Summon Devil   作:ばーれい

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第07話 過去

 バージルはアティと共に、狭間の領域の瞑想の祠を目指して歩いていた。

 

「ファリエルは会ってくれるでしょうか……」

 

 アティは自信なさげに呟いた。遺跡の一件から数日。これまでファリエルやアルディラは誰とも会おうとはしていない。アティが面会に行っても、そのたびにフレイズやアルディラの補佐をしている医療用看護人形(フラーゼン)であるクノンから面会を断られていたのだ。

 

「あいつらには会わなければならん」

 

 バージルは断じた。当初、彼は遺跡や剣を破壊するというこの島の者にとってはとんでもないことをしたため、近いうちに遺跡について話ができると思っていたのだ。

 

 しかし、今に至るまで全く動きがなく、これでは埒が明かないと考えたのか直接話を聞くため出向いてきたのだ。

 

「やっぱり、まだ剣を壊さない方が良かったんじゃ……」

 

「そのかわりお前が遺跡に乗っ取られていただろうがな」

 

 事実、バージルが何もしなければアティは人格を消され、遺跡は復活していた可能性が高い。

 

「それはわかっていますけど……」

 

 アティとて、バージルに助けてもらわなければどうなっていたかくらい想像がつく。それでも、みんなが傷つかないですむ方法が会ったのかもしれないと考えてしまうのだ。

 

「お前がいくら考えたところで何も解決はしない。そんなことをする暇があったら、あいつらに会う方法を考えておけ」

 

 言葉は悪いが、バージルの言うことも一理ある。既に起きてしまったことをあれこれ考えるより、これからのことを考えたほうがはるかにマシだ。

 

「……そうですね、そうします」

 

 しばらくして瞑想の祠に着くと、ファリエルに会いたい旨の話を彼女の副官であり護衛獣でもある天使フレイズに伝えた。

 

「今はまだ、あなたをファリエル様に会わせるわけにはいきません」

 

 しかし彼にはにべもなく断られた。

 

「ファリエルがそう言ったんですか?」

 

「私の独断です。ですがあの方の消耗は限界に達しています。自己を保つことすら難しいほどに……、ですからファリエル様のことを考えていただけるなら、ここはお引き取り下さい」

 

 フレイズが悲痛な顔で告げる。

 

 二人のやり取りを見て、やはり埒が明かないとバージルは口を開いた。

 

「それがどうした?」

 

「なっ!?」

 

「ば、バージルさん!?」

 

 容赦ない言葉に二人が声を上げた。

 

「貴様らの都合は関係ない。早く連れて来い」

 

「……あなたがそうやって、自分の都合を優先させるのなら、私も私の都合を優先させるまでです!」

 

 声を荒げ、剣を構える。主を傷つける者は誰であろうと許しはしない。それがフレイズの護衛獣としての務めだった。

 

 対するバージルは閻魔刀の柄に手をかける。フレイズが向かってくるなら容赦なく切り捨てるつもりだろう。

 

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 

 一色触発の状況にアティが慌てて止めに入る。ここに来たのはファリエルと会うためであり、戦うためではないのだ。

 

「そこをどいてください! 私は何があってもファリエル様を失いたくはないのです!」

 

 その言葉には強い後悔が滲んでいた。そして、彼女を守るためなら命を捨てることすら厭わないという覚悟も。

 

「やめて、フレイズ!」

 

「ファリエル様!? 動いては……」

 

 今にもバージルに斬りかかりそうだったフレイズを止めたのは、彼の主であるファリエルだった。

 

 そんな彼女の姿を認めたフレイズは身を案じる声を上げた。

 

「心配してありがとう。……でも、自分のことは自分で決めるわ」

 

「ファリエル……」

 

 アティが呟いた。横のバージルはもはや戦闘になることはないと思ったのか、既に構えを解いていた。

 

「っ、ですが……」

 

「お願い、フレイズ」

 

 なおも諦めず食い下がろうとする自身の護衛獣にファリエルは言った。

 

「っ……」

 

 彼女の言葉から意志の固さを悟ったのかフレイズは飛んでこの場を後にした。ファリエルはそんな彼を申し訳なさそうに見ていたが、瞬きをして言葉を発した。

 

「私の知っていること全てをお話します」

 

 剣の持ち主だったアティとそれを破壊したバージル。この二人には全てを知る権利があると考え、ファリエルは全てを話す決心をした。

 

 

 

 そして彼女の希望で場所を喚起の門に移し、ファリエルはこの島の成り立ちを話し始めた。

 

「この島の設備を、そして、この喚起の門を作り上げた無色の派閥の目的は、人の手で『界の意志(エルゴ)』を作り上げることでした」

 

界の意志(エルゴ)?」

 

