Summon Devil   作:ばーれい

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第12話 悪魔襲来

 アティはアリーゼに会うためにラトリクスのリペアセンターを訪れていた。

 

 部屋に入ると彼女は既に起きていて、本を読んでいた。

 

 アリーゼがここに入院してからも、カイルやヤードがストラや召喚術で治療をしてくれていたため、傷自体はもうほとんど治っているのだ。そのためただ寝ているのは暇なのだろう。

 

 クノンの話ではあと一週間ほどで退院できるという。もちろんその後しばらくは激しい運動は禁物だが。

 

「もう起きても大丈夫なの?」

 

 傷は治ってるとはいっても、体が普段通りと言うわけではないためアティが心配するのは当然だった。

 

「はい、ずっと寝てても退屈なだけですし……。だからクノンが貸してくれた本を読んでました」

 

「それって確か、帝都で人気の恋愛小説だよね?」

 

 彼女が読んでいる本は「恋する乙女は片手で龍をも殺す」という物騒なタイトルの本だった。時間を持て余していると知ったクノンが、この本の持ち主であるスカーレルから承諾を得てアリーゼに貸したのだ。ちなみにクノンは感情について学ぶためにこの本を借りていたようだ。

 

「そうです、私ずっと読んでみたかったんです!」

 

 アリーゼは年頃の少女だ。帝都で流行っている恋愛小説ともなれば興味がないわけはないだろう。

 

 アティは嬉しそうな生徒を微笑みながら見ていた。

 

「あ、そういえば先生、バージルさんはどこですか? 助けてもらったお礼を言いたいんです」

 

「…………」

 

 バージルの名前を聞いてアティは押し黙った。彼は昨日から船に戻ってきていないかった。

 

 カイル達はバージルなら心配はいらないだろうと考えているのか、特に心配はしていない様子だった。

 

 確かにカイル達の言う通りバージルの強さならば、はぐれ召喚獣など鎧袖一触だろう。それどころか彼は無色の派閥の軍勢すら容易く壊滅させたのだから、もはや無敵といっても間違いではないだろう。

 

 それでもアティは心配なのだ。

 

「先生?」

 

「え? あ、ごめんね。バージルさんは今出かけてるの」

 

 嘘ではない。どこで何しているかがわからないだけで、バージルが出かけてはいるのは事実だ。それでも彼が戻ってこないことを正直に伝えなかったのは、彼女に余計な心配をさせたくはなかった。

 

「そうなんですか。それならわざわざ来てもらうより、治ってから言いに行ったほうがいいですよね?」

 

 アリーゼにとってバージルは決して話しやすい相手ではない。彼はいつも寡黙で、常に近寄りがたい雰囲気を纏っているからだ。

 

 だからといって助けてもらった礼すら言わないという非礼な真似はできないのが彼女だ。

 

「うん、私もその方がいいと思うよ」

 

 アリーゼの意見に同意する。同時に心の中でバージルの無事を願う。

 

 アティは昨晩からずっと嫌な予感がしている。何か悪いことが起きるような、そんな予感だ。だから余計にバージルが心配になっているのだ。

 

 そして、そんな嫌な予感は往々にしてよく当たるものだ。

 

 

 

 

 

 アティからそんな心配をされているバージルは、複雑に入り組んだ遺跡のとある部屋に来ていた。そこは一種の書庫のような場所であり、この遺跡で行われた実験の資料や実験結果のレポート、そしてそれらをもとに作成された報告書が大量に置かれていた。

 

 バージルは昨日、この部屋を訪れてからずっと籠りっ放しでこれらの書物を読み耽っていたのだ。

 

 最初はこの周辺に現れた悪魔を探していたが、どうにも場所を特定できなかった。この遺跡のどこかにいるのは間違いないのだが、悪魔の気配がこの遺跡全体から感じるのだ。

 

 まるで遺跡自体が悪魔になったかのようだった。

 

 もちろんそれはありえない。以前この遺跡に来た時は間違いなくこんな気配はしなかったのだから。

 

 加えて、悪魔の方から仕掛けてこないというのも解せないことだった。力の大きさから判断して、ここに現れたのは下級悪魔なのは間違いない。

 

 そういった本能だけで生きているような悪魔が、すぐ近くにいる憎き仇敵の血を引くバージルに何もしないというのは不自然だ。

 

 いくつかの疑問が浮かんでくるが、その答えを出すことはできなかった。

 

 だからこそ、先に遺跡の再調査を行うことにしたのだ。無色の派閥の船で手に入れた遺跡の図面をもとに、遺跡の内部を進んで辿り着いたのがこの書庫だった。

 

 簡易的な本棚がいくつも置かれていたが、ほとんどの書物が共界線(クリプス)や四世界の各技術や知識に関係するものであり、もしかしたら護人達はここの書類をもとに自分達の体を強化したのかもしれない。

