銀髪ちゃんとバスターソード(試作   作:赫之未来

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文字数少な目ですがどうぞ。

次からたぶんこのくらいの文字数になる予定。




2話

さて行先も決まったと思ったのだが、どうやらアリスはここでやることがあるらしい。

 

なので自分も微力ながら手伝わせていただこうとおもう。

 

と思ったのだがいかんせん魔法のことなんてわかるはずもなく基本的にしていることは雑務だったりする。

 

 

雑務といっても掃除だったり選択だったりで前世で一人暮らしのサラリーマンだった自分には難しいことではなかった。

 

っていうか料理が全くできないってどうなんですかね?

 

と隣で魔法の本らしきものを開きながら木でできた杖らしきものに向かって何かをしているアリスに尋ねる。

 

「別にできなくてもいいじゃない、それにエルフの料理って言ったらサラダとか果物切ったりするくらいなのよ」

 

それでは肉は食べたことないのかなと思っているとどうやら顔に出ていたらしいくあの癖のある匂いがだめなのだとか。

 

はて、何を食べたのか聞いてみるとどうやらワイバーンのお肉らしい

 

「え、ワイバーンが何を食べているかって?うーん基本的に肉とか野菜じゃないかしら?」

 

よりにもよって雑食性の動物の肉かいとあきれると同時に今度何かうまいものでも食わせてやろうかと思う。

 

そうだな最近寒くなってきたし牛乳が手に入ったらシチューでも作ってやろうかと思いながらただ今自分は薪割りの真っ最中。

 

たかが薪割りと侮ることなかれ力を込めてまっすぐ振り下ろすというのは意外と難しいもので、前世で一回やったころには薪には当たらないわ、当たっても半分も割れないわで散々だったのだが。

 

斧をまっすぐ持ち上げる、この時にはたいして力はいれない、そのあと1瞬だっけ静止するそして薪をちゃんと確認したうえでほんの少しだけ力を込めて斧を振り下ろす。

 

カコンと甲高い音を立てながら薪は二つに割れた。

 

最初のころは力加減がよくわからずによく薪を吹っ飛ばしたものだ。

 

その吹っ飛んだ薪がアリスにあたってまたひと悶着あったのだがまあそこらへんは割愛しよう。

 

そのままパカンパカン薪を割りある程度の量がそろったところでアリスに声をかけられた。

 

「相変わらずすごく簡単そうに割るのね」

 

実際この身体でやればすごく簡単ですし、それで何か用事でも?

 

「そうね、ちょっと話をしないかしら?」

 

そういうアリスに連れられて家の中に入る。

 

適当に水を汲みつつ椅子に座っているアリスにも水を出して自分も席に着く。

 

それでいったいどんな用事で?

 

自分の問いかけにアリスは水を飲みながら答える。

 

「そうね、まぁはっきり言うけどその剣についてよ」

 

といい俺の腰に差されている剣を指さす。

 

「あまりよくわかってないでしょうから1から説明するわ」

 

あまりっていうか全然わかってないんですけど

 

「いいから黙って聞きなさい」

 

「この世界の武器や防具には魔法が込められているものがあるの」

 

「その武器は昔からある伝説の武器だったり今ある武器の中で平均より上の武器だったりするわ」

 

「なぜ安価な武器に魔法が込められないかというと魔法自体に武器が耐え切れないから」

 

「初級魔法にも耐えられないなら使わない方がましなのよ」

 

「ここまでは大丈夫?」

 

武器には魔法が込められるけど安い武器だと武器が耐えられないということですかい?

 

「そのとうりね、今ある最高の武器でも上級魔法を込めるのが精いっぱいよ」

 

上級魔法というのがよくわからないんですがあのイオ○ズンはどのくらいのランクなので?

