Summon Devil   作:ばーれい

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第27話 知るべき現実

 サイジェントに突如現れ、暴れ回る悪魔に対して人々は怯えきっていた。この悪魔は毎度現れる場所も不定であり、姿も同種の悪魔であれば同じであるため、何も知らない人々にとってはまるで無限に湧いてくるようにも見える。

 

 無限に現れる怪物が、親しき人の命や昨日まで話していた友の命を簡単に奪って行く様は、サイジェントの人々にとってまさしく終わらぬ悪夢そのものなのだ。

 

 それがたとえ、ここ数日に限っては悪魔が現れていなかったとしても、今の人々はいつまた襲ってくるかわからないと疑心暗鬼の状態であった。

 

 こうして人々が悪魔に恐怖を抱くのは、悪魔のことを知らないからだ。何も知らないから過大に評価し、する必要のない心配をすることになっているのだ。

 

 もちろん彼らとは逆に、悪魔の詳細な知識を持っているバージルは、正確な判断を下せている。出現する場所が不定なのは、それを選べるほど力を持っていないからであり、姿が同じなのは、あまりにも力が弱く独自の姿を持てないからだ。

 

 結局のところ、今回現れた悪魔は単体ではたいしたことない敵であり、大量に現れなければ過剰に恐れる必要はない。おまけに悪魔を召喚していた無色の派閥の者達はすべて殺されたため、当面の間は悪魔が大量に現れることすらないのだ。

 

 このようなサイジェントの現状を正しく理解できているのは、バージルだけである。そもそも彼の性格上、見ず知らずの人間に情報を与えるような真似はせず、共に住んでいるアティやポムニット、スカーレルにさえ、聞かれなければ答えないのだから他は推して知るべきなのである。

 

 しかし、先日「告発の剣」亭で一悶着あったことがきっかけで、ようやく認識の共有が行われようとしていた。

 

 そうなるに至ったそもそもの発端は、先日の、あわや大惨事となりかけた一件の後、事情の説明を頼まれたスカーレルがバージルについて話したことだった。

 

 これまでハヤト達のバージルに対しては、一般人を容赦なく殺した男、と認識を持っていた。そのため先日「告発の剣」亭で会った際に一触即発の状況になった時も、やはり非常に危険な男であり戦うこともやむなしと思っていたのだ。

 

 だが、ラムダ達アキュートが世話になっているスカーレルという男から話を聞く限り、自分達の認識に間違いがあったのではないか、という疑問を持つに至ったのだ。

 

 そして今回、彼らがバージルに会いに行こうとしているのは、最近街に現れるようになった化け物について何か知っているのではないか、明らかにただの人間とは思えない雰囲気と力を持つあの男なら何かを知っていてもおかしくない、そう考えたからだ。

 

 結果から言えば、その予想は合っていた。しかし彼らが思っていたのとは全く別のベクトルで、だが。

 

「しかし、どうも胡散臭えな」

 

 スカーレルの話ではあの男は、この街に現れるようになった化け物――「悪魔」というらしい――を何とかするために動いている、とのことだった。正直、すぐに信じられる話ではなかった。

 

「いけばわかるさ。……ただし、言っておくがガゼル、この前のような振る舞いはしないでくれよ」

 

 現在ハヤト達はバージルとの話し合いの場となった「告発の剣」亭に向かっていた。人数はハヤトを含めて四人。リィンバウムに召喚されたハヤトが戻れる方法を探してくれている召喚師クラレット、そして、召喚されどこに行くあてもなかった彼を受け入れてくれたフラットの少年ガゼル、後見人のレイド。

 

 それに「告発の剣」亭で待っているアキュートリーダーのラムダにメンバーで参謀役のペルゴ、元暗殺者のスタウトの三人を加えた八人で話し合いに臨むことになっていた。これは先日合った時と同じメンバーである。

 

「わかってるって!」

 

 レイドの小言にガゼルは辟易しながら頷いた。

 

「でも、本当に冷静になってくださいね。先日は運良く見逃してもらったようなものなんですから」

 

「うん、わかってるよ。クラレット」

 

 忠告にハヤトは頷く。確かにあの時、戦闘にならなかったのは運が良かったとしか言いようがない。少なくとも自分にはガゼルに剣を突きつけた動きが見えなかったのだ。もし戦いになっていたらどうなっていたかわからない。

 

 とにかく落ち着いて話をしよう、そう自分に言い聞かせながらハヤトは歩を進めていった。

 

 

 

 

 

「くだらんことに時間を割くつもりはない、手短に済ませろ」

 

 そして「告発の剣」亭に着いてそれぞれ名を教え合った後、バージルは開口一番にそう言ったのだ。いくらスカーレルの頼みとはいえ、馴れ合いに時間をかけるつもりはなかった。

 

