いつ終了するのかなんて考えてない作品
そんな地雷しかない作品を読みたい方はどうぞ
気が付いた時には転生してもうこの体になっていた。
前の持ち主に罪悪感が湧かないというわけではないが自分にはどうしようもなかったのであきらめて成仏してほしい。
そんなわけもわからないまま森に放り出された自分だが察するにこれは転生というものではないだろうか、いやきっとそうだ。
あたりを見渡しても見えるものは木、木、木
「木が三つあれば森とは昔の人はうまいこと行ったものだな」
そんなことを気にしつつも歩くことしばしば朽ちた様子の廃村に行きついた、どうやら見た感じヨーロッパっぽい雰囲気がするが前世では歴史の授業は寝ていたのでさっぱりわからん。
とりあえず今は何年かもわからないので何か物がないかと村を歩き回ってみるがよほど前に逃げたのか家には耐久性のありそうな生活用品以外何も使えそうなものがなかった。
とりあえず一番でかい家に使えそうな物を集めておいて今日は日が暮れてきたので探索は明日にでもしようかと思う。
二日目の朝、昨日は何も食べてなかったので腹が鳴っているがこの村で食糧を見つけるのは難しいと思う、なので近くの森に出てみようと思うのだが、あまりよくない頭が警報を鳴らす。
「確か昔の時代って盗賊とか追剥とかいるんじゃなかったか??」
それにまだここが地球だとも限らない、今のところ魔法の品なんてものが見つかっていないだけでじつはファンタジーの世界でしたということもあり得るのだ。
転生なんてありえないことを経験したからにはそういうことも視野に入れておかなくてはいけないと思う。
なので何か武器はないかと探しているが昨日から何も収穫がなかった。
自分的には子供でも使いやすそうなナイフなんかがないかと期待していたのだが、そんな携帯しやすそうなもの逃げるんだったら持っていくよな、とのことで一つも見つからなかった。
代わりに見つけたのが教会っぽいとこに飾られていたいわゆるバスタードソードみたいな剣
子供の慎重的にはきつすぎると思うのだが転生したこの体意外とハイスペックらしく振り回すのに苦労はしなかった。
ハイスペックで思い出したのだがこの体まだ食事どころか水分すら補給していないのに空腹以外は問題なく動けていることに疑問を感じ得ないがそこはまぁ異世界も視野に入れていた自分に隙はなかった。
そんなこともあるだろうと思いつつ何か食糧を得るために森に繰り出してみる。
さて皆さんは知っていると思うが土地勘のないところで不用意に動くと道に迷う確率は結構高い。
ヘンゼルとグレーテルみたいにパンでもちぎっていればよかったのだがあいにくそんなものは村にはなかったしこの男前世でもあまり頭が回るほうではなかった。
所詮脳筋のさがというべきか深く考えることは得意ではなかった。
まあ何が言いたいのかというと要するに
「やっべ、帰り道わかんね」
迷った
森で道に迷ったこの男だが幸いにもこの森には果物のなる木が結構豊富に生えているようで食に困ることはとりあえずなかった。
そんな調子で持ってきたバスターソードで襲ってくる獣なんかを追い払う日々が続いた、途中なんかオオカミの大群にあったりもしたが適当に追い払いつつ先に進む。
この体はかなり才能に恵まれていたらしく毎日獣どもと切りあっているとだんだんバスターソードが自分の得物になってきているような気がする。
まあ錯覚かもしれないがそれよりも最近はよく動いているからか身体能力の上がり方が半端ないような気がする。
この前なんてクマと取っ組み合いになって引き分けたとか俺は金太郎じゃねえぞ。担いでるもの鉞なんかではなくバスターソードだし。
そんなことを思いつつ大体1か月(寝た回数から計算した)くらいたちそろそろ拠点か何かがほしくなってくる。
こうも果物ばかりだといかんせん味に限界があるとはいえ、動物の肉を食べるには火を起こさないといけないのだが枯れ枝も見つからずそもそも火種がないという困った状態に。
拠点があればそれらを重点的に探したりもできるとは思えないが獣に襲われながら移動を続ける今よりかははるかに楽になるだろうと思う。
そんなわけで拠点候補に選んだのは結構遠くからでも見えた大木にしました、これなら迷うことはないだろうと思い寝るにはちょうどよさそうな洞穴を見つけ中に入ってみると。
「あら人間がここに来るなんて珍しいこともあったものね」
そこには銀髪ロリの女神がいた。
後から聞いたとこによるとなんとここはエルフの森でめったに人間は来ないそうな。
それに一度はいったら自力では出られないとかいう凶悪な結界が貼ってあったらしくたまたま自分が修行に来ていなかったら一生路頭に迷うとこだったそうな。
道がないのに路頭に迷うとかなにそれとおもったが結構寒かったので言葉には出さないで置いた。
「それで、あなたはどうするつもりなの?その背負った剣を見るからに戦士っぽいけどこの森でそんな鉄くずをせおっていてもすぐに死ぬだけよ。」
俺にはそんな風に思えないのだがどうにも彼女からするとこの剣は鉄くずに見えるらしい。
体重がすさまじいクマの爪と切りあっても刃こぼれせずに時には岩にたたきつけても岩のほうを砕くこの剣が鉄くずとは思えないのだが……
「じつはだな……
「は?この森にいるクマと切りあっても折れなかった?岩に全力でたたきつけても刃こぼれ一つない?魔法付与されていない剣でそんなことありえるはずないでしょう、それにクマって言ったらこの森には主しかいないわよ人間であれに遭遇して生きているなんて考えられないわ」
銀髪の彼女的にはありえないらしい、ない胸を張って主張するレベルの話らしい。
ない胸あたりを考えったところで彼女の視線がブリザードレベルになってきたので元の容姿と相まってとてもオソロシス
そこで証拠を見せるために手近な崖に向かって切りつけてみる。
気分は武士、鞘はないが抜刀の構えを取り数瞬のためを作った後思いっきり崖を切りつける。
想像以上にうまく体が動いてくれたのできっと剣のほうも大丈夫だろうと手元を見るときちんと刃こぼれせず新品同然の刃がそこにはあった。
どうだといわんばかりのドヤ顔で後ろを振り向くと彼女はぽかんとした顔でこちらを見ていた。
キリッとした表情かさけずんだ表情しか見ていなかったのでなかなかに気分がいい。
どうだといわんばかりに剣を見せるが反応があまりよろしくない。
まるで別の何かに驚いているような
気に食わないのでチョップを食らわして強制的に正気に戻す
「いたっ……ああ、その剣無事だったのね、さすがに信じるわよあんなもの見せられたら」
はて、あんなものとはいったいなんだろうか自分の予想では壁に結構深い切り傷みたいなのがついているはずなのだが。
そういえば斬った後の充実感からかどんな感じに斬れたのか確認していなかった。
きっとうまく斬れているだろうという予感とともに振り向くとそこには。
自分の身長の倍以上もある斬撃のあとが刻まれていた……
what??
