バカと天才と大暴走   作:風香

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日常1

~吉井家の朝【明菜視点】~

 

菜「明兄ぃ~。起きて下さい!!朝ですよ~!!」

 

明「うん・・・・後、5分・・・・・」

 

明兄ぃは、ゲームをしている所為か、朝に弱いんですよね・・・。昔は、もっと早かったと思うんですけど・・・。

 

菜「・・・・仕方ないですね。ご飯が出来るまでですよ??」

 

朝ご飯は、料理のレパートリーが少ない私でも簡単に作れるのでよく私が作っています

 

明「分かった・・・。ZzZ」

 

明兄ぃの料理にはかないですけどね!!

 

 

窓を開けると、暖かい日差しが差し込んできました。

 

 

・・・・・今日もいい天気です。

 

 

 

~数分後【明久視点】~

 

菜「明兄ぃ、ご飯ですよ~!!」

 

明菜の声で起こされる

 

明「うn・・。ハッ、もうこんな時間」

 

時計を見ると、7時50分だった。

 

菜「今日はサンドイッチですから、学校で食べて下さいね!!」

 

明「おお、じゃあまだ時間大丈夫だね」

 

菜「学校で食べる時間なくなってしまいますよ??ですから急いで下さい!!」

 

明「そうだね」

 

そう言っている明菜は制服を着ているのに、学校に行く気配がなかった。・・・・

 

新しい学校だから、少し不安なのかな??日本の学校に通うのは初めてだもんね。初めての学校だし、不安や緊張があって当然だしね。

 

明「明菜なら友達スグに出来るよ!!」

 

菜「そうでしょうか・・・、」

 

やっぱり、少し不安なのかな??

 

明「大丈夫だよ!!きっと」

 

励ますようにそういう。うん、明菜なら大丈夫だろう

 

菜「そうですね!!」

 

明「あ、あと家の鍵!!」

 

コレが無いと僕の帰りが遅くなった時、大変な事になるからね。

 

菜「ああ、貰うの忘れてました」

 

明「行ってらっしゃい!!」

 

菜「行ってきます!!」

 

その後僕は、急いで支度して学校に向かった

 

 

 

 

 

 

~朝(学校)~

 

今日はギリギリだったな~。まあ、朝食は自習時間に食べるからいいけど。

 

 

 

 

 

向こうから花音ちゃん達の話し声が聞こえる。

 

 

花「そう言えば、清黒寺さん!!私クッキー作ってきたんですよ!!」

 

灯「優勝商品のか??」

 

花「はいっ!!」

 

茂「ああ、俺はシュークリーム作ってきた」

 

ム「・・・・・・ケーキだ」

 

灯「おおっ!!休み時間にでも食べるか」

 

明「皆作ってきたのバラバラなんだね!!」

 

花「昨日、帰る前に皆でメアド交換したじゃないですか!!それでやり取りしたんです!!」

 

そういえば、昨日やってたな~。すっかり忘れてたよ。

 

茂「明久、お前まだ朝ごはん食べてないのか??」

 

明「うん。茂はいつもご飯何時位に食べるの??」

 

茂「いつも、は6時位だけど、今日は3時くらいだな!!」

 

「「「「3時?!?!」」」」

 

灯「文句あるか??」

 

後で、話を聞いたんだけど、清黒寺さんが3時にご飯を作ったからそれを食べたらしい。・・・・何故に3時??

 

 

 

~自習時間(男子共)~

 

 

茂「そういえば、今日の約束覚えているか??」

 

急に茂が話しかけてきた

 

明「今日の約束??」

 

雄「昨日、お前の家に来るっていった事か??」

 

あ~、そう言えばそんな事約束してたような気がする

 

明「あ~、したね。そういえば」

 

明菜のお見舞いとか行ってたりしたから、すっかり忘れてたや。

 

 

 

 

 

~自習時間(女子編!!)~

 

花「今日は、皆でクッキー作るんですよね!!」

 

灯「昨日茂ると一緒に、ちゃんと材料買ってきたからな。・・・・・足りるだろう」

 

花「足りなくても、私が買いに行きます!!」

 

灯「明菜も来てくれるみたいだしな」

 

花「楽しみですね!!」

 

 

 

 

 

 

 

《《校内放送》》

 

清黒寺灯歌さん、至急学園長室に来てください。

 

 

《《校内放送終了》》

 

 

 

灯「・・・行って来る」

灯(なんか、またやらかしたのか??あのババァ長は)

 

 

花「はい、メンテナンス頑張って下さい」

 

灯「・・・ああ」

灯(メンテナンスじゃないと思うがな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((学園長室))【灯歌視点】

 

 

灯「何か私に用か??カオル」

 

もちろん、ノックなんて事はしない。そっちが先に呼び出したんだからな。

 

ちなみに、カオルというのは、このババァ(学園長)の事だ。

 

 

学「いきなり入ってくるとは、礼儀知らずな子だね。」

 

 

ああ、そうか。

 

 

灯「すまんな。ここは、学園長室じゃなかったみたいだ。扉を開けた所為で魔物が召喚されている。さて、どうしようか」

 

学「人を魔物呼ばわりするんじゃないよ、このクソガキ!!」

 

学園長は相当ご立腹のようだ。

 

こいつは、やっぱり見かけ(歳)によらず、子供だな。

 

灯「別にあなたの事とは言ってませんが??」

 

学「この部屋には、アンタとアタシの2人しかいないのに、よくそんなに白を切られるね!!」

 

おまけに、口が悪い。学校の威厳がどうのこうのと言う前にそれをなおしたらどうなんだ??