「バージルさん、そんなこと言っちゃダメですよ」

 

 アティが諌める。彼女は本来この場にいるべき者ではないが、バージルでは話がこじれた時、どうにもならないと考えたスカーレルが同席を依頼したのだ。

 

 アティはバージルと先日まで十年近く、寝食を共にしてきただけあって彼のことをよく知っている。それにバージルもどこか、アティやポムニットには甘いとスカーレルは感じていた。

 

 そんな理由からアティにはバージルをうまく抑える役目を期待していたのだ。

 

「……結局あんたの目的はなんなんだ?」

 

「奴から聞いたのだろう? 同じことを言う必要はない」

 

 ガゼルの言葉をばっさりと切り捨てる。スカーレルが何を言ったかは既に聞いてある。何度も同じことを言うつもりはなかった。

 

「それじゃあ、なんであんなことをしたんですか?」

 

 今度はクラレットが尋ねる。

 

「何のことだ?」

 

 あんな、など曖昧な言い方をされてもバージルにわかるわけがない。もっと具体的に言わなければ答えようがなかった。

 

「先日、私達の目の前でこの街の人を殺したでしょう!? あんな、ひどい……」

 

 殺された男の最期の姿を思い出したのか、クラレットは顔を曇らせた。それを聞いてバージルは、悪魔を召喚していた男を殺した場に彼らが居合わせていたことを思い出した。

 

「その言葉、あの男に言ってやるべきだな」

 

「どういう意味だ?」

 

 ハヤトが疑問を呈す。その言い方ではまるであの男が街の人間を殺したようにもとれる。

 

「この街に現れる大量の悪魔、貴様らはこれが偶然だと思っているのか?」

 

 小馬鹿にするような口調、しかしレイドにはバージルの言わんとしていることが理解できた。

 

「まさか……」

 

「な、なんだよ? どういうことだよ?」

 

 よくわかっていないガゼルが声を上げる。そこにレイドと同じく理解できたハヤトが簡単に説明する。

 

「つまりは、この人が前に殺した男が、あの化け物共を呼び寄せていたってこと」

 

「ウソだろ!? いくらなんだって自分の住んでる街をメチャクチャにするワケねえだろ!?」

 

 ガゼルは孤児だ。身寄りもなく社会的地位も低い。その上、サイジェントの政策は彼らのような社会的弱者にも容赦がない。だから彼はそんな政治を行っている召喚師は嫌いだ。しかしだからと言って、これまで自分の住んできた街をメチャクチャにしようとは思わない。

 

「あの男は無色の派閥の人間だ」

 

「え!?」

 

 これにはアティも驚いた。彼女も無色の派閥とは無関係ではない。かつて派閥が島に乗り込んで来た時、戦った経験があった。あの時はバージルが壊滅させたからこちらに被害はなかったが、まともにやり合っていればただでは済まなかっただろう。

 

 何しろ無色の軍勢には慈悲はない。たとえもう動けなくなった者でも敵ならば容赦なく殺すのだ。正直、戦いたくはない相手である。

 

「無色の、派閥……?」

 

 ハヤトが繰り返す。リィンバウムに来て大分経つが、聞いたことのない言葉だった。もっともそれはガゼルも同じだったが。

 

「そこの娘に聞いたらどうだ?」

 

 指名されたクラレットがビクッと反応する。バージルは無色の派閥という言葉を聞いた時、彼女の目が不自然に泳いでいたのを見逃してはいなかった。

 

「クラレット……?」

 

 怪訝な様子でハヤトが顔を覗き込む。クラレットは少し青い顔をしながら少しの間黙り込んだ。

 

 そして心配そうに見つめるハヤトに辛そうに話しだした。

 

「……無色の派閥というのは召喚師の集団の一つです。そして、彼らの目的は世界を破壊し、自分達にとって都合のいい世界をつくること、です……」

 

 その様子をバージルは興味深そうに眺めていた。クラレットがまだ何か隠していることは間違いないだろう。だが、それを追及するつもりはかった。もはや悪魔召喚の原因が派閥であることは分かっている。たとえ彼女が派閥の構成員であろうと、それ以上の情報は得られないだろう。

 

 クラレットが幹部クラスの存在であるなら話は別だが、そもそも幹部がこんなところにいるはずがない。

 

「あなたはあの悪魔とか言う化け物を止めるという話だが、それはつまり、無色の派閥とも戦うつもりなのか?」

 

 レイドが言う。

 

「そもそもどうやって止めるつもりなんだ? あの無色の奴らが簡単に引き下がるとは思えないが」

 

 レイドとこれまで黙して話を聞いていたラムダが続けざまに口を開いた。

 

 この二人はかつて、サイジェントの騎士団に在籍しており先輩後輩の関係でもあった。当然、騎士団の職務上、無色の派閥との交戦経験もあり、彼らが決して油断ならない相手だということは嫌でも分かっていたのだ。