 

「イ○ナズン?ああ、爆発魔法のこと?あれは中級魔法くらいね」

 

あれで中級魔法だったら最上級魔法とかどうなるんですかねぇ

 

見てみたいような見たくないような

 

「まあそれで魔法を込めるには魔術師に頼まないといけないんだけど言いたいのはそれを私にやらせてくれないかっていうことよ」

 

「あなたの剣はかなりいいもので、現代の最高レベルの武器に匹敵するわ、たぶんこれを超えるには伝説級のものじゃないとだめね」

 

「そのレベルの武器に魔法を込めるっていうのはまあ、魔術師にとっては結構名誉なことなの、」

 

「魔法を込めるのは一回限りではなくて何回でもできるし、上書きすることもできるからそこらへんは心配ないわ」

 

 

それで、どうかしら?とアリスが聞いてくるがこの提案こちらに不利な条件がないので特に断る理由がない。

 

その旨を伝え、この件は貸ということでどうかと聞いてみる

 

「貸し1つにするって、別にそんなのはいいんだけど……」

 

そこをほら、なんでもいいから何か一つ

 

「じゃああれね、私に何かあったら助けて頂戴それで貸しはなしにしてあげる」

 

それじゃあ、その条件で頼みます

 

「契約成立ね、それじゃあ込める魔法の種類を決めましょうか」

 

「まずは火ね、私が1番得意なのがこれで、効果は筋力の上昇が主になるわ、あとは福次的な効果で耐久性が上がったりね」

 

「次は水、あまり得意じゃないけどまあ問題ないわ、効果は回復力の上昇が主になるわ」

 

「3つ目は風、これは体に直接影響はないけど周囲の風を操ったりして高速で動いたり、斬撃を強化したりできるわ」

 

「最後は土でこれは耐久性の上昇が主で筋力も上昇するわ」

 

「選択肢はこの4つになるんだけどどうしたい?」

 

4つの選択肢を前にして絞り込みは結構速く済んだ

 

水と風はまあ別にいいかなという感じだ

 

確かに水を選べばこのスペックに回復力までついてくるらしいがそこはまぁ当たらなければの精神でいれば問題ないわけで

 

風については別に筋力上げれば速度も上がるだろうという所詮脳筋思考である

 

そこで残ったのが火と土なわけだが

 

元からキチガイじみているこのスペックにさらに魔法ブーストをかけたらどうなるのだろうかというロマン思考の結果、火を選ぶことにした。

 

アリスの一番得意な属性らしいのでそこらへんも安心である。

 

そんなわけで火属性でお願いしますというのと同じく剣を腰から外してアリスに渡し、薪割りの最中に考えていた牛乳ゲットのためにヤギでも捕まえに行こうとすると何かに引っかかるように身体がつんのめった。

 

何事かと思い後ろを振り返ると、どうやらアリスが俺の裾をつかんでいたらしい。

 

何かまだ用事でもあったんで?

 

「いや、そうじゃないわよ、武器も持たずにいったいどこに行く気なの?」

 

あー、その心配ですか、いやほら今からヤギを捕まえに行こうとしてまして今回に限ってはその剣が邪魔になるんですわ。

 

最悪あの熊相手なら逃げ切るし、オオカミ相手なら素手だってやってやれないことはないわけで。

 

というわけでその剣はしばらく自由に使っていいよと言い残して返事も聞かずに俺は森の中に入っていった。

 

ところでこの世界はファンタジーだからか少々変な生き物も多い、さっきいった熊だってなんか赤くて地球にいるやつよりでかいし、オオカミだって巨大な奴は人間サイズくらいあったりする。

 

……はたしてそんな世界でヤギも地球と同じようなものがいるのだろうか、そしていたとしても生き残れているのだろうか、行く前から不安になってくるが、まあそこはなんとかなるだろうと思いながら俺は森の深いところに入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あまりしゃべらない系主人公。

口を開くと残念になるのが赤クオリティ

なので極力しゃべらないように、しゃべるとしても戦闘時の掛け声とかになるかと

どこの神狩りだよと言われそうだけど気にしない

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