 

 

 

 

イッセーは町を歩いていると高級ホテルの目の前を今しがた結婚式を終えた夫婦とその親族らが歩いているのを見つける

すると、妻が持っていたブーケの花びらがイッセーの方に飛んでいきイッセーはそれを掴むと耳に近づける

イッセーは生まれてから『物に触れるとその人の想いを感じとれる』能力を持っている

それによっていち早くホラーを見つけ出すことが可能になるのだ

イッセーは花びらから妻の想いを感じ取った

『ああ・・・・・・・早く死ねば良いのに!』

イッセーの表情が鋭くなった

イッセー「ホラーだ。」

ザルバ「やったな。これで暫くは、金に困らずに済むぜ♪」

イッセーはボストンバックを魔導衣の中に仕舞い花嫁たちの後を追う

 

 

 

 

高級ホテル 控え室

花嫁は一人、パーティーの準備の為に化粧を直していた

その時、物音が聞こえ振り返ってみるが誰もおらず立ち鏡を見るといつの間にか入っていたイッセーに気がついた

イッセー「陰我にまみれた花嫁なんて・・・・・・・初めて見たよ。」

イッセーは強引に花嫁の首筋を握って押さえつけるとライターを取りだし

ライターから黄緑色の魔導火を出し花嫁の目に写すと花嫁の目に魔戒文字が浮かび上がった

花嫁はイッセーを引き離そうとするとイッセーは素早く離れ近くのソファーにふてぶてしく座った

ザルバ「魔獣『ブーケリア』。こいつは、ブーケに憑依しそれを握った人間ごと体の一部にして動く奴だ。しかも、一回で三十人以上は軽く平らげる大食間出もあるぜ。」

イッセー「大食いのホラーか。だったらブーケごと斬るだけだ!」

イッセーは魔導衣から白い鞘に入った魔戒剣を取りだし抜刀する

ホラー「待て!魔戒騎士!斬る前に私の話を聞け!」

ザルバ「なんだ?命乞いをしても無駄だぜ?」

ホラー「そうではない!お前にあるお方を守って欲しいのだ!」

イッセー「ホラーが人助けだって?胡散臭いのが丸見えだぜ。」

ホラー「もうすぐこの町に我々ホラーでも敬う純粋で清らかな少女がやって来る!その少女を『堕天使』達から守って欲しいのだ!」

イッセー「堕天使?」

ザルバ「聞いたことがないな。」

イッセー「どちらにしろ・・・・・・・・ホラーは狩るだけだ!」

ホラー「事の重大さが解らない奴め!」

イッセー『遊びは終わり。』

イッセーはホラーに喧嘩キックを叩き込むと近くの窓を壊しながら外に飛び出した

ホラー「あああああ!?」

地面に落ちていくホラーを見ながらイッセーは魔戒剣で自身の真上に円を描くように斬り魔界とのゲートを開き所々が漆黒になった牙狼の鎧を召喚する

「ハア!」

ホラーはブーケから赤い光弾を撃っていくがイッセーは回転しながら魔戒剣で光弾を斬っていき鎧を装着し

『魔戒騎士 牙狼』へと変わり

牙狼「ハア!」

斬!

ホラーをブーケごと牙狼剣で斬り裂いた!

牙狼は地面になんなく着地するとホラーは花びらを散らしながら爆発し消滅する

牙狼はそれを確かめると鎧を外しイッセーに戻る

ザルバ「本体もしっかりと始末したな。」

イッセー「ああ。」

ザルバ「だが、あのホラーが言っていた堕天使ってのは気になるな。」

イッセー「調べてみるか。」

イッセーはその場を後にする

 

 

 

 

 

翌日 夕方

イッセー「何の手がかりもなしか。」

イッセーは堕天使について調べていたが何の手がかりも見つからなかった

ザルバ「ん?イッセー、ホラーとは違う気配が近づいているぞ。」

イッセー「ホラーとは違う?」

するとイッセーに黒髪の少女が近づいてきた

「君は?」

少女「いきなりで申し訳ありません。私と付き合ってくれませんか?」

イッセー「ワオ・・・・・・・・・こう言う告白は初めてだな。けど・・・・・・・・ホラーには興味は無いんでな。」

イッセーはライターから魔導火を出し少女の目に写すと魔戒文字とは違う文字が浮かび上がった

ザルバ「おいイッセー、もしかしたらゼドムをこの時代に呼び出したのはコイツらかも知れないぞ!」

イッセー「なるほど、納得したぜ。それなら番犬所でも詳細が解らないわけだぜ!」

イッセーは魔戒剣を抜刀し少女に向ける

少女「ホラーって言うのは知らないけど釣れない坊やね。」

少女は背中から黒い異質な翼を出して宙を舞い始める

イッセー「堕天使って言うのはお前のような奴か。」

少女「私の名前は「レイナーレ」。悪いけど、ここで死んで貰うわ。」

レイナーレは手から光で作り出された槍を持ちイッセーに投げつけてきた

イッセー「ふっ!」

イッセーは焦ることなく魔戒剣で光の槍を叩き壊していく

「これで終わり?もっといいスタイルだったら付き合ってあげても良かったのにな。」

ザルバ「イッセー・・・・・・・・それは魔戒騎士にはタブーだから止めとけ。」

レイナーレ「もう!何なのよあんたは!?」

イッセー「強いて言うならお前らの天敵だよ。人の魂を蝕む害虫のね。」

すると

近くの砂場に赤い魔方陣が現れた

レイナーレ「グレモリーの魔方陣!?命拾いしたわね!」

レイナーレはそう言うとその場から逃げた

イッセー「待て!」

イッセーはレイナーレを追いかける

二人が居なくなった後、魔方陣から紅の髪をしたスタイルの良すぎる少女が現れた

少女「ここの筈よね・・・・・・・・・・これは?」

少女はイッセーが落とした赤の指令書を拾った

 