 聞きなれぬ言葉にバージルは説明を求めた。リィンバウムに来て以来、この世界に関する知識は積極的に学んでいたつもりだったが、やはりまだまだ未知の単語があるようだ。

 

「この世界の形あるもの全て、界の意志(エルゴ)から別れて生じたという伝説があります。そして彼らが『共界線(クリプス)』と呼ぶ、見えない力で界の意志(エルゴ)と繋がり、影響を受けている……。だから共界線(クリプス)を支配できれば、世界を自由に操ることができると考えていたんです」

 

「支配か、愚かな……」

 

 欲の深そうな人間の考えそうなことだ、とバージルは吐き捨てた。こんな回りくどい方法を選んだ以上、無色の派閥も底が知れるというものだ。

 

「でも、彼らは本気でした。そして、その実験場として選ばれたのがこの島だったんです」

 

 大陸から遠く離れたこの島は、大規模な実験を行うには絶好の場所だったのだろう。加えて、以前メイメイが言っていたように、集いの泉というエルゴの王の遺産の影響で、四界の魔力が秘められているからかもしれない。

 

「それじゃあ、今ここに住んでいる人達って……」

 

「はい……、元々は本格的な実験の準備の為に呼び寄せられたんです」

 

 アティの想像通りの答えがファリエルから伝えられた。

 

「そこまでに手間をかけても、結局は失敗したのだろう?」

 

「そうです。……共界線(クリプス)界の意志(エルゴ)とそれに繋がった者の間で、絶えず循環し続けるものなんです。界の意志(エルゴ)に成り代わるためには、そこから送られてくる莫大な情報を理解しなければなりません。そんなこと誰にも不可能だったんです」

 

「だろうな」

 

 僅かの間ならそれもできるかもしれないが、無色の派閥が目指していたレベルには遠く及ばないだろう。そもそも人間の集中力にも限界がある。送られてくる情報を絶えず理解するのなど不可能なのだ。

 

「その装置の中枢たる『核識』になるために、何人もの召喚師が実験を行いましたが、ほとんどが実験の途中で精神を破壊されました」

 

「それなら、どうして戦いになったんですか? ただこの島の施設を廃棄すれば済む問題だと思いますけど……」

 

 アティが疑問を口にする。しかし、それに答えたのはファリエルではなかった。

 

「『核識』になり得る召喚師が一人だけ存在したからよ」

 

 アティはその声に驚き振り向いた。そこにいたにはアルディラだった。彼女はカイル達と共にこの場に来て、アティの疑問に答えたのだ。

 

「どうして、ここに……?」

 

「この子に喝を入れられてね……」

 

 スカーレルがアリーゼを見ながら言った。どうやらカイル達はアリーゼの提案で、独自に今の状況をなんとかしようと動いたようだ。やはり彼らも、このままではいけないと思っていたのだろう。

 

 その結果、アルディラを連れてくることができたのは、彼女に聞きに行く手間が省けたため、一石二鳥だった。

 

「その人の名はハイネル・コープス。彼女の兄であり、私のマスターだった人……」

 

 悲しそうな顔をしながら、アルディラは言葉を続けた。

 

「あの人は限られた時間なら『核識』としての力を完全に発揮することができた。……でもその力を恐れた派閥の幹部達は、抹消しようとしたのよ。彼の命ごと、全てを……」

 

「何を考えていたのか……愚かだな」

 

 派閥の目的を考えればハイネルこそ、唯一の成功事例なのだ。大方、自分の身が脅かされるのではないか、という疑念に駆られた結果だろうが、それにしても愚かな選択をしたものだと一笑に付した。

 

「なるほど……ありえそうな話です」

 

 だが、ヤードはアルディラの言葉に納得した。元無色の派閥の召喚師であるため、そうした足の引っ張り合いはよくわかっているのだろう。だが、それを聞いたバージルは、思わず小さな声で呟いた。

 

「本当に奴らは世界を作り直す気があるのか……?」

 

 無色の派閥が真にその目的を達成するつもりなら、足の引っ張り合いなどするはずがない。それをしているところを見ると、無色の派閥も所詮は自分の利益を第一に考える集団なのだろうと、バージルは判断した。

 

「この島を愛していた兄さんは戦いました。それを守るために、自分にできることを躊躇いもせず……」

 

「『核識』となってこの島そのものを武器に、戦うことを選んだのよ」

 

 ファリエルの言葉を引き継ぎ、付け加えるようにアルディラが言った。

 

(なるほど……、共界線(クリプス)を支配すれば、そこまでのことができるのか)

 

 無色の派閥は皮肉にも、自分が手にしようとした力で抵抗されたのだ。

 

