アイドル研究部に顧問を付けてみた。   作:スパイラル大沼

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花陽ちゃんが出したかっただけです。後悔はしていないを




合宿編のオマケ

 

 

 

翌日。

 

「………生。先生、起きてください」

 

………なんだ?誰だ?

 

「……先生!」

 

「…………んあっ?」

 

うっすら目を開くと、絢瀬が立っていた。

 

「……………何」

 

「起きて下さい。朝食です」

 

「後で自分で作るからいい。悪いけど二度寝させてもらうわ」

 

「そういうわけにはいきません。ほら起きて下さい」

 

「先に食ってろって。俺、シャワー浴びてくっから」

 

「…………早く浴びてきて下さいね。待ってますから」

 

「食ってていいっつの」

 

「いいから!」

 

…………なんなんだ一体。

 

 

 

 

で、シャワー浴びて朝飯。本当に律儀に待っていた。

 

「先に食ってていいって言ったろ」

 

「でも、絵里ちゃんがどうしてもって聞かなくて……」

 

「バッ……!穂乃果!」

 

「?」

 

なんだ?意味がわからん。

 

「いいから食おうぜ。腹減った。いや大して減ってないけど」

 

そんなわけで、朝飯。朝から焼き魚ですか。普段はパン一枚で済ませる俺にとっては少し重いが、まぁいいだろう。お喋りしながら朝飯を食べる様子を見ながらも俺は黙々と食べる。………ふーん、シャンクスもようやく輪の中に入ったか……。ま、仲良くやってんなら何より。

 

「ご馳走さん」

 

「早っ⁉︎」

 

「じゃ、俺二度寝するから。おやすみ」

 

そのまま部屋に帰ろうとした。だが、

 

「駄目です。先生にはソファーをふん投げるほどのトレーニングの秘訣を教えてもらいます」

 

園田に止められた。

 

「はぁ?これといって特別なことしてるわけでもしたわけでもねーぞ」

 

「それでそんな超人的な力が得られますか!」

 

「いいから。お前らはダンスの練習してろ。俺は13:00に起きっから。おやすみ」

 

そのまま俺は自室に戻った。自室っつーか、仮部屋?

 

 

 

 

13:00。昼飯の時間。ピッタリに起きることができた。伊達に毎日二度寝してない。下に降りると、誰もいなかった。まだ練習してんのかね……。とりあえず様子だけ見ようと外に出ると、泳いでいた。おそらく遠泳だろう。

 

「本当に10kmもやってんのかね……」

 

そんな事を呟きながら海へ向かう。すると、休憩中なのか小泉がこっちに気付いた。

 

「あっ、先生」

 

「おう、小泉。なに、本当に10kmもやってんの?」

 

「ええ、みんなはそう見たいですが……」

 

「え、お前サボり?ほんわそうな雰囲気出してて実はヤンキー?」

 

「ち、違いますよ!私は泳ぎは少し苦手なので……」

 

「ふーん……意外なもんだな。胸部にビーチボール二つも付けてるくせに」

 

「え、ええっ⁉︎い、いえ……そのっ……」

 

「おい、そこで恥ずかしがられるとただのセクハラにしかならないんだが……」

 

そういえば、今思い返してみればこいつ、昨日は浅瀬にしかいなかったっけ。

 

「でも、いいなぁ……」

 

「? 何が」

 

「私もあんな風に泳いでみたいです……」

 

「泳げばいーじゃん」

 

「いえ、ですから泳げないんですよ」

 

「教わればいいだろ。誰かに」

 

「でも、みんなの邪魔はしたくない、ですし……」

 

「バーカ。チームってのは迷惑かけてなんぼだろうが」

 

「それは、そうですが……。あっ!それなら、先生が教えてくださいよ!」

 

「やだよ」

 

「いや即答ですか⁉︎」

 

「めんどくせーし水着もねー」

 

「うー……。チームは迷惑かけてなんぼって言ってたくせに……」

 

「俺は言ったことは守らない男だ」

 

「最低じゃないですか……。あっ、そうだ!海未ちゃんにソファー投げたこと理事長先生に……!」

 

「まずは顔を水につけるとこから始めよう」

 

「早っ!なんかもう色々と‼︎」

 

 

 

 

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