とある御坂の絶対領域   作:ゆずる

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今回は結構長めの回になりました。
文章書くのに慣れてきたのかな?
文章が下手なのは多少目をつぶって読んで下さい♪
さて、それでは第4話「お家に突撃!」です。どうぞ!


お家に突撃! ~7月19日~

《第7学区 柵川中学校学生寮・初春の部屋 美衣視点》

「てことで、お見舞いに来ったよ~ん♪」

ハイテンションな涙子ちゃんの言葉と共に、私は初春ちゃんの部屋へ入っていった。

「「「お邪魔しまーす(いたしますの)」」」

中に入ると、女の子がベッドで寝ていた。

「すいません、わざわざ。」

「気にすんなって。ちょっと動かないで。」

涙子ちゃんが初春ちゃんの耳に体温計を入れる。

「37度3分。まあ、微熱だけど今日は1日寝てること。もうお腹出して寝ちゃダメだよ。」

「佐天さんが私のスカートめくってばっかりいるから冷えるんですよ。」

「いや、それはだって、親友として初春が毎日ちゃんとパンツはいているか気になるじゃないですか?」

ナニヤッチャッテルノ、サテンサン…

「ちゃんとはいてますよ、毎日!ってあれ、そちらの方は?」

初春ちゃんが飛び起きて私に気付いたようだ。

「あぁ、紹介するね。そちら、御坂さんの妹さんの御坂美衣さん。で、こっちがあたしと同じクラスで親友の初春飾利です。」

「私立枝垂桜学園1年の御坂美衣です。いつも姉がお世話になってます。」

「こんな姿でごめんなさい。柵川中学1年の初春飾利です。よろしくお願いします。」

「あ、無理しなくていいよ。」

「あたし、冷たいタオル持ってきますね。」

涙子ちゃんが台所へ向かって行くと、ベッドから飾利ちゃんの声がした。

「あ、そうだ白井さん。虚空爆破(グラビトン)事件の方、何か進展はありましたか?」

グラビトン事件って確かセブンスミストを爆弾魔さんが爆発させちゃった事件だっけ?この前テレビで見たような…

「あると言えばある、ないと言えばないですの。」

「え?」

「わかったのはあの犯人の能力が異能力者(レベル2)だということだけ。」

「けど、あれは間違えなく大能力者(レベル4)クラス」

「要するに、わからないことが増えたっていう進展をしたんだね。」

「ま、そういう感じですの。」

「そういえば佐天さん、前に幻想御手(レベルアッパー)がどうとか言ってなかったっけ?」

おっ、興味深い話が出てきた!

 

[佐天による幻想御手(レベルアッパー)についての説明後]

 

「能力のレベルを上げる!?」

黒子ちゃんの驚いた声が部屋に響き渡る。

「いや、だから噂ですって。実態もよくわからない代物ですし・・・」

「実態がわからない?」

お姉ちゃんが質問をする。

「そうなんです。噂の中身もバラバラでホント、都市伝説のようなものなんですよ。」

「そっか・・・まあ、そんなに都合のいい話はないか。」

「いや、案外あるかもよ。」

そこで私が口をはさむ。

「「「えっ!!!」」」

「最近何度かスキルアウトに襲われたんだけど、不良(やつら)にしては能力のレベルが高すぎるな~なんて思ったことが何度かあったんだよ。」

「実は・・・書庫(バンク)に登録された能力のレベルと被害状況に食い違いがあるケース、今回がはじめてではありませんの。」

お、黒子ちゃんも気付いたみたいだね。

「え!?」

「常磐台狩りの眉毛女、銀行を襲った発火能力者(パイロキネシスト)・・・お姉さまがご存じの事件だけでもすでに2件。それ以外にも、レベルと被害状況に差がある事件が発生していますの。」

お姉ちゃんよく襲われてるんだね。

「それって・・・」

「・・・幻想御手(レベルアッパー)ってマジモンなんですか?」

お姉ちゃんと涙子ちゃんがシンクロした!?

「まあ、可能性はあるっぽいね。」

「何か他に知ってることはない?」

「ええっと・・・本当か嘘かわからないんですけど幻想御手(レベルアッパー)を使った人たちがネット掲示板に書き込みをしてるとか・・・」

「それどこの掲示板かわかる?」

・・・お姉ちゃんの興味に火がついちゃった。

「えっと・・・えっと・・・えっと・・・」

いやいや、さすがにそこまでは覚えてないでしょ。

「これじゃないですか?子の掲示板。」

「あ、そこそこ!」

「お手柄ですわ~!」

え!?飾利ちゃんすご!

「あとはその連中の素性やたまり場が調べられれば・・・」

「素性まではわかりませんけど、たまり場ならほら、よくこのファミレスに集まってる見たいですよ。」

飾利ちゃんすご!パート2!

「ありがとう、初春さん。あ、お大事にね。」

「お姉様、それは私の仕事ですのよ。おねーさま!」

あ、二人が出て行っちゃった・・・常磐台には「お邪魔しました」を言う文化がないのかな?

「大丈夫ですかね?」

「あの二人なら心配ないでしょ。学園都市が誇る超能力者(レベル5)大能力者(レベル4)だもん。あたしたちが行っても・・・ね。」

「いやいや、そんなことないって。涙子ちゃんは自分のことを下に見すぎだよー。」

「「え!美衣さんまだいたんですか!?」」

・・・もしかしなくても、私って影薄い?

「ねえ、初春。もし幻想御手(レベルアッパー)を使ったら、あたしたちもレベルが上がるのかな?」

「やめた方がいいよ。」

「美衣さん?」

思わず口をはさむ。

「まず、使うだけで簡単にレベルが上がる道具があるんだったら学園都市がとっくの昔に使ってるよ。表の世界で正式に使われてないってことは、何かしら副作用があると考えた方がいい。」

「なるほど・・・。それに佐天さん、ズルは駄目ですよ。」

「だから、もしって言ってるじゃん。」

「とにかく、もし幻想御手(レベルアッパー)を見つけたとしても、手を出さない方がいいよ。じゃあ、私もこの辺で帰らせてもらうね。」

「分かりました。」

 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

部屋を出てから御坂美衣は誰も近くにいないことを確認して呟いた。

「誰も幻想御手(レベルアッパー)に手を出さないまま私個人で事件を解決できるのが理想なんだけど・・・さすがに世の中そこまで上手くはいかないか。」

彼女のポケットからは音楽プレーヤーが少しだけはみ出して見えていた。

その画面にこう書いてあった。

<TITLE:LeveL UppeR>




美衣:ねえねえ読者さん、もしかして「あれ、第一話で手に入れたレベルアッパーどこに行ったんだ?」なんて思ってた?作者はちゃんと覚えてるんだからね!
麗奈:ていうか、私たちがレベルアッパーを手に入れたこと自体を忘れてた人も多いと思うよ。
美衣:作者は今、佐天さんにレベルアッパーを使わせるか使わせないか悩んでるそうです。
麗奈:大事なことだね。さて、気になる今後の展開だけど次かその次の回から「禁書目録編」もいれていきたいそうです。
美衣:とうとうインデックスちゃん登場だね。
麗奈:私の出番もそろそろ出してほしいなーって愚痴ったところで、そろそろ終わりにしましょう。
美衣:次回もお楽しみに!
麗奈:意見・感想お待ちしてます!
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