ダンジョンを攻略するのは間違っているのか?   作:トマティック

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書いているうちにどんどん原作から遠ざかっていく不思議!


4話

「まいど~」

 

 

 

気の抜けた声を出す店主に見送られながら店を出る。大体小説だとひきこもり体質な巨乳な美人マッドサイエンティストとかが行きつけのお店の店主だったりするが、俺の行く店はおっさんもしくはおじさんが店主なんですが!俺の行く店にも美少女用意しろよ!まぁ話しかけれる訳ないけどな!

 

 

 

今日言ってた店は薬屋でポーションを買ったが信用の無いところはポーションえお薄めたり多額の料金で売っているらしいが俺のところは大丈夫だろう。町中を周りここが一番いいと思ったからなぁ。しかし何故ここの客はいつも俺しかいないんだろうか?値段も他のファミリアより安いし効力も悪くない。ただファミリアの名前が分からないけどそんなこまけぇことはいいんだよ!ほら俺なんてファミリアどころか名前すら知られてないからね!

 

 

 

 

話は少し脱線するけどここの冒険者は雑な奴が多い。ポーション一つにしても近いところとか、ただ安いからとか、神同志が仲がいいからとかそんな理由で買うけどもう少し考えた方が良いと思います、思慮深く慎みをもって生活したほうがいいと思います。・・・特に今言い争っているベル君プラスゴツイ冒険者とサポーターっぽいつっこい奴とかな!

 

 

 

どう考えてもこんなメインストリート外れで起こる諍いは面倒事の可能性が高いに決まってるじゃないですかヤダー。あとベル君よく見たらサポーターのちっこい子女の子だよね?『怪物祭』でもロリ巨乳な子つれてたし何?ロリでコンでしかも浮気性なの?もうなんか嫉妬するを通り越して尊敬・・・できないな。

 

 

 

「・・・・・・ぉ、女の子だからっ?」

 

「なに言ってんだテメエッ・・・」

 

「いやほんとに何言ってんの?ベル君マジハーレム王。」

 

「「・・・」」

 

「あ、ヤッベ声に出てた?」

 

「ト、トウマさん?」

 

 

 

そうそう、そのふざけた名前間違えをぶち殺すってね!いや命助けられた人の名前忘れるってどうなの!しかもよりにもよって某不幸さんの名前と同じにしちゃったの!消される!でんげ〇さんに消されてしまう!

 

 

 

「なんだテメエはこいつらの仲間か?あぁ!?」

 

「あ、違います。ただの通りすがりです。」

 

「トウマさん!?」

 

 

 

俺トウマさんじゃないし。大丈夫ベル君そのうち本物のトウマさんが来てくれるよ!でもあの人超常現象には強いけど物理的には微妙だから頑張ってね!

 

 

 

「まぁいい、まずはお前からぶっ飛ばす。」

 

「あれ?話聞いてた?関係ないって言ったよね!騒ぎの当事者より先に狙われるってどうゆうこと!?」

 

 

 

俺は後ろに居るベル君を見るがナイフを構えているが動く気配なし。後ろのちっこいのはベル君のナイフをめっちゃ見てた。あれの目は狩人が獲物を見る目だな、また厄介そうなのに狙われてんなぁ。

 

 

なんて現実逃避をしていたがその隙に男の拳はもう目の前まで来ていた。待てよ俺の耐久の低さだとこいつに殴られたら死ぬんじゃね?・・・え?俺ダンジョンでモンスターにやられるとかじゃなくて知り合い?(名前間違えられたが)のいざこざに巻き込まれて死ぬの?不幸だー!

 

 

 

「ところがどっこい!」

 

 

 

寸前のところまで迫っていた拳を、マトリックスよろしくな感じでブリッジのように避ける。その勢いのまま顎にサマーソルトを決めようとバク転しようとするが意外と男と距離が近かったのか顎とは別の急所に蹴りが当たってしまった。そう金的である。

 

 

 

「----ッ!」

 

「うわぁ・・・」

 

 

 

男が声にならない悲鳴を上げている。それを見てベル君は内股になりながら顔を顰めている。いやあれなんすよ、不慮の事故って奴ですよ!まぁ俺『力』そんなに高くないし大丈夫だって立ち上がれよ!もっと熱くなれよ!

 

 

 

「テ、テメェよっぽど殺されてぇみたいだなぁ!!!」

 

「い、いや違うんですよ。そうだ俺は悪くない!元々はベル君が持ってきた騒ぎなんだから全部ベル君が悪い!」

 

「トウマさん!?」

 

「ウルセェテメェ等!両方ともぶっ殺してやる!」

 

 

 

男は殺意むき出しで俺たちの方へ向かってくる。若干内股だがその威圧感は凄かった。目は今にも俺たちを殺そうと血走っており、その姿はまるで中層に出てくるミノタウロスのようだ。と言うかミノタウロスにしか見えない。

そんなミノタウロスのような男が腕を大きく振りかぶり何故か俺の方に向かって拳を放ってくる。なんでまた俺の方に来ちゃうの?俺のこと好きなの!?ウッホな方の住民なの!?致し方ない、俺の(ケツの)安全のためだ腕の一本くらい我慢してくれよ!ところでこれって正当防衛になりまよね?過剰防衛?何ソレ美味しいの?