「そして予想以上の抵抗に手を焼いた無色の派閥が投入したのが、碧の賢帝(シャルトス)紅の暴君(キルスレス)という二本の封印の剣だった。その封印の力で魔力のほとんどを失い、私達は敗北したわ」

 

「でも最後に残った僅かな力で、兄さんは無色の派閥を追い払い、島に結界を張りました」

 

「そして今に至る、というわけか……」

 

 二人の説明を聞いたカイルが呟いた。ハイネルの張った結界のおかげで島の住民達は生き残ることはでき、これまで誰にも知らされず暮らしてこれたのだ。

 

碧の賢帝(シャルトス)が遺跡と共鳴するのは、ハイネルが封印されていたからなんですね」

 

 これまで何度も使ってきた魔剣の正体を、アティはようやく知ったのだ。

 

 二本の剣と遺跡には「核識」であったハイネルの意識と魔力が封印された。それ故、剣はハイネルの意識を通じて「核識」としての能力を使い、共界線(クリプス)から魔力を引き出すことできるようになったのだ。その反面、適格者と呼ばれる「核識」となりうる資質をもった者にしか扱えない代物になってしまったが。

 

「私の願いは封印されたマスターを蘇らせることだった」

 

 自嘲気味に言うアルディラに、アティは確認した。

 

「そのために遺跡を復活させようとしていたんですね」

 

「そうよ。……もっともそれは不可能になってしまったけれどね……」

 

 アルディラの願いは魔剣が存在することが前提のものだ。バージルが碧の賢帝(シャルトス)を破壊した時点で、彼女の望みが叶うことはなくなってしまったのだ。

 

「でも、どうしてファリエルは、アルディラを止めたんですか?」

 

 ハイネルのことを大切に思っていたのは、護衛獣である彼女だけではないはずだ。彼の妹であるファリエルも復活を望んでもおかしくはないのではないかとアティは思ったのだ。

 

「確かに私は封印された兄の魂を解放することを願っていました。……でもファルゼンとして島の暮らしを見つめてきて気付きました。今の姿こそ兄が目指した理想の世界じゃないか、って」

 

「だから、アルディラを止めようとしたんですね」

 

 ハイネルの封印を解くことは遺跡の復活をも意味する。そして復活した遺跡は暴走し、島は破滅してしまうだろう。しかし、それでは折角実現した兄の理想の世界が失われてしまう。

 

 だからこそファリエルは自分の望みを捨て、島を、兄の夢を守ることを決めたのだ。

 

界の意志(エルゴ)共界線(クリプス)、核識、か……)

 

 バージルは考えをまとめる。共界線(クリプス)を通じた支配には欠片も興味はないが、それから引き出せるという力には大いに興味がある。

 

 以前のファリエルの話ではアティが使っている力は、封印されている力の一部であるという話は覚えている。

 

 バージルはその話を聞いてから封印されている力を見てみたいと思っていたのだが、二人に話を聞いてその気持ちはより強くなった。もちろん、その力が自分の眼鏡にかなう程のものであれば、手に入れるつもりでいた。そのために碧の賢帝の欠片を回収したのだから。

 

 

 

 

 

 バージルは真夜中に船を抜け出し、砂浜を訪れていた。真夜中とはいっても月が出ているため歩くには困らない明るさだった。

 

 辺りは波の音と風によって木々がざわめく音しかしない。周囲には彼以外誰もいないようだ。

 

 そこで碧の賢帝(シャルトス)の欠片を取り出した。もっともそれは名前の通りの碧ではなく、彼の魔力と同じ蒼い色をしていた。

 

 そしてその欠片の内の一つ、ちょうど柄と思われる部分を握り、魔力を込めた。

 

 すると欠片は一際大きな光を放った。それに呼応するように他の欠片が次々と集まり元の形を成していく。

 

 その様子はまるで、ジグソーパズルがひとりでに完成していくようだった

 

 そして剣は再生した。剣の形を取り戻したそれは、欠片であったときより強く蒼い輝きを放っていた。

 

 バージルはそれを手に軽く振るう。蒼い刃が大気を切り裂いた。音速を遥かに超える速度で振るったためか衝撃波が発生し、周りの砂を吹き飛ばした。

 

 続いて剣を通じて共界線(クリプス)から魔力を引き出してみることにした。そのための方法は調べてはいなかったが、実際にやってみると望むだけで剣から力を引き出せるようだった。

 

 本来は適格者が剣に封印された核識の意識と同調することで魔力を引き出せるのに対し、今の碧の賢帝(シャルトス)はバージルの魔力を核に、共界線(クリプス)から魔力を引き出しているのだ。

 

 バージルは剣を逆手に持ち替え、限界まで引き出した魔力を斬撃と共に飛ばす。結界を解除していなかったら、間違いなくそれを引き裂いていただろう威力だ。

 