 

「最後の一人に至るまで殺し尽くせばいいことだ。何も難しくはない」

 

 バージルは平然とそう答えた。さすがの一言に二人とも一瞬目を見開いたが、すぐに反論しようとしたところをスタウトに制された。

 

「お二人さんにゃあ悪いが、たぶんこいつならやると思うぜ……なにしろこいつは紅き手袋の拠点を潰してる。それもたった一人でな」

 

 その言葉を聞いてバージルは思い出した。十年以上前になるが彼は一度スタウトと会っている。

 

「……そうか、たしかゼラムで会っていたな」

 

 あれはまだバージルがスパーダについて調べて回っていた時のことだ。偶然ゼラムでスカーレルと会った酒場の店長らしき男がスタウトだったのだ。

 

 その後スカーレルの依頼を受けることになり、バージルは一人で紅き手袋と交戦し殲滅している。スタウトがスカーレルが仲間であれば、その時のことを知っていてもおかしくはない。

 

「ああ、そうさ。……それにしても驚いたぜ、まさかまた会うことになるなんてな」

 

「あの時の三人が奇しくもまた集まるなんて、運命感じちゃうわね」

 

 スカーレルがくすりと笑う。

 

「……なるほど、実力は十分というわけか」

 

 ラムダが頷く。信頼できる仲間であるスタウトがそう言っている以上、疑うつもりはなかった。

 

「それでは、あなたの言う『悪魔』について教えていただけませんか? 今後現れた時のために参考にしたいのです」

 

「……お前に任せる」

 

 ペルゴの質問にバージルはアティに任せることにした。説明が面倒であるし、求められている戦闘のための知識であれば、実力の近いアティの意見の方がより適していると判断したのだ。

 

 確かにこの場で悪魔についてもっとも知識があるのはバージルで間違いない。しかし、人間が悪魔と戦う際に役立つような知識や教訓は持ち合わせていない。バージルの意見を参考にできるのは、同じように人間とは隔絶した戦闘力を持つ存在だけだろう。

 

 しかし、アティならば悪魔についての知識はバージルから直接教え込まれているし、島でも何度も戦った経験もある。おまけに教師をしているだけあって教え方も上手い。こうした場には適している人選だった。

 

「……わかりました。やってみます」

 

 アティとしても困っている人を見逃すことなどできない。悪魔に関してはまだまだ詳しくはないが、それでも助けになるのなら自分の教訓くらいは伝えようと思った。

 

「先に戻る」

 

 アティが話を始めるのを確認してバージルは席を立ち、スカーレルに伝えた。もはやこれ以上話すことはないだろうと判断したためだ。

 

 返事を聞かず店を出ると、いつの間にか空は雨雲に覆われており、今にも雨が降り出しそうな状況だった。

 

 暇つぶしのために古本でも買って行こうとも考えていたのだが、まずポムニットの待つ家まで戻ることにした。

 

 

 

 

 

 ハヤト達との会合から数日、サイジェントはこれまで悪魔が大量に現れていた反動か、あるいは派閥が人員の補充をできていないか、いまだ平穏を保っていた。そのためバージルもまた暇を持て余しており、ここ数日は古本を読んでみたり瞑想をして過ごしていた。

 

 ただ、せっかくアティも来たことだし、召喚術について学んでみるのもいいかもしれないと思い彼女の部屋まで来たのだ。

 

「何かあったんですか? 召喚術について知りたいなんて……」

 

「移動用にでも使えればと思ってな」

 

 さすがに召喚術を戦闘に用いようとは思わないが、移動手段としてなら利用価値が見出せるとバージルは考えていた。なにしろこれまでの移動手段はたまに船に乗ることが会っても、それ以外は徒歩だ。以前も考えたように竜や馬でも召喚できれば移動が格段に楽になる。おまけに必要な時だけ呼び出せばいいので、いちいち世話をする必要もない。

 

「う~ん、移動用ですか……それは少し難しいかもしれませんね」

 

「なぜだ?」

 

「私はそういうことに適した召喚獣を持っていませんし、新しい召喚獣を呼ぶにも誓約を結ぶ必要がありますし……」

 

「誓約か……、それは俺にもできるのか?」

 

 魔力や戦闘が必要というのであれば、全く問題ないだろうが、誓約と称するからには儀式めいたことが必要なのだろう。

 

「……正直、難しいと思います。成功させるには呼び出す召喚獣の『真の名』を知っていなければいけないんです。こうした『真の名』は、帝国では軍が管理していて、聖王国や旧王国でも召喚師の家系ごとに秘伝という形で守られているんです」

 

 こうした召喚術が自由に使えるのを防いでいるのは、その影響力の大きさ故だ。リィンバウムの発展を語るうえで召喚術は欠かせない。それゆえそれを行使する召喚師は特権的な階級にあるのだ。

