やはり俺がIS学園に入学するのはまちがっている。   作:AIthe

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やはり、俺達の三人暮らしは間違っている/やはり、織斑一夏にはホモの気がある

「‥‥‥‥‥」

「‥‥‥‥‥」

 

気まずい。めっちゃ気まずい。一緒の部屋になると知って瞬間は「勝った!第三部完!」とか、UCのBGM流れたりしたはずなんだけど‥‥‥

何が気まずいって良く考えたら女の可能性があるんだよな。もちろん可能性の話なので信憑性も何もない。が、もしもデュノアが女なら何故男のフリをしていたのかという話になり、同室の俺が危険な目に遭う可能性が発生するのだ。まあ、全て可能性の話でしかないのだが。

まあ、デュノアの無実を証明するつもりでやればいいだろ。無実を証明して俺は偽の身分を手に入れる。俺のデュノアの間にwin-winの関係が発生するわけよ。

ってか偽の身分を用意できる不良生徒会長って何者なんだ?いや、雪ノ下姉と関係してるってだけでなんとなく納得できちゃうのがくやしい。あの強化外骨格にできない事とかなさそうだもん。

 

「さ、先にお風呂頂くね」

「お、おう」

 

空気に耐えられなくなったのか、デュノアは逃げるように風呂へ直行する。

デュノアの後に風呂!?ちょっと興奮してきた。テクノブレイク不可避な展開なんだけど。

 

今デュノアの事を調べるわけにもいかない。となると暇になるので、適当な本を開く。パラパラとページをめくる音と、シャワー音だけが部屋に響き続ける。

 

「‥‥‥‥‥‥」

 

本を閉じ、物思いに耽る。

そういえば、相なんとかさんはどうなったのか。部屋に荷物散乱しているままだが、まさか追い出されたのか?相なんとかさんは犠牲になったのだ。犠牲の犠牲にな。

まあ、別部屋になったのなら仕方がない。同じ学校にいる以上、会えなくなるわけじゃない。どうせまた「ご飯食べよー!」とか叫び散らしながらこの部屋を訪れるだろう。

 

再び本を開く。外からは、「この不埒者ォ!」「ま、待って下さい篠ノ之さん!木刀だけは止め、アッー!!」という騒音が聞こえる。織斑弟またなんかやらかしたのか‥‥‥

 

そんな痴話喧嘩の声に隠れ、硬くて慌ただしい小さな音が近づいてくる。扉の前で音は止み、バァンと音を立てて勢いよく扉が開かれる。

 

「たっだいまぁ‥‥‥」

「おうお前か‥‥‥‥どうした、いつもの元気はどこやった?」

「うん‥‥‥実はね‥‥‥‥」

 

すると相川は、制服の上からその女の子らしいふっくらとした胸に触れて、

 

「おっぱい揉まれちゃったの‥‥」

「‥‥‥うん、うん??」

 

何を言ってるんだこの子は。色々突っ込みたい事が多すぎて何から突っ込んでいいか分からないんだが。

 

「もしかして疲れているのか?」

「疲れてないよ!本当だもん!」

 

胸揉まれた事を本当とか言われてもちょっと困るんですか‥‥‥‥‥

 

「今日の実習、比企谷くんが帰っちゃった後に織斑くんに‥‥あ!比企谷くん大丈夫だった!?」

「お、おう‥‥大丈夫だけど‥‥‥‥」

「なら良かった〜。あ、それでさー、打鉄に乗せてもらう時にどさくさに紛れて揉まれちゃって‥‥‥」

「織斑なにやってんだ‥‥‥‥」

 

こいつ忙しいな。言いたい事がたくさんあるんだな‥‥‥なんか最近こいつに構わなきゃいけない使命感に襲われるんだが。

なんか小動物みたいだよな。構ってやらないとどこかでコロリと死にそう。ちなみに兎が寂しくて死ぬってのは嘘なんだぜ。

優しい女の子っていうポイントがアレだが。

 

それにしても織斑はハーレムメンバー以外にも手を伸ばし始めたか。流石最強のフラグメイカーですね。

そうだ、そろそろ教えてやらないと。

 

「お前、この部屋じゃないぞ」

「へ?」

「デュノアが引っ越してきた」

「‥‥‥‥‥嘘でしょ?」

「ところがどっこい‥‥‥夢じゃありません‥‥‥!現実です‥‥‥!これが現実‥‥!」

「先生から聞いてないんだけど」

「‥‥‥俺もついさっき聞いたばっかだから」

 

ネタスルー力高杉ィ!カイジもアカギも涙目になるレベル。

声に怒気的なものが混じってるんですが‥‥‥まさか俺と離れるのが‥‥無いな。突然部屋を移動しろなんて言われたら誰だってキレるわ。しかも先生報告してきてないんだぜ?教師としてダメすぎワロエナイ。

