比企谷八幡日常生活   作:狂笑

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初めまして、狂笑です。
自分はまだ高校一年生のため、行事やらテストやら諸々あるので不定期更新です。
かきだめはほとんど有りません。

最低限月一は更新できるようにします。


プロローグ

これから書かれる物語より、三十年ほどあとの未来。

一人女性が自室でテレビをつける。

何の変哲もないニュースばかりが流れる。

そんな中、彼女の目に一つのニュースが飛び込んだ。

 

『HICKYの比企谷会長、国政出馬へ』

 

驚きで声一つ出せない女性

……無理もない。彼は彼女が高校時代に好意を寄せていた人物であったからだ。

しかし、彼女は争奪戦に敗れ、とある人物が彼の妻になった。

そして今は、彼とは友人のような関係にあると彼女自身は思っている。

何も聞かされていない。そういった話も殆ど聞いたことがない

だから彼女は戸惑いつつも、ニュースに耳を傾ける。

 

『“ぼっち論“の石清水一弘という評論家の顔を持ち、ここ十数年は敏腕経営者としても知られるHICKYの比企谷八幡会長。先日発売された彼の著書『精神的ぼっちが成功した100の理由』の後書きによりますと、先月結成された新党、民衆解放党の渋沢栄達幹事長と真鶴重也党千葉総支部長の要請があり、次期参議院議員選挙で比例区または千葉選挙区での立候補を決めたとのことです』

 

 

彼女は頭が真っ白になり、しばらく動けずにいた。

 

 

HICKY

この会社は今年で創業26年である。

元々は比企谷八幡が大学在学中、数少ない友人の一人、山北知和の支援仲間と共に立ち上げた小企業だった。それがいつの間にか医薬品や電機、金融、防衛産業にまで手をだし、次々に成功。今では通信機器や流通、倉庫、小売り、出版、建設、不動産なども手掛けている日本の一大企業だ。

 

そして民衆解放党は先月、民主連合の萩窪グループと社会労働党の強羅衆議院議員、与党自由民衆党の走水グループが集まって結成された政党だ。尚、比企谷八幡自身は起業の際に支援してくれた山北知和が日本立国党を率いていることから民衆解放党と立国党の合併の交渉の架け橋として有効とも言われている。

 

その頃、彼の古くからの友人の一人もこのニュースを見ていた。

この男はHICHY創業時からのメンバーの一人で、今は出版部の部長を務めている。

 

「八幡は政治家にもなるのか。これで経営者と作家業とも両立させるつもりなのだろうな……我もラノベ頑張ろう」

 

そう、この男は二年まえ、ついにラノベ作家デビューしたのである。

 

 

他にも、驚く者、理解する者、納得する者は数多く現れた。

少なくとも、彼を知る者に何らかの形で大きな衝撃を与えたこの報道。

彼が何故この決断に踏み切ったのか。

それはいずれ語られるであろう。

だが、彼が“自分”というものをきっちりと確立し、また彼に大きな変化があった時代。

それはどこかと問われれば、答えは一つになる。

高校時代、と。

彼の出身校である千葉市立総武高校。

ここの二年生の時、彼の物語の歯車は大きく動き出した。

いったいここで彼がなにをし、どのように人脈を築き、どのような高校生活を送り、過ごしてきたのか。

 

かつて青春を嫌った彼の青春

その一部を、覗いてみよう。

 

さあ、色々な方面に名前を広めた、比企谷八幡という男の真実を――

 




一話と二話は既に完成していますが......あと約三週間で定期テストなのでいつ投稿できるかはわかりません
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