 

 

 

 

 

更に翌日の夕方

イッセー「俺に何か恨みでもあるのかコンチックショー!」

イッセーは今度はレイナーレと同じ翼を生やしたがたいの良いオッサンに襲われていた

ザルバ「これじゃあ埒があかないぞイッセー!」

イッセーはオッサンを掌手で引き離すと魔戒剣を抜刀しオッサンを斬る

イッセー「ぐぁああ!?」

するとオッサンから黄金の波動が放たれイッセーに、正確には魔戒剣に取り込まれイッセーは吹き飛ぶ

それと同時にイッセーの頭の中に金色の髪をした少女の姿が浮かび上がった

(誰だこの子・・・・・・・・何だか心が安らぐ・・・・・・・けど今は!)

イッセーはオッサンを喧嘩キックで沈めると頭上に円を描き鎧を召喚し牙狼へと変わった!

オッサン「狼の鎧!?」

牙狼「だらぁあ!」

牙狼はオッサンの槍を牙狼剣で弾くとすれ違い様に斬り裂く

だが、またしても黄金の波動が放たれ牙狼を苦しめる

(なんだ!?体が熱い!)

牙狼は熱さに耐えながらオッサンを牙狼剣で斬り裂いていく

「だぁあああああ!」

ザルバ「おいイッセー!鎧が!」

ザルバはひどく驚いていた

それは、どんなにホラーを斬っても輝かなかった牙狼の鎧が今、黄金に輝いているからだ!

牙狼「うぉおおおおおおおおおお!」

牙狼は牙狼剣をオッサンに突き刺しながら走っていき

牙狼『だらぁあ!』

斬!

牙狼剣でオッサンを斬り裂いた!

オッサンは光の波動を壮大に出しながら粒子になり消滅する

「ぐぁああ!?」

牙狼はとてつもない熱さと収まりきらないほどの金色の髪をした少女の姿が浮かび上がりもがき苦しみながら鎧を外しイッセーに戻る

イッセー「何なんだよ今のは・・・・・・・・・」

そう言うとイッセーはその場で意識を失う

ザルバ「おいイッセー!?しっかりしろ!」

そこに誰かが近づいてきた

?「この子で間違いないの?」

?「ええ。この封筒と同じ匂いがします。」

?達は意識を失い倒れこんでいるイッセーを見つめる

?「一体何を背負っているの・・・・・・・・こんなに傷だらけになってまで・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

イッセー「ん・・・・・・・・・ここは・・・・・・・・」

イッセーは目を覚ますと何処かフランスを感じさせるアンティークの部屋のベットに横になっていた

何故か全裸で

ザルバ「目が覚めたかイッセー!」

イッセー「ザルバ?ここは一体?」

イッセーは近くにあった魔導衣等を着込みながらザルバに質問する

ザルバ「あれから三日は眠りっぱなしだったんだぞお前さん。」

イッセー「三日も?けど、どうしてあの時鎧が黄金に輝いたんだ?」

ザルバ「俺にも解らん。だが、あの時お前さんが見た金髪の嬢ちゃんが全ての鍵を握っているのかもな。」

イッセー「その可能性は高いな。それにしてもここはどこだ?誰が運んだんだよ?」

ザルバ「言っても信じないと思うぞ。俺だって信じられないからな。」

?「う~ん・・・・・・五月蝿いわね・・・・・・・」

すると

イッセーが落とした赤の指令書を拾った少女がイッセーが寝ていたソファーから姿を現した

こっちも全裸で

イッセー「なっ!?///」

ザルバ「お前さん、あの嬢ちゃんに裸で抱きつかれながら眠ってたんだぜ。色んな意味で良い顔だったぜ♪」

イッセー「ボケてる場合かザルバ!?」

ザルバ「ともかく自己紹介ぐらいしたらどうだ『リアス』?」

イッセー「リアス?」

少女「リアス・グレモリー。私の名前よ兵藤一誠君。」

リアスと名乗る少女はイッセーを抱きしめる

イッセー「ちょっ!?///」

リアス「動かないで。」

リアスに抱きつかれ続けると体に出来ていた古傷の一部が消えていくのを感じた

イッセー「傷が消えていく?」

リアス「これで良いわ。続きは夜にね。」

リアスはイッセーから離れる

ザルバ「お前の古傷を見て何も言わずに治してくれたんだよ。」

イッセー「君はなんなんだい?」

リアス「わたしは、リアス・グレモリー。『悪魔』よ。初めまして、黄金騎士『牙狼』。貴方を歓迎するわ。」

イッセー「悪魔・・・・・・・・・」

この時、運命の歯車が少しずつ動き始めていた

                           牙狼<GARO>




はい、始まりました。既に、あの子が出てくるフラグを滅茶苦茶建てちゃいました。って言うか牙狼を黄金に戻すのは彼女の祈りです。それでは予告をどうぞ♪

ザルバ「三つの勢力がぶつかる真実。その中で蠢く陰我。それを止められるのはお前だけだ。次回『悪魔』。お前は悪魔に会ったら何を支払い何を願う?」
次回『悪魔』
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