 

 この遺跡ではかつて共界線(クリプス)を支配するための実験は特に多く行われていたようで、多くの資料がそれに関係するものだった。それは、この遺跡を作った者達の目的が、人が界の意志(エルゴ)に成り代わることであるため、その種の資料が多くなるには当然といえるだろう。

 

共界線(クリプス)か……)

 

 書類に目を通していくうちにバージルにふと疑問が湧き、頁をめくる手を止める。そもそも、なぜ共界線(クリプス)が存在するのだろうか。

 

 万物は界の意志(エルゴ)から別れて生じた、これはリィンバウムに伝わる伝説だ。これだけなら人間界にもよくある世界創生の神話の一種でしかない。

 

 しかし、このリィンバウムの伝承にはそれを裏付けるように、共界線(クリプス)という界の意志(エルゴ)との繋がりが然としてあり、世界のあらゆるものはその影響を受けているのだ。

 

 界の意志(エルゴ)が万物を創造したかどうかは定かではないが、いずれにせよ辿り着く疑問は同じだ。

 

 界の意志(エルゴ)共界線(クリプス)という全てを支配できる繋がりで何を為そうとしているのか。

 

 世界を破滅させないように見守っているのか、送られてくる莫大な情報で好奇心を満たすためか、あるいは――。

 

 性質の悪い予想が脳裏をよぎる。しかしバージルはそれを打ち消した。

 

(いずれにせよ、俺には関係ないことだ)

 

 例え界の意志(エルゴ)が何を考えていようともバージルは直接影響を受けることはない。彼は共界線(クリプス)で直接界の意志(エルゴ)と繋がっているわけではないからだ。

 

 再び手を動かし始め、ルーチンワークのように本に目を通していく。しばらくそれを続けていると、手にした本の中によく知っている言葉が書かれているのを見つけ、思わず目を見開いた。

 

 だが、そんなときに限って面倒な事が起きた。悪魔の気配を感じ取ったのだ。

 

 次の瞬間には、部屋全体に赤い蔦が編み込まれたような結界が張り巡らされた。この遺跡のどこかに潜んでいた悪魔がついに動き出したのだろう。

 

 なにしろこの部屋を包む結界は悪魔特有のものである。彼らはこれを使って獲物の逃亡を防ぎ、そして殺すのだ。

 

 この結界は張られた空間を周囲から隔離、封印するもので脱出は非常に難しい。にもかかわらず簡単に使うことができるので、上級悪魔はもちろん中級や下級悪魔の中にもこの結界を使用する者は多い。

 

 しかし、発動するためには必ず結界内にいなければならない。それゆえこの封印結界を解く最も手っ取り早い方法は、結界内の悪魔を殲滅することなのである。

 

 もっともバージルは、そんな理由がなくとも自分に敵対する者は、悪魔であれ何であれ容赦なく殺すのだが。

 

「こんな時に……」

 

 バージルは悪魔の出現に舌打ちをしながら、読んでいた本を棚に戻す。さすがに持ったまま戦うわけにはいかない。攻撃の余波で本がボロボロになる可能性を考慮したのだ。

 

「ヘル=グリードか……、魔界との境界が薄れたか」

 

 目の前に現れた悪魔を見て言った。彼の前に現れたのは両手で大きな棺桶を持ち、強欲の罪を犯した人間を地獄で責め続ける、ヘル=グリードという悪魔だった。

 

 しかし、このヘル=グリードはバージルが最初に気付いたあの悪魔ではない。

 

 周囲の魔力が高まっていることから、おそらく件の悪魔は何らかの方法で遺跡から魔力を引き出し、それによって魔界との境界を薄め悪魔を他の悪魔を出現させたのだろう。

 

 ただ、それが狙って行われたものかはわからない。

 

 バージルがテメンニグルを復活させた際も今以上に悪魔が現れた。しかし彼は悪魔を出現させることが目的であの塔を復活させたわけではない。悪魔が現れたのは、解き放たれた魔力によって引き起こされた一種の副作用のようなものなのだ。

 

 それと同じように、あの悪魔も別の目的で遺跡の魔力を引き出している可能性がある。

 

 もし、この予想が当たっているのだとしたら、随分と慎重な悪魔なのかもしれない。

 

「フン……」

 

 鼻を鳴らす。いずれにせよまずは目の前の悪魔を倒さなくては話しにならない。そう考えギルガメスを装備した。

 

 そしてヘル=グリードが唸り声を上げながら棺桶を振りかぶった瞬間、エアトリックで即座に距離を詰めた。

 

 至近距離まで近づいたバージルは腰を低く落とし、右腕を腰に引き付け力を込める。口元にフェイスマスクが装着され、右腕に衝撃が蓄積され蒸気が噴出する。

 