 

自分のことは、棚に上げて話す。そんな人です(By作者)

 

灯「冗談はさておき・・・。本題は何だ??」

 

たぶん、試召戦争の事だろう

 

学「・・・・・・文月学園のテストは、時間内無制限っていってたろ??」

 

灯「ああ」

 

学「あんたが、4桁の点取ったせいで、システムのメンテナンスがあと一週間伸びることになった」

 

正直言って、あの問題は簡単すぎだと思うが・・・。制限が3桁ってハードル低すぎだと思う。

 

灯「・・・・どうせ、4桁の点取れる奴なんていないと思ってたんだろう。私のクラスは明後日には試召戦争を始めるぞ??」

 

学「それを、少し阻止して欲しいさね」

 

そういう事か。システムは偶然出来た物だしな。大方微調整が難しいとかだろう

 

灯「だったら、坂本を呼べよな。それともなんだ??システムの繊細な部分の不具合を治せるやつが、私と『アイツ』とババァ長位しかいない状況でFクラスに弱みを握られるのがいやだと思っているのか??」

 

まあ、『アイツ』は多分、手伝わないだろうからな。

それに、あのクラスの代表は新学期早々に試召戦争を仕掛ける位だから、相当なバカか切れ者なんだろうと思われていそうだし、どんな交渉してくるか分からないと読んで私に頼んだんだろう。

 

学「・・・・・わかった。アンタの所の代表を呼んできてくれないかい??

 

灯「ああ、但し、今日はメンテナンスは放課後手伝わないからな」

 

学「!!それは困るさ「失礼しました」・・・無視するんじゃないよ!!」

 

ああああああ、うるさいな。ハエか??

今日は、先約が入ってたんだ。仕方ないだろう??

そう言って、Fクラスの教室に私は戻った。

 

心配しなくても、解決策ぐらい考えてるさ。

 

 

 

 

 

 

 

((学園長室))【明久視点】

 

「「失礼します」」

 

 

僕と雄二は、学園長室に入った。勿論、ノックなんてものはしてない。

 

 

 

学「本当に失礼なやつだね」

 

雄「すいませんババァ」

 

明「次から気をつけます。がく・・・ババァ」

 

学「私は、学園長だよ??あと、吉井!!今、ババァって呼びなおしたね!!」

 

明「雄二がそう言っていたから」

 

ピッタリな名前だと思った事は言わないでおこう。でも、初対面なのになんで分かったんだろう??

 

雄「どうして、こいつが明久って分かったんだ??」

 

雄二も同じことを思ってたみたい。

 

学「愚問だね。こいつは、(((観察処分者)))じゃないか」

 

明「ああ、だから分かったのか」

 

学園長になると、生徒の顔も覚えないといけないのかなって思ったよ

 

学「ところで、アンタらに頼みがあるさね」

 

頼み??

 

雄「それが、人に物を頼む時の態度か」

 

学「勝手にズカズカ入ってきたアンタに言われたくないさね」

 

確かに、僕は雄二にノックしよう??ッて言ったんだけどね。雄二が、“呼んだのわババァだから大丈夫だ”って言ったんだよ。

 

明「ところで、話って何ですか??」

 

学「試召戦争の件についてなんだけど・・・あと、一週間待ってくれないかね??」

 

明「それは、無理なんじゃ・・・」

 

雄二は、何故かAクラス倒そうと焦ってるし。

 

雄「Fクラスの設備をもう少し良くしてくれるのならいいが??」

 

明「良いの?!?!」

 

ってきり、駄目かと思ったよ

 

学「それは駄目さね」

 

雄「なっ・・・」

 

ふぅ、仕方ない

 

明「知ってますか学園長。我がクラスは、窓ガラスにヒビがはいっていて、畳が腐ってるんですよ??これでは、体調を崩す生徒がでてきてもおかしくありませんが?」

 

学「そんな事ないさね。竹原にちゃんと、安くても普通に過ごせるように言ってあるから」

 

雄「何だと!!・・・・・学園長、それは本当か??」

 

 

学「いくら、設備に差別があると言っても、体調を崩す生徒が現れたら問題さね。それともなんだい??私がウソをついてるとでも??ガタガタ抜かすんじゃないよ」

 

 

明「この写真、何か分かりますか??学園長」

僕は、Fクラスの写真を見せた。

 

学「なんだい??どこかの廃屋かね??なんで急にそんな写真みせるんだい??」

 

明「この写真、Fクラスですよ。学園長」

 

そう言って、僕は学園長に写真を渡す

 

雄「お前、それ、いつのまに!!」

 

明「へ?自己紹介の時に写真撮影が趣味っていったじゃん。昨日虹が奇麗でさ~、その時にFクラスとは大違いだって思って撮ったんだよ」

 

皆、勉強に集中してたから気づかなかったのかな??

 

雄「・・・・もの凄い暇人だな」

 

そんな事無いよ!!写真のデータを種類別に仕分けしたりするのって結構大変だよ!!

 

学「・・・・・竹原の仕業に違いない。・・・・分かった。設備の面はなんとかするさね」

 

雄「あと、聞きたいことがある」

 

学「なんだいクソジャリ」

 

クソジャリ・・・この人本当に学園長なのかな??

 

雄「補充試験は受けられるか??」

 

学「そこは、問題ないさね」

 

雄「ならいい。約束通り、1週間後に伸ばそう」

 

明「じゃあ、僕たちはこれで」

 

 

 

    「「失礼しました」」

 

 

 

ドアを開けっ放しにしてでていく。

 

 

学「本当に失礼なやつだね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くから、そんな学園長の声が聞こえた。

 

 

 

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