 

「デュノアくんは?」

「風呂」

「そっかぁ‥‥」コンコン

 

今日異様に部屋に来る人多くない?なんで?この流れだと宗教の勧誘とか来てもおかしくないんだけど。

 

「はーい」

「お、相川か。比企谷はいるか?」

「あ、なんすか?」

 

そして突然の織斑先生。ここだけ人口密度高い希ガス。相なんとかさんが連れ去られるんですね。わかります。

織斑先生は扉の前にフカフカの布団を置く。俺と相なんとかさんがぽかーんとそれを見ていると、「え?知らないの?時代遅れ〜」という顔でこちらを見てくる。イラっとするなぁ。

 

「ほら、お前用の布団だ」

「‥‥‥ん?」

 

あれ?なんかおかしいぞ?

先生は鼻を鳴らし、腰に手を当てて逆の手で出席簿をふらふらと揺らす。

 

「相なんとかは連れてかないんですか?」

 

ふらふらとした出席簿は、自分自身の頭に着陸する。それはこめかみを抑える仕草に良く似ていた。

 

「‥‥‥実はだな、部屋が足りなくてだな」

「え?」

「いや、本当はあと五部屋、十人分余っているんだが、去年色々あってな‥‥‥‥」

「‥‥‥‥色々?」

「あの更識が‥‥いや、なんでもない‥‥はぁ‥‥‥」

 

心中お察しします。

自称生徒会長なにやらかしてんだ‥‥‥マジで何やったんだよ?私、気になります!

 

「という訳で、すまんが比企谷。業者を呼んで部屋を直すから一週間は布団で過ごしてくれ」

「いや、あの、は?」

「本当は友達のいる織斑の方にデュノアを送り込みたかったのだがな、生憎部屋の二人が毎日喧嘩しているのでな‥‥‥‥」

「さりげなく俺をディスるのやめてもらっていいですか?」

「そうですよ!比企谷くんにもいいところがあります!」

 

両手をバタバタと動かす相なんとかさんマジペンギン。

おおっ、ナイスフォロー!やるじゃん!ちょっと見直したわ。

 

「ラーメンをすごく美味しそうに食べるんですよ!」

「‥‥‥‥‥」

「‥‥‥比企谷、すまんな」

 

なお棒読みの模様。

期待した俺がバカだったよ‥‥相川ネキマジ頼りないっすわ‥‥‥‥

なんてやり取りをしていると、頭に湯気をホカホカと浮かべた少j‥‥少年が、ジャージに着替えて出てくる。困惑した表情で辺りをキョロキョロと見回す。艶やかな唇といい、細い線といい、染まった頬といい、どう見ても女だ。

だが男だ。やばい、鼻血出そう。

 

「あ、あれ?織斑先生に、えっと‥‥‥」

「私は相川だよ〜」

「は、はじめまして。ど、どうしてここに?」

「え?お?うん‥‥‥色々あってな‥‥‥ここに三人で住む事になった」

「そ、そっか‥‥‥」

 

少し残念そうな顔をする。そうだよな、狭いのは嫌だよな。だいたい自称生徒会長のせい。生徒会長許すまじ。

くっそほかほかデュノアのせいで集中できない。髪の毛めっちゃいい匂いするんですけど。いい匂いの秘密はシャンプーとか言うけどそれだけじゃないでしょ絶対。こんなの絶対おかしいよ!

落ち着くんだ俺!相手は男だろ!?もちつくんだ!素数を数えろ‥‥‥1、2、3、5、7‥‥‥1って素数じゃなくね?

 

「三人共、こちらの不手際が原因でこうなってしまった。本当にすまないな」

「い、いや、俺は‥‥」

「私はうれしーなぁ、比企谷くんと同じ部屋だと楽しいし」

「ぼ、僕も人が多い方が楽しいし‥‥」

 

「俺は一人部屋がいいんですが」とか言えない空気。あとそこ、俺じゃなかったら勘違いしてるからやめれ。これって悪意なく言ってるからタチ悪いよな。いや、デュノア相手ならむしろ勘違いしたい。戸塚でも可。

先生の話に集中できねえ。でもなんかあの布団見ると現実に引き戻されるわ。三人部屋なんだよな‥‥‥

 

「ふむ、理解のある生徒達で助かった。では、私は寝る」

 

パタンと扉を閉じ、織斑先生が出て行った。

部屋には苦笑いを浮かべるデュノアと、楽しそうなオーラを吹き出す相なんとかさんと、頭を抱える俺と、フカフカの布団だけが残された。

 

布団って興奮を抑える成分でもあるの?

