バカと天才と大暴走   作:風香

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自己紹介

 

雄「これで、終わりか??」

 

そう言って、周りを見わたす。

 

?「あ、あの、私まだです・・・」

 

?あの子は確か・・・、

何かいつも席次の上がり下がりが激し子。

えっと、名前は……。

 

花「つ、土宮花音ですっ、よろしくお願いします!!」

 

そう言って、教壇を降りると……

 

 

コケッ(段差につまずく音)

 

ドサッ(しりもちつく音)

 

いたたたた……。(どうやら痛いらしい)

 

 

 

 

『『『『ス、スカートが・・・・・。』』』』

 

 

 

 

ム「・・・・・・水色。(ブシャァァーー)」

 

 

鼻血が汚い。ってかそんなことより・・・・・・。

 

明「大丈夫??ムッツリーニ??」

 

あわててムッツリーにかけよる。

 

灯「大丈夫なんじゃないか??自分で輸血できるんなら」

 

神黒寺さんの言った通り、倒れる前に輸血パックで輸血しながら倒れていたけど・・・・・・。

どこから持ち出してきたんだろう・・・。

 

花「ち、違うんですよっ、今日はたまたまスパッツをはいてなかっただけで、いつもはちゃんとはいているんですよ??」

 

灯「そこは突っ込む所じゃないのだが」

 

茂「まあな、天然ってやつじゃないか??」

 

花「て、天然じゃありませんっ」

 

力強い声でそう言う土宮さん。でもね、天然は皆そう言うんだよ?

 

雄「まあ、土宮だけで、後は居ないか??」

 

明「僕の自己紹介まだなんだけど・・・。」

 

雄「おう、忘れてた」

 

僕がそう言うと、悪い笑みを浮かべて―――コイツ、絶対わざとだ!!

 

 

明「え~と、吉井明久です。趣味は、写真撮影で特技は料理です。……他に何か質問はありますか」

 

自己紹介の途中で言う台詞忘れちゃった。

まあ、何か質問あるかって聞いて無難に終わらせばいいか。

 

(((質問なんてする人がいるわけ無いだろ!!ってか、自己紹介ぐらい自分でやって、とっとと済ませろ!!!)))

 

花「料理で一番得意なのはなんですか??」

 

 

(((いたし)))

 

 

なければ、終了っ!!って考えてたんだけどな・・・・・・。

 

明「え~と、パエリアかな??」

 

花「パエリア、ですか・・・。次の質問です。彼女居ますか?」

 

明「いると思う??」

 

 

(((いるわけないだろ!!)))

 

 

花「いると思います!!なんとなくですけど」

 

そういって、僕に明るい笑みを見せてくれる花音ちゃん。だけど、悲しいことに僕には彼女はいないんだよね・・・・・・。

 

明「アハハ・・・。いないんだ~。」

 

第一、僕はモテない。それに・・・、女の人ってニガテなんだよな・・・。

 

花「そうなんですか~。出来るといいですね!!」

 

明「そうだね」

 

相手に失礼にならないくらい適当に相槌を打つ。

 

花「あと、一つ。私の事花音って呼んでください!!」

 

明「えっ・・・、??」

 

初対面だから、よそよそしくない様に呼んでくれって言っているのかな??

 

花「あ、えと皆です」

 

明「?????」

 

残念だけど、僕の頭では理解できない・・・。

 

灯「皆に苗字じゃなくて、呼び捨てで名前呼べっていってるのか??」

 

花「はい。そうです。」

 

僕だけに言ってると思ってビックリしたよ。そんなわけあるはずがないもんね~

 

茂「主語抜けると、意味伝わらないからな~」

 

花「そうですね。次から注意します」

 

明「僕からも、質問していいかな??」

 

花「?何ですか」

 

明「なんで、Fクラスにいるの??姫路さんは、体調悪かったからって分かるけど・・・。君もAクラス確定じゃなかったっけ??確か」

 

花「あの・・・、聞いていただけますか??」

 

明「うん??」

 

何か、重大なミスとかしたのかな??

 

花「実はですね・・・、クラスと番号書き間違えたんです・・・。」

 

明「??クラスを書き間違えた」

 

どういう意味だろう??