 

 召喚師が召喚術を外部に漏れないようにしているのは、そうした利権が脅かされることを恐れいているのが一因である。

 

「それはつまり、俺に召喚術は使えないということか?」

 

「必ずしもそうじゃありません。誰かが誓約したサモナイト石があれば召喚はできます。……ただ、問題はサモナイト石も厳重に管理されていることですけど……」

 

「…………」

 

 バージルは考え込んだ。召喚術を使う以外にも移動を効率的に行う方法はある。悪魔が用いる移動術を使うことだ。これは広大な魔界を行き来するために生まれ持った力ともいえるものであり、悪魔が人間界に現れる際にもこの方法を用いている。

 

 しかし、バージルはこの移動法自体を知っていても、使ったためしはない。発動に多少の時間がかかる都合上、近距離の移動にはエアトリックの方が適している。また、遠距離の移動でもこれまでは差し迫った事態がなかったことが使用してこなかった原因だった。

 

 そのためこれから習得するにはそれなりの時間がかかるだろう。魔具の扱いなら初めて持った物でも使いこなすことができるが、この移動法はどちらかと言えば幻影剣などの魔術に近いのだ。一朝一夕でできるものではない。

 

「あの、試してみます? 私、色々とサモナイト石を持ってますし」

 

 黙り込んだバージルにアティが提案した。

 

 召喚術か魔術か。すぐに結論を出す必要はない。今回の一件が片付くまでに結論を出していればいいだろう。今はそのための判断材料を集めるべきなのだ。

 

「……そうだな、やってみるとしよう」

 

「それじゃあ、まずはバージルさんと相性のいい世界を調べるので、このサモナイト石をひとつずつ持ってください」

 

 アティは机の上に四つのサモナイト石を並べた。それぞれ各四界に対応しており、ロレイラルが黒、シルターンが赤、サプレスが紫、メイトルパが緑だ。それ以外にも名も無き世界に対応する無色のサモナイト石があるが、これは召喚術の素養さえあれば誰でも召喚できるため今回は除外した。

 

「うん、バージルさんならどの属性も大丈夫みたいですね!」

 

 一通りサモナイト石を持ってみると、バージルはアティと同じくどの世界に属する召喚術も扱えるようだった。もっとも扱えるからといって強力な召喚術が使えるというわけではないのだが。

 

「それじゃあ、まずはこれを使ってみましょう」

 

 そう言って差し出したのは刻印の刻まれた緑のサモナイト石だった。刻印は召喚獣と誓約をした証であり、これを使えば誓約した本人でなくともその召喚獣を呼び出すことができるのだ。こうしたサモナイト石を特に召喚石と呼ぶこともある。

 

 その召喚石をバージルの手に握らせその上から、アティは自分の手を重ねた。

 

「魔力を集中してください。……そして呪文を私の後に続いて言ってください」

 

 アティが口にする呪文を口にする。

 

 しかし、その過程でバージルの胸中にふと疑問が浮かんだ。

 

 召喚術はサモナイト石で召喚の門(ゲート)を開き異世界の召喚獣を連れてくる技術だ。しかし、同時にリィンバウムと各世界の間には、エルゴの王が四界からの侵攻を阻むために張ったと言われる結界が存在する。

 

 果たして召喚術はその結界に対してどのような影響を与えているのだろうか。少なくとも良い影響は与えていないだろう。もちろん何の影響もなければそれでいいが、もし悪い影響を与えているとすれば、いずれ結界は破壊され、リィンバウムは四界からの脅威にも晒される可能性もあるだろう。

 

(さすがに荒唐無稽すぎるか……いや、しかし、あるいは……)

 

 自嘲気味に呟く。所詮はなんの根拠もない憶測に過ぎない。

 

 それでも少し考えたことがあった。

 

 かつてリィンバウムに結界が張られる前までは常に四界からの侵攻の脅威にさらされていたのだ。それはつまり比較的容易に世界を移動する方法があったということを証明している。したがって、結界さえなくなれば人間界に戻れるかもしれないのだ。

 

(戻る、か……)

 

 これまで全くと言っていいほど考えてこなかった人間界への帰還。ふとしたことからそこまで考えが至ったが、もし本当にそうなった時、自分はどうするのだろうか。

 

(……くだらん)

 

 これまで、考えたことはすべて想像の産物だ。実現する保証は全くない。そのため、バージルは頭を切り替えて召喚術に集中することにした。

 

 しかしまさか、くだらぬ想像と切って捨てた想像が現実になる、そんな事態がすぐそこまで迫っているとはさしものバージルも思っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 




思ったより筆が進んだので比較的早く投稿できました。

ご意見ご感想お待ちしております。

ありがとうございました。

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