 

───2───

 

部屋云々は全て嘘だ。私が考えたわけではない。本当だ。あの部屋に三人は狭すぎるだろう。流石の私もそこまで鬼ではない。

 

「おい、更織。これでいいんだろ?」

「ええ、ありがとうございます織斑先生」

 

答えは、更織に頼まれたから。だ。

扇子には、「感謝」と言葉が書かれている。いつも思っているのだが、あの扇子はどうなっているのだ?開く度に違う文字が映し出されるのだが、プロジェクターが付いているようにも見えない。

 

「だが、本当にこんな適当な設定でいいのか?」

「ええ、すぐに比企谷くんが解決してくれますよ」

 

こんなすぐにバレるであろう嘘をついた理由。それは、シャルル・デュノアに人の目を向けておく為である。更織曰く、デュノアは「怪しい」らしい。突然の入学、男という事実をひた隠しにしていた事、あの容姿。言われてみれば怪しい。

そして、もし仮にそれが嘘だとするのなら、デュノアの目的はすぐにわかる。データの入手だ。ISの世界に入ってきたばかりの、疎い二人ならば、国の重要機密と同等の価値を持つそれを手っ取り早く盗めるだろう。それに、“男”と名乗ればそれだけで男と同じ部屋になれると考えたと仮定すれば、辻褄は合う。

 

「比企谷を信用しているんだな」

「ええ、まあそれなりに」

 

だが、本当にこんな適当な理由でよかったのだろうか?確かに捻くれているとはいえ、比企谷は優秀だ。だが、それは生徒という領分の範疇だ。国、企業の秘密を暴けるほどのものではないだろう。

 

「私が直接聞いた方が早いのではないか?」

「いえ、それはダメです。私はシャルル・デュノアの真意が知りたいだけで、ここから追い出したい訳ではありません。まあ、害と判断したらすぐに追い出しますけどね」

 

扇子が閉じられ、再び開かれる。「追放」の文字が浮かび、その仕組みの意味不明さに思わず首を傾げてしまう。

だが、そんな重要な仕事が比企谷にできるのだろうか?心配だ。

 

「じゃあ、今回の報酬です」

「うむ、確かに受け取った」

 

私が受け取ったのは、一夏の勇ましい写真。ISを駆り、セシリア・オルコットに拮抗していたあの時の写真。最近の一夏は記念写真以外取ろうとすると嫌がるからな。こうやって写真を集めれば思い出として取っておける訳だ。思い出は大事だからな。

ブラコン?悪いか。ブラコンで何が悪い。

 

「織斑先生も大概ですね」

「はっ、更織。お前も人の事を言えないだろう?」

 

そう、この青髪の少女。更織楯無は重度のシスコンだ。学園の一年に更織簪という妹がいる。チッフー知ってるよ。お前が妹を隠し撮りしてる事。

流石の私も隠し撮りはせんぞ‥‥‥

 

「では、またお願いしますね?」

「はっ、次がないといいのだがな」

 

さて、この事をどうやって他の教員に誤魔化そうか‥‥頭の痛い問題が積み重なっているぞ‥‥‥‥

 

───3───

 

あの後、部屋のメンバーでポーカーとか大富豪とかスマッシュがブラザーズするゲームをやる事になった。まさかデュノアがロボット使いで相なんとかさんがピクミン使いだったとは‥‥‥‥ボルテッカーした後に垂直落下して死ぬ俺に謝れ。

最初は操作すらおぼつかないデュノアだったが、最終戦頃には俺や相なんとかさんと拮抗するレベルにまで成長していた。ゲームの才能があるんじゃないかと本気で思ったね。

 

「お、比企谷?」

「げっ‥‥織斑‥‥‥‥」

 

ゆうべは おたのしみでしたね(痴話喧嘩的な意味で)。

朝から変なのに出くわしてしまった。俺があからさまに嫌そうな顔をしているはずなのに、織斑弟は爽やかスマイルを浮かべている。何故だろう。負けた気がする。

 

「早いじゃねえか」

「そっちこそ。いつもはもっと遅いだろ」

 

朝は早く出て、誰もいないガランとした食堂で素早く食事を済ませ、残りの時間は本を読むか勉強をするか、大体そんな生活を送っている。その為、朝に誰かと会う事は殆どない。

 

「あ、俺注文するよ。何がいい?」

「ラー‥‥パンセットで」

「すみませーん、えっと───」

 

気配りができるイケメンとかモテるに決まってますわ。完全敗北ですわ‥‥‥‥

女尊男卑のこの時代、葉山や織斑といったラノベに出てきそうなパーフェクトな野郎は珍しい。男というだけで無駄な差別を受けるので、基本的にみんな顔色を伺いながら生きている。つまりそもそも誰とも関わらない俺最強。理にかなったぼっちなのである‥‥‥話が脱線したわ。