 ヘル=グリードが棺桶をバージルの振り下した瞬間、右腕に溜めた力を解放した。その衝撃的な一撃は迫りくる棺桶をガラクタにしただけでは終わらず、悪魔に到達した。

 

 右腕が悪魔の体に突き刺さると共に、ギルガメスからパイルバンカーのように撃ちだされた杭状の物質も悪魔の体にめり込んだ。

 

 砂を依り代に出現したヘル=グリードの体を破滅的な衝撃が駆け巡る。それはこの悪魔を殺すには十分過ぎる力を持っていた。

 

 ストレイト一発。言葉にすればただそれだけの一撃で強欲の名を持つ悪魔は絶命し、体はただの砂に戻った。そして同時に結界も解除されたようだ。

 

 もし、相手がバージルではなく人間だったのなら結果は違っていたかもしれない。この悪魔は棺桶から同類の悪魔を際限なく呼び出すことができる。速やかに撃破しなければ次々と仲間を呼ばれてしまうのだ。

 

 その点バージルには大悪魔すら一撃で屠る絶大な攻撃力がある。ヘル=グリードにとって今回は、相手が悪すぎたのだ。

 

(なるほど、現れたのはこいつだけではないということか)

 

 悪魔を倒し結界は解除されたものの、バージルには周囲から続々と悪魔が出現しているのが手に取るようにわかった。

 

 そして出現した悪魔は、バージルの方へ向かってくるものもいるが、その半分以上は島の集落の方へ移動していった。

 

 もともとリィンバウムは魔力の豊富な世界だ。おまけに遺跡から引き出された魔力のせいで、既にこの遺跡一帯は多量の魔力で満たされている。それによって魔界との境界は広範囲で薄くなるだろうことは自明の理だ。その結果がこの悪魔の大量出現なのだ。

 

(向こうはあいつらが片づけるだろうな……)

 

 バージルは島の集落へ向かった悪魔の始末はアティ達や護人達がすると考えたため、あえてそちらに行くという選択肢はとらなかった。なにしろ今回現れた悪魔は全てセブン=ヘルズという種の悪魔だ。

 

 セブン=ヘルズは地獄の住人であり、そこで七つの大罪を犯した死者を苦しめる存在だ。先程のヘル=グリードもその一種である。ただ、決して強くはなく普通の銃弾や斬撃でも倒すことができる下級悪魔なのだ。それが数多くいたとしてもアティ達ならば十分勝てる相手だろう。

 

 今、バージルがすべきことは件の本を確保することだ。

 

 先程相手にした悪魔は一体だけだったため、戦いの場が書庫でも、本を傷つけず倒すことができた。しかし、その数が増えればそれだけ本が傷つく可能性が高まる。おまけに己は悪魔を引きつけてやまないスパーダの血を受け継ぐ存在だ。

 

 速やかにこの部屋から出て、元凶となった悪魔を倒すのが急務だろう。バージルは部屋を後にし、遺跡の奥へ進んでいった。

 

 

 

 

 

それは突如として現れた。黒いぼろを纏い、その手には大きな鎌を携えて島の住民に襲いかかったのだ。

 

 アティ達にとって彼らは決して弱いということはなかったが、勝てない相手ではなかった。実際、迎撃した護人やカイル一家によって殲滅することができたのがその証左だ。

 

 しかし、勝利の余韻を味わえたのも束の間のことだった。連絡に飛び回っていたフレイズが、続々と遺跡から湧いて出てくる集団を発見したのだ。

 

 これを受けて護人は住民を、遺跡から最も遠いカイル一家の船に避難させることにした。守るべき対象を一ヶ所に集め戦力を集中しやすくしたのだ。だがこの判断は、住民を守り切れなければ取り返しのつかないことになる危険性も孕んでいた。

 

 そして今、船の外では戦える者が集まって今後の対策を話し合っていた。

 

「では、アティ殿はあれがバージル殿の世界の悪魔だというのですか?」

 

「その通りです」

 

 リペアセンターを出た直後襲撃に巻き込まれたアティはアルディラと共にこれを撃退したのだ。その時の敵の姿は以前バージルと共に無限界廊に行った時に見た者と同じだったのだ。

 

 彼は、ヘル=プライドと呼んでいたこの存在と、その後に現れた氷を纏ったトカゲのような生物を悪魔なのだと言った。そして自分達の知る悪魔ではないとも。

 

 だからこそアティは集落を襲撃したヘル=プライドをバージルの世界、名もなき世界の悪魔だと思ったのだ。

 

「そうするとあいつらは召喚されてきたってことか」

 

「おそらくそうでしょうね、遺跡はここのところ動きなかったから油断してたわ」

 

 ヤッファの言葉にアルディラが自嘲的に答えた。

 

「それでどうするよ? 遺跡に行って元から叩いちまうか?」

 

「でもさ兄貴、それだとここを守る人がいなくなっちゃうよ」

 

