スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION   作:拳を極めし者

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今回はただの顔見せ回です。
盛り上がらなくてすみません…。


第三話 「機動六課 -決意と始動-」D

【アナザーside2】

[同日 とある別世界 市街地]

『守護騎士ヴォルケンリッター』と呼ばれている四人組。

 その者達は、別件で不在の隊長を除く三人と、助っ人三人と共に『ある敵』と戦っていた。

 

〈ヴィータちゃん、ザフィーラ、追い込んだわ。ガジェット1型がそっちに3体!〉

〈任せとけ!〉

〈承った〉

 

『御三方の場所にもガジェット1型が3体向かってます!』

「了解!強制捜査開始!」

「「Mission Start!」」

 

 シャマルは結界内に敵を閉じ込めつつ逃げ回る敵を探査魔法で捕捉し、仲間の元へ誘導している。

 魔法を使える者同士なら誰にでも通じる念話だが、シャマルは魔法を使えない助っ人三人に対しては通信機で指示を出していた。

 

「来い…!ウォアァァァァーーーー!!」

 

 ザフィーラは咆哮と同時に敵の足元から多数の白く尖った巨大な突起物を出現させる拘束魔法「鋼の(くびき)」を発動し、敵の一体を滅多刺しにした。

 

 残った二体が方向を変えて逃げようとしたところにヴィータが空中から突撃。

 

「でぇぇぇぇい!!」

 

 ヴィータの愛機であるハンマー型アームドデバイス「グラーフアイゼン」に魔力を込めて打ち付ける、ヴィータの最も得意且つ多用している魔力付与打撃「テートリヒ・シュラーク」。

それをバッティングの如く大きく振りかぶって打ち込むと1体はくの字に折れながら水平に吹き飛び、壁に到達すると潰れた粘土のようにひしゃげて爆発。

 

 最後の一体は空中へ逃げたが、ヴィータは間髪入れず追撃に入る。

 

「アイゼン!」

《Schwalbefliegen.》

 

 グラーフアイゼンが叫ぶとヴィータの目の前に彼女の掌サイズの鉄球が出現。それを手に取って上に放り投げ、ハンマーで打ち出すと鉄球は赤い魔力光に包まれて敵を追尾し、着弾すると装甲を貫通して爆発。敵は木っ端微塵に爆散した。

 これが鉄球を魔力でコーティングして加速・誘導・炸裂の効果を与え発射する古代ベルカ式の中距離誘導型射撃魔法「シュヴァルベフリーゲン」である。

 

 

 

『残り3体!お願いします!』

「任せなさい!」

 

 1人は片手の掌から気の塊を放ち…

 

「単調だ」

 

 1人は片腕を振り抜いて発生した真空波を飛ばし…

 

「温いな」

 

 1人は同じく両腕を振り抜いて発生した真空波でそれぞれ1体ずつ撃破。

 

 

 

 全ての敵を撃破した5人はシャマルの場所へ集合し、話し合いを始めた。

 

「出現の頻度も数も増えてきているな」

「ああ、動きも段々賢くなってきてる」

 

 最近になって動きが活発化してきた自動操縦の機械の敵。数も出現場所・頻度も決まっていない為、対応が常に後手に回ってしまう厄介な存在である。

 しかもそれは学習能力があるか何度も改良されているらしく、戦う度に強くなっているらしい。ザフィーラとヴィータはこの機械との交戦経験が多いので直ぐにそれに気付けたという訳だ。

 

「それに魔力じゃない別の力を感じるわ」

 

 シャマルは何かに気付いたようだ。

 

「似てるけど『気』とも違う力よ。微弱だけどこれは多分…」

()()()…か?」

「やはり異世界にまで『奴』が…。許さん…!」

 

 助っ人三人は心当たりがあるらしい。

 

「…でもこれ位ならまだ私達だけでも抑えられるわ」

「ド新人に任せるには…ちょっとめんどい相手だけどな」

「仕方あるまい。我等だけでは手が足らぬ」

「その為の…新部隊だもの…」

「はやての…いや。あたし達の新部隊、『機動六課』…」

 

 ヴォルケンリッターの3人は言い知れぬ不安を感じながらも新部隊に期待を寄せていた。敵はそれ程計り知れないという事だ。

 

「敵の動きが活発化してるんだし自由に動かせる私設部隊みたいなものの設立は歓迎よ。それにしても思わぬ形で『奴』の尻尾を掴んだわね」

「ああ、この機械を使う敵の中には少なくとも『奴』が関わっている事が分かったというだけでも収穫だ」

「(『敵』、か。『外部だけ』だといいんだがな…)」

 

「ではご協力していただいた格闘家の皆さん、私達の『家』へ帰りましょう!」

「「「……了解」」」」

 

 任務を終えた6人はそれぞれの思いを胸に仕舞い、ミッドチルダへ帰還した。

 そして数日後に彼等がはやて達と合流する時、時空管理局史上かつて無い巨大な戦力を保有した新部隊『機動六課』がその産声を上げるのだった。

 

【アナザーside2…END】

 

 第三話 「機動六課 -決意と始動-」…END

 

 

 

【次回予告】

リュウ「機動六課が始動する日、顔合わせする予定である俺の出身世界からやって来たという『協力者』。いざ会ってみるとその人物はかつて共に敵と闘った仲間だった」

 

スバル「やって来ました機動六課!」

 

ティアナ「部隊メンバーも勢揃い。負けないように頑張らなきゃ…!」

 

スバル「そして初日から早速始まったなのはさんの戦闘訓練!!」

 

 次回 スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION

 第四話「集結 -思惑と暗躍-」

 

 TAKE OFF!!




助っ人3人は名前こそ出していませんが、多分かりやすいと思います!

ちなみにシャマルは様々な力を的確に素早く感知出来るキャラとなっています。
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