俺が言いたいのは、葉山や織斑がモテる理由はそこにあるという事だ。理想的、まあ理想でしかないのだが、それに近い存在。自分にとってのヒーロー、王子様となり得る存在。つまりそういう事なのだ。

 

「あ、あざっす」

 

お盆を受け取る。厚切りのトーストに目玉焼きが乗っかっているのは、どこぞの天空の城を彷彿とさせる。

トーストと一緒にサラダが盛り付けられており、ちょこんと乗ったトマトが可愛らしい。

一緒に付いてきたコーヒーには砂糖が入っているのだろうか。ブラックだったら苦くて飲めないんだけど。

それと「あ」ってなんだよ。名詞続いちゃうの?

 

「席あそこでいい?」

「は?一緒に食うの?」

「食わないの?」

 

どうやら織斑一夏大先輩の中では一緒に食うことが確定していたらしいです。流石リア充、やりますねぇ。

ここで逃げるのは不可能だろう。仕方ねえ‥‥‥

 

「‥‥俺あっち座るから」

「おう!」

 

ソファに腰掛け、コーヒーを口に含む。苦い塊が喉を通り、食道に熱を感じる。

 

「そういえば比企谷と話した事ってあんまりなかったな」

「まあ、用事もないからな」

 

それに織斑弟苦手だし。

 

「お前のISかっこいいよな」

「お前だってあれだろ、あれ。織斑先生の武器なんだろあれ」

「正確には千冬姉の後継武装なんだけどな」

 

織斑弟の専用機、白式の武装はたった一つ。雪片弐型と呼ばれる大剣のみだ。ただ、その単一能力は彼の姉が使っていたものと同じ、【零落白夜】だ。剣身に触れたエネルギーを完全に消滅させるというチート級の能力だ。IS戦闘においては最大の盾であるシールドバリアーを斬り裂き、機体に直接一撃を加える事ができる、最強の矛。

しかし、それの使用には自らのシールドエネルギーを消費しなければならない。文字通り命を削った一撃なのだ。

 

「でも比企谷のきり‥‥‥きりなんだっけ?」

「【桐壺】か?」

「そうそれ。あれかっこいいよな。ロマン感じるんだけど」

「わからんでもないかな」

 

確かに【桐壺】はかっこいい。一回しか使った事はないし、使う予定もないが、ああいう弱点のある一撃必殺武装は本当にロマンを感じざるおえない。男の性ってヤツですよ。

 

「そうだ、あれ見せてくれよ」

「無理、織斑先生に禁止されてるから」

 

箸でこちらを差してくる。

禁止って言われた事を破ってみろ。グラウンド何周させられると思ってんだ。

それに、今は【浮舟】を起動できる自信がない。

 

「マジかよ。禁止されると不利じゃないか?」

「いや、使い時がないからそこまで困らないな」

 

米を食っては話し、食っては話しと忙しそうだ。案外礼儀がなってるんだな。少し感心したぞ。

【桐壺】使えって言われてもな‥‥あんな狭いアリーナでぶっ放しても無駄に弱点晒しているだけだからな。近寄られて斬られたら即終了。

 

「そうだ!比企谷、一緒にISの訓練やらないか?」

「‥‥‥無理」

「ちょっとだけ!ちょっとだけだからさ!」

 

そう言って両手を合わせる。ご馳走かな?

先っちょだけみたいな感じに言うの止めろよ‥‥ホモかよ‥‥‥‥

 

「今【浮舟】使えないんだよ」

「そっか‥‥じゃあ、俺の動き見てくれないか?」

 

マジでホモなんじゃないか?もうそんな気しかしないんだが。自分の尻は自分で守らなきゃ(白目)。

 

「いつもの三人がいるだろ」

「いやぁ‥‥箒もセシリアも鈴も一緒にやると途中から練習じゃなくなっちゃってさ‥‥‥」

「ああ‥‥‥納得だわ‥‥‥」

 

いつもこいつを争って喧嘩してるよな。国家間戦争が起きてるんじゃねえの?そして国家から企業へとパワーバランスが変わっちゃうわけですね。わかります。少しだけ同情。そしてこいつの未来に合掌。

 

「その、アドバイスしてくれないか?同じ男だし、分かり合えると思うんだ」

 

分かり合える(意味深)んですね。

あまりの不安に冷や汗とか掻いてきたんだけど。目の前の男が道を踏み外してそうで食事に集中できない。

 

「‥‥‥デュノアも誘うか?」

「同じ部屋なんだっけ?そうだな、相手になってくれる人がいた方がありがたいな、頼めるか?」

「一応聞いてみる。期待すんなよ」

 

こうして今日の放課後、織斑弟の練習に付き合わされる事になったのだ。

 




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