Fate / Hybrid Stories   作:さんくてるるるく

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『うしおととら』の簡略化&改編です。
流れは勇者のやつと同じです。


蒼月ととら

 ある村に蒼月(ツァンユエ)という少年がいた。

 彼はとても正義感が強く、いつもいじめっこから村の小さい子達を守っていた。

 

 

 そんなある日、ツァンユエは森に食べ物を採りにいき迷ってしまった。

 どうしよう、どうしよう、と悩んでいると森の奥から声が聞こえてきました。

 

 

「槍を抜け、小僧」

 

 

 なんと金色の化け物が槍で磔にされているのです。

 どうやらその槍を抜いて助けてほしい、とのことでした。

 

 その頃、ツァンユエの所属する国では『白面の者』という化け物が人々を苦しめている、という噂が流れていました。

 

 そしてツァンユエは一緒に戦うことを条件に金色の化け物を助けてしまうのでした。

 彼は『字伏』という化け物で、雷を操ることができました。

 そして槍は『獣の槍』といい、魔のものであれば一瞬で消し去ることができるという破魔の槍でした。

 彼は化け物に『とら』という名前を付けました。

 

 そうして二人は化け物退治に出掛けます。

 

 

 白面の者の手下たちとも戦いました。

 まず婢妖(ひよう)です。とても弱いですが、数が多いのが厄介です。

 

 次にシュムナです。霧の体をしていて、触れたもの全てを溶かしてしまいます。これは地獄と現世を繋ぐ穴に誘い込み、退治しました。

 

 三番目はくらぎです。とても固い体をしていて、とても大変な戦いでした。しかし、ツァンユエは道中出会った仲間たちと共についに倒すことができました。

 

 最後に斗和子です。美しい女性の姿をしており、仲間たちに取り入ることで仲間割れを起こさせました。辛く苦しい戦いの末にやっとの思いで倒しました。

 

 

 ついに白面の者との戦いです。国中から駆けつけた化け物と人間の仲間とともに、ツァンユエととらも死力を尽くして戦いました。

 多くの犠牲者を乗り越えて、ついに白面の者を倒しました。

 

 みんなが喜びにつてまれるなか、とらも死んでしまいます。戦闘で負った傷が大きかったためです。

 

 悲しみにうちひしがれたツァンユエは村に戻ります。

 暖かく迎えてくれる友人たち。また普段の生活が始まりました。

 

『とらにまた会いたい』

 

 ツァンユエはずっと願っていました。

 しばらくして彼は幼馴染みの少女と結婚します。

 そして子供が産まれ、お父さんになってそれからお爺さんになりました。

 そして死ぬそのときまでとらのことを忘れることはありませんでした。

 

 聖杯にかける願いは彼にはありませんでした。

 ただ会いたい、と思っていただけなのですから。

 

 

 

 

 少女のために槍を振るう。少年は守りきれませんでした。不幸な少女は暗い中少年の死に気づきました。

 蟲の魔の手はすぐそこまで来ています。けれど少年はもういません。




この夏にはアニメもやるんですよ!!
ぜひ見てください($ω$)ムフゥー

連投はこれでおしまいです。また一週間後の月曜日に投稿しますのでよろしくです。
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