思わず語源機能がくるってしまうほどの事態にさらされた自分だったが幸いなことに横に復帰した彼女がいたおかげでなんとか自分もこちらに戻ってくることができた。
だが銀髪ロリのチョップ姿をこの目で見られなかったことが残念で他ならない。
もう一度やってほしいのだがいかんせん今彼女は剣と自分の身体能力を調べることに夢中のようだ
さっきからしきりに祠の奥で魔法陣と水晶で剣を見ていたと思えば今度こっちに来てちょっと飛んでみろだの石を渡してこれを握りつぶせだの言ってくる。
まるで不良かよとおもいつつこんな美少女な不良がいたら絶対についていくわと思いつつ全部やってみる
。
結果は跳躍すれば10mは飛び石は結構力を込めると砕け散った。
なんという人外、素晴らしきパワーだと思いつつ魔力使ってると聞かれたのでそもそも魔力ってなんですかと
聞いてみる。
「あんた人間のくせに魔力もしらないの?」
はい、何分異世界から来たもので、とは言い返せず適当にあやしておく。
そして始まった銀髪ロリ講座によるとどうもそれを使って体を強化したり魔法を使ったりするようだ。
んで、自分にもそれがあるのか問うてみたところ、一切ないとのこと。
「どうも黒髪の人には魔力が少ないみたいよ、逆に色素が薄いほど魔力が多くなるみたい」
そんならあなた最強じゃないですかと銀髪ロリにいうも、魔力が多いだけでは体を強化するにはだめだそうな。
なんでも元の身体能力ごとに上限が決まってるらしくどんなに鍛えても今のあなた程度が限界とのこと
「それにエルフの本領は魔法にあるのよ」
とは彼女の談であるが見せてといったところまだ触媒がないからはでなのは無理だが簡単なものを見せてくれた。
「それじゃあ行くわよーー」
ところでこの態勢はどうなのだろうか今自分は幼女を抱えながら木にもたれかかっている。
そしてその幼女は空に向かって指を向けている。
はたから見れば親子にも見える光景であるが次の瞬間にはそんなことすら忘れるようなことが起きた。
幼女の指先が光ったと思うと突然空が大爆発を起こした。
……というかこれイオナ○ンじゃね?
幼女が使えるとか親御さん真っ青だな。
そんなことを思いつつボーっとそらを眺めていると目の前の爆裂少女に話しかけられた。
「それで、私はそろそろいい感じの触媒ができそうだしエルフの里に帰るけどあなたはどうするの?」
どうとわれましても、そもそもエルフの里に人間がいっていいんで?
「構わないわよ、その代りと言ってはなんだけどお願いがあるの」
なんでしょうか、自分ができることならできる限りしましょう
「私ね、これでも15なのよそれで人間の学校とやらにエルフ代表で行くのだけど、それについてきてくれない?」
そんなことならお安い御用で、でもいいんか?
「なにが?」
そんなことを無邪気な顔で言ってくるこの子にちょっと不安になってくる
「いや、普通はこんな初めて会った人外を信用しないでしょ」
「んーなんて言うのかね、人間なら信用できないけどあなたほら、どこかネジがずれてるから大丈夫かなって」
そういって目の前の幼女ははにかみながらこっちをみた。
どこかネジがずれているといわれて普通なら怒るとこなのだろうがまあこれもエルフなりの信頼の仕方なのだろうかと思うことにし、なら頼むと返事をする。
「いつまでもあんたじゃ通りが悪いわね、さっさと名前教えなさい」
そうですねこっちもいつまでも銀髪やら幼女やらでキャラが定まんないんで
「工藤亮太だ、ちなみに名前が亮太、よろしくな」
「アリス・アデライードよ」
よろしくねリョータと言われ、こちらもよろしくアリスと言い返す。
のちに二人で世界に名をとどろかせることになるのだが今はまだそんなことは知らない二人のであった日であった。
ちなみに主人公達ずっと寄りかかったまんまです。
つまり主人公話してる間美少女を抱きしめていたことに。
アリスツンデレ入ってますが早々抜けるんじゃないかなぁ。
あ、作者はロリコンです(唐突
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