佐世保鎮守府の超サイヤ人 改訂版   作:ひよこういろう

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早すぎる展開と稚拙な文章が奏でる絶妙なハーモニーェ……

気合い!入れて!……いるんだけどなぁ~……あれ~?あれぇ~?


第6話 四星球

「悟飯、一体どうやってこの星にやってきたんだ?それにその腕はどうした、まさかさっきの奴にやられたわけじゃないだろうな」

 

「ベジータさんが人造人間に殺された後、俺は奴らと戦っていたんです。その時にトランクス……あなたの息子をかばって、この腕は無くなりました。その時は何とか逃げおおせたんですが、俺も殺されてしまったんです……!!」

 

「何だと?俺があのガラクタどもに殺され―――ん?……なるほど、そういうことか」

 

ベジータと悟飯の間には、少々齟齬が現れていた。ベジータの方は、孫悟空が心臓病で死ななかった世界、反対に悟飯は、父を心臓病で亡くしていた世界の人間だった。

 

悟飯がまだ生きていた時には、タイムマシンが完成していなかったためにそのことを知らないが、ベジータはすでに未来でのトランクスに会っていたために、事態をすぐに呑み込むことができたのである。

 

「え?あの、ベジータさん…?俺、何か不味いことを言いました?」

 

「いや、むしろ今の言葉で合点がいったぜ。お前の気が妙に小さいことと、俺とおまえの間で感覚が違っている理由がな」

 

 

 

―――セルとか魔人ブウとかベビーとかその後の奴らとか、諸々説明中―――

 

 

 

「そうか、俺が死んだ後に……」

 

「と、感傷に浸っているところで悪いが、まだ聞きたいことがあるんだ。質問を続けるぞ、悟飯」

 

「あ、はい!す、すみません……こんな場合じゃなかったですよね」

 

「ふん、お前のそのすぐに謝る癖は変わらんようだな……。といっても、質問はあと一つだ。いつごろから、こっちに来ていたんだ?奴らのことを知っている風だったな、それに、何度も相手をしているようだ」

 

ベジータは、深海棲艦を相手取るのは、先ほどのこと(前回参照)が初めてであった。出合い頭に汚い花火にしたが。

 

「そうですね…大体、2か月前くらいだったような気がします。俺が傷だらけになっていたところを、ラディッツ伯父さんに助けていただいて」

 

(二か月……俺が来る少し前か……。それならばまあ仕方がない。俺もごたごたして忙しかったからな、気づかなくても不思議じゃない。――――――ん?ラディッツだと?)

 

「おい悟飯、今ラディッツと言ったな?それは戦闘力1500のあのラディッツか?」

 

「え!?えっと、はい、そうですけど……いや!今はそんなに悪い人じゃないんです!むしろ過保護すぎて困るっていうか……」

 

別にあせる必要はなかったのだが、ベジータの剣幕に押されて、つい慌ててしまい……

 

そんな時に、遠くから風を切る音と、叫び声が遠くから響いてきた。

 

「ゴハーーーーーン!!!どこだーーーー!!ゴハァァァーーーーーンッ!!!」

 

「あちゃーー……ばれちゃった……」

 

空から飛来する、異常なほどの長髪を湛えた男。傍から見れば、宇宙人でも襲来したのかと目を疑うレベルだろう。実際、宇宙人ではあるのだが。

 

「見つけたぞ悟飯!まだ怪我が治っておらんのだから、奴らのもとへ行くなと言っていただろ…う……!?」

 

「ベ、ベジータ……!!」

 

「本当にいやがったのか……。サイヤ人ってのは、お互いを引き寄せあう運命でもあるのか?」

 

それはどこかのスタンド使いのお話です。

 

「ベ、ベジッ……ベジータ…まさか、ここここの地球を……」

 

「心配するな、侵略などするつもりはない。むしろ逆だ!そのために俺はこの世界に飛ばされたんだからな」

 

「や、やはりそうか!この星を侵略しないなど……ゑ?侵略……しないのか?」

 

その答えは予想外っ……!ラディッツは、ベジータを見て侵略しに来たのだと早とちりをしていたようだった……!

 

「ほ、本当に侵略しないのか…?に、偽物だったり……しないよな?」

 

「当たり前だ!逆に貴様の方こそ『この星にはカスみたいな戦闘力しかいないぞ!!やはりサイヤ人こそが宇宙最強の戦闘種族だ!!』などと言っているものだと思っていたぜ」

 

「た、確かに昔ならそうしたかもしれんが……俺は変わったんだ!カカロットに出会って、真の強さが何なのかを知った!今さら星の地上げなどに拘るなどと!」

 

「戦い、敵を殺すことではなく、弱きものを、愛する者を守るために戦い、強くなると俺は決めたんだ!」

 

ラディッツの、サイヤ人とはとても思えないほどの優しさを垣間見、ベジータは少し不安に思ったが、やはりカカロットの兄なのだろうと再確認ができた瞬間だった。

 

「おい……まさか、頭を強く打ったり…した、のか?」

 

「頭……?打った覚えはないが……ああ、確か栽培マンに、自爆されたな……恥ずかしいことに」

 

「ラディッツ……昔の俺になら殺されていても文句が言えんほどの恥さらしだぞ」

 

「い、いや……欠陥品をつかまされたんだ……」

 

他人に頼るからいつまでたっても弱虫などと呼ばれるんだ、と思った。

 

そんな会話をしていると、悟飯が思い出したかのように口を開いた。

 

「話の腰を折るようですみませんが、僕たち三人がこうして集まったのってすごい偶然だと思いませんか?経緯はどうあれ、皆サイヤ人ですし何だか不思議ですね」

 

やれやれ、とベジータは首を振った。

 

「ふん、偶然なはずがないだろう。十中八九いや間違いなくカカロットの仕業だ」

 

「お、お父さんが(カカロットが)!?」

 

二人とも開いた口が塞がらなかった。そもそも誰かの作為によるものだとは微塵も思っていなかった。ラディッツはともかく悟飯は幼少期から戦い続けていたのだから、そのあたりの勘は鋭いはずなのだが。

 

「つくづくおめでたい野郎だ……。その様子から察するに、何も気づいていないようだな」

 

「でも、お父さんが関わっているなら俺たちにも分かるはずですよ?」

 

「そういうことじゃない。悟飯、こいつを見ろ」

 

ベジータはポケットから先ほどの『姫』が持っていた何かを取り出した。

 

「そ、それは……!!」

 

悟飯は驚愕した。そのような反応をするのも無理はない。なぜならそれは、

 

「四星球だ」

 

ドラゴンボールだったからだ――――――――――――

 

ベジータは不敵に笑った。(スーシンチュウってなんだ?)というラディッツの疑問を無視して。




艦娘出ませんでした。政治家的には『遺憾の意』ってやつでしょうか。違いましたね、申し訳ないです。

一番好きな娘は伊勢です。
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