 

 

俺が男を迎撃するため構えようとした時だった。

 

 

 

「止めなさい」

 

 

 

喧騒の中でもその凛々しい声ははっきりと聞こえるほど力強く、鋭い声だった。

 

 

でもねこれだけは覚えておいてほしかったんだ。声じゃ殴ろうとしてる人を物理的には止められないってことをね!俺を殴ろとしていた奴も声の方を向いていたがすでに拳は放たれていて戻すに戻れないとこまで来ていた、そして俺は構えようとしていた姿のまま女性の方を向いていた。つまり・・・

 

 

 

「あん、ふべらぁ!!!」

 

 

 

ノーガードの所に攻撃がきました!いや女も止めろよ!てか男も止まれよ!不幸中の幸いか、男は最初の殺意を込めた拳ではなく、流れだけの力の抜けた拳だったため死ななかったが、クソ痛い。普通に痛い。なにこれ不幸中の不幸じゃねぇか!ただのものすごく不幸なだけじゃないですか!

 

 

しかも男と女性は殴られた俺を無視して話を進めていっている。巻き込まれたうえに殴られたうえに無視されるってイジメですか!イジメよくない絶対に。ここはひとつ文句でも言ってもいいよね?俺間違ってないよね!

 

 

俺は立ち上がり女性と男に対して文句を言おうと口を開く。

 

 

 

「おま「吠えるな」

 

 

 

・・・もう泣いてもいいよね?

周りの空気が凍ったかのような錯覚に陥るほどの威圧感だった。俺が再度口を開こうとしたがあまりの威圧に開くことができず、女性の次の行動を待つしかできなかった。

 

 

「手荒なことはしたくありません。私はいつもやり過ぎてしまう。」

 

 

嘘だ!と心の中だけでツッコむ。だって怖いからね!あの女性。

しかし女の言葉は冷たく強い響きだった。それはもう俺と男の心を折るくらいの強さだった。男はいかにも雑魚キャラっぽい言葉を残し去っていった。あれかな俺も「お、おぼえてやがれぇ!」とか言って去るべきかな?

 

 

 

「お、おぼえてやがれぇ!」

 

「なんでトウマさんも逃げるんですか!?」

 

 

 

結局悩んだ末に言って去ることにした。なんか面倒事のニオイもしたし、あとあの女嫌い!そのうち冷たいまなざしで、「あなたは馬鹿ですか?ゴミ。」とか言われそう!とある業界の人にはご褒美かもしれないけど自分ノーマルなんで!普通に傷つくだけなんで!

 

 

 

そのあとダンジョン中層に行きモンスターを狩って換金し家帰ろうとした。その時にそうえばおっさんが今日は用事で飯を作れないと言っていたのを思い出した。今から作る気力もないということで酒場に行った。

 

 

「「マスター、エール!」」

 

 

俺と同じタイミングで俺と同じ料理を頼む人が居たのでそっちを見てみると今日絡んできた男が居た。

 

 

「なっ!テメェは!」

 

「ようさっきぶり、まぁまぁとりあえず飲もうや。」

 

「お、おう。」

 

 

~1時間後~

 

 

「あれは無い、あれは無いわー。」

 

「わかるぜ!兄弟!あれはねぇよな!あの冷徹女め!そもそもはなあの小人がな!」

 

「でもそりゃお前の一部悪いぞ!サポーターの扱いが酷過ぎるんだよ!」

 

「そ、それはそうだが。でもよ俺の稼ぎを盗んでいったんだぜ!」

 

「それは確かにダメだが。お前も反省しろよ。こんなことしてるとまた同じようなことやられるぞ。」

 

「そうだな兄弟の言うとおりだぜ。」

 

 

~さらに1時間後~

 

 

「ほれにほー、ほれだって・・・ウップ」

 

「わかった、わかった。だから吐くなよ!」

 

 

そこには酔いつぶれた男とそれを運ぶ俺が居た。酒の力って恐ろしいな、今日命の取り合いをして、同じあいてに黙らされて、そして今日兄弟と呼ばれるほど仲良くなる。人生って分かんないね!

 

 

「はってよ、ほれにはよ・・・オロロロロロ」

 

「おい!お前ふざけんなよ!」

 

 

男二人が通った道の後には足跡とゲ〇が残っていたそうだ。

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