 

花「私、Cクラスだったんですけど・・・、間違えて3組って書いたんです・・・・。」

 

そういう事なんだね……。それなら仕方がない。

 

灯「ブハッ・・・ゲホッ、ゲホッ」

 

あ、清黒寺さんが、むせた。

 

茂「大丈夫か??急にむせるなよ・・・」

 

灯「だって、クラス3組って、普通間違えない事だろ!!」

 

花「・・・・・、私にとっては名前の書き間違えより多いミスなんですっ」

 

灯「何でだよ?!?!」

 

花「私、中学校の頃三年間3組だったんです……。だから、どうしても癖が抜けない  んです・・・・。」

 

茂「まあ、それにしても凄いな・・・。3年間同じクラス・・・・」

 

花「一度、転校したので・・・。」

 

灯「それでか・・・。成る程な」

 

確かに、一度転校したのなら同じクラスなのもありえるしね。

 

雄「コレで終わりか・・。クラス代表の坂本雄二だ。代表でも坂本でもどう呼んでくれても構わん」

 

最後に自己紹介をするってことは、何か大切な話でもするのかな??

 

雄「皆、この設備に不満は無いか??」

 

 

・割れた窓

 

・卓袱台に綿の無い座布団

 

・腐りかけた畳

 

 

 

『『『『大有りじゃぁーー!!』』』』

 

 

 

・・・うるさいな。正直僕はそこまで、文句は無いけど。だって、自分で調達して来て良いって先生言ってたし。畳くらいなら自分の所替えれば良いしね。まあ、勉強しないからだけど・・・。漫画が読めるから最高な設備ともいえる。校則??何それ??

PCも持ってきてもいいかな??

 

雄「俺達は、Aクラスに試召戦争を仕掛けたいと思う!!」

 

 

『『『『シーン』』』』

 

 

 

あれ?なんか話進んでる??自分のこれからの事について考えてたせいで、聞き逃しちゃったや。

 

 

え~と、Aクラスに試召戦争するって話だね。雄二ならやりそうだよ……。

 

 

 

『ムリだろ・・・、俺達が、Aクラスなんて・・・。』

 

『勝てるわけ無い』

 

『姫路さん達がいれば何もいらない』

 

 

 

確かに、僕達の学力でAクラスって考えが駄目だよね。

っていうより、烏滸がましいよね。

 

花「成る程、勉強一緒に頑張りましょうね!!」

 

灯「何でだよ!!」

 

花「Aクラスを倒す為に??」

 

雄「勉強なんてしなくても勝てる要素はある」

 

茂「何だ??それは」

 

雄「まず、このクラスには、Aクラス候補だった、茂・花音・姫路がいる」

 

 

『あの三人って、10番以内入っていたりしなかったか??』

 

『ああ、花音ちゃんは、1位取った事あったよな。霧島さんと同点で』

 

『確かに、あの三人がいれば勝てる!!』

 

雄「それに、木下秀吉だっている」

 

『演劇部のホープ!!』

 

『秀吉最高!!』

 

『確かに、コレなら勝てる!!』

 

雄「それに、ムッツリーニだっている・・・。おい、土屋。いつまでも女子のスカートを覗こうとするんじゃない!!」

 

ム「・・・・・そんな事実は、確認されていない」

 

今、畳に張り付いてた証拠に畳の後が残ってるけど??

 

 

 

   『バカな・・・。アイツが(漠然なる性識者)だと・・・。』

 

 

   『でも、畳の後がついてるのに否定しているぞ!!』

 

 

   『ああ、ムッツリの名は伊達じゃないな』

 

 

 

口々に言う彼ら。

 

 

雄「そして、島田は数学ならBクラス並の点数を取れる」

 

花「すごいですね!!」

 

灯「興味ないな」

 

茂「お前は、それ以下だろ。そんな事言うな!!」

 

灯「善処する」

 

茂「治すきねぇな・・・」

 

明「ところで、2人とも知り合い??」

 

灯「幼馴染のようなものだ」

 

茂「だな」

 

   

 

   『『『『異端者には死をーーー』』』』

 

 

 

茂「なんだこいつら!!」

 

FFF団だね。そう言いながらも、茂は攻撃を軽く流して避けた。

 

茂「灯歌、今コイツ武器もったよな・・・。金属バッド」

 

灯「ああ、そうだな。力加減忘れるなよ??」

 

茂「武器持った奴に加減なんて考えねぇよ・・・」

 

そういって、彼は一瞬で金属バットを奪い取り、相手の力を受けながして、次々と倒していった。ってか、さっきのは本気じゃなかったの?

