アイドル研究部に顧問を付けてみた。   作:スパイラル大沼

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突然ですがアニメ5話以降から始まりまってます。





ビデオ

 

 

 

 

そんなこんなで、俺は部室に呼ばれ、今は中庭にいる。

 

「で、具体的に何すりゃいいの俺は。つーか、まずは自己紹してくんない?」

 

「ていうか、なんで顧問なんて連れて来たのよ」

 

赤髪のシャンクスが、もみあげをクリクリしながら不機嫌そうに足を組んでいる。

 

「あ?テメェらん所の奴がお願いしてきたからわざわざ来てやったんだろうが。つーかお前、本当に一年生?浪人でもしたの?」

 

「こ、高校受験で浪人なんてするわけないでしょ⁉︎」

 

こっちをキッと睨んでくるが、俺は平気な顔で受け流す。

 

「おいおい、こっちは教師だぜ。目上の人には敬語って習わなかったのか一年坊主」

 

「ば、バカにしないで!私は……」

 

と、そこでなぜか自己紹介的な声がした。

 

「これが、音乃坂学園に誕生したμ'sのリーダー。高坂穂乃果。その人だ」

 

「はい、OK!」

 

なるほど、あれが高坂な。覚えた。いやいや、その前に突っ込む所ありすぎ。

 

「つーか何してんのお前ら。なんで俺呼ばれたの?」

 

「あ、唐沢先生」

 

俺の記憶が正しければ、生徒会の会長の絢瀬絵里だ。つーか、俺生徒会の担当教師でもあるじゃん。今思い出したわ。

 

「よう、絢瀬」

 

「はい?」

 

あれ?名前違った?

 

「うち、東篠ですけど……」

 

「え?う、ううん!や、知ってたよ?てかちゃんと東篠って言いましたけど?」

 

「や、でも明らかに……」

 

「と、てょうじょうさん!何やってるのかな⁉︎」

 

「東條です。噛みまくりじゃないですか……。今は部活動の紹介ビデオを作ろうと思いまして、その撮影でアイドル研究部の撮影をしてるんです。先生こそここで何を?」

 

「そこの銀髪に理事長への密告を盾に顧問にさせられたんだよ」

 

「密告って……何したんです?」

 

「言うわけねーだろ。弱味が握られる奴が増えるだろうが」

 

俺はため息をつくと、その辺の木の椅子の上に腰を下ろして、右手でアイスを持ち、左膝にジャンプを置き、左手でページを捲った。

 

「ギア4強くね……」

 

そんなことを呟きながら次のページを捲る。すると、目の前にオレンジ色の髪のやつと高坂が目を輝かせていた。

 

「………何」

 

「アイスいーなー」

 

「いいだろ」

 

「凛も食べたいにゃー」

 

「食べればいいじゃん。つーかにゃーって何?」

 

が、二人は目の輝きを止めない。尻尾生えてたら多分超振ってる。

 

「………おごらねぇぞ」

 

「えーケチー」

 

「そーだよー。先生でしょー?」

 

「や、先生だからこそだろ。お前らがアイドルで天下統一したらアイス奢ってやるよ」

 

「それでアイスだけなの⁉︎」

 

「とにかく奢らん。いいからさっさと撮影に……」

 

「と、このどケチな男こそ、μ'sの顧問である唐沢……」

 

「おい東條。不名誉な顧問紹介はやめろ!わーったよ買えばいいんだろ⁉︎」

 

「わーい!ありがとせんせぇ〜!」

 

「やったにゃー!」

 

と、はしゃぐ二人の襟首を青髪が掴んだ。

 

「コラ二人とも。先生、申し訳ありません」

 

「本当ですよ。一体どんな教育したんですか」

 

「いや教育したのは先生ですけど」

 

そのまま二人は引き下がった。すると、にゃーにゃーが東條からビデオを取った。

 

「はーいじゃあ次は、園田海未先輩!」

 

そのままカメラを青髪……園田に向けるにゃーにゃー。

 

「ち、ちょっと!なんなんですか!失礼ですよ急に!」

 

「だから、次は海未先輩の番ー」

 

「わ、私は嫌です。そんなカメラに映るなんて!」

 

「恥ずかしがってんじゃねーよ。アイドルだろうが。そうだ、ここらで一発ヌードを写せばいんじゃね?絶対、ライブとかに人集まっ……」

 

バギャッ!

 

「な、なっ何を言ってるんですかあなたは!本当に教育者ですか⁉︎」

 

「だからっていきなり殴るってなくね?本当に俺の生徒ですかあなたは。うわっ、いい歳して鼻血出ちゃったよ」

 

そのまま俺はティッシュを鼻に詰めた。

 

「ま、早速顧問らしい仕事が回ってきたじゃねぇか。なら俺に任せろ」

 

「? どうするんですか?」

 

銀髪が聞いてくる。

 

「要はミュウの紹介ビデオを作ればいいんだろ?」

 

「μ'sです」

 

「なら、俺に任せろ。ま、ミュウツーのファンをザッと500人は集めてやるよ」

 

「や、だからμ'sです」

 

俺はそのままカメラを取って校舎の奥へ入っていった。

 

 

 

 

 

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