バカと天才と大暴走   作:風香

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今回は、前書きから本文はじめたいと思います。





【??視点】



その子の事は、今でも鮮明に覚えています。



あの時の笑顔も。



あの時の優しさも。



絵を描いてるときの真剣な眼差しも。



いろんな事に対してムカついて、八つ当たりばかりしていた私に対して、いろんな事をしてくれました。




世界は、こんなにも奇麗なのだと





花はただの花なのに。そう思ってたのにその子が愛でると本当に奇麗に見えていました。





不幸だと思ってたのに、いつの間にか幸せになっている事に気付かなかった程に時間はとても早いスピードで過ぎていきました。





だから、その子が居なくなった時になるまで気付けなかった





その子の事が好きだった事に




この、とても恥ずかしくて暖かい感情が芽生えていた事に。





お見舞い!!【花音視点】

 

花「ところで、明菜ちゃん、ずっと気になってたんですが・・・良いですか??」

 

ここで話す事ではないのでしょうが、コレくらいなら大丈夫でしょう

 

菜「いいですよ~。何でしょうか??」

 

花「お二人って、本当の兄弟なんですか??」

 

菜「そうですが・・・何故ですか??」

 

あ、明菜ちゃんを少し不快な気持ちにさせてしまったようです・・・。

 

花「明菜ちゃんは金髪碧眼美少女じゃないですか」

 

菜「美少女かどうかはともかく・・・金髪碧眼ですね・・・・あ、つけるの忘れてました」

 

あ、美少女って言ってしまいました・・・。ま、いいですね!!

 

花「何をですか??」

 

菜「コレをです!!」

 

そういって出したのは、カラーコンタクトでした。……なるほど。カラーコンタクトですか……。

あの子の目と違うので、今まで違う人だと思ってました。

とてもその面影が残っているのに。どおりで、以前会った時と目の色が違うわけです。

 

花「明久君は、どうして金髪碧眼を隠しているんですか??」

 

明「・・・・なんで分かったの??」

 

少し驚いているようですが、あまり動揺はしてませんね。もう一度聞いてみましょう

 

花「どうして、今まで隠してたんですか??明菜ちゃんに会わせたくなかったのはそのせいですか??」

 

明「特に理由はないけど、しいて言うなら目立つから、かな??」

 

花「目立つ??」

 

明「うん。金髪碧眼だと、目立つんだよ、色々。何故か皆よそよそしくなるし、日本語喋れるのに英語で話しかけられてさ、英語は分からないって言ったら笑われるし・・・・。だからかな??」

 

花「成る程、良く分かりました」

 

本当は、疑問が沢山あるんですけどね・・・。流石にそこまでは追求できません。

彼は、とても優しすぎます。

無理している時の笑顔が分からないほど私は鈍くはありません。

 

灯「一度、コンタクト外して見せてくれ」

 

花「駄目ですよ!!目立っちゃいます!!」

 

明久君が昔とは少し違うのはきっと、何かあったからです!!だから今は絵を描いてないです・・・。多分その事に関係してると思うから。

 

雄「目立たないだろ、ここ病室だしカーテン掛ければ」

 

花「そうですけど・・・、でも駄目です」

 

だから、駄目です。

 

茂「?何で駄目なんだ」

 

花「そ、それは・・・」

 

うぅ・・・明久君があの子って可能性はまだ無いですし・・・、これを説明したら私が変な人ってレッテル貼られますし・・・どうしましょう・・・。

 

明「いいよ、別に」

 

!!私の早とちりだったのでしょうか??確かに理由を聞いたら、たいした事ありませんし・・・。

 

でも、1年の頃からの友達にまで隠す事なのでしょうか??

 

―――相手がどう思ってこんな言葉を使っているのか、このような行動に出るのか、ちゃんと考えて、思いやりをもって行動しなさい。

 

確か、お母さんはそう言ってました。

 

明久君は、何を思っているのでしょうか?

 

 

花「本当に、良いんですか??」

 

明「うん」

 

今はまだ分かりませんが、分かるようになる日が来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

~準備中~

 

明「こんな感じかな??」

 

秀「以外に、似あっとるのぅ」

 

ム「・・・・・・写真撮って良いか」

 

明「駄目。明菜もついでに撮るつもりでしょ」

 

茂「俺は、こっちの方格好良いと思うぞ」

 

明「アハハ、冗談は駄目だよ!!」

 

灯「どうして、冗談だと思う??」

 

明「だって、中学校の時にコンタクトつけてなかったら皆よそよそしくなって、目も合わせてくれなかったんだよ!!」

 

(((イヤ、恥ずかしくて目を合わせられなかっただけだろ)))

 

花「私は、どっちの明久君も魅力的に見えますよ!!」

 

灯「おい、花音(ボソッ)」

 

花「何ですか(ボソッ)」

 

清黒寺さんが小声で話しかけてきました。

 

灯「どうして、明久が金髪碧眼だって分かった」(小声で話中)

 

花「兄弟ですから、一緒になるじゃないですか」

 

・・・少し、無理があるかもしれませんね、この理由は。

 

花「それに、明菜ちゃんは、つけるのを忘れていたと、明久君に言ったんですよ。普通に考えれば・・・」

 

灯「・・・・そうだな」

 

清黒寺さんは複雑そうな表情を一瞬しました・・・。清黒寺さんにはいつかキチンと話さないといけないかもしれません。

 

 

  「「「天然だから」」」

 

 

だれが、天然ですかっ。坂本君達3人でこっち向いて言っていますし・・・。

 

 

「わ、私は天然じゃありません!!」

 

ちょっと、不注意で、少し不器用なだけです!!

 

 

明「誰も、花音ちゃんって言ってないよ??」

 

雄「そうだ。ゲームの中の話だ」

 

茂「そうだな」

 

花「だ、だったら私を見てそんな事言わないで下さい!!」

 

   

   「「「分かった」」」

 

 

・・・・全然反省してませんね。この人達。

 

 

 

茂君はゲームあまりやらないって聞いたんですが……。

 

それに、過保護な明久君がココまで来てゲームの話をするとも思えませんし……。

 

 

 

 

 

 

まあ、今はこれで良いのでしょうね。

 

 

 

 

 

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