以前の小説を未完にしたあげく、懲りずにまた小説を書きたくなったので書いてみました。
とりあえず今回は中途半端な終わりになりますが、ほんとすんません!
「んー…と、やる事はやれたのだけど、何か忘れてるようなそうでないような…」
その男の子は、色々な人が行き交うのを尻目に椅子へと腰を掛けぼーっとしながら考えていた。
「現時点での戦闘経験はもう充分だろうから…武器と防具、かぁ」
そんなことを呟いて頭を抱えていた。
―背中には黒い羽、そして紅と蒼の瞳のオッドアイ。さらに言えば少し幼い顔付きをしている。
彼の名前は、"エル・スカーレット"。半人半吸血鬼の男の子…なのだが、どうも顔のせいで女の子に見えなくもない。
さらに言えば、その童顔で17歳…現代の日本なら高校3年生なのだ。
「…人が沢山増えてきた、自分の部屋に行こうっと」
テレポーターと呼ばれる転送装置へ向かい、彼は自分の部屋へと戻っていった―
時は遡り、5ヶ月前の12月26日となる。
この時、『オラクル』と呼ばれる惑星航行船団の6番船、ケンに1人の青年が入ってきた。
その船団には、色々な世界からやって来た人達や、元々住んでる人らをヒューマン、ニューマン、デューマン、キャストの4種族で分けて成り立ってるのだが…。
「困ったものですね…」
アークスの一員になるため、試験を受けなければならない、ということで通信している女性はその青年のプロフィールを確認していた。
「その…どうにかしてお願いできませんか…?」
例の青年…エル・スカーレットは、どうやら種族の矛盾があるらしい。
「どうにか、と言われましても…確かに貴方みたいな姿であればヒューマンに該当するのですが…オッドアイですし、第一なんですか、その羽は?」
「う…」
女性の問いに対し、言葉を詰まらせる。
というのも…
エルは確かに人間であるが、同時に"吸血鬼"という存在であること。しかし、それをここの人達はおそらく知らないだろう。
それと、ヒューマンとデューマンの二つの種族に該当していること。
ヒューマンは、何も変哲のない普通の人なのだが、デューマンには、額辺りに角があり、さらには他の種族にはないオッドアイも特徴なのだ。
エルは、額には角はなく、そして耳もニューマンのように尖った耳では無いことからヒューマンと言える。が、デューマンの特徴であるオッドアイがある。
―エルが言葉を詰まらせているのに痺れを切らしたのか
「……まぁいいです、デューマンとして登録しておくので…。次にパートナーを組んで二人で試験に移ってもらいます。パートナーを見つけて準備をお願いしますね」
女性は相も変わらず冷静である。
「助かります…ありがとうございますね…」
エルが申し訳なさそうに感謝の言葉を述べる。
それに対し。
「いえ、気にしてません。…続いて実技試験を行います。パートナーはこちらで決めさせていただきましたので、その方と共に試験に挑んで下さい。それが終われば、晴れてアークスの一員です」
やはり口調は一切変わらず、そのまま女性は通信を切ってしまった。
「はぁ…手続きで疲れてこれからやっていけるかなぁ…」
エルはやや面倒そうに溜息を吐いていた―
はい。終わりが中途半端でほんとすんません!
つーわけで、この小説もまたのんびーりと書いていきやす。