そうでない方は超!お久しぶりです。
ついに始まりましたリメイク版。
そんな記念すべき『IS 可能性を継ぐ者 √Re』の一発目はプロローグです。
こちらは中盤以降かなりオリジナル展開をするので、苦手な方は閲覧をお控えください。
また、かなり無理のある設定クロスがあるかも知れません。そういったところも留意しながら読んでくれると嬉しいです。
では、どぞ。
プロローグ 入国
日本にほど近い太平洋上空。
そこに一つの飛行貨物船が航行していた。
その船の名はガランシェール。とある裏組織に所属する、偽装貨物船だ。その船内のブリッヂでは、警報が鳴っていた。
「センサーに感あり。高速巡洋艦と思われます」
「敵艦が熱源体を射出。戦闘機………いや、ISだと思われます。数は3、高速で接近中」
「どうする?私が出ようか?」
「いえ、オータムはいいわ。マリーダが出てくれる?」
「了解した」
その声とともに小柄な少女はカタパルトは向かう。
無線からは次々と報告と命令が行き来している。
『母艦は無視して。日本の領空までは追ってこれないはずよ』
『敵機捕捉。足の速い奴がいるな特務しようじゃねーのか?』
『偶然の出会いじゃないってことだ。領空まであと10分。終わらせて帰ってこい』
「わかった」
そして、ガランシェールのハッチが開く。その先には広大な海と空が広がっていた。
「マリーダ・クルス。キュベレイ出る!」
そしてマリーダは、その身を空へ躍らせた。
敵機もこちらの出撃を感知したのだろう。それぞれ散会しガランシェールを追う進路を取る。
「船は追わせない。………ファンネル」
キュベレイの背部バインダーからファンネルが射出され、敵機へ向かう。マリーダは瞳を閉じ、意識を集中させる。やがて、ファンネルが敵機を射程に捉えた。
直後、無数の光が空にきらめいた。
ファンネルから放たれたビームは次々と敵機に着弾し、2機のラファールリブァイブを撃墜した。
しかし残った青いリブァイブはファンネルの攻撃をかい潜り、両肩の3連装ミサイルランチャーで反撃してきた。
マリーダはその全てを悠々と回避し、そのまま敵機に向かって加速した。
やがて、互いの相手を目視で捉える。
「青いリブァイブ⁉︎死神か!」
マリーダは悪態を吐きつつ機体をさらに加速させる。
それを見たリブァイブはバズーカを展開。キュベレイの移動先を予測して連射する。
マリーダは即座に機体のスラスターを逆噴射、Gに耐えつつ一発目を回避。続けざまに接近する2射目以降も回避し、反撃にファンネルを展開する。
「…………!」
リブァイブは弾の切れたバズーカを投げ捨て、機体を一気に加速。ビームの嵐の中を強引に突破すると、ビームサーベルを構え接近戦に持ち込もうとする。
マリーダもビームサーベルを展開し、迎え撃つ。
互いの刃がぶつかり合い、スパークが互いを照らす。
しかし、その拮抗は長くは続かなかった。
リブァイブが強引にキュベレイを跳ね除け、体制を崩させたのだ。リブァイブはそのままビームサーベルを振り上げる。体制を崩したキュベレイは回避することも、防ぐこともできない。
絶体絶命の危機に対し、マリーダはただ怪しく口元を歪ませた。
その瞬間、リブァイブはビームの直撃を受け、攻撃を中断させられる。その背後にはキュベレイのファンネルが浮いていた。
突然の背後からの攻撃に体制を崩したリブァイブはキュベレイに斬りつけられ、海面に叩き落とされた。
敵部隊の全滅を完了させたマリーダは、ファンネルを回収しつつ無線で呟く。
「任務完了。………これより帰投する」
マリーダはそのまま機体を反転させ、ガランシェルへと向かって飛び去っていった。
やがて、一隻の貨物船が日本に入国し、港に着いた。
その船から金髪の少女が密かに抜け出したことに人々が気づくのは、これから数時間後だった。
いかがでしたでしょうか?
というわけで、早速何人か謎の残る(筈)のキャラご出てきましたね。彼らのことも、そのうち明らかになりますゆえ、首を1光年くらい長くしてお待ちください。
では、今回はこの辺で。
さらば!