 悪くない剣だった。引き出せる魔力も人間からしたらとてつもない量だろう。

 

 しかし、それはあくまで人間を基準にした場合だ。

 

 バージルの持つ魔具と比較すると、全ての魔力を引き出した状態でも、ギルガメスの半分にも満たない程度だ。もちろん閻魔刀とは比べるまでもない。

 

 特に閻魔刀は魔剣スパーダに次ぐ最強の魔剣の一本だ。閻魔刀と並び立てるのは魔剣スパーダを除けば、リベリオンくらいのものだろう。そんなものと比べられたら、どんな名剣でも霞んでしまうというものだ。

 

 一通り振るって剣の具合を確かめることもできたため、バージルは碧の賢帝(シャルトス)に魔力を込め、小さな光球にして体にしまいこんだ。

 

 これは魔具の特徴である。魔具は魔力を込めることによって小さな光の球に圧縮することができる。実際バージルはそうやってギルガメスを出し入れしているのだ。

 

 今の碧の賢帝(シャルトス)には圧縮できる以外にも、魔具としての特徴が見られる。例えば再生するという点だ。

 

 魔具は主の魔力で再生することができるのである。

 

 そうでなければバージルを相手に、ダンテがリベリオン以外の魔具で戦うことなどできないだろう。

 

 当時、ダンテが使っていた魔具は上級悪魔が転じた物がほとんどだった。もっともそれらの魔具は、本来の姿をしていればベオウルフと同じように一瞬で切り捨てられる程度の存在でしかいない。

 

 もちろん悪魔が転じた魔具であるため多少の傷は修復できる。しかし相手が上級悪魔すら一瞬で屠る実力を持つバージルが相手となると、そんな自己修復は焼け石に水だ。

 

 それがダンテに使われていたとはいえ、バージルと切り結ぶことができたのは魔力による強化だけではなく、再生能力によるところも大きい。

 

 ちなみに自己修復能力を持つのは悪魔が転じた魔具だけだ。例えばアルテミスなど魔界の技術で作られたものは、そういった能力はない。破損すれば魔力で修復するか、機械を修理するように直すしかないのである。

 

 本来、魔具とは悪魔の技術で作られたものか、悪魔が姿を変えたものの総称である。 そのどちらにも当てはまらない碧の賢帝(シャルトス)は魔具ではないはずなのだが、遺跡を破壊する際、規格外の力を持つバージルの魔力が剣に流れ、欠片になってもその魔力を内包し続けたため魔具に変化したのだろう。

 

 悪魔であるバージルの魔力が、剣に影響を与え悪魔の武器である魔具に変化させたのだ。

 

 もしも碧の賢帝(シャルトス)が、魔力(マナ)が結晶化したサモナイト石で作られていなければ、そうはならなかったかもしれない。

 

 極めて魔力を通しやすいというサモナイト石の性質があったからこそ、魔力が剣に内包され魔具として再生できたのだ。おまけに剣に封印された魔力や意識がバージルの魔力に飲み込まれた為か、遺跡を通じて共界線(クリプス)から力を得るという碧の賢帝(シャルトス)としての能力は失われずに済んだ。

 

 それでも、適格者ではないバージルが共界線(クリプス)から魔力を引き出せているのは、バージルの魔力が核識の魔力と意識を飲み込んだ時にその特性をとり込んだからだろう。いわば遺跡にバージルを適格者として誤認させているのだ。

 

(やはり、力が足りんな)

 

 碧の賢帝(シャルトス)の力は既に把握した。

 

 結果としてこの魔剣はバージルの眼鏡にかなうものではなかった。

 

 理由は単純である。力が足りないからだ。

 

 無論碧の賢帝(シャルトス)にも長所は存在する。閻魔刀やギルガメスが攻撃に特化しているのに対して、碧の賢帝(シャルトス)は魔力を障壁や結界として使えるなど汎用性が高いのだ。

 

 しかし、その力は他人を守るためには使えるものの、自分を守るだけなら相手の攻撃を撃ち破ればいいだけなので、閻魔刀でもギルガメスでも可能なのだ。

 

 そのため碧の賢帝(シャルトス)に対するバージルの評価の基準は、使える力の規模だけだ。その点碧の賢帝(シャルトス)の力は足りなかった。

 

 しかしこれがまだ存在することが知れたら面倒なことになる恐れがある以上、力が足りないからといって捨てるわけにはいかない。とりあえず碧の賢帝(シャルトス)はしばらく持っていることにした。

 

「まあいい、いずれにせよあとはこの島を出るだけだ……」

 

 既に島の結界は解いたため、あとはカイル達の船の準備ができればこの島から出ることができる。船に関しては、もうバージルができることはないので、後は結果を待つばかりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




ご意見、ご感想お待ちしております。

ありがとうございました。



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