ダンジョンを攻略するのは間違っているのか?   作:トマティック

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圧倒的会話量の少なさw
原作キャラとの絡みはもうすこし先になります。


2話

14階層

 

 

ヘルバウント、別名『放火魔』と呼ばれ、犬のような姿で口から炎を吐き出す。またこいつらは群れることが多い。一斉に炎を吐かれればひとたまりもないだろう。

 

 

 

群れの数は7匹か、まぁなんとかなる数だな。なんて思いながら俺は今まで居た天井から離れヘルバウントの群れの中に突っ込んでいく。

 

 

まずは降りた瞬間近くに居た2匹の首筋を持っているナイフで切り裂く。切り口から勢いよく血があふれ出てくるが、この世界に来て3年慣れたくなかったが慣れたもので、切り裂かれた2匹は即死したようでもう消えかけている。次の獲物を狩るために動く。仲間がいきなりやられて動揺している隙を突く、狙い撃つぜ!

 

 

 

 

俺を見失っているヘルバウントの背後を取る、そのまま脳天にナイフを刺す。3匹目。そこで俺に気づいた2匹のヘルバウントが炎を吐き出そうとしている。2匹とはいえこの距離で炎をくらえば間違いなく死ぬ、が俺は動かない、・・・あえてだよ!び、びびって動けないわけじゃないからね!

 

 

 

 

ヘルバウントは炎を吐き出そうと瞬間、何かに不可視の力により口を無理矢理閉ざされる。外に吐き出せなかった炎はヘルバウントの中で暴発し、2匹のヘルバウントは消えていく。

 

 

 

残り3匹は俺に普通では勝てないと思ったのか三方向から一斉に飛びついてくる。ヘルバウントは炎に目が行きがちだが狼のような牙や鋭い爪で攻撃も十分な殺傷能力がある。しかし俺はその場を動かない。なぜならすでに罠は仕掛けてあるからだ。トラップカードオープン!とても便利な不可視の力!  

 

 

 

先ほどの2匹のように不可視の力により3匹とも宙づりになっている。俺はそのあと素早くヘルバウントの首筋を切り裂いていく。それを3回繰り返し戦闘は終わった。

 

 

 

「ふぅ。」と俺は一息つく。

 

 

「今日はこれくらいにしとくか、そこそこ稼いだからな。」

 

 

俺は倒したモンスターから出た魔石等を換金するため地上に戻る道を行く。その途中で檻に捕えられたモンスターたちを見た。あと遠くにウサギっぽい人が居た気がするけどスルーした。いや、話しかけても良かったんだけどね、ほらこっちが知り合いと思って話しかけて。「え?だれ?」とか言われたら傷つくじゃないですかヤダー。いやほんとに嫌なんですけど。

 

 

 

と言うかもう『怪物祭』か、またあの趣味の悪い祭りが始まるのか。モンスターをテイムするのを見せる祭りだけど、俺からしたらいくら調教したモンスターだからって危険すぎるし不安要素が多すぎる。

 

 

 

あと、祭りのため町全体が人でいっぱいになるとか!知らない人、ばかり、怖い。そんな感じで危険な日なので俺は一日ホームでだらっとします。いつも頑張ってる自分にご褒美が必要だと思うんです。

 

 

 

「おっさん帰ったぜー。ステータスの更新よろしく。」

 

「ふむご苦労。晩飯ができておるぞ。更新は飯を食べてからじゃ。」

 

「あいよ。」

 

 

 

うちでは主神であるおっさんが飯を作っている。いやまぁ俺も作れるんだけど、おっさんの作る料理はめちゃめちゃうまい。無駄にうまい。

 

 

 

10分もしないうちに食べ終える。そして約束通りステータスの更新を行う。この更新も人数多いところだと順番待ちとか、なんかノルマクリアしないとしてないとしてもらえないとか色々あるらしい。なにそのブラックファミリアよかった弱小零細ファミリアで。(褒めてます)

 

 

 

「うむ、終わったぞ。しかし相変わらず極端なステイタスだの。」

 

 

 

俺はおっさんに渡されたステイタスの書いてある紙を見る。

 

 

Lv.2

 

力:C607  耐久:I75  器用:SSS1330  敏捷:A851  魔力:SS1014   

 

《魔法》 

 

【魔糸】 ・魔力でできた糸

 

 

《スキル》

 

 

 

 

 

うむ、我ながらふざけたステイタスだ。極振りに近い何かである!いやゲームならこうゆうの俺も好きだよ!でもさ現実だと辛すぎるんだよぉ!しかも何、敏捷が仮にS以上の極振りなら分かるよ、攻撃受けなければ耐久なんていらんだろう?的なね!だけどAって、いやまぁまぁ優秀だけどね!でよりによってなんで器用がSSSなんだよ!と言ううかSSSってなんだ!大体すごい奴でもAが最高って聞いてるのにSSSってなんだ!嬉しいけど、と言ううかおかげで今まで生きてこれたけどさ!

 

 

 

そんなピーキーな性能な自分が大好きです。

 

 

 

あ、そうえばヘルバウントを倒す時に役に立ってた不可視な力は魔糸の力です。と言ううかおそらく器用と魔力は大体こいつのせいで上がりまくってます。

 

 

 

魔糸は魔力(ぽいの)を多くこめれば固く強靭な糸になる。その気になればモンスターを切断もできるけど消費が激しすぎるのでしない。だから今回みたいに相手の動きを止めるとかに使うことが多いね!

 

 

 

と言ううかねこんなに簡単に扱ってるように見えるけど、これ扱えるようになるのは本当に大変だった、すごく大変だった、物凄く(略)

 

 

 

まぁそんなわけでこんな感じです.と言いうか俺はまた誰に説明しているんだ?なんかおかしな電波を拾ったな?

 

 

 

 

「それよりおっさん、そろそろ俺Lv3になってもおかしくないんじゃねえの?」

 

「うむ、ステイタス的にはなってもおかしくは無さそうだがな。なんだろうな、人柄かのぉ?」

 

 

 

さりげなくディスられているが、おおらかな心の持ち主の俺はあとで一発殴ることを誓い無視する。やだ、無視し切れてないじゃないですか!

 

 

 

まぁ正直一つだけ、これをすればおそらくLv3なれるってのがあるけどなぁ・・・正直やりたくない、と言うか多分無理。戦う以前に俺は恐怖とかトラウマで動けなくなる気がする。情けないがゲームと違って生き返りもできないし、助けてくれる仲間が居ないからできるだけ慎重に行きたい。

 

 

 

おっと、思考が暗い方向にいってしまったぜ。世間は祭りで明るい雰囲気なのに、俺だけ暗い雰囲気とかまるで俺が世間からハブられてるみたいだな。俺VS世界とかなにそれ燃える!けど本当にやったら俺3秒も持たないよね!

 

 

 

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