 

『こいつ、マジでヤベェ・・・。逃げるぞ!!』

 

灯「もう、許してやれ」

 

茂「そうだな、教室汚れないようにしてるけど、卓袱台一つ壊しちまったし」

 

見ると、須川君が座っていた所の卓袱台が真っ二つに折れていた。どうやら、つき島くんは教室を壊さないように気を使ってたらしいけど、ドンマイ須川君……。

 

灯「とりあえず、お前ら。助けてやったんだから黙って正座でもしとけ」

 

 

 

   『何だと?!』

 

   『てめぇ、女子だからって威張ってんじゃねぇよ』

 

   『そうだそうだ!!』

 

 

 

まあ、女子に上から堂々と命令されたら、男の威厳がなくなるからね……。

幼馴染くらいで、バットをとりだす彼らに威厳があるかはわからないけど。

 

 

灯「茂・・・暴れたり無いか??」

 

茂「どっちでも良いけど、思いっきりケンカするなら、外のほうがいいな」

 

     

    『『『すいませんでした』』』

 

 

彼女は、反対意見を認めなかった。ってか、FFF団には逆に威厳がなくなっているようなきも。

 

 

雄「あー、話し続けて良いか??」

 

明「うん」

 

とりあえず、気にしたら負けだと思うから、無視しよう。

 

灯「問題ない」

 

雄「それに・・・、俺だっている」

 

 

   『坂本は、神童って呼ばれてたよな・・』

 

 

   『じゃあ、相当頭いいんじゃないか??』

 

 

   『そうだな。』

 

 

雄「それと、吉井明久だっている」

 

    

   『吉井??だれだそんなの』

 

   

   『さっき、自己紹介で質問つけた奴じゃないか??』

 

 

   『ああ、あいつか』

 

 

明「なんで、僕を呼んだの??」

 

雄「皆知らないようだな。コイツの肩書きを」

 

   

   『方書き??』

 

   

   『ケンカが強いとか??』

 

   

   『頭いいとか??』

 

 

なんか、みんなの期待が上がっているような気がする……。

僕の名前呼んだのはわざとだね。

 

 

雄「知らないなら、教えてやる。こいつの肩書きは、観察処分者だ」

 

 

『観察処分者って、バカの代名詞の事か??』

 

雄「そうだ。バカの代名詞の事だ」

 

明「まあ、召喚獣の操作なら得意だよ」

 

灯「否定しないのか。バカの代名詞って呼ばれてるけど」

 

明「事実だからね・・・。」

 

事実を否定しても意味ないしね。

 

灯「そうか。私も観察処分者なんだ」

 

 

 

『『『『『何だと?!!?』』』』』

 

 

 

灯「わたしも、観察処分者だ」

 

わざわざ言い直さなくても良いから!!問題はそこじゃなくて、どうして観察処分者になったのかって事!!

 

明「それは、分かるよ!!どうしてって事」

 

灯「ああ、それはだな。」

 

 

 

 

 

《《校内放送》》

 

 

 

 

清黒寺灯歌さん。至急、職員室に来て下さい。

 

あと、システムのメンテナンスの為、今日は自習です。試召戦争はできません。各クラスの男子2名は、補習プリントをッ取ってきて下さい。

 

 

 

 

《《校内放送終了》》

 

 

雄「なんで、職員室に呼ばれたんだ?観察処分者の仕事か??でも、明久は呼ばれなかったしな」

 

大方、雑用とかの力仕事をするのに女子の清国寺さんだけよばれるはずがない、って考えているんだろうね。

 

灯「システムのメンテナンスをするからじゃないか??」

 

雄「いや、それは教師がやることだろ??」

 

灯「そうなのか?私は学園長に良く頼まれるが?」

 

雄「!!なんだと、それは本当か!?」

 

灯「だから、呼ばれたんだろ?じゃあ、行って来る」

 

そう言って部屋から出て行った。

清国寺さんが出て行った後、さっきまで固まっていた雄二は何事もなかったかのように

 

 

雄「俺達は、Aクラスに試召戦争をするぞー!!」

 

 

と言った。切り替えがはやくてビックリだよ。

 

 

 

  『『『おオオーーー』』』

 

 

 

 

 

雄「そして勝つと、俺達の設備は・・・。」

 

 

 

 

 

  『『『システムデスクだ!!』』』

 

 

 

 

 

・・・試召戦争まだ出来ないけどね。

 

 

 

花「じゃあ、皆さんで自習時間は勉強会をしましょう!!」

 

 

 

シーン・・・・・・。

 

 

 

花「私達が、頑張って教えるので、頑張りませんか???」

 

 

花音ちゃん、彼らは勉強が嫌いなだけで、上から目線がだめって訳ではないんだよ?だから、そんな事言っても――

 

 

 

 

   『『『『よし!!、勉強頑張るぞ!!』』』』

 

 

 

 

―――無駄じゃなかったね。

 

 

 

 

 

 

・・・それ以前に、クラスが単純だった。

 

 

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