 住民を守れなくては意味がないとソノラが反対する。

 

「たしかにそうですね、みんなを守れなかったら本末転倒です」

 

「しかしファリエル様、この状況がいつまでも続けばじり貧です。一度は遺跡に出向いて確認した方がよろしいのでは?」

 

「たしかに今ならまだ戦力を分けても、なんとかここは守りきれるかもしれん」

 

 あくまで住民を守るのを最優先にすべきという意見と、状況を打開するため発生源である遺跡を調べるべきだという意見が対立する中、アズリアが自身の考えを言った。

 

「確かにそうかもしれないわね、それで隊長さんはどう分けるのがベストだと思うの?」

 

「可能な限り短い時間で戻ってくるためには遺跡の内部に詳しい者がいいだろう。それに封印の鍵だという魔剣を持っているアティかイスラは行った方がいいだろう」

 

「となると俺達が行かなきゃいけねぇってこったな」

 

 ヤッファが他の護人に確認するように言う。

 

 彼らが心身を強化するために行った儀式も遺跡にあった知識をもとにしたものであり、召喚術も残った施設を利用したものなのだ。そんな護人が遺跡の内部に詳しくないわけはない。

 

「そうですね。フレイズ、あなたは残ってもらえる? もしものときの連絡役になってほしいの」

 

「わかりました、ファリエル様」

 

「ミスミ様、郷の者達をお願いします」

 

「うむ、そなたもしっかりな」

 

「クノンも何かあったらしっかり治療してあげてね」

 

「アルディラ様もお気をつけて」

 

 三者三様に護人達は後のことを任せていた。

 

「さすがに四人だけじゃあ少なすぎるだろ、俺達も行くぜ。先生はどうする?」

 

 船の中には怪我がまだ治りきっていないアリーゼがいる。アティは彼女を守るため残りたいと思っているのかもしれない、カイルはそう考えたのだ。

 

 アティに力をくれたバージルは「大切なものがあるなら、守ってみせろ」と言っていた。そしてその時、彼女は今度こそ守ってみせる誓ったのだ。

 

 その誓いを果たすべき時が今だと思った。

 

「……私は残ります」

 

 そう決断したものの、迷いは残っていた。ここに残ることが大切なものを守ることに繋がるのだろうか。

 

「そうかい、ならみんなのこと任せたぜ!」

 

 アティの迷いを知ってか知らずか、彼女の答えを聞いてカイルは笑った。

 

「なら僕が遺跡に行けばいいんだね」

 

「気を付けるんだぞ、イスラ」

 

「姉さんもね」

 

 アズリアの言葉に軽くそう返した。

 

 その後、さらに話し合いは進み、ジャキーニ達にはもしもの時はカイル達の船を使って島を離れろと伝えることにした。完全に修理は終わっていないため、長期の航海や荒波を越えることはできなくとも、島の沖合に少しの間出ることなら可能だろうとの判断だった。

 

 こうしてそれぞれの役割は決まり、遺跡へ赴く護人、カイル一家、そしてイスラの九人は準備ができ次第すぐ出発することになった。

 

 

 

 

 

 皆が出発や迎撃の準備に追われる中、アティはアリーゼの所に来ていた。

 

「それじゃあ、先生も遺跡に行くんですよね?」

 

 これからのこと聞かされたアリーゼは尋ねた。

 

「私はここに残るよ。……大丈夫、今度こそ絶対に守るから」

 

「あの……本当にそれでいいんですか?」

 

 たしかにここに残って迫る敵を倒すことはアリーゼのみならず、この船に避難してきた島の住民を守ることができるのは確かだ。だがそれは所詮、対症療法にすぎない。

 

「でも……」

 

「いつもの先生なら率先してなんとかしようとしてたじゃないですか。私は大丈夫ですから、先生は自分のしたいことをしてください!」

 

 アリーゼの言葉はアティの心に響くものだった。一度は抑え込んだ迷いが湧きあがってきた。

 

「私はいつも先生に頼ってばっかりだったんですから、たまにはわがままを言ってください。私だっていつも守られるばかりじゃないんですよ?」

 

 いつの間にか彼女は随分と成長していたようだ。今のアリーゼはアティが守らなくてはいけない存在ではない。一人前の人間として巣立ちの時を迎えたのだ。

 

 生徒の成長を実感した時、アティはイスラに代わって遺跡に行くことを決心した。

 

「アリーゼ……ありがとう。私行ってくるね」

 

 それを伝えるため彼女はみんなのもとへ走って行った。もう彼女に迷いはなかった。

 

 

 

 

 

 

 




今回も投稿が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

第12話いかがだったでしょうか。

次回は忘れられた島での最後の戦いとエピローグを描くつもりです。

なお、次回投稿は9月5日を予定です。

ご意見ご感想お待ちしてます。

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