午前6:30
?「…さん……」
誰かが呼んでる
?「おき…にい……」
ああ、起こそうとしているのか
提督「もう少し,あと5時間…」
?「馬鹿言ってないで早く起きてください兄さん」
その言葉と共に開かれるカーテン
朝の日射しが容赦無く目蓋を刺激した
提督「うぉ、目がぁ目がぁぁ」
?「早く起きてください。今日は着任式の日です。」
?「初日から遅刻なんて生徒に示しがつきません。」
提督「わかった、わっかた、すぐ起きるよ」
聞き慣れた声だが見慣れない部屋。不思議がっている俺にジト目で
?「着任にあたり実家から職員寮に移ったことお忘れですか?」
提督「覚えてるよ。だからそんな目で見るな。俺が不思議に思ったのは職員寮なのになんで学生のお前がいるんだよ榛名」
彼女は「榛名」
俺の妹たちの三女で礼儀正しくとても優しい
が、怒ると一番怖い
榛名「そんなことよりも兄さん何かお忘れではありませんか?」
提督「そんなことっ 榛名「」(にっこり
提督「オハヨウゴザイマスハルナサン」
榛名「おはようございます。兄さん。」
挨拶し、手早く着替えを済ませ
提督「で、どうやって俺の部屋に?」
榛名「先ほど大淀さんにお会いして『あの子まだ起きてないだろうから』とおっしゃり
榛名に鍵と部屋番号を」
提督「そういえば淀先輩学園の事務員と寮の管理人を兼任していたっけ」
そんな中話題の人物がドアから顔を覗かせ
大淀「おはよう提督くん。しっかり起きられたようだね。やっぱり提督くんを起こすには榛名ちゃんが一番だみたい。」
淀先輩は少し笑いながらそう言った。
提督(やっぱり淀先輩には勝てないなぁ)
提督には同年代で絶対頭の上がらない人が2人いる。2人とも近所に住んでいた上級生なのだが1人がこちらの大淀先輩だ。勉強を見てもらったり、進路の相談にのってもらったり今の職につけたのも淀先輩のおかげと言って過言ではない。
大淀「もう少しで食堂が開くよ。みんなで食べに行こう?」
提督「はいわかりました。榛名他のみんなはどうした?」
廊下を歩きながら榛名に他の姉妹のことを聞いた
他の姉妹とは長女の金剛、次女の比叡、四女の霧島である。
榛名「霧島は朝の放送部の仕事の準備に行きましたし、お姉様達も支度が済んだらそそくさと部屋を出て行かれましたよ。」
提督「比叡は金剛にくっついて行っただけだろうけど…」
提督(なんだろ嫌な予感がする。そもそもあの金剛が朝一で顔を見せないなんておかしい)
提督はそう思いながら背中に冷や汗を浮かべていた。 ……
こういう時の提督の予感はよく当たる。 トトトトトトトトトト
しかも大概録でもないことが起きる。 ドドドドドドドド
ほら聞こえるだろうか猛烈な勢いで近づく何かの音が ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
はぁ今日は無事学園に行ければいいけd 金剛「兄さん ラァァァァヴ」コシニガッシ ゴッキン
あっれーおっかしいぞー 腰から変な音がしたぞー
何故だろ膝がプルプルする。それだけじゃない下半身が動かない。
ほーら予感的中。ろくなことが起きない
金剛「Good morning兄さん。?どうしたのそんな青い顔して。私が元気になるパワー送ってあげるネ。」
金剛は抱きつく力を強くさせる
提督(ストップ、ストップ金剛やめぃ出ちゃう中身出ちゃう) ゴッキン
また腰から変な音がーーー んんお下半身が動く
金剛の元気になるパワーはスゴイナー
いやもうね全身油汗でビッショリですよ。僅か数分の間にこんなにゴッキンしても大丈夫なんか
そんな心配をよそに金剛は
金剛「みんな早くご飯食べに行くネ」
大淀「そうだね行こう」
榛名「はいお姉様」
皆さん少しは俺の心配をしても良いのでは無いでしょうか
提督「はぁそうだな食堂に行こう」
このことはあまり考えないようにしみんなで食堂に向かうのだった。